目次

  1. 「竜宮篇」の基本データ
  2. 見どころ
  3. 老人化した銀さんと桂さん
  4. 基準がよくわからない亀梨による「戦闘能力」の評価
  5. 物語の核心
  6. 最後はやっぱりかっこいいこのふたり
  7. 最高の笑顔
  8. まとめ

「竜宮篇」の基本データ

漫画ではマンガ第百七十四-百八十二訓に掲載、コミックスは第20-21巻に掲載されています。

アニメでは第115-118話で放映され、 DVDはシーズン其ノ参4-5巻に収録されています。

夏休みにぴったりの(?)海が舞台のエピソード。
老人になった銀さんや桂さん(後からは神楽ちゃんや九兵衛も)のレアショットや、フリーダムになったあまりまっぱで飛び跳ねる新八、アニメでは大人の事情で目の部分に黒い線が入っていた有名人のカットなど、ギャグ要素満載です。
それと同時に、「若さと美」に執着する心、本当に大切なものは何なのか、など考えさせられる要素もあって、それがこのエピソード全体に深みを与えています。

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海で監視員のバイトをしていた万事屋たち。亀の甲羅を被ったみるからに怪しげな男(亀梨)が盗撮しているのを見つけて捕まえます。この亀梨が「竜宮城のガイド」だと聞き、銀さんたちは彼の案内で竜宮城に連れて行ってもらう事に。
途中同じく竜宮城に向かうお妙と九兵衛(ガイドは梅○○○似の方)、長谷川(ガイドはいかつい顔の船長)、桂(何故か天竺へ向かうと勘違いしているww)と出くわしますが、ここでガイド同士の争いが勃発!その煽りを食らって銀さんたちの船は転覆してしまいます。

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無人島に流れ着いた新八。目をあけてみると自分以外には誰も見当たりません。
最初はパニックになった新八でしたが、「いや、今はむしろこの状況を楽しめ、新八!」と自分に言い聞かせ、海辺をオールヌードで走り始めます。
「僕はこの星の一部であり、星は僕の一部だったんだ。僕は一人じゃない!」
そんな悟りの境地で大きくジャンプしたら、あれ?向かいから他の誰かがジャンプしてくるよ?

「・・・ホントにひとりじゃなかった」
そう、その島に流れ着いていたのは新八だけではなかったのです。ちなみにもう一人まっぱでジャンプしていたのは、長谷川でした。

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その他、「カメハメ波」を出そうと必死になっている銀さん、B'zの「♪あの娘は太陽のコマチエンジェル♪」と、大声で歌うお妙、波打ち際にソフトクリームの絵を描いていたら波の引き具合で奇蹟的な絵柄になったのでそれを必死で護ろうとしていた九兵衛、空に浮かぶ大きな雲を見上げて「あの中にはきっとラピュタがあるネ!」と言う神楽など、みんなそれぞれに超フリーダム。

しかしなんと言っても一番フリーダムだったのは、渚で小用をたしながら「あの雲の中には絶対滝川クリスタルの結晶があると見た」と言う桂でした。

早速無人島生活をするために必要なものを集めようと、島内探検を始める銀さんたち。
森の中でみつけたのが、思いっきり人工物とわかる巨大な箱のようなものでした。
それに桂が触れたとたん突然煙が吹き出し、それをまともに浴びた銀さんと桂は、老人になってしまうのです。

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「誰アルカぁ、お前らァァァァァァ!!」と神楽ちゃんが叫ぶのもうなずけますよね。
銀さんの縮み用が半端ない。
桂さんは背丈はそのままだけれども、顔に老人性のシミが目立ちます。

ちょうどこの頃、江戸でも事件が起きていました。
「竜宮城」(宇宙にも行けるのでほぼ要塞)で開発されたという「老化促進兵器・玉手箱G」を積んだ亀型ロボットが大挙して江戸に押し寄せ、玉手箱Gから発射されたガスで、次々と人々が老人化していったのです。その首謀者は竜宮城の乙姫でした。

実は乙姫の野望を打ち砕くべく、反旗を翻した亀梨(何故か突然ターミネーターばりにかっこ良くなる)は、この事態を何とかしてくれる「戦士」たちを探していた、それこそが君たちだ!と言うのですが、肝心の銀さんたちは既に老人化してしまい、殆ど戦闘力になりません。
銀さんと桂という、普段ならば最も頼りになる存在を当てに出来ない状況で、一行はどう切り抜けていくのでしょうか。

見どころ

老人化した銀さんと桂さん

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エピソードの後半部で出てくる「よぼよぼの高速歩き」!
なんでしょうか、この不思議な生き物は。

基準がよくわからない亀梨による「戦闘能力」の評価

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亀梨の「スパウザー」(スカウターですよね、どう見ても)を通して見た新八の戦闘能力は「362K=昆布362枚分の戦闘能力」らしい。
昆布の戦闘力って何だ。
しかも常人は360Kなので新八は昆布二枚分強いだけ。
他、長谷川さんはグラサンを取ったら昆布1枚分の戦闘力。
女子は単位が「O」に変わるらしく(○○パイ)、九ちゃんは「7930」O、神楽に至ってはそれを上回っていたようだけど、その時後ろにいたおじいちゃんたち(銀さんと桂)の戦闘力がとんでもなく低いため、「測定不能」になり、亀梨のスパウザーは割れてしまいました(何でだ)

物語の核心

このエピソードで起きる騒動の核には亀梨が語った次のような事情がありました。

「乙姫は自分より美しい者を認めない。己が唯一美しい存在であるがためにこの地球を老人しかいない星に、老人の星に買えようとしているんだ」


そしてその理由が、心から愛した人(つまり「浦島太郎」にあたる人で、SF的な「コールドスリープ」により、若い姿のままカプセルの中で眠り続けている。)がいつか目を覚ましたとき、「あの人が私を私と気づいてくれるように、目が覚めたときあの人が寂しくないように、世界の形が変わっても私だけは以前と変わらぬ姿のままあの人の知る美しい姿のままあの人を待っていよう」という何ともいじらしい女心だったというのです。

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ちなみに若い頃の乙姫はこんなに美しかった。

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しかし時の流れと、その自己チューな考えにより乙姫はすっかり醜い老婆となってしまっていたのでした。

この後、乙姫の心がどのように変わって行くか、それも本作の見どころのひとつになります。

最後はやっぱりかっこいいこのふたり

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なんだかんだで見せ場はしっかりと作る!やっぱりかっこいいね、銀さんたちは。