アルカナハート(Arcana Heart)のネタバレ解説・考察まとめ

「アルカナハート」とは、株式会社エクサムが制作・販売を手がける2D対戦型美少女格闘ゲームのシリーズである。「聖霊」と呼ばれる超常的存在と心を通わせあった「聖女」と呼ばれる少女たちが、東京をはじめとした日本各地を舞台に、聖霊の力を巡って引き起こされる事件に立ち向かう物語を描いている。登場人物はすべて女性となっているのが特徴で、見た目はもちろん個性溢れるキャラクター設定などで注目を集めている。

マーリン

CV:増岡太郎

アンジェリアが常に持ち歩く形で一緒に連れている、ぬいぐるみのような姿をした聖霊界の住人。聖霊界に住む高名な魔術師で、聖霊界にやってきたアンジェリアが初めて会った存在で、彼女に問答無用でお供にされてしまっている。
ビーズクッションのように触り心地の良い柔らかい身体をしており、アンジェリアに枕代わりや武器扱いされるなど散々な扱いを受けているが、魔術師の名は伊達ではなく、いざという時は高い魔力を発揮する。

問答無用でお供にされてしまっているが、マーリン自身は非常に面倒見の良い性格のため、アンジェリアの気が済むまで付き合ってあげることにしている。しかし一方でかなりの常識人であるので、アンジェリアの突拍子もない行動を諭すこともあるが、その度にアンジェリアに殴られている。

兵藤しず香(ひょうどう しずか)

CV:桑島三幸

各作品のストーリーモードの合間のデモに登場するアナウンサーの女性。「1」ではカメラマンと共に東京上空に現れた次元の歪みを都庁付近からレポートし、「2」以降は関東各地や日本中を飛び回って聖霊の力による異変をレポートしてきている。

本業のアナウンサーよりもレポーターとしての仕事が多いことに不平不満をこぼしている。さらに目の前で起こるあまりにも不可思議な現象についていけず、転職を考えるような台詞まで口にしている。

ライゼル・フォン・フェルフネロフ

リリカの父親であり、ミケとは顔見知りの魔界貴族。しかし、物質界に興味を持つやいなや魔界貴族としての優雅な暮らしを捨て、しがないサラリーマンに身を落としている。小遣い稼ぎ程度の副業として頼子の好きなオカルト雑誌で連載を持っている。ちなみに画面中には登場せず、キャラクターたちの会話中にしか登場しない。

カズ

CV:細谷佳正

フルネームは「カズヒロ」で、えこの特殊能力で実体化した彼女の兄。半透明の緑色の体を持ち、大きな頭、長い胴体、短い手足と、その体型にして見た目は子供が描いた落書きそのもの。頭についている一対の羽根と腹に描かれた花が特徴的。

しかし、そのコミカルな見た目とは裏腹に非常に紳士的な性格で、えこを妹として大切に思っている。また、聖霊に近い存在であるために一般人から見れば怪奇現象であり、一般人の前でカズヒロを描いて実態化させることはペトラから固く禁じられている。

『アルカナハート』の世界観・用語

エーテル体

本シリーズの重要なキーワードのひとつで、人間の肉体を覆っている不可視(普通の人間に限る)のエネルギーであり、これを扱う能力を「聖霊力」と呼ぶ。エーテル体が傷つけられると肉体に体のだるさなどの症状で影響が現れるが、時間の経過によって修復される。神依の刀やペトラの銃のようにエーテル体に直接ダメージを与えることができる武器などの手段がある。

聖霊(アルカナ)

本シリーズの重要なキーワードのひとつで、世界に存在する霊的存在。霊・精霊・妖精・天使なども全てこれに該当しており、「純粋な心」を持っている人間にしか、触れたり話したり交流することはおろか見ることすらできない。

聖女(せいじょ)

本シリーズの重要なキーワードのひとつで、聖霊と心を通わせ、契約を交わすことでその力を行使することができる少女たちの総称。この総称は聖霊庁によってつけられ、聖霊と契約できる素質や資格を持った女性が基準となっており、契約によって受ける加護が大きいほど高いランクに分類されている。

幼少期に聖霊が見えること自体が珍しいことではないが、奇異や恐怖の目で見られることが多く、大人たちから偏見を押し付けられることも少なくなく、成長にしたがって見えなくなってしまうケースが多い。逆に、幼少時に聖霊を見ることができなくても、成長過程において何らかの原因で聖女としての能力に覚醒するケースも存在する。

聖霊界(せいれいかい)

聖霊たちが住むとされる世界で、ドラゴンや妖精など、一般的なおとぎ話や神話で語られる幻獣が住んでおり、彼らの体は肉体などの物質的なものではなく、エーテル体で構成されている。このため、本来なら普通の人間では立ち入ることができず、立ち入れたとしても肉体がエーテル体そのものとなって聖霊化し、人間が住む世界である物質界に存在することができなくなってしまう。

フィオナは次元の歪みに飲み込まれて聖霊界に落ちてしまった後、聖霊化したために住人となっている。そしてアンジェリアに至っては、自ら聖霊界に赴いて聖霊化した。

物質界(ぶっしつかい)

人間の住む世界。聖霊界に比べるとエーテル体の量が基本的少なく、エーテル体から成り立った存在である聖霊では、物質界に出入りすることはできても、聖女との契約などによるエーテルの供給なしでは長期間存在することはできない。

次元の歪み

本シリーズの重要なキーワードのひとつで、物質界と聖霊界の境界が曖昧になった状態で起きる異常現象。物質界と聖霊界を隔てる境界線は、通常は聖女であっても見ることはできないが、この異常現象が発生すると聖霊界から非常に濃度が高いエーテル体が流れ込み、霧のような状態となることで聖女たちは視認することができる。

この次元の歪みこそが物質界と聖霊界を繋ぐ通路となっており、これに落ちると聖霊界へと入り込んでしまう。そして、この次元の歪みに入り込んでしまうことが、「神隠し」と呼ばれる行方不明事件の原因となっている。

keeper
keeper
@keeper

目次 - Contents