アルカナハート(Arcana Heart)のネタバレ解説・考察まとめ

「アルカナハート」とは、株式会社エクサムが制作・販売を手がける2D対戦型美少女格闘ゲームのシリーズである。「聖霊」と呼ばれる超常的存在と心を通わせあった「聖女」と呼ばれる少女たちが、東京をはじめとした日本各地を舞台に、聖霊の力を巡って引き起こされる事件に立ち向かう物語を描いている。登場人物はすべて女性となっているのが特徴で、見た目はもちろん個性溢れるキャラクター設定などで注目を集めている。

CV:山本麻里安(鼓音)、吉田真弓(小糸)、辻あゆみ(小唄)

舞織と共に春日神宮の巫女を務める少女たちで、鼓音は舞織の姉、小糸と小唄は彼女たちの妹にあたる。
鼓音は御苑女学園の高等部に通っており、聖女としての力では舞織には劣る反面身体能力が非常に高く、この長所を磨くべく空手部にも入って日々鍛錬を行い続けている。男勝りで堂々としているが長女だけあって面倒見が良く、妹たちから頼りにされているところから、四姉妹の大黒柱という感じである。ちなみにあかねとは同級生で、その腕っ節の強さに惚れ込まれてから勝負をせがまれ続けており、鼓音本人は少々困惑している。

鼓音と舞織の双子の妹である小糸と小唄は聖女としての高い潜在能力を秘めているが、まだ幼いので大きな役割を任されることはない。子供らしい明るく元気な性格で人懐っこく、鼓音や舞織を「おねえちゃん」と呼んで慕っている。ちなみに髪飾りを交換して見分けがつかなくするなどの悪戯をするが、舞織にはすぐ見破られ、その度に軽い説教をもらっている。

ミケ

頼子が手にしているこの猫のドクロの杖のようなものがミケ。頼子の不完全な召喚でこの姿となってしまったが、聖霊界では魔王としてその名を轟かせていた。

CV:永野善一

本名「ミケランジェロ」で、自らを「魔王」と自称する悪魔。猫耳のような角と長い牙を生やし、三つ目を持った猫の骸骨の杖のような姿をしている。
普段は黒猫の姿になっており、戦闘時にはこの杖の姿となる。さらに頼子の身につけているマントと帽子もミケの力によるものらしく、特にマントはミケの意思に反応して様々な形状に変化し、攻撃や防御に役立てるミケの手足そのものとなっている。

もともとは聖霊界における「魔界」と呼ばれる領域の支配者で、魔王の肩書きは決して伊達ではない。リリカの父・ライゼルとは盟友の関係にあたり、彼が物質界に行ったことで自身も物質界に興味を持ち、暇つぶしとして頼子の召喚術による呼びかけに応じてしまう。そして不幸にも、その時の頼子の召喚術が不完全なものだったためにこのような姿になってしまったが、ミケ本人は不本意ながらもこれに適応し、それなりに物質界での日々を楽しんでいる。
現在は成り行きとはいえ契約を結ぶことになった頼子を自由奔放にさまざまな場所へと連れ回し、物質界へ来てからの好物としてフレンチクルーラーに目をつけて、頼子の小遣いを勝手に使い込んではガツガツ食べている。そして、サラリーマンに身を落としたライゼルに対しては「情けない」と言い放つほど軽蔑しきっている(「1」「FULL!」のリリカのストーリーモードにおいて、この言葉を聞き咎めたリリカから牙を折ると脅されている)。

エルフリーデ・アッヒェンバッハ

CV:本多陽子

リーゼロッテの生き別れの姉で、既に死亡しているが、魂となってリーゼロッテの持つ上半身だけの人形に入っている。リーゼロッテはこの人形をエルフリーデと認識しており、さらに自分の中にエルフリーデの人格を持っていて、エルフリーデの人格が出ている時は人形を操る力を行使することができる。

スライム

きらが聖霊の力で作り出したスライムで、戦闘時に彼女と一体となって、意思と連動してパンチやキック、投げ技を繰り出すことができる。また、世界中に1体しかいないため、「名で区別する意義がない」との理由から名前は与えられていない。

きらと一体となっていない時は白い鉢巻と目と口が現れ、様々な表情を浮かべる。多少の自我は持っているらしく、時間切れ敗北時にはきらに蹴られてうっとりとした表情を浮かべることがある。

華明芳(ファ ミンファン)

CV:滝田樹里

美凰の開発者である中国人の女性科学者で、きらやキャサリンのライバル兼盟友的存在。
後頭部の髪を纏めた大きなシニヨンと、淡い緑のチャイナ服の上に纏った白衣が特徴的。茶目っ気のある明るい性格で、私生活はグータラダメ人間だが、美凰をひとりで全て設計するなど、科学者としての技量と素質は超一流。
また、自分の体型(特に胸のあたり)にコンプレックスを感じているらしく、美凰の外見に思い切りそれが反映されている。

リーゼロッテに連れられて日本を訪れ、希少な素材を提供して美凰の動力機関を一新してもらうことを交換条件としてミルドレッドの要請に応じ、次元の歪みを臨界まで引き上げる協力をしていた。ちなみに、美凰の研究費用を出してくれているのは中国の軍部であるが、明芳は自分の娘同然の存在である美凰が軍事転用されることを断固として嫌っている。
「1」の物語で美凰に救出されてからは、常にセグウェイに乗りながら彼女と行動を共にしている。

ノーラ・ツンベルク&ローサ・ツンベルク

CV:辻あゆみ(ノーラ)、松嵜麗(ローサ)

ラーゲルクヴィスト家に代々仕えている従者の家系のひとつ・ツンベルク家の出身である双子の姉妹で、ペトラと行動を共にする執事のような存在。
姉のノーラは主に着替えなどの身の回りの世話、妹のローサは紅茶や食事などの用意をそれぞれ担当して行っている。

幼い頃からペトラと共に育ち、ペトラが人事異動を受ける度に引っ越し、海外派遣の任務の際にも必ず同行していることから、ペトラにとっては数少ない、完全に信用できる存在である。ちなみに、年齢はペトラよりも2人のほうが少し上となっている。

ライオンさん、ブリキさん、かかしさん

CV:杉崎亮(ライオンさん)、千葉優輝(ブリキさん)

ドロシーのマジシャンのステージを手伝う3体の仲間たち。それぞれが高い聖霊の力を持っており、自分の意思で行動でき、ドロシーとの意思疎通も図れる。
ライオンの姿をした「ライオンさん」は、ワイルドかつダンディで頼り甲斐があるが高所恐怖症なのが玉に瑕で、ブリキのロボットの姿をした「ブリキさん」はやる気に満ち溢れているがロボットであるためか他の感情には乏しい。そして案山子の姿をした「かかしさん」は喋れないが心優しい性格をしている。

リィナ・ケージ

CV:松嵜麗

ドロシーこと「怪盗オズ」を追うアメリカの熱血女性捜査官で、弱冠16歳でインターポールから協力要請を受けた若きホープとして名を馳せている。ドロシーに負けず劣らずの強い正義感、そして捜査官としての使命感を胸に秘めて、怪盗オズを追いかけている。
ドロシーの勝利シーン及びエンディングにおいて、4人の女性巡査を引き連れて現れる。ちなみに勝利シーンでは飛び去って逃げるドロシーを追うもの、変装したドロシーに気付かずに通り過ぎるものの2種類がある。

普段はアメリカの高校に通う現役の女子高生で、ドロシーとは家も近所で幼馴染の関係にあり、マジシャンと怪盗稼業で勉強を疎かにしていたドロシーに勉強を教えている描写も見られ、親密な関係であることが伺える。
しかし、そのドロシーこそが自分が追いかけている「怪盗オズ」であることにまだ気づいていないらしい。なお、彼女の父親もかつてはインターポール所属の捜査官であり、先代の「怪盗オズ」であったドロシーの父親を追っていた。

恵良(えら)巡査&鬼瀬(おにがせ)巡査&御井(みい)巡査&田主丸(たぬしまる)巡査

CV:近藤真昼(恵良)、加茂朱音(鬼瀬)、辻あゆみ(御井)、木村はるか(田主丸)

インターポールからの要請により、リィナの補佐として彼女に同行する女性巡査たち。髪の色が茶色いのが恵良巡査、帽子を被っていないおかっぱ頭が鬼瀬巡査、眼鏡をかけているのが御井巡査、童顔で背の低いのが田主丸巡査である。

ドロシーの勝利デモにリィナの後ろから付いてくるが、全員変装したドロシーに気づくことなく通り過ぎていってしまう。ちなみに補佐となっているのはインターポールからの要請を受けた日本警察によって無理やり付き合わされているだけで、彼女たちの本心からではない。

ジュゼッパ・バッソ&パルミラ・アンフォッシ

CV:辻あゆみ(ジュゼッパ)、加茂朱音(パルミラ)

エルザとクラリーチェの監視を目的として同行する二人組のシスターで、眼鏡をかけた真面目そうな女性がパルミラで、眼鏡をかけていなく、明るそうな雰囲気の女性がジュゼッパ。エルザまたはクラリーチェの勝利時に現れるが、勝利したのがエルザかクラリーチェかで服の色が異なる。

ジュゼッパはクラリーチェを「お姉さま」と慕っており、姿を見かけては飛んでいって抱き着いてくる。一方のクラリーチェもこのジュゼッパのアプローチに嬉しく思っており、「えこやアンジェリアにもジュゼッパの爪の垢を煎じて飲ませてやりたい」と愚痴っている。
一方のパルミラはこのクラリーチェとジュゼッパのやり取りに呆れた感じで、事あるごとにキツい言葉を浴びせまくる。しかし、エルザは勤勉なので評価している。

クロマシアス

CV:宮本克哉

2本の鋭い角と黒い翼を持つ魔獣の姿をした、30の軍団を指揮する魔界の大公爵。ぶっきらぼうで口が悪いが、嘘や曲がったことを嫌う実直な性格で、過去にクラリーチェに助けられたことに恩義を感じており、憎まれ口を叩きながらも必要とあらば彼女に力を貸すこともある。

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