カーズ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

カーズとは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part2『戦闘潮流』に登場する「柱の男」と呼ばれる超生物のリーダーである。究極生物となることを望むカーズは、太古の昔より「エイジャの赤石」と呼ばれるアイテムを探しながら自分たちに対抗しうる波紋使いたちと戦ってきた。敵対する者は同胞でも容赦なく殺す冷徹さを持つ一方、味方への仲間意識や弱者への優しさを持ち合わせる。人間を餌と見なす存在で、尊大な言動も多いが、カーズは現代兵器でも倒せない能力や圧倒的なカリスマ、王者の風格といった魅力を備えたキャラクターといえる。

カーズのプロフィール・人物像

CV:井上和彦

カーズとは、『ジョジョの奇妙な冒険』Part2『戦闘潮流』に登場する敵キャラクターで、「柱の男」と呼ばれることになる超生物のリーダーである。人間をはるかに超える知性、身体能力、寿命、触れただけで生物のエネルギーを吸い取る能力を持つ一方、太陽に当たると石化する弱点を持つ。

その天才性により、血を浴びることで骨針を出し、被った者の脳を押して能力を上げる「石仮面」を作り、人間を吸血鬼化させ、自分たち一族の食料にしていた。何物をも恐れずに済む究極生命体(アルティミット・シイング)となることを望み、その為なら何でもする。特殊な呼吸法で太陽と同じエネルギー波を作り出す波紋戦士とは古代から戦ってきており、子供であっても容赦なく殺害する。
自分の信念に絶対の自信を持ち、自分に賛同しなかった同胞を皆殺しにした。一方、自分に賛同する者に対しては強い仲間意識があり、同志のエシディシが命を賭して郵送したエイジャの赤石を彼の為にも手にする旨を口にし、部下であるワムウの影を踏み反射的に彼に蹴られた際も怒らずにその闘争意識を褒めている。究極生命体となる為に必要なアイテム「エイジャの赤石」を求めて行動する。
車に轢かれそうになった子犬を助ける、花を踏まずに着地する、女性戦士であるリサリサに「女は殺したくない」と言うなど紳士的な側面も見受けられる(もっとも、リサリサに対しては「波紋戦士は生かしておけない」と毒薬での自害を勧めている)。

ところが、最終局面では同胞をすべて失った為か「究極生命体になる」という野心が強くなり、リサリサとの戦闘で影武者を使い後ろから攻撃する、リサリサを人質にするといった卑劣な面が目立つようになった。

カーズの来歴・活躍

超生命体の一族に生まれた天才

カーズは同胞を皆殺しにし、わずかな仲間と共にエイジャの赤石を求め旅に出る。

太古の昔、人類とは別の進化を遂げた生命体が誕生した。人間をはるかに超えるその一族(またの名を闇の一族)は、他の生物の生命エネルギーを吸い取って生きる性質を持っていた。元より争いを望まぬ性質であったその一族は地下でひっそりと繁栄していたが、ある時天才が生まれた。その天才・カーズは、太陽の下に出られない体質を始め、あらゆる恐怖や弱点を克服する為の研究を始める。結果、被った者の脳を骨針で刺激し、隠された能力を引き出すアイテム「石仮面」を作り上げた。石仮面は人間を吸血鬼に変え、闇の一族は吸血鬼を食料とすることで質の高いエネルギーを得ることとなる。
カーズは「自分たちも石仮面を被り、何ものにも脅かされない究極生命体(アルティミット・シイング)になる」ことを主張したが、それは他の生物を滅ぼしかねない危険な思想でもあった。同胞たちはカーズを抹殺しようとしたが、カーズはそんな同胞に失望し、自身の親も含めた彼らを返り討ちにする。
唯一自身に賛同したエシディシ、赤子だったワムウ、サンタナのみを連れて旅に出る。石仮面のみでは、彼ら闇の一族の脳を押すには力が足りなかった。カーズの悲願を達成するには、光を増幅する力を持った「エイジャの赤石」と呼ばれる鉱石が必要であった。不純物の混じっていない、一点の曇りもない「スーパーエイジャ」を求め、カーズたちは古代ローマへと侵攻を勧める。
旅の中、カーズたちは特殊な呼吸により彼らの唯一の弱点・太陽と同じエネルギー波を生み出す「波紋法」を使う人間たちと出会う。高レベルの波紋使いたちと戦い彼らを追い詰めるが、やがて休眠期が訪れる。カーズ、エシディシ、ワムウ、そしてサンタナは石化状態となり永い眠りについた。
1938年、大富豪スピードワゴンにより発見された彼らは「柱の男」と呼ばれるようになる。

エイジャの赤石の奪い合い

1938年。ナチス兵士の研究所で太陽に似せた光を放つ紫外線照射装置を浴びせられていたカーズたちだが、人工の光りでは彼らを縛りつけてはおけなかった。先に目覚めたワムウがナチス兵士を殺害したことで血を浴び、カーズ、エシディシが目覚める。ワムウが聞いたナチス兵士の会話から、まだ人間たちも赤石を手に入れていないことを知ったカーズたちは早速赤石を探しに行く。この時、ナチス兵士の一人であるマルクにぶつかり、彼を捕食しているが、カーズたちはマルクを意識すらしていなかった。
マルクの友人で波紋使いのシーザー・ツェペリは彼らの尊大な態度、友人を殺されたことに怒り戦いを仕掛けるが、過去に高レベルの波紋使いたちと戦ってきたカーズらにとってシーザーの波紋の力は大したものではなかった。その場にいたもう一人の波紋使いである主人公、ジョセフ・ジョースターは先んじて目覚めたサンタナを(ナチス兵士・シュトロハイムの協力付きとはいえ)倒した実績があったが、どちらかと言えば彼の知略による所が大きく、ジョセフの波紋の力はシーザーにも劣っていた。
強い者との戦闘を好むワムウは、ジョセフの知略と口車が元で彼を戦うに値する戦士と認め、再戦を誓う。この時、ワムウはジョセフが逃げ出さないよう彼の心臓に毒入りの指輪を埋め込み、33日以内に自分の持つピアスを手に入れて中の解毒剤を飲まなければ死ぬと言った。エシディシもまた戯れにジョセフの喉に同じ指輪を埋め込む。カーズも埋め込むかと聞かれたが、エシディシらの酔狂にいくらかの理解を示しつつも赤石を探すことを優先させた。

カーズ達の求める赤石は、ジョセフとシーザーに波紋の修行をつけたリサリサが宝石に模して所有していた。そのことを突き止めたエシディシは修行場に現れて、ジョセフに修行をつけていたロギンズを殺害し、次いでジョセフと戦闘になる。ジョセフはパワーアップした波紋の力と得意のトリックを使ってエシディシを撃破する。
しかし、脳髄だけになっても生き延びたエシディシはリサリサの使用人であるスージーQに取り憑き、スイスにいるカーズらに赤石を郵送した。ジョセフたちはエシディシを倒し、赤石の入った小包を追うが、小包はナチスにより既に回収されていた。
カーズは、赤石が現在ナチスの手にあると知り、彼らのアジトである山小屋を襲撃。中にいた兵士を殺害した。特殊な能力で内部にいた人数を確認したカーズだったが、小屋には彼が探知しきれなかった人物がいた。それは、サンタナとの戦いの際、自らの体内に潜り込んだサンタナもろとも自爆を試みたシュトロハイムのサイボーグ化した姿であった。科学兵器を搭載し、サンタナの力を基準に作り替えられた体でカーズと戦うシュトロハイムだったが、カーズからすればサンタナは自分たちの番犬のような存在であり、機械化されたボディも脅威ではなかった。

それでも、自らの腕を変形させた光る刃からジョセフにより波紋を流され赤石を入手することはできなかった。高所から落下したカーズだが、赤石はジョセフらに預けておくと高笑いをし、一度アジトへと戻る。この間、ワムウがシーザーと戦い、勝利している。シーザーは死ぬ直前、ワムウからジョセフの体内にある毒入りの指輪を消滅させる解毒剤を奪い、自らの血で作った波紋のシャボンに託していた。ジョセフ、リサリサはシーザーの死に涙し、ジョセフはワムウとの戦いに勝ってから解毒剤を飲むことに決め、改めてカーズらの下へと向かう。

決闘

リサリサを騙し討ちにしたことをとがめられたカーズは、目的を重視していると語る。

カーズは、本拠地に乗り込んできたジョセフとリサリサに100人の吸血鬼をけしかけようとしたが、「赤石は時限爆弾と共にある場所に隠した」「ワムウとジョセフ、カーズと自分とで一対一の決闘をし、赤石を賭ける」とのリサリサの提案を飲む。
ワムウはジョセフとの一騎打ちに敗れて消滅し、その結果を重く受け止めたカーズは何が何でも目的を達成させようと、決闘を放棄して影武者を使いリサリサを戦闘不能にした。赤石を手に入れたカーズは、邪魔者でしかないジョセフを吸血鬼たちに始末させようとした。そこにナチス兵士たちが駆け付け、吸血鬼たちは掃討されジョセフとカーズの一騎打ちが始まる。
ナチス兵士たちは紫外線照射装置でカーズを石化させようとしたが、カーズは赤石をはめた石仮面を被っており、石仮面から出た骨針により脳を刺激されて究極生物となってしまう。

究極生命体の誕生

太陽という最大の弱点を克服した究極生命体・カーズ。

究極生命体となったカーズは、太陽と波紋を克服し、あらゆる生物の能力を再現する能力を手に入れた。手始めとして、その場にいるジョセフやその仲間を生け贄にしようとしたが、戦闘機に乗り挑発するように逃げるジョセフを新たな能力(鳥の能力を再現して飛行)で追う。
ジョセフの策といつの間にか同乗していたシュトロハイムの妨害により、戦闘機ごとヴォルガノ火山の噴火口にカーズが落とされたことで人類側の勝利に思われた。しかし、一度は身を焼かれマグマに消えたはずのカーズだが、体の内側からどんどん泡を生じさせることで熱をシャットアウトし、生きて噴火口から這い出し、不意打ちでジョセフの左手を斬り飛ばす。
そのさまを見たシュトロハイムはカーズを「神のようだ」と評し、絶望する。ジョセフ以上の波紋の力を得たカーズは、その力でジョセフに攻撃を仕掛ける。そのとき、ジョセフは反射的に赤石を持った手をかざした。赤石の中でカーズの波紋が増幅され、火山の噴火を誘発する。鳥になって逃げようとしたカーズだが、切り飛ばしたジョセフの左手が噴火のエネルギーで吹き飛んできてカーズに刺さった。カーズはジョセフに「これも計算の内か」と言い、岩盤もろとも噴火のエネルギーで宇宙空間へと飛ばされた。
体から空気を排出し、軌道を変えて地球へ戻ろうとしたカーズだが、宇宙空間では空気が凍ってしまい軌道が変えられない。地球へと戻ることができず、カーズの体は生物と鉱物の中間の存在となった。不死身故に死ぬこともできないカーズは、やがて考えることをやめた。

カーズの能力

「柱の男」としての能力

他生物のエネルギーを吸い取る

カーズたち「柱の男」は、全身が消化器官である。相手の肉体と同化し、或いは触れただけでエネルギーを吸い取って「食べて」しまう。触れただけで相手を取り込む為、戦闘面ではかなり有利な能力といえる。ただし、波紋使いが相手の場合は太陽と同じ力を浴びせられる為、波紋使いを取り込むことはしない。

温度差体温を感じ取る能力

壁越しに隣の部屋の温度を探り、そこにいる人間の数、性別、身長を当てている。「柱の男」が皆備えているものか、カーズ独自の能力かは不明。体の大半が機械化されたシュトロハイムだけは感じ取れなかった。

光の流法(モード)・「輝彩滑刀(きさいかっとう)」

えどのゆうき
えどのゆうき
@edono78

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2013年冬に放送されたアニメ『俺の彼女と幼なじみが修羅場すぎる』に関する記事です。この作品は、色恋沙汰を毛嫌いする主人公に彼女が出来て、それを知った主人公の幼なじみが、その彼女と修羅場を繰り広げる物語です。この記事では、個性豊かなキャラクターと彼女らが描く青春について紹介します。

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はたらく細胞(特別編『風邪症候群』)のあらすじと感想・考察まとめ

風邪が流行り出す季節が訪れた。ウイルスに狙われやすい咽頭付近に住居をかまえる細胞の一人が、細胞分裂という自分の仕事の単調さに不満を持っていた。何か面白いことはないかと考えていたある日、一人の青い細胞と出会う。細胞は青い細胞と一緒に、キラーT細胞やマクロファージなどにイタズラをして楽しむ。友達のいなかった細胞は、これからも仲良くしようと青い細胞に話す。しかしその青い細胞の正体は、とんでもないものだった。 今回は「はたらく細胞」特別編『風邪症候群』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

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はたらく細胞(第10話『黄色ブドウ球菌』)のあらすじと感想・考察まとめ

赤血球は全速力で逃げていた。細菌に追われているのだ。逃げ場を失った赤血球を細菌が殺そうとした時、何者かが細菌に強烈なパンチをお見舞した。その者は黄色い防護服をまとい、マスクで顔を覆っている単球と呼ばれる細胞だ。とても頼れる人だと白血球に教えてもらう。傷口から黄色ブドウ球菌が侵入し、白血球がピンチに陥った瞬間、単球が現われ、そのマスクを取る。 今回は「はたらく細胞」第10話『黄色ブドウ球菌』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

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はたらく細胞(第9話『胸腺細胞』)のあらすじと感想・考察まとめ

「キラーT君、もうちょっとクールにやれないの?」「こっちも仕事なんでね。アンタの司令に合わせて、キチッと攻撃できるように鍛えなきゃならんのですよ」と、ヘルパーT細胞とキラーT細胞が口喧嘩をしていた。その上司と部下ではない様子に、困惑するナイーブT細胞たち。「彼らはね、胸腺学校時代の同期だったんだよ」と樹状細胞は一枚の写真を取り出すと、ナイーブT細胞たちに昔話をはじめた。 今回は「はたらく細胞」第9話『胸腺細胞』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

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はたらく細胞(第11話『熱中症』)のあらすじと感想・考察まとめ

外気温上昇のせいで貯水槽の水分は尽き果て、身体は熱中症の危機をむかえていた。肝腺細胞たちは、体温調節機能を取り戻そうと奮闘し、赤血球たちは毛細血管を歩いてなんとか放熱しようとする。白血球も暑さには相当こたえているようだ。そんな中、熱に強いセレウス菌が侵入した。セレウス菌は細胞たちが高体温でパニックを起こしている隙に、身体を乗っ取ろうと企んでいた。 今回は「はたらく細胞」第11話『熱中症』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

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はたらく細胞(第12話『出血性ショック(前編)』)のあらすじと感想・考察まとめ

「この新人赤血球さんの教育係をしてもらいます」と先輩は言い、赤血球に新人を紹介した。ドジでおっちょこちょいの自分とは違い、とても優秀な後輩にプレッシャーを感じながらも努力する赤血球。その時、大きな音とともに爆発が起こる。周囲は明るく照らされ、気を失う赤血球。目を覚ますと辺りは破壊され、細胞たちは倒れていた。 今回は「はたらく細胞」第12話『出血性ショック(前編)』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

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【ジョジョの奇妙な冒険】心に残る名言・珍言・擬音集【名セリフ&迷セリフ】

荒木飛呂彦による人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険』。アニメ化もされますます話題を集めているこの作品ですが、他の漫画にはない印象的なフレーズが多数登場します。そんな名言・珍言・擬音を集めてみました。印象に残る名言、珍言、時にはあり得ない擬音を堪能して下さい。

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