【MAJOR】オススメ野球漫画10選!1度は読むべき傑作が勢ぞろい!【H2】

日本で1番人気のあるスポーツといえば、なんといっても野球です。漫画の題材としてもポピュラーで、数多くの傑作が生まれています。そこでここでは、野球を題材にした漫画の中でも特に評価が高いもの10選を紹介します。

MAJOR(完結)

出典: www.fanpop.com

『週刊少年サンデー』(小学館)1994年33号より2010年32号まで連載。全747話。第41回(平成7年度)小学館漫画賞少年部門、第2回(2011年)サムライジャパン野球文学賞ベストナイン受賞。2001年に『GS美神 極楽大作戦!!』の39巻を抜き少年サンデーコミックス最多巻数を記録した全78巻の作品となった。2010年32号で最終回を迎え、16年にわたる連載が終了した。
テレビアニメは2004年から放送が開始され、2010年に第6シリーズまでの全シリーズの本放送が終了した。2008年冬には劇場版が公開された。

ストーリー

主人公・本田吾郎の夢は、おとさん・本田茂治のようなプロ野球選手になること。茂治は横浜マリンスターズ(アニメでは横浜ブルーオーシャンズ)の一軍半のピッチャーだったが、怪我に泣かされ思うような活躍が出来ず引退を考えていた。茂治を信じる吾郎のためチームメイト茂野の助言もあり打者に転向し、代打の切り札とまで言われるようになる。そんな中、メジャーリーグの超大物ピッチャージョー・ギブソンが東京シャイアンズのピッチャーとして来日。茂治はギブソンの160km/hを見事バックスクリーンへと運ぶ。だが次の打席、デッドボール(158km/hの球)が茂治の頭を直撃した。軽傷と思われ試合は続行されたが、翌朝、茂治は自宅で倒れ死亡する。ギブソンは葬式の前に吾郎に会い、茂治を自分と対等の存在と認める。吾郎を保険金目的のため引き取ろうとする伯父夫婦に引き取られようとする中、茂治と婚約していた桃子先生が吾郎を引き取り育てることを決意する。

H2(完結)

出典: blogs.yahoo.co.jp

あだち充の少年漫画作品。週刊少年漫画雑誌『週刊少年サンデー』(小学館)に、1992年32号から1999年50号まで連載された。

ストーリー

大の親友であり、そしてライバルでもある国見比呂と橘英雄。2人はチームメイトの野田敦と共に中学野球で地区大会二連覇を果たすが、その後医師から比呂は肘、野田は腰にそれぞれ爆弾を持っていると診断されてしまい、野球を断念。英雄が野球の名門・明和一高に進んだのに対し、比呂と野田は野球部の無い千川高校に進み、それぞれサッカー、水泳に取り組むことにした。

千川高校には野球部はなかったのだが、「野球愛好会」が細々と活動していた。比呂は、ひょんなことから行われることになったサッカー部と野球愛好会との野球の試合に参加するも、試合中のサッカー部員たちの野球を馬鹿にした態度を嫌い、その場でサッカー部を退部し野球愛好会へ入会する。たまたま見ていた野田も一緒に入会する。二人は1試合だけの参加のつもりだったが、中学時代に肘、腰の診断を行った医師が無免許で逮捕されたことを知り、別の病院にて何の異常もないことを知ると正式に愛好会へ入会。そして甲子園に行くために「野球部」への昇格を目指す。 昇格を校長に直訴する愛好会メンバーだったが、校長が「高校野球嫌い」のために断られていて、説得の末、「明和一高との試合に勝つこと」を条件として提示される。この試合が校長の心を開くこととなり、野球部創設が認められる。

千川高校野球部はマネージャー・古賀春華の兄を監督に迎え、地区予選の強豪、全国の強豪を倒し、比呂は英雄との対決を甲子園で迎えることとなる。

ドカベン(完結)

出典: blogs.yahoo.co.jp

水島新司による日本の野球漫画作品。及び、これを原作とするアニメ・映画・ゲーム作品。
『週刊少年チャンピオン』(秋田書店)にて1972年から1981年まで連載された。

内容

「ドカベン」こと山田太郎と、岩鬼正美、殿馬一人、里中智、微笑三太郎などの仲間達を中心とした野球漫画。主な舞台は高校野球である。
連載初期は、山田、岩鬼、山田の妹サチ子の三人を主軸とし、鷹丘中学を舞台とした柔道漫画だった。単行本7巻目に至り、野球漫画へ方向転換する。元々野球漫画として描く計画だったようで、野球をやることへの伏線は最初から張られている。作者は「当時ライバル誌に『男どアホウ甲子園』で同じく野球作品を連載していたため控えていた」と雑誌のインタビューで答えている。
当時魔球などの超人的・非現実的要素の多かった野球漫画にあって、配球の読みなどのリアルな野球の描写を盛り込んだことは斬新で、躍動感のある水島独特の画風も手伝って野球漫画の新境地を開拓した。

ラストイニング(完結)

出典: mbreview.net

、原作:神尾龍、監修:加藤潔、作画:中原裕による日本の野球漫画。『ビッグコミックスピリッツ』(小学館)にて2004年から2014年にかけて連載された。2010年、第1回サムライジャパン野球文学賞ベストナイン受賞作品。

ストーリー

インチキセールスマンとして生計を立てていた鳩ヶ谷圭輔。だが勤めていた会社が薬事法違反及び詐欺容疑で取り調べられ、その際に上司に責任を被せられて一人、留置所で拘留される事となってしまった。その頃、夏の甲子園予選で彩珠学院高校が初戦敗退という結果で短い夏を終える。彩学は36年前の甲子園で初出場初優勝を果たし、名門と呼ばれていた時期もある高校だったが、その野球部も今では弱小と化しており、学園の経営も悪化の一途を辿っていた。

彩学の経営監査を任せられている美里ゆり子は、広大な野球専用グラウンドなどその原因となった野球部を不良債権として取り潰すことを主張する。だが校長であり、かつての全国制覇チームの主将でもあった狭山滋明は理事長に掛け合い「来年の夏までに甲子園に出場」できれば野球部の存続を認めることを約束として取り付ける。そしてそのために狭山が目を付けたのが、13年前彩学のキャプテンだった鳩ヶ谷だった。鳩ヶ谷は13年前の甲子園県大会予選準々決勝にて、「大切なのは勝ち負けよりも高校生らしいひたむきさ」を持論とする審判・鶴ヶ島の押し出しの判定に激高して全力で殴りつけてしまった過去があった。

その鳩ヶ谷に対し狭山は彩学の監督を依頼する。職を失い、恋人にも有り金全てを持ち逃げされ、すべてを失った鳩ヶ谷は監督を引き受ける。さっそく鳩ヶ谷は彩学ナインをD・C・M(イヌ・ネコ・サル)の3タイプに分類し、独特の指導を始める。Dは「ドッグ」、従順で良く云う事を聴くが集団性を重んじる。Cは「キャット」、気紛れで個人主義だが能力は高い。Mは「モンキー」、思慮深く表も裏も思考が回る、といった具合である。

ダイヤのA

出典: www.e-hon.ne.jp

寺嶋裕二による日本の漫画作品。『週刊少年マガジン』(講談社)にて2006年第24号から連載中。

ストーリー

中学最後の大会、統合により廃校の決まっている赤城中の名を残すために出場するも、一回戦で自らの暴投により敗退してしまった沢村栄純。仲間達と高校でリベンジをと考える中、東京の野球名門校・青道高校からスカウトが訪れる。気乗りしないまま青道に見学に訪れた沢村だったが、天才捕手・御幸一也との出会いが大きな転機となる。家族や地元の仲間たちの応援を受け青道へ入学した沢村は、全国から集まった有力なチームメイト達の中でエースとなるべく奮闘する。

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