海皇水精鱗デッキ(遊戯王)の特徴・回し方・対策まとめ【マーメイル】

『遊戯王』の海皇水精鱗デッキは、海皇と水精鱗(マーメイル)のシナジーで敵を圧倒する構築だ。墓地に送られたときに効果を発揮するカードが多く、カードをゲームから除外する効果を持つ「マクロコスモス」などの対策が必須となる。
ここでは海皇水精鱗デッキの特徴・回し方・対策をまとめた。

遊戯王の海皇水精鱗デッキの特徴&回しかた まとめです。

現在 海皇水精鱗での主な使用カード

遊戯王の海皇水精鱗デッキの特徴&回し方 まとめです。

現在 海皇水精鱗での主な使用カード

・海皇子 ネプトアビス
・水精鱗-メガロアビス
・海皇の重装兵
・海皇の狙撃兵
・海皇の竜騎隊
・瀑征竜-タイダル(4月から禁止カードに)
・氷霊神ムーラングレイス
・深海のディーヴァ
・ジェネクス・ウンディーネ
・ジェネクス・コントローラー

海皇水精鱗は、水属性のコストで墓地に送られたときに効果を発動する能力で敵を圧倒するデッキです。
主に海皇と水精鱗は背景ストーリーと関わりがあるところからシナジーが強く絡みあってるデッキなのと、最近では海皇・水精鱗両方の名前が入っているネプトアビスなど仲直りか和解があったのか分かりませんが、回り方がさらに多様化してきました。
2015年4月の環境では優勝候補のカテゴリー。手札のヴェーラー・除外に弱いのでなんとも言えませんが、ガチ候補には入ると思います。いわゆる手札誘発にも弱くて、ステータスも低いので楽に対処されてしまいます。除外にも弱いのでダークロウやマクロコスモスの対策も必須です。
今回はそんな海皇水精鱗のデッキを見ていきましょう。

ABYSS RISINGで登場した「水精鱗」と名のついたモンスター群を中心としたデッキ。
手札を捨てる事でサーチ・サルベージを行いつつパーツを揃え、リクルート・蘇生等の豊富な特殊召喚手段によってエクシーズ召喚・シンクロ召喚を行いデュエルを進める。

出典: yugioh-wiki.net

遊戯王では、水属性のサポートカードは主にコントロール色が強いので水精鱗との相性も抜群です。1枚アドバンテージが稼げるサルベージや水霊術―葵など、手札をピーピング出来るカードも使えるのも特徴の1つですね。筆者は、海皇水精鱗にフィッシュボーグ・アーチャーやサルベージなどを入れていました。特に海皇水精鱗でレベル7は出しやすい部類なのでそのままグングニールが出しやすい構築にしていました。なんせターミナルのウルレアグングを使えるデッキは限られてますからね(笑)

海皇水精鱗の主要カード

出典: yugioh-list.com

海皇デッキはとりあえず墓地メタと、打点を対策させられない様に動くことを前提にプレイングを進める。

海皇水精鱗の対策には、墓地で発動する効果や手札から水属性モンスターを墓地へ送ることで発動する効果が多いため、マクロコスモスやダークロウなどの除外カードを対策することが必須です。
特に海皇の動き方は墓地に送られてというのが最低条件なので、実は【それらを割るカード】を採用するのが大会で勝つコツになります。
多くの大会で優勝しているデッキではサイドにラヴァゴーレム・サイクロンなどを搭載しているのが多いのがそれで、回す事前提のデッキになると途端に何も出来ずに終わってしまいます。
海皇では主にエンジンカードと、対策カードのバランスを考えるのが海皇水精鱗デッキのキモですね。

筆者が海皇を使用した際に一番辛かったのはマクロコスモス等の対策でしょうか。海皇は効果の発動時に墓地に送る必要があるので、マストカウンターで止められる悲惨な事になります。現状ではクリフォートや、マドルチェなどの必須カードにサイクロン等を打つとそのまま破壊できるカードが無くなってしまいます。
出来る限りこちらは海皇の効果で各種対抗して除外は容赦なく破壊するのがベースにあると思います。また、墓地に水が四枚の場合にネプトアビスにうさぎを打たれると、コストとネプトアビスで墓地に水属性が6体になってしまいますので注意!
対抗策のムーラングレイスが出せなくなります。

《海皇子かいおうじ ネプトアビス》 効果モンスター
星1/水属性/海竜族/攻 800/守 0
「海皇子 ネプトアビス」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):デッキから「海皇子 ネプトアビス」以外の
「海皇」モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
デッキから「海皇子 ネプトアビス」以外の「海皇」カード1枚を手札に加える。
(2):このカードが水属性モンスターの効果を発動するために墓地へ送られた場合、
「海皇子 ネプトアビス」以外の自分の墓地の「海皇」モンスター1体を対象として発動する。
そのモンスターを特殊召喚する。

出典: yugioh-wiki.net

ネプトアビスは念願の海皇・水精鱗両方の名前を持つカードです。なので、アビスリンデからのサーチも出来るし、竜騎隊からのサーチも行えるなんでもござれのカード(古い)。
レベル1なのでディーヴァからサーチが行えますし、さらに効果を発動するのはコストなのでうさぎなどで妨害されても、ネプトアビスの効果で墓地に送った海皇は効果を発動出来ます。しかも安い。

特にこのカードをコストで落とすと、海皇を墓地から特殊召喚出来ます。そこでサイレント・アングラーと墓地に送った竜騎隊でバハムート・シャークを出すのが最近の筆者の日課です。

― 海皇の竜騎隊 ―

海皇の竜騎隊で好きな海竜族をサーチ。

海皇の一番の利点といえば、海皇の竜騎隊による海竜族専用のサーチが非常に強いという点が挙げられます。

《海皇かいおうの竜騎隊りゅうきたい/Atlantean Dragoons》 †
効果モンスター(準制限カード)
星4/水属性/海竜族/攻1800/守 0
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
自分フィールド上のレベル3以下の海竜族モンスターは
相手プレイヤーに直接攻撃できる。
また、このカードが水属性モンスターの効果を発動するために墓地へ送られた時、
デッキから「海皇の竜騎隊」以外の海竜族モンスター1体を手札に加える。

出典: yugioh-wiki.net

エアーマンと同じ過労死の1体。主にフィールドに出されずに、墓地に送られて効果を発揮する模様。竜騎隊といい1800という打点は何かしら特別な効果をもつステータスなのでしょうか。
そんなことはさておき、海皇ではこの竜騎隊は一番重要なカードではないかなと思います。このカードを如何に使いまわせるかが、海皇水精鱗の醍醐味とも言えるでしょう。

― 海皇水精鱗以外の主要カード ―

深海のディーヴァ・ジェネクスなど、幅広いシナジーが魅力的。

海皇の効果発動の条件は主に水属性のコストで使われることが前提なので、水属性のコストとして発動するカードは全て海皇で悪用される可能性があるということです(笑)

特に海竜族のディーヴァはその1つで、モンスターを直接特殊召喚出来るのは大きい。また、ウンディーネでこつこつアドを稼げるのもいいし、アーチャーで墓地から召喚権を使わずにチューナーを場に出せるのも大きい。
多様性がある分火力が無いので、スキルドレイン・ヴェーラーには注意しましょう。

シンクロではたつのこが欲しいですね。(高い。本当に高い。)

深海しんかいのディーヴァ/Deep Sea Diva》 †
チューナー(効果モンスター)
星2/水属性/海竜族/攻 200/守 400
このカードが召喚に成功した時、
デッキからレベル3以下の海竜族モンスター1体を特殊召喚できる。

出典: yugioh-wiki.net

ディーヴァはデッキからレベル3以下の海竜族を特殊召喚できるカード。主にネプトアビスや各種海皇を特殊召喚するのが目的です。また、ディーヴァの回し方にはムーラングレイスまでの流れがあり、ヴェーラーで阻害されない限り先行で行えばかなりのアドが稼げます。レベル2を出せばワンキル率を高められる”キャット・シャーク”や”セイントレア”などのランク2なども出せますし、レベル3で狙撃兵を出せば、攻撃が通り次第竜騎隊をだしそのままトリシューラの構えが出来ます。

《フィッシュボーグ-アーチャー/Fishborg Archer》 †
チューナー(効果モンスター)
星3/水属性/魚族/攻 300/守 300
このカードが墓地に存在し、
自分フィールド上にモンスターが存在しない場合、
手札の水属性モンスター1体を捨てて発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
さらに、この効果で特殊召喚したターンのバトルフェイズ開始時に
水属性以外の自分フィールド上のモンスターを全て破壊する。
「フィッシュボーグ-アーチャー」の効果は1ターンに1度しか使用できない。

出典: yugioh-wiki.net

フィッシュボーグ・アーチャーは、墓地にいても手札の水属性をコストに発動するとそのまま特殊召喚できるというカード。
レベルも3なので、水精鱗のレベル4帯とシンクロすれば月華やグングなどのレベル7モンスターをシンクロ召喚出来ますしレベル7のディニクアビスなどとシンクロすれば打点が高いレベル10シンクロへと繋げられます。

後はコストとして捨てているので、海皇の効果も発動出来ます。あまり得策とは言えませんが、アビスフィアーの一連でパイクまで出せばそのままレベル3なのでサーチが出来ます。

ジェネクス・ウンディーネ

効果モンスター
星3/水属性/水族/攻1200/守 600
このカードが召喚に成功した時、
デッキから水属性モンスター1体を墓地へ送って発動できる。
デッキから「ジェネクス・コントローラー」1体を手札に加える。
コストで水属性を送ってジェネコンを引っ張ってこれます。打点が低く頼りないですが、各種海皇がそれをサポートしてくれます。
ただ、これから海皇系のサポートが出てきたら抜ける1枚ではないかなと思います。
安定性があるのですが、それ以上の互換カードが出る可能性があれば、他のカードは必要なのですが、この枠しかないんで難しいところです。

ジェネクス・ウンディーネは、コストで水属性を墓地に送れて手札に1枚アドを稼げる優秀なカード…なのですが、ディーヴァで出せても効果が発動できないしデッキにジェネコンが無い場合発動自体が出来ないので手札で腐ってしまいます。
このカードを採用するのは、殆どジェネコンを2枚以上搭載しているのが前提というひとも多いですが、現在では貪欲・強欲な瓶などでデッキに回収することが前提の動きになってきます。
特にネプト・竜騎隊を再利用する際にどうしても墓地に送ってサーチをしないといけない場合はこのウンディーネを出すといいでしょう。また、墓地にジェネコンがいればその際にデッキに戻せば早く動くことが出来ます。
ジェネクス1枚で動くならこの戻すプレイングと運を味方につけましょう。

追記 たつのこ とシンクロしてドゥローレンが出せるんですよね。
なので腐ることも無いので、3積みしてもいいかもしれません。ただ、かなり高いカードばかりなので資産には気をつけましょう。

大会で採用されている 海皇水精鱗の上級モンスターたち

tkhrhs297
tkhrhs297
@tkhrhs297

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