徳川茂茂(銀魂)とは【徹底解説・考察まとめ】

徳川茂茂(とくがわ しげしげ)とは、SF時代劇風少年漫画『銀魂』(ぎんたま)の登場人物で、江戸幕府第14代征夷大将軍。
将軍職にあることは事実だが、幕府は宇宙規模の秘密結社「天導衆」の傀儡と化しており、肩書きに見合うほどの権力は持っていない。しかし器量と人格は将軍にふさわしいものを持ち、信頼できる者たちと協力して天導衆の支配を打ち破る計画を進める。出オチ同然のギャグキャラクターだったが、物語終盤で“主人公たちが犠牲を払いつつ守り切った後に別の場所で暗殺される”という衝撃的な形で退場した。

徳川茂茂(銀魂)の概要

徳川茂茂(とくがわ しげしげ)とは、SF時代劇風少年漫画『銀魂』(ぎんたま)の登場人物で、江戸幕府第14代征夷大将軍。
将軍職にあることは事実だが、幕府は宇宙規模の秘密結社「天導衆」の傀儡と化しており、肩書きに見合うほどの権力は持っていない。しかし器量と人格は将軍にふさわしいだけのものを持っており、彼に個人的に心酔する多くの部下たちと共に天導衆の支配を打ち破る計画を進めている。

登場するたびにひどい目に遭う出オチ同然のギャグキャラクターだったが、「将軍暗殺篇」ではキーパーソンとして活躍し、“主人公たちが犠牲を払いつつも守り切った後に、別の場所で暗殺される”という衝撃的な形で退場。作品の雰囲気を大きく変え、物語がクライマックスへと突き進むきっかけとなった。

徳川茂茂(銀魂)のプロフィール・人物像

誕生日:6月22日
身長:175cm
体重:74kg
一人称:余
下着:ブリーフ派

CV:小野友樹
演:勝地涼

温厚で聡明、高潔かつ誠実な好青年。将軍としての風格をまとってはいるが、地位や立場で人を差別するようなことはなく、街中で出会った主人公坂田銀時(さかた ぎんとき)やその仲間たちにもごく普通に接している。
作中では様々な理由で強引にパンツ1枚にされることが多く、銀時たちによれば「股間は足軽」とのこと。物語に登場するたびに街中をパンツ1枚で疾走させられたり、記憶を失ったり、雪山で遭難したりと散々な目に遭っているが、それを理由に周囲に当たり散らすようなことはしない懐の深い人物。

先代の将軍である徳川定定(とくがわ さださだ)、次期将軍の座を狙う徳川喜喜(とくがわ のぶのぶ)など多くの政敵に囲まれており、これらを打ち破りその背後にいる天導衆の支配からも脱しようと足掻いている。その人柄と器量だけで多くの味方を集めており、中でも警察庁長官の松平片栗虎(まつだいら かたくりこ)とは年齢を超えた悪友の間柄。
幕府転覆を目論む攘夷志士の桂小太郎(かつら こたろう)とは、偶然から交流して互いの力量を認め合っている。それぞれの立場から決して相容れることはないとはしつつ、「もし相手が倒れたら、代わりに自分が国を導く」ことを誓い合い、同志にも似た絆を結ぶ。実際、茂茂が暗殺された直後に桂は国家転覆のための本格的な活動を開始している。

御庭番衆の服部全蔵(はっとり ぜんぞう)とは、幼馴染にして立場を超えた親友。彼からは手裏剣術と授業中にこっそり読む漫画のおもしろさを教えられている。

徳川茂茂(銀魂)の来歴・活躍

御庭番衆との絆

全蔵(右)から「授業中に漫画を読む術」を教わる茂茂。

第13代征夷大将軍の徳川定定(とくがわ さださだ)に「自分の次に将軍に据える操り人形」として目を付けられ、そのための教育を受けて育つ。そんなある日、自身を狙う暗殺者に狙われるも、影武者が身代わりになったことで九死に一生を得る。
しかし茂茂は「自分と同じ顔をした同年代の子供が犠牲になった」という事実に衝撃を受け、側仕えの六転舞蔵(ろってん まいぞう)に彼らが何者なのかを問い質す。自分を守るためだけに命を費やす御庭番衆の存在を知った茂茂は、「彼らにだけ命を懸けさせるわけにはいかない」と考え、暗殺者に連れ去られた“自分の替え玉の少年”を助けるために動き出す。

御庭番衆の一員で茂茂と同年代の少年忍者服部全蔵(はっとり ぜんぞう)は、「将軍なんかのために命を投げ捨てなければならないなんて納得できない」と任務にやる気を持てずにいたが、「命に代えても守れ」と教えられていた茂茂が自分たちの仲間を助けるために己も命を懸けようとしていることを知り、それが口先だけではない本気の決意であることを目の当たりにして衝撃を受ける。救出作戦自体は成功するも、その中で茂茂が深手を負ってしまい、事情を知った六転は頭を抱えることとなる。
ここで茂茂は救出した影武者に自分を演じさせ、自身は傷が癒えるまで御庭番衆の隠れ里で過ごすことを提案。かくして回復するまでの数か月を茂茂は全蔵たちと過ごし、対等の友人として強い絆で結ばれていく。将軍を嫌っていた全蔵は、「この男だけは違う」と茂茂に強い敬意を抱き、いつか彼のために戦い、死ぬ時は彼のために死ぬことを望むようになっていった。

将軍就任

やがて成長した茂茂は、第14代征夷大将軍に就任。この時幕府は前将軍である定定と、天人と呼ばれる宇宙人たちの傀儡と成り果てており、形ばかりの幕府の最高責任者だった。
茂茂は「このままでは国が食い荒らされていくだけだ」と考え、定定と天人たちの支配を打ち破るための力を少しずつ集めていく。警察庁長官の松平片栗虎(まつだいら かたくりこ)、攘夷戦争でも活躍した剣客集団真選組(しんせんぐみ)など、茂茂の高潔な人柄に惹かれた有能な人材が集う中、江戸市中の査察にも頻繁に赴く。そこで万事屋(よろずや)を経営する坂田銀時(さかた ぎんとき)とその仲間たちと出会い、「なんで将軍がこんなところに」と慌てる彼らの必死のフォローが逆効果になってパンツ1枚に剥かれたり、雪山で遭難したりと散々な目に遭う。

街中で頭を打って記憶喪失になった際には、ひょんなことから幕府転覆を目論む攘夷志士たちの仲間入りを果たし、そこで彼らのリーダーである桂小太郎(かつら こたろう)と対面。桂に攘夷志士のなんたるかを叩き込まれる中で記憶を取り戻すも、「幕府を倒そうとしているのがどのような男か見てみよう」との好奇心から何も知らないふりを続ける。
桂も途中で茂茂が記憶を取り戻していることには気付いていたが、「自分たちが倒すべき将軍の器量を確かめる良い機会」と捉えてこれを泳がす。やがて2人は茂茂を狙う暗殺者を退け、互いの力量を認め合った上で「もし相手が志半ばで倒れた時、自分がその後を継いでこの国を守る」との約束を交わして別れることとなった。

将軍暗殺

茂茂を守らんとする銀時(左から3人目)たち。彼らの奮闘はいったんは実を結ぶが、茂茂は後日別の場所で暗殺される。

やがて銀時たちは定定と全面的に対決することとなり、これを好機と捉えた茂茂は自分の味方を集めて定定の排除に乗り出す。これは成功するも、自分たちに反抗した茂茂を天人たちを裏で操る宇宙規模の秘密結社「天導衆」(てんどうしゅう)が許すはずもなく、茂茂を暗殺して次代の将軍の座を狙う一橋喜喜(ひとつばし のぶのぶ)を新たな傀儡に担ぐ計画が動き出す。
逸早くこの動きをつかんだ御庭番衆は、茂茂とその妹であるそよ姫を守るため、彼らを自分たちの隠れ里に匿った上で「自分たちによって茂茂は暗殺された」という状況を作り出す。御庭番衆随一の使い手である全蔵が、かつて茂茂に命を救われた影武者扮する偽茂茂の首を獲り、暗殺の証拠にするという念の入れようだった。

あまりに手際が良すぎたことから天導衆はこの計画を見抜き、本物の茂茂が身を隠す御庭番衆の隠れ里を襲撃。計画の失敗を悟った全蔵は、今こそ茂茂のために死ぬ時だと天導衆を相手に獅子奮迅の戦いを繰り広げる。銀時たち万事屋や真選組が決死の覚悟で道を切り開き、どうにか茂茂は脱出に成功。江戸城を追われるも、京都周辺の味方勢力と合流し、天導衆との決戦のために戦力の再編に取り掛かる。
しかしその矢先、喜喜に家族を人質に取られた幼馴染の友之助(とものすけ)に毒を打ち込まれてしまう。もはや自分は助からないと察した茂茂は、1人そよ姫の下を訪れ、「茶をいれてくれ」と伝える。妹の入れてくれたぬるい茶を飲み、昔から変わらない味に苦笑しつつ、そのまま息を引き取った。

茂茂の死は登場人物たちに衝撃を与え、将軍を守れなかった罪で真選組は解体。親友を守れなかった全蔵はショックで戦線を離れ、桂はかつての約束がために本格的な国盗りに動き出す。銀時たち万事屋もその激動に飲み込まれ、ここから物語は一気にクライマックスへと雪崩れ込んでいく。

徳川茂茂(銀魂)の関連人物・キャラクター

そよ姫(そよひめ)/徳川そよ(とくがわ そよ)

実妹。高い身分にあるが屈託のない性格で、たびたびお忍びで城下に出掛けては友達と遊んでいる。主人公の銀時たちとも交流があり、幕府関係の物語が進行する際はその窓口となることもしばしば。
茂茂のことを兄として敬愛しているが、将軍となってから忙しそうにしている彼を心配し、「ゆっくり休まないといつか倒れてしまう」とたびたび伝えていた。彼女の入れてくれるぬるい茶を飲みながら一息つくことだけが茂茂にとっての休息であり、彼が最後に望んだのも妹とその時間を過ごすことだった。

renote.net

服部全蔵(はっとり ぜんぞう)

御庭番衆最強の男。銀時にも匹敵する高い戦闘能力の持ち主だが、痔に苦しんでいる。
子供の頃は「将軍なんかのために命を懸けるなんて下らない」と考えていたが、仲間を救うために自身も命を懸けた茂茂のことを見直し、彼と強い友情で結ばれる。茂茂もまた全蔵を「掛け替えのない友」だと認識しており、彼が死を覚悟して暴れ回っていることを知った際は「私の友を助けてくれ」と銀時に依頼している。

renote.net

桂小太郎(かつら こたろう)

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