BØY(漫画・アニメ)のネタバレ解説まとめ

『BØY』(ボーイ)とは梅澤春人が1992年から1999年まで『週刊少年ジャンプ』で連載していた少年漫画、ヤンキー漫画。およびそれを原作としたアニメ作品。
私立楽園高校に通う、世界征服の野望を持つ無敵の主人公日々野晴矢と、その仲間達によって繰り広げられるドタバタ劇や熱い戦いを描き、その度に圧倒的な強さで日々野が敵を蹴散らしていく。最終的には必ず「日々野が強い!」という結果で終わる。
「高校対高校」といった王道のヤンキー漫画の要素はそこまで強くはなく、音楽・バンドの要素が強いのが特徴である。

揉山正象の妹・揉山静花が通っている高等学校。地域からは名門のお嬢様学校として知られる女子校で、生徒も品行方正な女子ばかりだが、女の子らしく恋愛にはあこがれを持っている。学園祭はこれまで一般公開されていなかったが今年からチケット制になり、生徒達は素敵な恋人ができるのではないかと期待していた。文化祭のチケットはプレミア価格となって市場に出回っており、一部では偽造チケットが流通しているほどの人気ぶり。

鬼門高校 (きもんこうこう)

素行の悪い不良達が多い事で有名な高等学校。ほかの学校とは異なり、理事長を務める鬼頭烈も暴力行為を容認するなど、実質生徒達は野放し状態になっている。

エデン

青木が経営するライブハウスで、ロックを中心にライブが開催されている。父親の代からの経営で、青木が二代目。「葦怒高校」の鮫島らが大暴れし、出入り禁止となった。その事を逆恨みした鮫島らによって出演者や客に嫌がらせをされ、休業に追い込まれる事となった。しかし、ロックバンド「ファイヤー・ガンズ」の再結成ライブをきっかけに、再び営業を開始した。

STYX (すてゅくす)

海岸北通りにあるバー。主にバイカー達が集っており、バイク乗りでないと入店できない。また客層は外国人が大多数で、そのほかにはアウトローな日本人が集う。暴力と薬物が蔓延しており、伊部麗子ですら危険だと感じている。

その他キーワード

未完の情景 (みかんのじょうけい)

『BOY』に登場する絵画。北原俊太郎が病に倒れた妻のため、病床から見える風景を描いた作品で、制作途中で妻が亡くなったため彩色は完成していないが、その状態で完成とされている。数億円の価値があり、一度は北原の手によって妻の墓に埋められたが、墓を暴いて取りだすものまで現れた。作品を持って日本に戻った北原は、いつかフランスに行った際に妻の墓へ埋め直してほしいと清志朗にこの絵を託している。

太郎のバトルゲーム (たろうのばとるげーむ)

太郎がゲームセンターで、男相手に喧嘩をしていた伊部麗子を目撃して思いついた遊び。太郎が指令役となり、プレイヤーにイヤーマイクを装着する。太郎の言葉通りにプレイヤーは動き、敵と勝負をするといったリアル版格闘ゲーム。初期のプレイヤーは麗子だけだったが、一条誠の介入により離脱。以降荊木、ナオミ、シンジが加わった。 対戦相手となる人物は太郎が街で見つけ、挑発して対戦場所となる地点までおびき出す。主に素行の悪そうな不良がターゲットにされていた。小学生を中心に観戦客を募っており、観戦料を山分けする事で利益を出している。ちなみに麗子は分け前は受け取らず、そのまま太郎に返していた。

暗黒メニュー (あんこくめにゅー)

清朝最後の権力者・西太后が不老不死を得るために食していたとされるメニュー。鬼頭烈が主催する権力者達を集めた「闇の美食倶楽部」でリョウキに再現させていた。若い女性を特別な薬草の風呂に入浴させ、裸体に食べ物を盛り付けたメニューなど悪趣味なものが多い。以前は姫ノ木彩も手伝っていたが、真の目的が姫ノ木ユウキにあると知りかかわわり合いを断った。

『BØY』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

ハレルヤ「世・界・征・服!!これぞわが夢!我が野望じゃ~~~~!!!」

出典: igmonostone.com

ハレルヤの仲間たちはみな夢を持って生きているが、その中でもダントツで壮大な夢を掲げるのはやはりハレルヤ。その圧倒的な強さゆえ、敵の方から仲間にならないかと持ち掛けられることもあるが、自身の世界征服の野望の前にはチンケなことだと一蹴している。物語のラストで一条から正式にバンドに誘われ、一度は「俺様は世界征服で忙しい」と断るも「音楽でも世界征服は出来るんだぜ」の言葉を聞き誘いを受け入れた。加入の条件は「ミソラーメンをおごること」。

一条「人を動かすのは金と暴力だけじゃねぇーってことを音楽が教えてくれたんだ…悔いはねえョ!」

出典: igmonostone.com

中学時代は神崎狂と組んで、不良の中でも恐れられる存在として知られていた一条だがその後音楽と出会い、ツッパルところはステージの上だけと決めロックに打ち込む。このセリフは神崎狂が発した「人を動かすのは金と暴力だよ。てめぇはどーする?」に対する一条の返答。一条が作中一貫して貫いたロックへの想いは、のちにハレルヤにも人生の転機をもたらすことになる。

北原画伯「たとえ何百億円つまれようとも心まで売る気はないわ!」

出典: igmonostone.com

北原画伯はどんなに金を詰まれようとも、妻のために描いた作品・未完の情景を売ろうとはしなかった。本作では、自身が大切にするものは決して譲らない、ハレルヤとその仲間たちの強さが描かれており、特にこのセリフにはそれが端的に表れている。ちなみに戸籍は金に困って売ったらしい。

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