アルカナハート(Arcana Heart)のネタバレ解説・考察まとめ

「アルカナハート」とは、株式会社エクサムが制作・販売を手がける2D対戦型美少女格闘ゲームのシリーズである。「聖霊」と呼ばれる超常的存在と心を通わせあった「聖女」と呼ばれる少女たちが、東京をはじめとした日本各地を舞台に、聖霊の力を巡って引き起こされる事件に立ち向かう物語を描いている。登場人物はすべて女性となっているのが特徴で、見た目はもちろん個性溢れるキャラクター設定などで注目を集めている。

CV:山岡ゆり

「LOVE MAX SIX STARS!!!!!!」からの参戦キャラにしてストーリーモードの最終ボスで、ヴァイスやシャルラッハロートと同じくドレクスラー機関日本支部で生み出された戦処女のひとり。
アルカナとガイストを同時に扱えることから、機関に成功例として重宝された特別な戦処女「ハイブライド」であり、アルカナと契約していることに加えて竜の顎を模したガントレット状のガイスト「邪竜」のシュヴァルツを両手に装備している。

かつて機関の日本支部がペトラたち西欧聖霊庁の作戦によって壊滅した際の騒動に紛れて脱走し、現在は御苑女学園の一生徒として活躍している。
普段は何事にも前向きな性格の持ち主だが、実家が厳格な旧家族で、家名を背負う母親の厳しい躾を毎日のように受けていて、実家では常に和服に正座をしている。そんな母に反発するかのように外出時には自分が大好きなヒーロー番組のように振舞っていて、自分の持つ力は悪者と戦うためだけに手に入れた力だと解釈していて、こっそり人助けを行うことに生き甲斐を感じている。
そして、はぁとら御苑女学園の聖女が人知れず世界の平和を守っていることを知りつつ、何もできない自分を歯痒く思っていたが、機関で手に入れた力があれば一緒に戦えると考えて「殲滅妖精スバル」を自称して行動を開始する。

《キャラクター特性》飛び道具・対空技・突進技と必殺技の種類がバランス良く揃ったものとなっており扱いやすい。しかし、技名に竜がつく技はシステム上はアルカナ必殺技・アルカナ超必殺技扱いとなっているなど各コマンドが一般的な構成とは異なる点に注意する必要がある。

《契約アルカナ》イコル:「血」の力を司る聖霊で、あらゆる生命の源を象徴する血と、循環を意味するメビウスの輪を模したリングとロングスカートが目を引く女性のような姿をしている。契約者の潜在能力を余すことなく引き出すことができる。

ピストリクス

CV:井澤詩織

「LOVE MAX SIX STARS!!!!!!」からの参戦で、命のアルカナ「パラセ・ルシア」に付き従う少女で、彼女の錬金術によって作り出されたホムンクルス。水棲生物の能力を持っており、体を自由に変化させることができる。

ダークハート

「LOVE MAX SIX STARS!!!!!!」からの参戦で、はぁとと同じ色の髪と、黒衣と黒い帽子が特徴的な謎の少女。はぁとに対して並々ならぬ敵意を抱いており、彼女を付け狙っている。しかし、その敵意の理由も含めて、全てが謎に包まれている。

ボスキャラクター

ミルドレッド・アヴァロン

CV:菊池由起子

「1」のボスで、各国の聖霊庁の総本部である英国聖霊庁の長官であり、聖霊庁の事実上のトップに立つ人物。実年齢は17歳だが若干大人びた顔立ちをしており、襟の張った独特なスーツを身に纏っている。
「1」の最終ステージの1ラウンド目では蛹のような状態で戦い、2ラウンド目では聖霊化し、後ろ髪が伸びて服の色がほぼ白一色となり、その伸びた後ろ髪は天使の翼のような形状に変化し、光に変えて武器に使用することもできる。

弱冠17歳で聖霊庁のトップに登り詰めただけあって、聖女としての力と素質はトップクラスであり、さらに完璧主義者として己を律してその力を使って自分の地位を揺るがす敵や障害となる者を全て排除してきた。しかし、成長していくにつれて自らの聖女としての力が失われることに焦りを覚え、人間から聖霊となったフィオナを参考にして全人類を巻き込んで己を聖霊化させての解決を画策する。
その計画の第一段階として日本聖霊庁のデータベースで「稀代の聖女」と注目されつつあるはぁとに目をつけてリーゼロッテに誘拐してくることを依頼し、美凰の製造者である華明芳を略取し、希少素材の提供を引き換えに協力を仰いだ。このように自らの目的のためには手段を選ばない振る舞いをしている反面、聖霊化してしまったフィオナを不憫に思い、姉のように優しく接する態度を示していることから、フィオナからは「お姉さま」と呼ばれて慕われている。

「2」では光のアルカナに変化し、双子の姉アンジェリアの守護聖霊となって姉妹で襲いかかってくるが、アンジェリアのストーリーモードのエンディングでは「1」での自分の行いの過ちに気づいており、彼女を諭し止める役回りを演じる。そしてフィオナのストーリーモードのエンディングでは、聖霊になることに執着するあまりフィオナの気持ちに気づくことができなかったが、聖霊になった後で理解して謝罪している。フィオナもそれを受け入れ、和解後は彼女が人間に戻る方法を共に模索するようになった。

アンジェリア・アヴァロン

CV:仙台エリ

「2」のボスであるミルドレッドの双子の姉で、10歳の時に自らの意思で物質界から聖霊界に飛び込んで聖霊と化しており、それ以後は歳をとっていない。当初はボス専用キャラクターだったが、後にタイムリリースされてプレイアブルキャラクターとなった。
外見は頭に天使の輪を抱いた長い金髪の幼女で、素肌に白いワイシャツのみを纏っているという刺激的な格好をしている。そして、きらに負けず劣らずの傲慢かつ自己中心的でひねたところがあり、内面にもかなりの子供っぽさを残している。

「1」の物語では、描写こそないがミルドレッドが自分と同じ聖霊となる様子を期待に胸を膨らませて見守っていたが、「2」の物語で聖霊界にて再会した彼女はひどく傷ついて目を覚まさない状態となっていた。そんな妹の仇を取るためにアンジェリアは物質界へと向かう。
そして「2」と「すっごい!」のストーリーモードのラストでは回復したミルドレッドの説得を受けて戦いを止め、彼女やマーリン、そしてフィオナと共に聖霊界への気ままな冒険に出ている。

《キャラクター特性》全体的な動きが速めで使いやすく、さらに強力な技が揃っていて様々な攻め方ができることから攻守ともにほぼ隙がない。そのため、ストーリーモードのボスとしてはもちろん、対戦で敵に回すと厄介な相手となる。「2」と「すっごい!」のストーリーモードでは2連戦で彼女と戦うことになり、1戦目はアルカナなしで戦うが、2戦目は常にアルカナのミルドレッドが出現している状態で戦うことになる。この時は激しい攻撃が予想されるので、ミルドレッドに攻撃を与えて一定時間姿を消させるようにしながら戦うと有利になる。

《契約アルカナ》ミルドレッド:「光」の力を司る聖霊で、「1」のはぁとたちとの戦いにおいて傷ついて次元の歪みに飲み込まれ、聖霊界へと落ちていった。そこでアンジェリアと再会し、彼女による聖霊の力での手当てを受けたことで回復と同時に飛躍的な進化を遂げ、アルカナとなる。そして、幼かった頃と同様、無茶をする姉を後ろからフォローしていく。

神霊兵器ラグナロク

ドレクスラー機関が持てる全ての科学・技術力を注ぎ込んで創造し、完成させた巨大機械兵器。「3」の最終ボスにしてCPU専用キャラクターで、ドレクスラー機関はこの兵器を使って日本列島を沈没させる計画を実行に移そうとしている。

機関の活動最盛期に完成した特殊聖霊貫通弾「グングニル」に関する研究をもとに建造され、その他にも投擲型聖霊カノン砲「オーディン」、8連クラスターロケット「スレイプニル」など、禁断とされる魔界の力を応用された武装や回路が内蔵されている。また、原動力でもある聖霊エネルギーの供給源を機体の核に接続し、破壊力に還元したエネルギーで標的を口撃することもできる。
こうした機体性能と殲滅力は一国はおろか大陸ひとつを崩壊させるほどと言っても過言ではなく、「最終戦争」を意味するその名に恥じないものとなっている。

右翼・左翼・頭部・胸部・腹部の5箇所にそれぞれはめ込まれた5つの聖霊石のみに当たり判定があってそこが弱点となっており、制限時間内に全ての聖霊石を破壊して勝利するとエンディングとなる。しかし、制限時間内に破壊できずに体力差で勝利した時はラグナロクが富士山の火口をグングニルで攻撃し、噴火によって日本沈没を引き起こすバッドエンドとなってしまう。
「SIX STARS!!!!!!」ではみのりに倒され、その残骸が背景として登場するのみとなっている。

パラセ・ルシア

CV:小野涼子

「すっごい!」から登場する隠しボスにしてCPU専用キャラクターで、聖霊界でもその名を轟かせる伝説の女性。
生前はルネサンス期にて医師と錬金術師の二つの顔を持って活躍し、死後も研究を続けた末に聖霊となったものとされており、自らを「命のアルカナ」と称している。
アンジェリアが企てた計画と、それを阻止するべく奮闘するはぁとたちが現れたことに興味を抱き、彼女たちの強靭な生命力を試すために物質界に現れる。あわよくばその命を手中に収めるため、四大元素の力を封じ込めた4色の魔石「ラピス」を武器に使い、計画の阻止を果たしたはぁとたちに戦いを挑んでくる。

普段は黒いベルベットスカートと赤いシャツの上に白衣をかけ、眼鏡を着用した学者然とした服装だが、戦闘時ではロングストレートの白髪とエルフのような長い耳、褐色肌に長いマントに白いチュニックという非常に露出度の高い服装へと変化する。
考えることが大好きな学者肌の人物だが、物事を倫理的に考えることが苦手であり、善悪の基準が極めて曖昧となっている。生命そのものに尋常でない興味と執着心を抱いており、一方で何も考えずにその日をダラダラと暮らしている人間を強く忌避している。また、鉱物や魔石の収集と精錬が趣味で、過去に何度か物質界にやってきて素材の探索と収集を行っているが、生命への興味と執着心と、物事の善し悪しを無視した行動で様々な騒動や事件を起こしており、神依に何度か追い返されたことがある。

隠しボスだけあって全体的な性能は桁外れで、高威力の必殺技や多数の状態変化技、さらにゲージの上昇率が異常なまでに高く常に満タンの状態に近く、超必殺技を連発してくることもある。唯一の弱点として防御力は全キャラクター中最低クラスとなっているが、ダメージを与えても体力を徐々に回復する特殊技でカバーしてくる。そのため、プレイヤー側は激しい攻撃を掻い潜りながら、高威力の連続技などを決めていく必要がある。

その他のキャラクター

春日鼓音(かすが つづね)&春日小糸(かすが こいと)&春日小唄(かすが こうた)

画面左下の銀色の短髪の少女が鼓音で、右下の青の髪飾りの少女が小糸、そして左上の紫の髪飾りの少女が小唄。ちなみに鼓音は舞織に負けず劣らずのグラマラスな体型で、プレイヤーたちの人気を集めている。

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