目次

  1. UpperDeckとは?
  2. UpperDeckが働いた暴挙の数々!
  3. 暴挙その1.遊戯王ルール裁定を変えてしまった
  4. 暴挙その2.露骨すぎる封入率操作
  5. 暴挙その3.突然の販売方針変更。ファンも小売店も大混乱!
  6. 暴挙その4.海外オリジナルのチートカードを製作!
  7. 暴挙その5.UpperDeckの大会でコナミのカードは使用不可
  8. 暴挙その6.コナミ大激怒! グールズ顔負けの『カード大量偽造事件』!
  9. 最後に:綺麗なアッパーデック! 難病の子供にオリジナルカードを製作。
  10. 【コチラもおすすめ】『偉大なる戦士タイラー』が載っているまとめ記事
  11. コナミの暗黒面!ゲーム版遊戯王が「カードのおまけ」といわれるようになった理由

UpperDeckとは?

Upper deck 301 235

UpperDeck(アッパーデック)とは、かつて海外(北米)での遊戯王カード販売を行っていた会社です。
コナミから正式に事業を委託されており、『遊戯王5D's』の初期ごろまで北米での販売業務を行っていました。
販売の他にも海外オリジナルのカードの作成やイラストの変更、独自のレギュレーション(特定カードの規制・制限)を制定したりしていました。頻繁に海外での大会を開いたりなど、海外で遊戯王といえばUpperDeckというほど有名でした。

UpperDeckが働いた暴挙の数々!

最初は堅実に業務を行っていたアッパーデックですが、次第に業務が不穏な方向に動き出しました。
遊戯王カードといえば日本のみならず、世界中にプレイヤーがいる大人気TCGです。当然売れ行きも良い。漫画『遊戯王』でも、主人公の遊戯がカードのパックを買い、笑顔でカードを確認するシーンがありました(そこで後にグールズ戦でのキーカード、『光の封殺剣』を手に入れた)


このように遊戯王プレイヤーはもちろん、コレクション目的でも購入することが多いです。売れ行きが悪いはずがありませんね。
そのあまりの儲かりっぷりに目がくらんだのか、アッパーデックはコナミやファンが意図しない販売方法を行うようになりました。

81a1cb94 s

『光の封殺剣』を手に入れてテンションがあがる遊戯

暴挙その1.遊戯王ルール裁定を変えてしまった

71761ccc

ゲームの根幹となるルールそのものを 日本と海外で変えてしまう。

出典: WWW49.ATWIKI.JP

当然ですが、遊戯王カードはTCGなのでルールがあります。ルールが共通しているからこそ、言語圏の違いで言葉が通じない人同士でも対戦が出来ます。
ところがアッパーデックは、海外での遊戯王のルールを変えてしまいました。これにより日本で出来る事が海外で出来ないという事が起こってしまいました。

暴挙その2.露骨すぎる封入率操作

遊戯王カードのパックを買うと、まれに凄いレアカードを引くことがあります。
こうしたレアカードは確実に入っている訳ではなく、封入率を下げて手に入りにくくするのが普通です。「どうしてもあのカードが欲しい!」と、同じパックをいくつも買った人も多いはず。
アッパーデックはこの封入率を露骨なまでに下げ、パックどころか箱単位で大人買いしないと引けないようにしてしまいました。

日本では文字レアでの収録だったため、遊戯王のゲーム性そのものを変えてしまったとまで言われるダーク・アームド・ドラゴンを 数箱に1枚しか存在しない 「シークレットレア仕様」に変更。

出典: WWW49.ATWIKI.JP

日本ではわりと簡単に引ける『ダーク・アームド・ドラゴン』ですが、海外では箱単位で大量に買わなければ引けないほどに封入率が下げられました。
一時期1枚2万円前後で取引されるほどだったと伝わっています。


ちなみにこの『ダーク・アームド・ドラゴン』は強力な効果のわりに召喚条件が甘いモンスターで、日本で猛威を振るったカードです。それを踏まえれば極端に低い封入率も、意外と妥当なんじゃないかと思えてしまいます。もちろん販売方法としては異常というのに変わりませんが。

Card1002202 1

星7/ 闇 属性/ドラゴン族/ATK2800/DEF1000
このカードは通常召喚できない。
自分の 墓地 に存在する 闇 属性モンスターが 3体 の場合のみ、このカードを特殊召喚する事ができる。
自分の墓地に存在する闇属性モンスター1体をゲームから除外する事で、フィールド上のカード1枚を破壊する事ができる。

暴挙その3.突然の販売方針変更。ファンも小売店も大混乱!

海外の遊戯王カードには、初回生産版である『1st Edition』(1st)と、 それ以降に生産される『Unlimited』(アンリミ)が存在します。
新しいカードが登場する場合、まずは1stを販売店などに卸し、その後にアンリミの生産に取り掛かるのが普通です。もちろん販売店や問屋も、そのつもりで動いており、特別な売り方をするなら事前に連絡することが必須です。
ところが……。

他にも、The Duelist Genesis発売時には一般客はおろか問屋や販売店にも知らせずに商品の大幅な仕様変更を行い、大きな混乱を招いた。

出典: YUGIOH-WIKI.NET

そしてアッパーは、GX時代(『Light of Destruction』まで)まではまず1stのパックを問屋に卸し、その後アンリミの生産に取りかかる……という方法をとっていた。





5D's初のパックとなる『The Duelist Genesis』では、小売に何の通達もなしにいきなりTin缶と呼ばれる セット缶限定 に変更。
プレイヤーはもちろん、小売業者も巻き込む阿鼻叫喚の大騒動となった。

出典: WWW49.ATWIKI.JP

当初はパック販売として告知していたものを、アッパーデックは直前になって販売方法を変えてしまいました。Tin缶と呼ばれる販売方法です。
これには販売店だけでなく、プレイヤーも困惑。両者とも「話が違う!」と大混乱だったそうです。

2012032719183613e

Tin缶の例

缶箱(Tin)にブースターパックや特典カードを封入したパッケージ商品。
 市販のブースターパック4~5パックと、1枚以上の特典カードで構成されていることが多い。

出典: YUGIOH-WIKI.NET

ちなみに『1stは一回しか生産されない為、レア度が高く、値段も高くなる』傾向にあります。
これを覚えておきましょう。後にアッパーデック最大の暴挙に繋がるポイントです。

暴挙その4.海外オリジナルのチートカードを製作!