鈴木史郎（名探偵コナン）とは【徹底解説・考察まとめ】

鈴木史郎の概要

鈴木史郎（すずきしろう）とは、『週刊少年サンデー』の漫画、及びそれを原作にしたTVアニメ『名探偵コナン』の登場人物。
主人公である工藤新一のクラスメートである鈴木園子の父親だ。
園子は、新一の幼馴染の毛利蘭（もうりらん）と幼い頃から仲が良く幼稚園時代からの付き合いだ。
新一が謎の犯罪組織、黒ずくめの男から毒薬APTX4869を飲まされ幼児化してからも、居候先である毛利探偵事務所を通して江戸川（えどがわ）コナンと付き合いがある。
神出鬼没の大怪盗で知られる怪盗1412号、別名怪盗キッドを追い詰めるコナンの功績も認めている。

鈴木史郎のプロフィール・人物像

CV ：松岡文雄

年齢：51歳
性別：男
職業：幅広く事業展開をする鈴木財閥の会長
家族構成：妻、娘2人
呼び名：お父さん、パパ、鈴木会長
性格：基本的には温厚だが、時には怒りに任せて行動してしまう
趣味：格闘技鑑賞

日本有数の資産家であり、鈴木財閥の会長である。
資産家であるが故、所有する宝石を怪盗キッドによく狙われる。
弟である鈴木次郎吉（すずきじろきち）も資産家である。
娘の鈴木園子の友人である毛利蘭の父親であり探偵の毛利小五郎（もうりこごろう）に信頼をおき、怪盗キッドからの予告状を相談する場面が多い。
園子と交際している京極真（きょうごくまこと）が格闘家として活躍していることを喜んでいた。
しかし、妻である朋子（ともこ）に圧をかけられ、反抗できなかったことから主導権は朋子にあることがわかっている。

鈴木史郎の来歴・活躍

コナンVS怪盗キッド

コナンと怪盗キッドが対面する場面が描かれたのが鈴木史郎（すずきしろう）の初登場話である。
史郎の娘である鈴木園子（すずきそのこ）は、幼馴染の毛利蘭（もうりらん）に頼み事をしていた。
その内容は、米花（べいか）博物館で宝石を集めた展覧会をしており、その展覧会に史郎が家宝であるブラックスターを提供しているというものである。
だが、そのブラックスターをいただくという怪盗キッドからの予告状が送られてきたのだった。
園子は、怪盗キッドからブラックスターを守ってほしいと蘭の父親で探偵である毛利小五郎（もうりこごろう）に頼んできたのだ。
警察に任せればいいという蘭に、今話題の怪盗キッドに会ってみたいから、小五郎に捕まえてもらい顔を拝ませてもらいたいと頼み込んだ。
呆れる蘭だったが、小五郎に口利きをして宝石の警護をすることになる。
米花博物館に訪れた小五郎と蘭、そして2人の家に居候している江戸川（えどがわ）コナン。
そこに、鈴木史郎が現れる。
小五郎に挨拶をして「名探偵であるあなたが来てくれれば百人力」だと喜ぶ史郎。
期待していることを小五郎に伝えた史郎。
怪盗キッドを確保していないが小五郎に強い信頼を持つ史郎だった。

怪盗キッドVS京極真

両親である鈴木史郎と朋子（ともこ）に恋人の京極真（きょうごくまこと）を紹介する園子。
史郎はイキイキとした表情で真を迎え入れた。
400戦無敗の記録を誉めながら、期待を言葉にする史郎だったが、園子は記録は更新できないことを告げる。
理由は、園子を救うために、記録を投げ出して助けにきてくれたからだとノロけ話をする。
より好印象を受けた史郎は、さらに真に対して興味を抱く。
その一方で交際には反対すると発言した朋子。
園子の姉である綾子（あやこ）が嫁入りしたことにより後継は園子になるのに、武力を極めるために海外を放浪している真を受け入れることはできなかったのだ。
朋子は園子に対して「鈴木財閥の後継である自覚はあるの！？」と問い詰める。
跡を継ぐ気はないと断言する園子に、朋子は怒りを堪えきれず2人は対立する。
その間に入り、2人を落ち着かせる史郎は、真の帰りの飛行機の時間を告げ、運転手を用意する。
そして真にこっそりと「次の試合を教えてくれ。こう見えて格闘技が好きだから。」とお願いする。
すると突然園子の携帯が鳴り、怪盗キッドが園子の叔父である次郎吉（じろきち）の宝石を盗むという予告状を送っていたことを知った。
怪盗キッドに対して興奮する園子を見た真は、怪盗キッドという人物に興味を持った。
園子を夢中にさせる怪盗キッドと手合わせを願うため、飛行機をキャンセルして次郎吉の元に出向いて、警護を志願したのだった。

鈴木史郎の関連人物・キャラクター

鈴木園子（すずきそのこ）

CV：松井菜桜子

鈴木史郎の次女。
帝丹高校に通う女子高生。
大金持ちのお嬢様とは思えないほどの天真爛漫さが魅力だ。
金持ちを鼻にかけず友達と接する一方で、権力を使って入手困難なチケットなどをゲットする場面も多い。
恋人である京極真とはラブラブだが、目移りをすることも多く真にやきもちを焼かせている。
怪盗キッドを「キッド様」と呼び、予告状が届くと蘭やコナンを連れてよく参戦する。

鈴木園子（名探偵コナン）とは【徹底解説・考察まとめ】 - RENOTE [リノート]

renote.net

鈴木園子（すずき そのこ）とは、『週刊少年サンデー』で連載されている青山剛昌原作の漫画・テレビアニメ作品『名探偵コナン』に登場する人物で、鈴木財閥のお嬢様。主人公の工藤新一（江戸川コナン）のクラスメイトで、ヒロインの毛利蘭とは親友。鈴木財閥主催のイベントに招待してくれたり、鈴木財閥の資本が入った施設をわざわざ貸し切りにしてくれたりと、少々権力を乱用ぎみ。月下の奇術師こと怪盗キッドの大ファンで、その熱の上げようから彼氏の京極真にヤキモチを焼かせることもしばしば。

鈴木朋子（すずきともこ）

CV：一柳みる

鈴木史郎の妻。
強気な性格で、温厚な史郎を引っ張っていく性格だ。
美人な見た目とハッキリとした物言いでキツく映る場面も多い。
史郎と違い、鈴木財閥を継ぐに値するかどうか京極真に勝負を挑んだ事もある。
現在は、真が園子を思う気持ちに負け、彼を認めている。

鈴木綾子（すずきあやこ）

CV：元井須美子→鈴鹿千春

鈴木史郎の長女。
ほんわかとした柔らかい雰囲気を醸し出している女性。
園子とは、性格が正反対だ。
初期に登場しているが、母である朋子との共演はない。

鈴木次郎吉（すずきじろきち）