逆転裁判（逆裁）とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

綾里千尋（あやさとちひろ）

27歳。黒い胸元のあいたスーツとベージュのスカーフを首に。その下からは勾玉を下げている。
綾里真宵の姉。2話で残念ながら彼女は殺されてしまうが、それ以降真宵の霊媒によって成歩堂がピンチの時法廷でアドバイスをすることもある。
「倉院霊媒堂」の家元の娘で長女であることから、本来は彼女がその跡を継ぐようになっていたが、15年前母が失踪した事件を追うために弁護士になる。だがその霊媒の力は凄まじかったらしい。

御剣怜侍（みつるぎれいじ）声：岩元辰郎

24歳。ワインレッドのスーツと首もとには白くてボリュームのあるクラバットがある。このクラバットのせいで「ひらひらした人」と言われることもある。
師匠は40年間無敗記録を、今なお更新し続ける生きる伝説、狩魔豪。
日本で最年少である20歳で検事になり、それから5年間彼も負けしらずの天才である。「犯罪者はすべて有罪になるべきだ」と言う考えからだが、世間は「有罪のためなら何でもする」と黒い噂を立てられていた。
成歩堂、矢張とは小学校の時の同級生。あるきっかけで3人が仲良くなるが、事件をきっかけに成歩堂から「御剣は人が変わった」と言われてしまう。
やや口調が古くさいが実はトノサマンのファンである。

糸鋸圭介（いとのこぎりけいすけ）

30歳。深い緑のコートと無精ひげ。がっちりした体格である。
所轄所の掲示。事件の時は初動捜査担当。
脇が甘い捜査と、見落とし、勘違いが非常に多く、誤認逮捕が多い。そのたびに成歩堂につっこまれ、御剣や他の検事から給料査定を楽しみにしていろと言われている。
非常に薄給らしく、ソーメンしかたべられないと愚痴をこぼすこともある。しかし手先は器用で、パソコンや機械にも強い。

狩魔豪（かるまごう）声：杉森雅和

65歳。紺色の刺繍入りのスーツに水色の宝石をあしらったボリュームのあるクラバットを身につけている。白髪の挑発をオールバックにした目つきの悪い初老の男性。
40年間裁判の無敗の記録を叩き出している、法曹界の生ける伝説と呼ばれる検事。そして御剣怜侍の師匠である。
狩魔の掟である「狩魔はカンペキをもってよしとする」の体現者。有罪のためならなんでもするという実行力は、証拠隠滅、証言の操作、関係者への根回しなどを行い、成歩堂に付け入る隙を与えない。
家族は少なくとも娘が2人いる。そのうち1人は結婚して孫がいるおじいちゃんであるが、どんな顔をして孫と遊んでいるのかは想像がつかない。

『逆転裁判』の裏話・トリビア・小ネタ／エピソード・逸話

成歩堂龍一の名前は音楽家である坂本龍一から名前をとっている。糸鋸圭介はサザンオールスターズの桑田佳祐から名前をとっている。ちなみに御剣という名字は実際に存在する。
逆転裁判の最初の企画では成歩堂は探偵だったらしい。