サンドマン(スティール・ボール・ラン)とは【徹底解説・考察まとめ】

サンドマンとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の第7部『スティール・ボール・ラン』の登場人物で、SBRレース参加者の一人であり、誇り高きネイティブ・アメリカンの一族。「金」で先祖から受け継いだ土地を守るべく、賞金を得ようとレースに参加する。レースには馬ではなく、自分の足で参加。スタンドは擬音を具現化し、その擬音から連想される現象をもたらす「イン・ア・サイレント・ウェイ」。主人公ジャイロとジョニィと戦い、ジョニィのスタンド「タスク Act2」に敗北する。故郷に残してきた姉の事を憂いながら死亡した。

サンドマンのプロフィール・人物像

天候を予知するサンドマン

サンドマンとは、漫画『ジョジョの奇妙な冒険』の第7部『スティール・ボール・ラン』に登場する人物。SBRレース参加者の一人で、アメリカの開拓により土地を失ったネイティブ・アメリカンの一族。部族の一員として部族に対する誇りを持っているが、ネイティブ・アメリカンにとって敵である白人に勝てないことを理解している。敵から身を守るために敵のことも知らなければならないと、部族の掟を破り白人の知識を得ようとする。
しかし、保守的な部族にはその柔軟な考え方が理解されず処刑されかける。処刑から免れたサンドマンは、白人がもたらした新たな価値「金」で先祖から受け継いだ土地を守るべく、賞金を得ようとSBRレースに参加する。参加者が馬や自動車など乗り物でレースに参加する中、サンドマンは参加者で唯一自分の足でレースに参加する。馬には通ることができない場所や地形などをショートカットすることで、馬に負けず劣らずのスピードで、1stステージ優勝の栄誉を勝ち取る。
それ以降は物語の主軸がレースからスタンドバトルに変わり、サンドマンの登場は少なくなる。5thステージにて主人公のジャイロとジョニィの前に再登場する。
再登場した時には、サンドマンの目的が賞金から遺体の回収に変わっていた。レースを経て、7部のラスボスである「ファニー・ヴァレンタイン大統領」に出会ったことで、「聖なる遺体」の存在を知り、賞金を得るよりも遺体を集め大統領との取引をする方が目的達成に都合が良いと考えるようになった。
遺体を集めるために、同じく遺体の回収を行なっていた「ディエゴ・ブランドー」と共同戦線を組み、主人公ジャイロとジョニィが所持している遺体を奪うため戦うことになる。
この際、サンドマンは刺客として再登場しただけではなく、自らの本名が「サンドマン(砂男)」ではなく「音をかなでるもの」を一族の中で意味する「サウンドマン」であると明かした。サンドマンという名前は白人が聞き間違えて定着してしまったとのことだった。
スタンドは擬音を具現化し、その擬音から連想される現象をもたらす「イン・ア・サイレント・ウェイ」。脅威的な能力でジャイロとジョニィを追い詰めるが、覚醒したジョニィのスタンドが「タスク Act2」に進化し、激戦の末敗北する。最後は故郷に残してきた姉の事を憂いながら死亡した。
故郷を思い、姉を想う心優しい青年であったが、金と権力がその優しい心を捻じ曲げてしまった。

サンドマンの来歴・活躍

部族とサンドマンの価値観の違い

新聞でレースの賞金額を見たサンドマン

サンドマンはネイティブ・アメリカンの一族である。白人のアメリカ開拓により土地を奪われた一族は、白人の事を敵だと認識している。
そんな部族の一員として誇りを持っているサンドマンだが、一族で禁止されている白人の知識を習得するなど、仲間のインディアンとは違う考えも持っている。自分の部族の古い考え方では白人には通用しないことを悟り、白人の知識を習得することで、敵を知り、部族を守ろうと柔軟に考えていた。
しかし、若者のこの新しい考え方が理解される事はなく、古い掟に従う仲間たちはサンドマンを処刑しようとする。処刑から逃げ延びたサンドマンは白人から奪い取られた自分達の土地を取り返すため、白人が決めた価値である「金」を得る方法として、巨額の賞金が出る北アメリカ大陸横断レース「スティール・ボール・ラン」に参加することを決意する。サンドマンには姉がおり、レースの参加料1200ドルを払うために、姉から貰ったエメラルドを参加料として支払い、レースに参加した。

1stステージ 優勝

突如コース上に現れたサンドマン

姉から貰った両親の形見であるエメラルドを参加料として支払い、レースに参加することとなったサンドマン。馬や自動車を使い北アメリカ大陸を横断する参加者ばかりの中、彼は唯一自らの足で参加する選手であった。無謀としか思えない挑戦に見えたが、特殊な走法としなやかな筋肉、馬には通ることができないショートカットを行うことにより、馬に負けずとも劣らないスピードでステージを駆け抜けた。
一位で1stステージのゴールテープを切ったのはジャイロであったが、ジャイロの順位降格により、サンドマンが繰り上がりという形ではあるが、1stステージ1位の栄誉を見事掴んだ。

サンドマンの通称:大地の俊足

サンドマンの特殊走法解説

サンドマンは通称「大地の俊足」と言われている。一般の参加者が馬を使う中、サンドマンが自らの足でレースに参加し、1stステージ優勝を果たせたのは、サンドマンの特殊な走法が関係している。普通の人間が走る際には、足が地面を蹴る衝撃により、関節や筋肉に負担がかかってしまう生理機能がある。
サンドマンの特殊な走法では、走る時に踵が地面に一瞬しか触れず、着地の衝撃がつま先に移動する。その衝撃を利用し、地面を蹴り前に進む。普通の人間が衝撃のエネルギーを膝方向に逃しているのに対して、サンドマンは、足の前方に衝撃を逃している。これにより、足にダメージや疲労を溜めないどころか、その衝撃をエネルギーに変えて、時速40キロの走りが可能になっている。この特殊な走り方で、サンドマンの走り方は、大地を味方にした走り方だと言われている。

5thステージ 大統領との取引

サンドマンに助けを求めるジョニィがサンドマンの正体を知り絶望するシーン

レースがメインで描かれた1stステージ以降は、スタンドバトルがメインになっていく。主人公ジャイロとジョニィが次々と現れる刺客たちと戦うため、サンドマンの登場シーンは少なくなってしまう。ジャイロとジョニィの前に再び姿を現したのが5thステージであった。
サンドマンはレースをしていく中で、「聖なる遺体」を巡る陰謀がレースの裏側で行われていることを知る。聖なる遺体とは7部におけるキーアイテムで、レースのコース上に9つに別れて存在している。レースのコース自体がこの遺体を集められるように設定されていた。
この遺体は所有しているものにスタンド能力を与えるなど奇跡の力を有しており、作中でこの遺体はただの遺体ではなく「聖人の遺体」とされている。聖人とは死後二回以上奇跡を起こした人物と定義づけされている。
作中において誰の遺体かというのは明かされることはなかったが、作中においてジョニィなど数名が「イエス・キリストの遺体ではないか?」と推測している。7部のラスボスである「ファニー・ヴァレンタイン大統領」の目的は「聖なる遺体」を全て手に入れることであり、これがスティール・ボール・ランの真の目的であった。
サンドマンも大統領から遺体を集める刺客として取引を提案された。サンドマンはその取引を承諾。レースで優勝するよりも、大統領との取引の方が確実に自らの目的を達成できると判断したためである。そして、同じく遺体を集めていた「ディエゴ・ブランドー」と共同戦線を張り、刺客としてジャイロとジョニィの前に現れたのである。

サンドマン(砂男)→サウンドマン(音をかなでる者)

サンドマンではなくサウンドマンだと説明するシーン

再び登場したサンドマンは、主人公ジャイロとジョニィを追う刺客として登場する。バトル開始直後はディエゴと誰が襲ってきているのかわからず、困惑していたジャイロとジョニィであったが、ジャイロが行動不能になったことで、姿を現したの敵の正体こそがサンドマンであった。
サンドマンは困惑するジョニィにレース参加の動機と大統領との取引について語る。そして、ジョニィに「サンドマン」と呼ばれると、本当の名前が「サウンドマン」であることを明かす。「サンドマン(砂男)」とは白人が聞き間違えて呼んだ名前であり、本当の名は「サウンドマン」、部族の言葉で「音をかなでる者」の意味である事を明かした。その名の通り、サウンドマンのスタンド「イン・ア・サイレント・ウェイ」は音を操るスタンドである。

サンドマンの最期

最後に姉を想うサンドマン

サンドマンの攻撃により、ジャイロが行動不能になりジョニィは絶望する。しかし、ジャイロは行動不能になる前にジョニィに対してレッスンをしており、ジョニィは自然の中に「黄金長方形」を見つける。それによりジョニィの回転が進化し覚醒。「タスク Act2」へとスタンドが進化した。進化したスタンドはジョニィの爪を回転させ発射させることができた。
その爪はただの弾丸ではなく、回転しており、その回転は着弾して穴になっても数秒間回転し続ける。爪の数しか弾丸を放つことができないため、残り二発となり全ての攻撃を防いだと思ったサンドマンであったが、回転し続けるという特徴を活かした最後の一発を受けてしまう。心臓まで回転が達する前に腕を切って致命傷は免れるが、その間にジョニィがジャイロのベルトのバックルで鉄球を生成。その鉄球により追撃を受けてしまった。この結果にサンドマンは後悔はしていなかった。しかし、故郷にいる姉の幸せだけは気がかりであり、幸せになってほしいと祈りながら死亡した。

サンドマンのスタンド:イン・ア・サイレント・ウェイ

スタンドとは

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