BLOOD+(ブラッドプラス、ブラプラ)のネタバレ解説まとめ

BLOOD+とは、Production I.G制作のアニメ作品である。それ以外にも漫画、小説、パチンコに移植されている。主人公の音無小夜は沖縄に住む普通の女子高生。学校を襲った怪物「翼手」との遭遇をきっかけに自分が150年以上前から生きる不老不死の存在「翼手の女王」であることを思い出し、全ての翼手を殲滅させるために戦う物語である。

少しずつ記憶を取り戻していく小夜の元にディーヴァのシュヴァリエ・ソロモンが現れる。
ソロモンは「ディーヴァと小夜が戦っても喜ぶのは人間。それなら同じ種族同士和解して生きていかないか」と小夜に提案する。
小夜を死なせたくないと考えるソロモンは、小夜の命を狙うアンシェルら他のシュヴァリエたちから守るため、小夜の方から歩み寄って和解してするよう迫ると、ハジが小夜を守るように間に入った。

ハジとソロモンが激しい戦闘に入ると、小夜の耳にディーヴァの歌声が聞こえてくる。
ディーヴァは、自由に育てられていた小夜とは対照的にずっと塔の中に閉じ込められていたため、ジョエルや小夜のことを激しく憎んでいた。
ジョエルの誕生日、塔の中で歌うディーヴァの元を何も知らない小夜が訪れ、彼女を解放してしまったのは他でもない小夜自身だったのである。それによりディーヴァは城中の人間の血を吸い尽くし、火を放ったのであった。

小夜はその記憶を断片的に取り戻しながら、かつてディーヴァが閉じ込められていた塔に駆けつけると、そこにはリクの血を吸い尽くしたディーヴァがいた。
リクはカイたちと共に動物園へ到着し小夜を捜索していたのだが、その中でディーヴァに捕まってしまったのだった。
そのままディーヴァとの戦闘に入る小夜だが、全く歯が立たずディーヴァに翻弄される。そこにデヴィッドたちも駆けつけ応戦するがあっという間に窮地に立たされてしまう。
ディーヴァにとどめを刺されそうになったところを間一髪で助けたハジ。するとディーヴァは気が変わったと踵を返しソロモンと共に姿を消した。

瀕死のリクを目の前にして、唯一助ける方法があるという小夜に「何でもいいから助けてくれ」と懇願するカイ。
小夜は悩んだ末、自らの血をリクに飲ませてリクをシュヴァリエにするという苦渋の決断を下したのだった。

シフの一人・イレーヌ(左)とカイ(右)は話していくうち徐々に打ち解けあう。

小夜の血を受け昏睡状態のリクは、赤い盾本部に戻り24時間監視体制に入った。
小夜のシュヴァリエとなり人あらざるものになってしまったリクを受け入れられないカイ、そんな存在にしてしまったことをなかば後悔する中、リクが目を覚ました。
一方、パリで数件起きている失血遺体の事件から翼手の存在を確信した小夜たちは一路パリへ向かうが、入港直前再びシフたちに襲われる。
シフたちからの攻撃を受け流血するリクだが、すぐにその傷は癒え、リク自身もシュヴァリエになったことを自覚するのだった。

パリ上陸後、カイは街中でシフの一人であるイレーヌと遭遇する。
イレーヌと会話するうち、彼らは生きるために小夜の血を欲しているだけだということを知ったカイは、お互い歩み寄って戦うことなく和解する道を提案する。
ところが小夜は「全ての翼手を倒すことが私の生きる道、今更変えられない」とシフとも対立する意思を崩さなかった。
すれ違うカイと小夜が言い争いをしている時、岡村と真央が現れた。二人は自分たちで調べた末、カイたちの滞在するアパルトに到達したのである。

大人しく沖縄に帰るよう説得する一同に対し譲らない岡村たち。そんな中シフたちの奇襲が始まった。応戦する小夜や、拳銃の引き金を引くカイの姿に真央たちは呆然としてしまう。

シフと小夜たちが激しい戦闘を繰り広げる中、死期が迫ったイレーヌは倒れ仲間たちに囲まれる。事情を知るカイの説得により、小夜はイレーヌに血を与えた。
しかし、イレーヌは苦しみだしあっという間にソーンが広がり即死してしまうと、小夜の血で助かるという情報が嘘だったことを彼らは悟った。自分の血のせいでまた命が奪われてしまったことに深い絶望を覚える小夜だったが、シフたちは感謝の言葉を残して去るのだった。

SAYAと呼ばれるミイラから取り出した2つの繭はメスを入れても全く開かなかった

イレーヌの死により、小夜とカイの間には深い溝が出来てしまう。
落ち込む小夜に寄り添うハジとリク。やがて小夜は自分の出生の秘密が書かれた「ジョエルの日記」の内容を知るため、赤い盾本部の長官ジョエル(ゴルドシュミット家現当主)を尋ねた。

ジョエルの日記は、150年以上前、初代ジョエルが世界中の動植物を集め新しい生物を創造する研究をしていたところから始まる。
初代ジョエルはアイスランドで発見されたヒト型だが翼手目のような形状の「人在らざる存在」のミイラ「SAYA」を発見する。そのミイラは妊娠しており、解剖するとお腹から二つの繭が出てきた。その繭は血を浴びせると脈打ち、やがて孵化し、人間の赤ん坊が一体ずつ出てきたのだった。
ジョエルはその一体に「小夜」と名づけ人間と同じように生活させて育て、もう一体は実験のため塔へ幽閉し、最低限の食事を助手のアンシェルに運ばせ観察を続けることにしたのだった。

小夜はその話を聞き、ディーヴァと名づけたのは自分で、ジョエルの誕生日にディーヴァを解き放ち惨劇を引き起こしたのも自分だということ、そしてベトナム戦争時に無差別に殺したことを思い出し「自分もディーヴァと同じ人殺しだ」と言った。

ベトナム戦争時、覚醒しかけていたディーヴァに対処するため、まだ休眠期(小夜とディーヴァは休眠期約30年と覚醒期約2,3年を繰り返す)だった小夜を強制的に目覚めさせた。目覚めに必要なハジの血を、通常飲むところを直接体内に注入したため小夜は暴走し、敵味方関係なく無差別に刃を向けた。戦いの中でディーヴァはシュヴァリエたちにより守られ姿を消し、小夜はハジすら認識できず襲い掛かって暴走しやがて事切れるように再び休眠に入った。
それまで赤い盾に協力していたハジはこのことがきっかけで行方をくらませてしまったのだという。

改めて多くの人々を傷つけてしまったことを思い出した小夜は、自分が全ての翼手とディーヴァを倒して自らもこの世を去ることを願いハジと約束していたことを思い出し、決意を新たにするのだった。

無残な姿のリク(奥)と、恍惚の表情を浮かべるディーヴァ(手前)

赤い盾本部からカイたちの待つパリに戻った小夜は、カイと仲直りするため共に時間を過ごす。
最初はぎこちなかったカイだったが、「全てが終わったらみんなで沖縄に帰ろう」と気持ちを確かめ合った。

一方デヴィッドの前には突然ソロモンが現れ、赤い盾の内部に内通者がいることと、3日後に本部へ翼手が総攻撃をしかけることを告げる。なぜその情報を教えるのか疑うデヴィッドに「小夜を死なせたくない」とソロモンは告げ去っていく。
デヴィッドは急ぎジョエルへ情報を伝え、小夜たちと共に本部へ戻った。

内通者が誰なのか…ソロモンから情報を得たのとほぼ同じタイミングで本部から姿を消した副官のコリンズとジュリアにその疑いの目は向けられたのだった。

本部に戻ってまもなく、敵の襲来があった。予定よりも早かったその敵襲はディーヴァの単独行動によるものだった。
ディーヴァはターゲットをリクに変え、小夜とハジをファントム(カール)に任せ、自分はリクを捕まえ強姦し、自分の血を飲ませて死に至らしめた。
小夜がかけつけた時にはリクは既に無残な姿で横たわり、結晶化して粉々に砕け散ってしまった。

小夜はカイたちを先に逃がし、ディーヴァと決着をつけようと向かい合った。「行って」という小夜の言葉に従い、デヴィッドたちは心神喪失状態のカイを抱えヘリで脱出する。自爆システムにより炎に包まれ沈む船の上で小夜はディーヴァに敵意をむき出しにして対峙するのだった。

イギリス編…小夜の孤独な戦いと愛する者たちの思い

赤い盾崩壊をきっかけに酒浸りになったデヴィッド

「赤い盾」本部崩壊から1年後。
カイたちは、デヴィッドの米軍時代の教官、グレイの元に身を寄せていた。
イギリスの片田舎で戦争孤児を養育しているグレイの元にやってきてから、デヴィッドは心神喪失状態になり酒浸りの日々を送っていた。それでもカイは「いつかデヴィッドが立ち直る、行方不明になった小夜たちもきっと戻ってくる」と信じ、銃の腕を磨き、翼手との戦いに備えていた。

その頃ロンドンでは、無差別テロの発生に伴い夜間外出禁止令が出されていたが、その正体は異常に増殖した翼手たちによる市民の殺戮を隠蔽するための建前だった。
カイとルイスは翼手殲滅のためにロンドンへ向かい戦うが苦戦を強いられる。そこに1年前から行方不明になっていた小夜とハジが現れ、カイたちを翼手たちの手から救うのだった。

待ち望んでいた再会に駆け寄ろうとするカイたちだったが小夜はそれを冷たく突き放し、逃げた翼手を追おうとするが気を失ってしまう。
変わってしまった小夜に戸惑いながらもカイたちはグレイの元へ小夜たちを連れて帰った。

グレイの元で目を覚ました小夜はすぐに立ち去ろうとするもグレイに引き止められるが、小夜の匂いをかぎつけた翼手たちの襲撃を受けた為、これ以上犠牲を増やさないためにハジと共に出て行くのだった。
その襲撃の際、応戦した小夜の姿を見て、また銃を手にして翼手と戦ったことをきっかけにデヴィッドが徐々に目を覚ましだすのだった。

コープスコーズ研究施設に潜入したデヴィッドは生成されているコープスコーズを目の当たりにする

一方、アンシェルが総帥を務めるゴールドスミス社はヴァンと共に新たに開発した戦闘サイボーグである「コープスコーズ」のデモ戦闘をアメリカのグラント国防長官らに見せていた。
翼手をあっという間に殲滅させる、意思を持たない「コープスコーズ」の威力に圧倒されるグラントは、アンシェルの提案する「デルタ計画」の成功に確信を抱いた。

この「デルタ計画」とは、アメリカ合衆国政府とゴールドスミス社の共謀によるもので、アメリカに非協力的な国に人為的に翼手を発生させ、コープスコーズを提供する代わりにアメリカに隷属させるという計画だった。

この人為的翼手の発生に王手を掛けるのが、ディーヴァの「歌」の世界中継だった。
ディーヴァの歌声を聞き、翼手を世界中に発生させ最終的に世界をディーヴァの意のままの世界にしていく…それがアンシェルの狙いだった。
サンクフレシュ製薬によって世界中に販売された食品の数々、その中には既に微量のD67が含まれており、総人口の殆どが多かれ少なかれD67を摂取している状態だった。この状態でディーヴァの歌声を聞いた場合、約2億人が翼手化する、という算段だった。

ディーヴァの歌声の世界中継はイギリスで公演が予定されており、その裏には協賛としてサンクフレシュ製薬とゴールドスミス社の名があることを、記者の岡村が掴んだ。デヴィッドはその調査を元にディーヴァの居場所、コープスコーズの研究施設を調査し、その研究に携わるジュリアと再会するのだった。

シフたちで最終的に生き残ったのがルルゥ(左)、モーゼス(中央)、カルマン(右)

もう二度と仲間を失いたくない、巻き込みたくない、と一人で孤独に戦おうとする小夜に対し、共に戦おうと手を差し伸べ続けるカイ。
そんな中で小夜はシフたちと再会した。
シフたちは、ディーヴァのシュヴァリエであるジェイムズの差し金によりコープスコーズの襲撃を受けていた。
コープスコーズ開発に至るまでのいわば「失敗作」であったシフたちは当然ながら苦戦を強いられるが、シフの一人・ルルゥが小夜に助けを求めそれに応じたため一命を取り留めるに至る。それをきっかけにシフたちは自分たちが生きるためにディーヴァを倒すこと、そのために小夜に力を貸すことを決めるのだった。

アンシェルの命により小夜討伐を一任されたジェイムズだったが、小夜に強い執着を持っていたカールはその決定に反発し、単独で小夜を襲撃する。
グレイの元にいた小夜は、カイたちやシフらの協力を得てカールを倒すことに成功する。するとそこにソロモンが現れ、ディーヴァが「クリスティーナ島」にいるという情報を残して去る。半信半疑のまま、小夜らはクリスティーナ島を目指すのだった。

間一髪のところを助けたのは翼手化したソロモンだった

クリスティーナ島を訪れた小夜たちだったが、そこで待ち構えていたのは翼手化したジェイムズだった。

実はそこにディーヴァはおらず、全ては罠だった。

これは、ソロモンが小夜に情報を流すことを見越したアンシェルによる策謀だったのである。
待ち受けていたコープスコーズにシフらが応戦し小夜たちはジェイムズを討とうとするが、苦戦を強いられる。
そこでカイが作戦を変更し、コープスコーズをハジ一人に任せ、シフたちに小夜の助太刀を頼んだ。この時初めて小夜たちはお互いが信頼しあうことを覚え、目の前の敵を協力して倒すことに目覚めるのだった。
瀕死のジェイムズが小夜を道連れにして死のうとした時、もう一体の翼手が現れ小夜の身を救った。その翼手こそがソロモンだった。
助けた理由を問うとソロモンは「小夜を愛しているから」とだけ答え、ディーヴァの次の行き先がニューヨークであることを告げて去ってしまう。
その後ソロモンは小夜を愛していることをディーヴァやアンシェルらにも伝え、ディーヴァのシュヴァリエでありながら決別するのだった。

小夜はカイたちと共にディーヴァのいるニューヨークへと向かうのだった。

アメリカ編…決着の時、小夜の選んだ道は

コリンズに狙われたジュリアを助けたデヴィッド

ニューヨークに拠点を移動した小夜たち。彼女たちの耳に入ってきたのは、ディーヴァがノースカロライナにある軍の基地で行われるフェスティバルでライブをするという情報だった。
小夜たちはディーヴァを討つため、フェスティバルの会場に潜入するが、30年の休眠期が近づいている小夜は体調が優れず、とてもディーヴァと戦える状態ではなかった。

一方、アンシェルはディーヴァの主治医であったコリンズを降格しジュリアにその任に就かせ、ディーヴァの診察をさせた。そこで、ディーヴァがリクとの間に授かった双子を身ごもっていることを確認させる。
自分の地位を奪われたコリンズは逆上し、フェスティバル当日ジュリアを銃で襲うが間一髪のところでデヴィッドが彼女を助けた。しかし代わりに重傷を負ってしまう。

ディーヴァはカイに興味を持ち始めたためカイを自分の元へ連れてこさせシュヴァリエになることを提案する。そして自分がリクとの子どもを身ごもっていることや、自分のシュヴァリエになれば小夜と子を成すことができることを告げ揺さぶりをかけるが、カイは断固として拒否していた。
そんなカイの前でディーヴァはステージに立ち歌いだすと、会場にいた客の何人かが翼手化した。実は今回のフェスティバル自体が「デルタ計画」のデモとして行われたものだったのである。
会場で暴れる翼手の元へ、絶妙なタイミングで投入されたコープスコーズが的確に翼手を処理していく中、カイを無理やりシュヴァリエにしようとディーヴァたちが襲い掛かる。
間一髪のところを小夜とハジが助けに入るが、アンシェルたちの圧倒的な戦闘力に組み伏され逆に捉えられてしまう。とどめをさされそうになった小夜を助けたのは翼手化したソロモンだった。ソロモンは小夜を抱きかかえると、「僕が望むのは小夜と二人だけの世界だ」と言い残し連れ去ってしまう。
ハジは小夜を追いかけ、ソロモンやカイが小夜の名前を口にすることに不満を抱いたディーヴァはすねてその場を去ってしまうのだった。

囚われたソロモン(左)を挑発するジェイムズ(右)

ソロモンは小夜を自分の部屋へ招きドレスを着せ、自分が立場を捨てて小夜の元へ来たことを告げ一途な愛を誓うが、小夜は戸惑いを見せる。
そこへハジが現れ、小夜を巡って激しい戦いを繰り広げる。
戦いを止めさせようとした小夜が高層ビルから転落してしまったため、ハジは自らが封印していた翼手化をし黒い翼を広げて小夜を助けるのだった。その姿を見てソロモンは一旦その場を引いた。

再びニューヨークの拠点に戻った小夜たち。デヴィッドは何とか一命を取りとめ、ジュリアは再び仲間になった。
また、住む場所は別だがシフたちもカイが血液を届けてやり「共存」の道を歩みつつあった。
ところがシフの一人であるカルマンのソーンが進行し、残された時間が少ないことが分かる。焦ったシフのモーゼスの元に現れたのは、一命を取り留めたシュヴァリエのジェイムズだった。ジェイムズは「ディーヴァの血と研究技術によってソーンを止められる、止めて欲しくばカイを殺せ」と命じた。
やむなくカイを襲うモーゼスだったが、それを止めたのはほかでもないカルマンだった。カルマンは生きる意味を見出し、恩人のカイを殺してまで生き延びることを選ばず最期まで自分らしくいることを選んだ。そのカルマンと共に最期を迎える決意をしたモーゼスは、最後のシフ・ルルゥをカイたちに託し、夕日を浴びて命を絶つのだった。

小夜に拒絶されてしまい、進むべき道を失いかけていたソロモンの元を訪れたディーヴァのシュヴァリエ・ネイサンは、「ディーヴァの娘たちに会わないか」と提案し再びディーヴァの元に連れて行く。ディーヴァはアンシェルによりお腹から双子の繭を取り出してもらっており、それをゆりかごに乗せてあやしていた。ソロモンは繭の目の前にためらいを見せるものの、愛する小夜の望みである「ディーヴァを討つ」ことを諦めることが出来ずディーヴァに襲い掛かるが返り討ちにあい、瀕死の状態にさせられあっという間に捕えられてしまう。
囚われたソロモンのところに現れたのは、半身をサイボーグ化され一命を取り留めたジェイムズだった。ジェイムズはその姿をディーヴァから「醜い」と疎まれてしまったため、その原因となった小夜と、彼女を愛してディーヴァを裏切ったソロモンのことを激しく憎んでいた。
「小夜をこれから殺してその首をここに持ち帰ろう」と挑発し去っていくソロモンのところへネイサンが現れ、「裏切った末に愛を貫く者がどんな末路を辿るか見てみたい」と告げソロモンの拘束を解いたのだった。

サイボーグ化することで更に強固な肉体を手に入れたジェイムズを前に苦戦を強いられる小夜たちだったが、そこへまだ完全に回復をしていないソロモンが加勢する。
「血を超えてあなたのシュヴァリエになります」と小夜に誓ったソロモンを信じ、小夜たちは協力してジェイムズに挑む。
ソロモンの捨て身の協力により小夜はジェイムズを倒すことができたが、戦いの中で小夜の血のついた刀の切っ先が肩に触れてしまったため、ソロモンの命はあと僅かとなってしまっていた。
小夜の前から去ったソロモンの前にアンシェルが現れ、最後の力を振り絞ってアンシェルを討とうとするが、小夜の血が全身に回りソロモンは息を引き取った。

アンシェルに嵌められディーヴァの登場を許してしまう

デルタ計画は大詰めを迎え、ディーヴァの歌声が全世界に衛星中継される日が近づいてきた。全ての戦いが終わったら共に沖縄に帰って「オモロ」を一緒にやっていこうと言うカイにうなづく小夜だったが、ハジと交わした約束(ディーヴァを殺した後自らもハジに殺してもらい翼手を世界から殲滅させる)を思うと後ろめたい思いを抱えずにはいられなかった。

ディーヴァの公演当日。
舞台に上がる直前を狙う小夜とハジだったが、ディーヴァの姿に擬態化していたアンシェルに嵌められ、ディーヴァの歌を止める事が出来なかった。
最終手段として予めセットしてあった衛星中継基地の爆破を決行するが、軍事衛星を経由され世界への中継も阻止することが出来ない。
デヴィッド、カイ、ルイスは発信元になっている会場横の中継車を襲撃した。
ところがディーヴァの歌声の効果により会場にいた人々が翼手化し大混乱となった。舞台袖ではハジがアンシェルと戦い、舞台上では小夜がディーヴァと最終決戦に挑む。

小夜との約束に従い「戦って」と言い続けたハジが「生きて」と自分の気持ちを口にする

keeper
keeper
@keeper

Related Articles関連記事

バイオハザードIV アフターライフ(Resident Evil: Afterlife)のネタバレ解説まとめ

『バイオハザードIV アフターライフ』とは、2010年に公開されたポール・W・S・アンダーソン監督によるホラーアクション映画。 カプコンから発売された大ヒットゲーム『バイオハザード』の実写映画の第4作目の作品となる。同シリーズ3作目から1年後の世界を描く『アフターライフ』では、原作ゲーム『バイオハザード5』からのオマージュ要素が多い。 ゾンビ映画の中でも世界的に影響を与え、スリル満点のアクションや、ストーリーの充実度が注目を集めている。

Read Article

ぼくの地球を守って(ぼく地球)のネタバレ解説まとめ

『ぼくの地球を守って』とは日渡早紀により制作され、1986年から「花とゆめ」に連載された漫画作品である。コミックス全21巻、文庫版全12巻、愛蔵版全10巻が発刊された。1993年にはOVAが制作され全6巻となっている。物語は「輪廻転生」が大きな鍵となっている。前世で特殊な任務についていた男女7人が任務中に伝染病にかかり全員が命を落としてしまう。現世に転生したその7人が徐々に前世の記憶を思い出し、過去の自分と現代の自分との間で揺れ動き、それぞれの孤独や苦悩を解決していくSF漫画。

Read Article

PSYCHO-PASS(サイコパス)のネタバレ解説まとめ

舞台は人工知能・シビュラシステムが絶対的な法とされる近未来の日本。凶悪犯罪を取り締まる刑事たちの姿を描いた本作は、本広克行×虚淵玄×天野明×Production I.Gの豪華タッグによって制作され、2012年から放送開始となったTVアニメ、劇場版アニメ。監視社会のシステムをかいくぐり、凶悪事件の裏で暗躍し続ける謎の男「マキシマ」を追う刑事・狡噛慎也は、捜査の過程で自らも犯罪者となっていく。

Read Article

ヴェノム(Venom)のネタバレ解説まとめ

『ヴェノム(Venom)』とは、2018年に公開されたアメリカ合衆国のスーパーヒーロー映画である。日本での公開は2018年11月2日。ソニー・ピクチャーズの保有するマーベル・コミックのキャラクターを実写映画化した『ソニー・ユニバース』シリーズの第1作品目。 地球外生命体シンビオートに寄生され、ヴェノムに変身する特殊能力を手に入れたジャーナリストエディ・ブロックの闘いを描く。

Read Article

進撃!巨人中学校(Attack on Titan: Junior High)のネタバレ解説まとめ

『進撃!巨人中学校』とは中川沙樹が描く、諫山創の『進撃の巨人』の公式学園パロディ漫画。2015年にProduction I.G製作でアニメ化。前半をアニメパート、後半を出演声優たちによるバラエティ番組の実写パートとして30分枠で放送。中学生になったエレン・イェーガーは進撃中学校へ入学する。学校には巨人も在籍しており、エレンは巨人に恨みを持っており巨人を駆逐しようと非公式部活「調査団」へ入部した。

Read Article

BLOOD-C(ブラッド シー)のネタバレ解説まとめ

アニメ制作会社「Production I.G」と漫画家集団「CLAMP」の両名が手掛けた、全12話のオリジナルアニメである。 学園を主要な舞台としているが、ごく普通の日常にも関わらず違和感のある、現実感のない日常描写という雰囲気作りが意図的にされている。 主人公の女子高生「更衣 小夜」が日中は学校に通いつつ、人知れず人間を襲う怪物と戦いを続けるアクションアニメである。

Read Article

NEW

バイオハザードV リトリビューション(Resident Evil: Retribution)のネタバレ解説まとめ

『バイオハザードV リトリビューション』とは、2012年に公開されたホラーアクション映画であり、『バイオハザードシリーズ』の第5作目となる作品である。監督はポール・W・S・アンダーソン。今作では、シリーズ第1作に登場したアンブレラ社の特殊部隊レイン、ジル・バレンタインたちが再登場する他、レオン・S・ケネディ、エイダ・ウォンなどのゲームの人気キャラクターも続々登場する。 アリス・アバーナシーは謎の研究施設に囚われていた。多数のアンデッドからから追跡される中、研究施設から脱走しようとする。

Read Article

NEW

ジョーカー・ゲーム(ジョカゲ、Joker Game)のネタバレ解説まとめ

『ジョーカー・ゲーム』とは、柳広司による日本の短編ミステリー・スパイ小説および、それを原作とした漫画、アニメ作品である。「D機関シリーズ」と呼ばれている。2016年4月から6月までAT-X、TOKYO MX他にて放送された。第二次世界大戦前の帝国陸軍内に結城中佐によって、スパイ養成部門「D機関」が秘密裏に設立される。そのD機関員たちが世界で暗躍する全12話のストーリーである。

Read Article

翠星のガルガンティア(Gargantia on the Verdurous Planet)のネタバレ解説まとめ

Production I.G制作、オケアノス原作の日本のアニメ作品。2013年4月~6月まで放送された。 はるかなる未来、宇宙生命体ヒディアーズと戦う兵士レドが空間転移事故により、陸地のほとんどを海中に没した地球に跳ばされた。その地球にてガルガンティアという巨大な船団で生活することになる。兵士以外の生き方に触れ、ヒディアーズの真実を知り苦悩しながらもやがて成長してゆく物語。

Read Article

NEW

アルスラーン戦記(アル戦)のネタバレ解説まとめ

『アルスラーン戦記』とは、田中芳樹による大河ファンタジー小説。荒川弘によってコミカライズされ、それを原作に映画やアニメ、ゲームなどにもなった。テレビアニメは2015年4月から同年9月までの第1期(全25話)と2016年7月から同年8月までの第2期(全8話)までが放送された。荒川版のコミカライズは2013年9月より別冊少年マガジンにて連載中。架空の王国を舞台に戦乱の世界で1人の王太子・アルスラーンの成長と仲間たちとの絆を描いた英雄譚である。

Read Article

戦国BASARA(Sengoku Basara)のネタバレ解説まとめ

「戦国BASARA」とはカプコンから発売されている人気アクションゲーム、及びゲームを原作にしたアニメーション作品。第一期、二期、劇場版をProduction I.Gが製作し、三期をテレコム・アニメーションフィルムが製作した。若い女性達の間で起こった戦国武将ブームの火付け役でもあり、漫画・アニメ・ドラマ・舞台など様々な媒体で展開している。

Read Article

少女ファイト(Girls' Fight)のネタバレ解説まとめ

『少女ファイト』とは、日本橋ヨヲコにより講談社イブニングで連載されている、高校女子バレーボールを題材にした漫画作品である。女子バレー界で20年に一人の逸材と謳われた姉の事故をきっかけとし、心を病んでしまった主人公大石練。そんな彼女が高校進学を転機に、仲間達を通して大きな成長を遂げ、春高優勝に向けて力を合わせていく青春物語である。ブロスコミックアワード2008大賞受賞作品。2009年10月にはOVA化もされている。

Read Article

ボールルームへようこそ(Welcome to the Ballroom)のネタバレ解説まとめ

「ボールルームへようこそ」とは、「竹内友」による漫画作品。2011年より「月刊少年マガジン」にて連載を開始し、2017年夏に「Production I.G」製作でアニメ化。なんの取り柄もなく日常をただ過ごしていた気弱な少年「富士田多々良」は、ある日偶然にも社交ダンスに出会う。プロダンサーの仙石や同年代のダンサー兵藤・雫達に影響され、多々良は社交ダンスに没頭していく。

Read Article

GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊、イノセンス(押井版攻殻機動隊)のネタバレ解説まとめ

『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』は1995年に公開された日本のアニメ映画。AD2029年、公安九課のリーダー草薙素子が事件を追う中、正体不明のハッカー“人形使い”と遭遇する。 また続編の『イノセンス』は2004年公開。ガイノイド“ハダリ”の暴走した原因を九課のバトーとトグサが追う。 押井守監督版『攻殻機動隊』シリーズ。原作は士郎正宗の漫画『攻殻機動隊』

Read Article

精霊の守り人(Moribito: Guardian of the Spirit)のネタバレ解説まとめ

『精霊の守り人』とは、上橋菜穂子原作の異世界のファンタジーである守り人シリーズのアニメ化作品。 2007年4月~9月にNHK-BS2の衛星アニメ劇場枠で全26話構成で放送された。 100年に一度卵を産む水の精霊に卵を産みつけられた新ヨゴ皇国の第二皇子チャグムとチャグムを守るよう母妃に託された女用心棒バルサ。皇子の命を狙うヨゴ皇国。卵を狙う異世界の生物。二人の過酷で困難に満ちた旅が始まる。

Read Article

銀魂(実写映画)のネタバレ解説まとめ

「銀魂」(実写版)は、2017年7月に公開された福田雄一監督による日本映画。空知英秋作画の漫画「銀魂」の実写化作品で、原作の長編「紅桜編」がベースです。「紅桜編」は、妖刀紅桜を利用して国の転覆を目論む鬼兵隊と、それを阻止しようとする主人公坂田銀時と仲間たちの戦いを描いたもの。原作はSF時代劇コメディです。実写版はそれを忠実に再現し、ギャグ満載、時にほろりとさせる内容になっています。

Read Article

魔法陣グルグル 2017(Magical Circle Guru Guru 2017)のネタバレ解説まとめ

「魔法陣グルグル 2017」とは、「衛藤ヒロユキ」による作品「魔法陣グルグル」の三度目のアニメーション作品。1回目「魔法陣グルグル」は1997年にアニメ化、2回目「ドキドキ伝説 魔法陣グルグル」は2000年にアニメ化、3度目になる本作は2017年にアニメ化。全二作はシリーズであったが、本作は原作一話から最終話までを全24話構成で製作したものとなる。主人公「ニケ」は勇者になるために、グルグルという魔法を使うヒロイン「ククリ」に出会い、二人は魔王ギリを倒す旅に出る。

Read Article

GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊の名言・名セリフまとめ

押井守監督の『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』(1995年11月18日公開)は、士郎正宗原作のSF漫画『攻殻機動隊 THE GHOST IN THE SHELL』を映画化したアニメーション作品。製作会社はProduction I.G 。 その革新的ともいえるアニメーション技術から映像面で評価が高い本作だが、キャラクターの巧みな台詞回しもその人気の一因だ。当記事では、ファンの間で特に知られている名言・名セリフを紹介する。

Read Article

目次 - Contents