BLOOD+(ブラッドプラス)のネタバレ解説・考察まとめ

BLOOD+とは、Production I.G制作のアニメ作品である。それ以外にも漫画、小説、パチンコに移植されている。主人公の音無小夜は沖縄に住む普通の女子高生。学校を襲った怪物「翼手」との遭遇をきっかけに自分が150年以上前から生きる不老不死の存在「翼手の女王」であることを思い出し、全ての翼手を殲滅させるために戦う物語である。

『BLOOD+』のあらすじ・ストーリー

沖縄編 小夜の覚醒

突然現れた青年ハジの血液を口移しで飲まされた後、小夜は覚醒し翼手と戦う

沖縄のコザに住む主人公・音無小夜(おとなし さや)は、血の繋がらない養父の宮城ジョージと、義兄弟のカイ、リクと共に住んでおり、毎日楽しく学校に通っていたが、彼女には1年前以前の記憶がなかった。
ある日、忘れ物を取りに夜の学校へ向かった小夜は「翼手」と呼ばれる化け物と遭遇する。翼手は小夜に襲い掛かるが、そこに謎の青年「ハジ」が現れて助ける。ハジは小夜に自らの血を差し出し、「戦って」と告げるが、それを拒否した小夜に口移しで血を飲ませた。すると小夜の目の色が赤く光りだし、ハジから受け取った刀に自らの血を滴らせ、あっという間に翼手を斬り伏せた。戦いが終わり、駆けつけたカイに声を掛けられた小夜は、ガラスに映った血まみれの自分の姿にショックを受けて気絶してしまう。
その後、学校に米軍がやってくると、小夜が斬り殺した翼手を回収していった。翼手の回収をした米軍と翼手の研究に携わるヴァン・アルジャーノは、死骸を調べ原因追求をしていた。自己治癒能力のある翼手を完全に死に至らしめた、鋭利な刃物で切られたような傷と石化した死骸を見たヴァンは「サムライがいるのかな」と冗談交じりに言う。

主治医ジュリアの元で治療を受け、目を覚ました小夜の元にはジョージの姿があった。そこへジョージの知人であるデヴィッドが現れた。
デヴィッドは翼手を殲滅させるための組織「赤い盾」の一員で、翼手を確実に殺すことができる血を持つ小夜の覚醒を待っていたのだった。
ベトナム戦争時代、ジョージは同じ米軍に所属していたデヴィッドの父から休眠状態の小夜を託され、宮城家の墓で小夜を匿っていた。一年前に小夜が目覚め、何の記憶も持たないところから「自分の娘」として共に家族として過ごしていたジョージは、小夜を「赤い盾」に引き渡すのを渋っていた。
「小夜は翼手に対抗する唯一の兵器、戦うためだけに生きている。それ以上でもそれ以下でもない」というデヴィッドの言葉を立ち聞きしてしまった小夜は病院を飛び出してしまう。
自分が何者かわからず混乱する小夜をカイは「なんくるないさ」と慰め、共にジョージとリクの待つ「オモロ」(ジョージの経営する大衆食堂)へと帰る。
ジョージは小夜を宮城家の墓へ連れて行き、デヴィッドの父から休眠状態の小夜を託されてからの経緯を小夜に説明した。その上で、一年前に目覚めた小夜を娘として育てようと決意した自分の思いを告げ、小夜の引渡しをオモロで待つデヴィッドの元へと向かった。

デヴィッドは「赤い盾」が翼手殲滅のために活動していること、そして小夜の「血」が翼手を確実に死に至らしめることから世界でただ一つの対抗手段であることを告げ、仲間になるよう促した。
そこへオモロの常連であった米兵が現れ、たちまち翼手となって3人に襲い掛かった。かけつけたハジから刀を渡される小夜だが、戦いの記憶が恐怖を呼び起こして動けなくなってしまう。
容赦なく襲い掛かる翼手から小夜をかばい、ジョージは瀕死の重傷を負う。そして翼手の被害者の経過観察をしたい米軍とヴァンたちによって拉致されてしまった。
今までの翼手の被害者たちが極秘に経過観察されている米軍の施設がヤンバル自然保護センターの地下にあることを知ったデヴィッドたちは、同じ赤い盾メンバーのルイス、ジュリアたちと協力し合い、ジョージ奪還の作戦を決行する。ジョージが収容された施設に翼手もいることを推測したデヴィッドは小夜とハジも作戦に参加させた。

施設に潜入した小夜、ハジ、デヴィッドはジョージを探すが翼手に襲われ苦戦する。途中でジョージと合流するが、ジョージは「D67」と呼ばれる、人工的に翼手を作る薬品を点滴されていた。ジョージは小夜に「死なせてくれ」と告げ、小夜やデヴィッド、ハジ、そしてかけつけたカイの前で息を引き取った。
デヴィッドは地下施設から持ち出した極秘資料から、ベトナムの寄宿制女学校「リセ・ドゥ・サンクフレシュ」が関係していることを突き止める。その学校では10年前に失血遺体が見つかる事件が起きていた。
デヴィッドたちは、ジョージの死を乗り越え翼手と戦う覚悟を決めた小夜とハジ、そしてカイとリクと共にベトナムへ向かうのだった。

ベトナム編 D67の人体実験

季節はずれの転校生としてリセに潜入した小夜は、同じく庭師として潜入したハジと共に学内で事件の調査を始めた。やがてリセの内部に翼手がいることが確定する。
小夜はハジと共に校内を調査し、青いバラの咲くバラ園に秘密の地下室を発見した。地下室の中には数字の書かれた意味深なコンテナが置かれていたが、そこへの鉄格子は施錠されていて入れなかった。謎のコンテナの存在を小夜から聞かされたデヴィッドたちは、コンテナの中身が赤い盾が長年探し続けていた敵である「ディーヴァ」であると睨む。
あるときハノイへの修学旅行で博物館を訪れた小夜は、ベトナム戦争の写真を見て過去の記憶が蘇る。それは戦場に現れた翼手や現地の住民を見境なく斬り殺し、あたりが血の海になるまで暴走した記憶だった。
衝撃のあまり市街を走り、ひとりになった小夜の前に翼手が現れ、駆けつけたハジが交戦する。翼手は、ハジが小夜の「シュヴァリエ(翼手の女王に仕える不死身の存在)」であると口にする。
ベトナム戦争での「暴走」を知っているそぶりをみせる翼手は小夜に再び暴走するよう促すが、小夜はカイとの思い出を糧に自我を保つ。翼手の正体はリセの理事長・カールであることが判明した。
数日後、リセでは年に1度の舞踏会が開かれた。
地下のコンテナの調査と理事長カールの悪事を暴くため、デヴィッドとジュリアが舞踏会の招待客として潜入する。
しかしデヴィッドたちの奮闘も空しく、ディーヴァの入ったコンテナは学園の外へ運び出されてしまった。コンテナはそのまま川を登り、製薬会社・サンクフレシュ製薬の契約農園のある場所へと向かっていった。
コンテナの中身がディーヴァだと確信を持ったデヴィッドは赤い盾本部に応援を要請し、本部精鋭部隊と合流してディーヴァを倒す作戦を計画するのだった。

小夜たちがベトナムへ入国して間もない頃、カイとリクが足手まといになると判断したデヴィッドたちは、彼らに旅費を渡してホテルに放置していた。カイとリクは小夜を探して町をうろつき始める。小夜を探す途中、カイとリクは孤児院の子供たちと出会った。その中の一人である少女ムイは、地雷によって片足を失っていた。
ムイの暮らす孤児院はサンクフレシュ製薬からの援助を受けていたが、子供たちにD67を投与する実験を行っていた。経過観察の最終段階としてムイたちを研究施設に拉致されてしまうが、そばにいたカイとリクも巻き込まれて研究施設へと連れて行かれた。この研究施設こそが、ディーヴァのコンテナが運ばれていったサンクフレシュ製薬の所有する契約農園だった。

ディーヴァのコンテナが運ばれた研究施設に潜入した小夜たちの前で、D67を投与されていた子どもたちが翼手化し襲い掛かった。
小夜は再びベトナム戦争のトラウマが蘇り刀を上手く振るうことが出来ず、赤い盾本部の精鋭部隊も次々にやられてしまう。そこへ現れたカールが焚きつけると、小夜の目の色はたちまち変わり獣のように暴れだした。
一方、施設の地下に監禁されていたカイたちは自力で脱出していた。カイが様子を見るためにリクとムイを地下に残して階上へ上がると、そこには暴走して敵味方関係なく斬りつけ、血まみれになった小夜の姿があった。
カイが小夜を呼ぶと、小夜は正気を取り戻す。小夜を正気に戻したカイに対しカールは怒りをあらわにして襲い掛かるが、カールの兄でありサンクフレシュ製薬のCEOでもあるソロモンがカールに呼びかけて戦闘を止めた。ソロモンはヴァンと共にディーヴァのコンテナを輸送するヘリに乗り込み、小夜はあと一歩のところでカールにとどめをさすことが出来ず逃がしてしまった。カールはリセの理事長を辞任し、表舞台から姿を消した。
ムイを含めた一部の子どもたちは完全な翼手化は免れたものの、人としての意識を完全に失って暴れるようになってしまい、赤い盾に収容された。
カイは傷つき戦う小夜を目の当たりにしたことで、これから先何があっても小夜のそばで彼女を守ることを心に決めるのだった。
デヴィッドたちはベトナムの研究施設で発見した記録にあった、ベトナム戦争時代にD67の研究責任者をしていた血液学者の行方を追うことになった。その男はロシアのエカテエリンブルグにいることが判明したため、一行はロシアへと向かうことになった。

ロシア編 明かされる小夜とディーヴァの関係

ロシアに入国した小夜たちはシベリア鉄道に乗ってエカテリンブルグを目指す。その列車にはディーヴァのシュヴァリエのひとり、アンシェルが乗り込んでいた。アンシェルは赤い盾のひとりに擬態して入れ替わり、乗客にD67を投与して翼手化させ、小夜たちを襲わせる。
小夜たちは応戦するがリクが列車から落ちてしまい、それを庇ったハジ、小夜、そして擬態したアンシェルが列車から飛び降りてしまう。
急いで列車を止めて捜索するカイたちだったが、小夜たちは吹雪の中に消えたままだった。

小夜は過去の夢を見ていた。ハジとふたりでロシアを旅し、ディーヴァのシュヴァリエを倒した記憶だった。戦いの後、ハジの腕の中に抱かれながら小夜は「約束覚えてる?私がディーヴァを倒したら…」と言いかけ、そのまま長い眠り(休眠期)についた。
小夜が目を覚ますと、そこはシベリア鉄道から落ちた雪の中だった。
小夜がハジに夢の内容を語ると、「それは夢ではない」とハジは答えた。約束の内容が気になった小夜だが、それを聞いてもハジは答えてくれなかった。
小夜たちはリクと擬態したアンシェルとも合流し、先を行くカイたちと合流するために動き出した。

一方、先にエカテリンブルグへ到着したデヴィッドたちは、小夜たちの無事の連絡を受けると、血液学者に関する調査を開始する。結果、D67はディーヴァの血液から作られた薬であることが判明した。
小夜たちはデヴィッドたちがスヴェルドロフスク51から戻るより先にエカテリンブルグのホテルに到着していた。熱を出してしまったリクの看病をする小夜の前で、アンシェルが正体を現す。
小夜はハジと共にアンシェルに立ち向かうが全く歯が立たず、小夜の刀が折られてしまう。
アンシェルは、ディーヴァの正体が小夜の双子の妹であること、その事実をデヴィッドやハジが黙っていたことを明かし、「お前は利用されている」と小夜に突きつける。
自分が人間ではなく翼手側の生物だと知り、また信頼していた仲間たちに嘘をつかれていたことに心が折れる小夜。そんな小夜に「自分のルーツを知りたければ『動物園』に来い」という言葉を残し、アンシェルは姿を消した。
小夜はホテルにリクを残してフランスへと旅立った。

フランス編 小夜とディーヴァの出生

ディーヴァに血を吸い尽くされるリク

カイやデヴィッドたちは「赤い盾」本部として使われている巨大な船に乗船した。カイはデヴィッドから「ジョエルの日記」と呼ばれるデータベースを見せられ、小夜が人間ではないことを知る。
カイたちは目撃情報や衛星写真を元に、小夜がフランスの「動物園」と呼ばれる場所にいることを突き止め、そこへ向かうのだった。

アンシェルの言葉に従い、小夜とハジはフランスにあるジョエル・ゴルドシュミットの領地、通称「動物園」へ辿り着いた。小夜は100年以上前の記憶を徐々に取り戻していく。
かつて小夜はジョエルによって育てられていた。そして当時ジョエルの助手をしていたアンシェルによって連れてこられた少年、ハジと出会う。やがてハジは青年となり、小夜よりも大きく逞しくなっていった。しかし小夜は何年たっても少女のままだった。
ある年のジョエルの誕生日、小夜はジョエルの好きな百合の花を贈ろうと、断崖に咲く百合をハジに取って欲しいと頼み、ハジはそれに応える。しかしハジは足を踏み外して転落し、瀕死の重傷を負ってしまう。
焦った小夜は、自分が定期的に「治療」という名目で血を飲んでいたことを思い出し、「自分の血を飲ませればハジは助かるかもしれない」と考え、ハジに血を飲ませた。ところが、翼手の女王の血を人間に与えることは、女王の「シュヴァリエ」として不老不死になり、永遠に女王に仕える存在になるということを意味していた。
ハジは命を救われる代わりに小夜のシュヴァリエとなり、不老不死となったのだった。

少しずつ記憶を取り戻していく小夜の元に、ディーヴァのシュヴァリエ、ソロモンが現れる。
ソロモンは「ディーヴァと小夜が戦っても人間が喜ぶだけだ。同じ種族同士和解して生きていこう」と小夜に提案する。戸惑う小夜の前にハジが立ちはだかり、ソロモンと激しい戦闘となる。すると小夜の耳に、ディーヴァの歌声が聞こえてきた。
ディーヴァは、自由に育てられていた小夜とは対照的にずっと塔の中に閉じ込められていたため、ジョエルや小夜のことを激しく憎んでいた。
ジョエルの誕生日、塔の中で歌うディーヴァの元を訪れ、彼女を解放してしまったのは他でもない、何も知らなかった小夜自身だった。そしてディーヴァは城中の人間の血を吸い尽くし、火を放ったのだった。
小夜はその記憶を断片的に取り戻しながら、かつてディーヴァが閉じ込められていた塔に駆けつけると、そこにはリクの血を吸い尽くしたディーヴァがいた。リクはカイたちと共に動物園へ到着し小夜を捜索していたのだが、その中でディーヴァに捕まってしまったのだった。
ディーヴァとの戦闘に入る小夜だが、全く歯が立たずディーヴァに翻弄される。そこにデヴィッドたちも駆けつけ応戦するが、あっという間に窮地に立たされてしまう。
ディーヴァにとどめを刺されそうになった小夜を、間一髪でハジが助ける。するとディーヴァは「気が変わった」と言って踵を返し、ソロモンと共に姿を消した。

瀕死のリクを目の前にして、小夜は自らの血をリクに飲ませてリクをシュヴァリエにするという苦渋の決断を下した。
リクは無事に目を覚ましたが、小夜のシュヴァリエとなり人間ではなくなってしまった。カイは混乱し、小夜が後悔する中、次の翼手事件の情報が入る。
パリで翼手と戦う中、戦いにのめり込んで変わっていく小夜とカイはすれ違い、深い溝ができてしまった。
小夜は自分の出生の秘密が書かれた「ジョエルの日記」の内容を知るため、赤い盾本部の長官ジョエル(ゴルドシュミット家現当主)を尋ねた。
ジョエルの日記は、150年以上前、初代ジョエルが世界中の動植物を集め新しい生物を創造する研究をしていたところから始まる。
初代ジョエルはアイスランドで、ヒト型だが翼手目のような形状の生物のミイラ、通称「SAYA」を発見する。そのミイラは妊娠しており、解剖すると2つの繭があった。その繭からは人間の赤ん坊が一体ずつ出てきたのだった。
ジョエルは双子の片方に「小夜」と名づけ、人間と同じように生活させて育てることにする。もう一体は実験のため塔へ幽閉し、最低限の食事を助手のアンシェルに運ばせて観察を続けることにしたのだった。
小夜はその話を聞き、ディーヴァと名づけたのは自分で、ジョエルの誕生日にディーヴァを解き放ち惨劇を引き起こしたのも自分だということ、そしてベトナム戦争のときに無差別に人を殺したことを思い出し「自分もディーヴァと同じ人殺しだ」と言う。小夜は、自分が全ての翼手とディーヴァを倒して自らもこの世を去ることを願い、ハジに「私がディーヴァを倒したら私を殺して」と約束していたことを思い出す。
赤い盾本部からカイたちの待つパリに戻った小夜は、カイと仲直りするため共に時間を過ごす。
最初はぎこちなかったカイだったが、「全てが終わったらみんなで沖縄に帰ろう」と気持ちを確かめ合った。

一方、デヴィッドの前には突然ソロモンが現れ、赤い盾の内部に内通者がいることと、3日後に本部へ翼手が総攻撃をしかけることを告げる。なぜその情報を教えるのか疑うデヴィッドに「小夜を死なせたくない」とソロモンは告げて去っていく。
デヴィッドは急ぎジョエルへ情報を伝え、小夜たちと共に本部へ戻った。ソロモンから情報を得たのとほぼ同じタイミングで本部から姿を消した副官のコリンズとジュリアに内通者の疑いの目が向けられた。
本部に戻ってまもなく、敵の襲来があった。予定よりも早かったその敵襲はディーヴァの単独行動によるものだった。
ディーヴァはターゲットをリクに変え、小夜とハジをカールに任せてリクの前に現れる。リクを強姦すると、自分の血を飲ませて死に至らしめた。
小夜がかけつけた時にはリクは既に無残な姿で横たわっていた。リクの遺体はすぐに結晶化して粉々に砕け散ってしまった。
小夜はカイたちを先に逃がし、ディーヴァと決着をつけようと向かい合った。「行って」という小夜の言葉に従い、デヴィッドたちは心神喪失状態のカイを抱えヘリで脱出する。炎に包まれ沈む船の上で、小夜はディーヴァに敵意をむき出しにして対峙するのだった。

イギリス編 小夜の孤独な戦いと愛する者たちの思い

「赤い盾」本部崩壊から1年後。カイたちは、デヴィッドの米軍時代の教官、グレイの元に身を寄せていた。デヴィッドは心神喪失状態になり酒浸りの日々を送っていた。それでもカイは「いつかデヴィッドは立ち直る、行方不明になった小夜たちもきっと戻ってくる」と信じ、銃の腕を磨き、翼手との戦いに備えていた。
その頃ロンドンでは、異常に増殖した翼手たちによる市民の殺戮が起きていた。カイとルイスは翼手殲滅のためにロンドンへ向かうが苦戦を強いられる。そこに行方不明になっていた小夜とハジが現れ、カイたちを救うのだった。
待ち望んでいた再会に駆け寄ろうとするカイだったが小夜はそれを冷たく突き放し、逃げた翼手を追おうとするが気を失ってしまう。
変わってしまった小夜に戸惑いながらもカイたちはグレイの元へ小夜たちを連れて帰った。しかし小夜の匂いをかぎつけた翼手たちの襲撃を受けた為、小夜はこれ以上犠牲を増やさないためにハジと共に立ち去るのだった。
一方デヴィッドは、戦いの中で徐々に立ち直っていった。

アンシェルが総帥を務めるゴールドスミス社はヴァンと共に新たに開発した戦闘サイボーグ「コープスコーズ」のデモ戦闘をアメリカのグラント国防長官に見せていた。
翼手をあっという間に殲滅させるコープスコーズの威力に圧倒されるグラントは、アンシェルの提案する「デルタ計画」の成功に確信を抱いた。
デルタ計画とは、アメリカ合衆国政府とゴールドスミス社の共謀によるもので、アメリカに非協力的な国に人為的に翼手を発生させ、コープスコーズを提供する代わりにアメリカに隷属させるという計画だった。
この人為的翼手の発生を引き起こすのが、ディーヴァの歌の世界中継だった。サンクフレシュ製薬によって世界中に販売された食品には微量のD67が含まれており、総人口の殆どがD67を摂取している状態だった。この状態でディーヴァの歌声を聞いた場合、約2億人が翼手化すると推測された。ディーヴァの歌声で翼手を世界中に発生させ、ディーヴァの意のままの世界を作るのがアンシェルの狙いだった。
ディーヴァの歌声の世界中継には協賛としてサンクフレシュ製薬とゴールドスミス社の名があることを、デヴィッドたちは掴んだ。その調査を元にディーヴァの居場所、コープスコーズの研究施設を調査し、その研究に携わるジュリアと再会するのだった。

もう二度と仲間を失いたくない、巻き込みたくない、と一人で孤独に戦おうとする小夜に対し、共に戦おうと手を差し伸べ続けるカイ。そんな中、グレイの元にいた小夜の前にカールが現れたが、小夜はカイたちの協力を得てカールを倒すことに成功する。するとそこにソロモンが現れ、ディーヴァが「クリスティーナ島」にいるという情報を残して去る。
クリスティーナ島を訪れた小夜たちだったが、そこで待ち構えていたのは翼手化したジェイムズだった。罠だったのだ。ソロモンが小夜に情報を流すことを見越したアンシェルによる策謀だった。
苦戦する小夜たちだったが、カイの作戦により小夜たちは初めてお互いを信頼しあうことができ、目の前の敵を倒すのだった。
瀕死のジェイムズが小夜を道連れにして死のうとした時、もう一体の翼手が現れ小夜を救った。その翼手はソロモンだった。
小夜が助けた理由を問うとソロモンは「小夜を愛しているから」とだけ答え、ディーヴァの次の行き先がニューヨークであることを告げて去ってしまう。
その後、ソロモンは小夜を愛していることをディーヴァやアンシェルらにも伝え、ディーヴァのシュヴァリエでありながらディーヴァと決別するのだった。

アメリカ編 小夜の選んだ道

小夜との約束に従い「戦って」と言い続けたハジが「生きて」と自分の気持ちを口にする

ニューヨークに飛んだ小夜たちのもとに、ディーヴァがノースカロライナにある軍の基地のフェスティバルでライブをするという情報が飛び込んでくる。
小夜たちはディーヴァを討つため、フェスティバルの会場に潜入するが、30年の休眠期が近づいている小夜は体調が優れない。
一方、アンシェルはディーヴァの主治医であったコリンズを降格しジュリアをその任に就かせ、ディーヴァの診察をさせた。そこで、ディーヴァがリクとの間に授かった双子を身ごもっていることが確認される。
自分の地位を奪われたコリンズは逆上し、フェスティバル当日にジュリアを銃で襲うが、間一髪のところでデヴィッドが彼女を助けた。しかし代わりに重傷を負ってしまう。

ディーヴァはカイに興味を持ち始めていた。カイを自分の元へ連れてこさせると、自分のシュヴァリエになることを提案する。そして自分がリクとの子どもを身ごもっていることや、自分のシュヴァリエになれば小夜と子を成すことができることを告げ揺さぶりをかけるが、カイは断固として拒否していた。
そんなカイの前でディーヴァはステージに立ち、歌いだすと、会場にいた客の何人かが翼手化した。今回のフェスティバルは「デルタ計画」のデモとして行われたものだったのだ。
絶妙なタイミングで投入されたコープスコーズが的確に翼手を処理していく中、カイを無理やりシュヴァリエにしようとディーヴァたちが襲い掛かる。
間一髪のところを小夜とハジが助けに入るが、アンシェルたちの圧倒的な戦闘力に組み伏され逆に捉えられてしまう。とどめをさされそうになった小夜を助けたのは翼手化したソロモンだった。ソロモンは小夜を抱きかかえると、「僕が望むのは小夜と二人だけの世界だ」と言い残し連れ去ってしまう。
ハジは小夜を追いかけ、ソロモンやカイが小夜の名前を口にすることに不満を抱いたディーヴァはすねてその場を去ってしまうのだった。
ソロモンは自分が立場を捨てて小夜の元へ来たことを告げ、小夜に一途な愛を誓うが、小夜は戸惑いを見せる。
そこにハジが現れ、ソロモンとの戦闘の末に小夜を助け出してその場を離脱した。
デヴィッドは何とか一命を取りとめ、ジュリアは再び仲間になった。

死んだと思われていたジェイムズが、半身をサイボーグ化して再び小夜の前に現れる。苦戦を強いられる小夜たちだったが、そこへソロモンが加勢した。「血を超えてあなたのシュヴァリエになります」と小夜に誓ったソロモンを信じ、小夜たちは協力してジェイムズに挑む。
ソロモンの捨て身の協力により小夜はジェイムズを倒すことができたが、戦いの中で小夜の血のついた刀の切っ先が肩に触れてしまったため、ソロモンは小夜の前から姿を消して命を落とした。
デルタ計画は大詰めを迎え、ディーヴァの歌声が全世界に衛星中継される日が近づいてきた。「全ての戦いが終わったら沖縄に帰って『オモロ』を一緒にやっていこう」と言うカイに頷く小夜だったが、ハジと交わした約束を思うと後ろめたい気持ちが抑えられない。

ディーヴァの公演当日。
ディーヴァが舞台に上がる直前を狙う小夜とハジだったが、ディーヴァの姿に擬態化していたアンシェルに嵌められ、ディーヴァの歌を止める事が出来なかった。
デヴィッド、カイ、ルイスが中継の発信元になっている中継車を襲撃したことで全世界への中継は阻止されたが、ディーヴァの歌声の効果により会場にいた人々が翼手化し、大混乱となる。舞台袖ではハジがアンシェルと戦い、舞台上では小夜がディーヴァと最終決戦に挑む。
小夜とディーヴァは互角の戦いの末に相打ちになるが、ディーヴァはリクとの子を授かることで血の毒性が消えてしまっていたため、ディーヴァだけが倒れた。
ディーヴァを倒すことを目的にここまでやってきた小夜だったが、唯一の肉親の死を前に涙を流して取り乱す。
アンシェルを退けて駆けつけたハジが嗚咽を漏らす小夜を抱きしめるが、小夜は「全ての翼手を倒す」という目的を果たすため、涙を飲んでディーヴァの娘たちに刃を向けた。
そこにカイが駆けつけ、小夜に「生きろ」と叫ぶ。「自分とディーヴァのように戦争に利用される悲しい運命を背負わせたくない」と叫びながら双子の娘たちに手をかけようとする小夜。カイはハジに「お前も本当は小夜に生きていて欲しいんだろう」と問いかけると、ハジは小夜に「初めてあなたの命に背きます。生きてください」と告げ、小夜を愛する思いを伝えた。小夜はカイとハジの思いを受け入れ、刀を引く。
全てが終わったと思った矢先、米軍により会場がまるごと空爆されるという情報が入る。逃げようとする小夜たちの元へアンシェルが戻り、ディーヴァの娘たちを奪おうとする。ハジが己の身を投げ打ってアンシェルを止め、「小夜を頼みます」とカイに告げてアンシェルもろとも瓦礫の下敷きになってしまった。
ハジの安否は不明のまま、会場は米軍の空爆により跡形もなくなってしまった。

宮城家の墓に供えられたバラと青いリボン。このリボンはハジが髪に結んでいたものだった。

ディーヴァとの最終決戦の後、小夜は沖縄で普通の女子高生に戻り、オモロを継いだカイと共に暮らしていた。
ジュリアはデヴィッドとの間に子どもを授かり、小夜の主治医をしていた。
そんな中、久しぶりに小夜の仲間たちがオモロに集まり宴会をすることになる。ジョエルもかけつけ、カイの友人たちも交え大いに盛り上がった。
宴会の最中、オモロの外に出た小夜は強烈な眠気を感じる。いよいよ休眠の時期が来たことを悟った小夜は「誰にも言わずにこのまま始まりの場所へ連れて行って欲しい」とカイに頼み、ふたりは宮城家の墓を目指す。
墓へ続く階段を、カイの背に背負われながら上る小夜は、「カイ、ありがとう」という言葉を最後に眠りについた。カイは涙を流しながら小夜に「おやすみ」と告げた。

時が流れ、双子たちを連れたカイが宮城家の墓を訪れると、墓前に青いリボンの結ばれたバラを見つける。ハジが身につけていたそのリボンを見て、カイはハジがどこかで生きて小夜の目覚めを待っていることを悟るのだった。

『BLOOD+』の登場人物・キャラクター

小夜とその仲間たち

音無小夜(CV:喜多村英梨)

沖縄県に住む運動が得意で食べるのが大好きな女子高生。その正体は150年ほど前から生きる「翼手の女王」と呼ばれる始祖翼手の一人。
アイスランドで発見されたヒト型の翼手目の形状をしたミイラから取り出された繭の中から生まれ、初代ジョエルに育てられた。
ジョエルに育てられていた頃は傍若無人で我がままだったが、ハジとの出会いにより徐々に思いやりの心が生まれる。ジョエルの誕生日、何も知らずに塔に閉じ込められていた双子の妹ディーヴァを解放してしまう。

ベトナム戦争時、覚醒したディーヴァへ対抗するため赤い盾によりハジの血を体内に入れられ強制的に覚醒させられ無差別な殺戮をしてしまう。
その後再び休眠に入るとデヴィッドの父によって当時米軍に所属していた宮城ジョージに託される。
覚醒後はジョージの娘として義兄弟のカイ、リクと共に育てられる。

ハジ(CV:小西克幸/少年期:進藤尚美)

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『ヴェノム(Venom)』とは、2018年に公開されたアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画である。日本での公開は2018年11月2日。ソニー・ピクチャーズの保有するマーベル・コミックのキャラクターを実写映画化した『ソニー・ユニバース』シリーズの第1作品目。 地球外生命体シンビオートに寄生され、ヴェノムに変身する特殊能力を手に入れたジャーナリストエディ・ブロックの闘いを描く。

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バイオハザードIV アフターライフ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

バイオハザードIV アフターライフ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『バイオハザードIV アフターライフ』とは、2010年に公開されたポール・W・S・アンダーソン監督によるホラーアクション映画。 カプコンから発売された大ヒットゲーム『バイオハザード』の実写映画の第4作目の作品となる。同シリーズ3作目から1年後の世界を描く『アフターライフ』では、原作ゲーム『バイオハザード5』からのオマージュ要素が多い。 ゾンビ映画の中でも世界的に影響を与え、スリル満点のアクションや、ストーリーの充実度が注目を集めている。

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劇場版 黒子のバスケ LAST GAME(黒子のバスケ EXTRA GAME)のネタバレ解説・考察まとめ

劇場版 黒子のバスケ LAST GAME(黒子のバスケ EXTRA GAME)のネタバレ解説・考察まとめ

『劇場版 黒子のバスケ LAST GAME』とは、黒子のバスケ原作者・藤巻忠俊が、その続編を描いた『黒子のバスケ EXTRA GAME』を映像化したものである。 また、映像化するにあたり、原作者自らが新エピソードを書き下ろした。 高校2年生になった黒子テツヤやキセキの世代のメンバーたちは、アメリカのチーム「Jabberwock」に挑むため、高校の垣根を超えたドリームチームを結成する。

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バイオハザードV リトリビューション(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

バイオハザードV リトリビューション(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『バイオハザードV リトリビューション』とは、2012年に公開されたホラーアクション映画であり、『バイオハザードシリーズ』の第5作目となる作品である。監督はポール・W・S・アンダーソン。今作では、シリーズ第1作に登場したアンブレラ社の特殊部隊レイン、ジル・バレンタインたちが再登場する他、レオン・S・ケネディ、エイダ・ウォンなどのゲームの人気キャラクターも続々登場する。 アリス・アバーナシーは謎の研究施設に囚われていた。多数のアンデッドからから追跡される中、研究施設から脱走しようとする。

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アメイジング・スパイダーマン2(マーク・ウェブ版)のネタバレ解説・考察まとめ

アメイジング・スパイダーマン2(マーク・ウェブ版)のネタバレ解説・考察まとめ

「アメイジング・スパイダーマン2」は、映画「スパイダーマン」のリブート(再始動)作品。 恋人「グウェン」を危険にさらさないという、彼女の亡き父との約束に悩む「スパイダーマン」こと「ピーター」は、両親の死に繋がる大きな陰謀に巻き込まれ、運命に翻弄されていく。

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中島美嘉(Mika Nakashima)の徹底解説まとめ

中島美嘉(Mika Nakashima)の徹底解説まとめ

中島美嘉とは、モデル、俳優としても知られている鹿児島出身の日本の歌手。独特な魅力を持つ容姿、力強い声量の中に垣間見える繊細で透明感のある歌声は、世代を超えて多くの人たちを魅了している。2001年のドラマ『傷だらけのラブソング』でヒロイン役としてデビュー、さらに、同番組の「STARS」という主題歌で歌手としてもデビューする。それ以降、彼女が歌う楽曲はどれも、ビッグ・セールスの記録を打ち立てている。

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【TERU】ちょっと意外?プライベートでも遊ぶ芸能人たちのまとめ【HYDE】

【TERU】ちょっと意外?プライベートでも遊ぶ芸能人たちのまとめ【HYDE】

いつの世も、プライベートで仲良く遊べる友人がいるのはとても素敵なことです。それは芸能界やスポーツ界でも同じで、広い交友関係を持っている人も多いですよね。中には、「この人たち知り合いだったの!?」と思うような意外な繋がりもあります。そこでこの記事では、プライベートや家族ぐるみで付き合いのある芸能人たちについてまとめました。

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心が震える!本当に泣ける歌・感動する歌100曲を紹介【スピッツ、オフコース、さだまさしほか】

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心が疲れたときなどに思いっきり涙を流してリフレッシュする「涙活」。そんな涙活のお供に音楽を選んでみてはいかがだろうか。美しい旋律や心を揺さぶる歌詞、そして魂のこもった歌い手の声。本記事では聞いているだけで思わず涙がこみあげてくるような素晴らしい曲を、100曲厳選して紹介する。

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