文豪とアルケミスト(文アル)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『文豪とアルケミスト』(略称:文アル)とは、「文豪」を題材にした育成シミュレーションゲームである。開発・運営は、ゲームプラットフォームのDMM GAMESである。2016年11月にブラウザ版がリリースされ、翌年の2017年6月にスマートフォン版の配信が開始された。大正ロマンとスチームパンクを基調にした現実とは異なる歴史を歩んだ日本を舞台に、物語を展開していく。侵蝕者と呼ばれる敵から文学を守る為、プレイヤーは文豪達を転生させ、彼らと共に侵蝕者達と戦っていく事となる。

『文豪とアルケミスト』のゲームシステム

図書館/司書室

ホーム画面の1つ、図書館側の画面。

『文アル』のホーム画面。本作は国の図書館である帝国図書館を活動拠点にプレイしていくため、その館内や館内にあると推測される特務司書用の司書室がホーム画面の背景として登場する。
なお、図書館と司書室では選べるメニューが異なる。図書館の画面では、実際に敵と戦う「潜書(せんしょ)」や文豪達のレベル上げを行う「開花(かいか)」など、戦闘や文豪自身に関係するシステムを選ぶ事が可能。逆に司書室では、物語やイベント等の回想、日々のプレイ活動についてまとめた「報告書」の更新といった戦闘関係以外のゲームシステムを選べる。

潜書(せんしょ)

『文豪とアルケミスト』のメインシステム。「図書館」の画面から選択が可能である。本作の敵である侵蝕者達が侵食した本の中に入り、侵蝕者を倒して文学を守る戦闘システムとなっている。1度の潜書で本の中に入れる文豪は4人まで。潜書できる文豪は、「結成」と呼ばれるシステムで「会派」というグループを結成している者のみに限られる。

有碍書(ゆうがいしょ)

有碍書の画面。画面真ん中にある本の背表紙に書かれているものが各ステージの名前。

潜書先の1つであり、実際に戦闘を行うステージの名称。最大4名の文豪で「会派」を結成して敵に挑む。ステージ終了後に新たな文豪が転生することがある。

封蔵書(ふうぞうしょ)

封蔵書の内容がアップデートされた際の告知画面。画面左の本棚のような絵が、封蔵書の画面。

潜書先の1つであり、実際に戦闘を行うステージの名称。2019年6月14日に実装された。国内文豪の本へ潜書する有碍書に対し、こちらでは海外文豪の本に潜書する。

有装書(ゆうそうしょ)

有装書に潜書中の文豪がいる事を示す画面。

潜書先の1つであり、有魂書と洋墨と呼ばれるアイテムを消費することで新たな文豪を転生させられる。使用する洋墨の量が多かったり、潜書にかかる時間が長い時ほどレアな文豪が転生しやすい。

有魂書(ゆうこんしょ)

有魂書の説明が書かれた画面。

2021年11月1日に実装されたシステム。紡の有魂書と呼ばれる書物に文豪を潜書させることで、ランダムでアイテム(主に育成素材)と回想を入手できる。
なお、選書できる文豪は、文豪の武器を変更できるアイテム・覚醒ノ指輪が実装されている者のみとなる。これは本システムを通して入手できる回想が、潜書した者の「覚醒ノ物語 終章」と呼ばれる回想となっており、全ての回想を見ることで覚醒ノ指輪が入手できる事が理由だ。回想は、各文豪10話ずつ用意されている。
覚醒ノ指輪入手後も、指輪を入手した文豪の潜書は可能。その際、入手できるものはアイテムと経験値の2つに変更される。

散策

散策の説明が書かれた画面。

帝国図書館内にいる文豪と交流を図れるシステム。「図書館」の画面から選択できる。
中庭・エントランス・談話室・バー・補修室の全5箇所に現れる文豪と交流を図り、アイテムの1種である嗜好品を贈ることで彼らからの信頼度を上げられる。補修室に限り、まれに潜書で怪我した文豪が現れることがあるが、その場合は指定のアイテムで補修してあげることで信頼度の向上が可能。なお、現れる文豪はランダムではあるが、ホーム画面に設置できる「助手」にあたる文豪は、優先的に出現する傾向にある。
散策は昼と夜の2つの時間帯に行うことが可能。各時間帯は昼が6時から17時59分まで、夜が18時から5時59分までとなっている。また、嗜好品を贈れるのは各時間帯にて文豪1人まで。嗜好品を贈ると文豪から専用ボイスを聞ける。

信頼度

各文豪の信頼度を確認できる画面。

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