ぴちぴちピッチの名言・名セリフまとめ

『ぴちぴちピッチ』とは、横手美智子と花森ぴんくによる少女漫画で、『なかよし』で連載されていた作品である。主人公は、地上で暮らすマーメイドプリンセスの七海るちあ。本作では、海の平和を脅かそうとする水妖とマーメイドとの戦いを軸に、マーメイドと人間との恋模様や仲間同士の友情などが描かれている。愛や平和を語ったセリフや人を思う気持ちが現れた数々のセリフが、読者の女の子や女性達を引きつけた。

『ぴちぴちピッチ』の概要

『ぴちぴちピッチ』とは、横手美智子と花森ぴんくによって『なかよし』で連載されていた少女漫画、及びそれを原作としたアニメなどのメディアミックス作品である。シナリオは横手美智子が、作画は花森ぴんくが担当した。2003年には、アニメ化も果たされた。

『ぴちぴちピッチ』は主人公であるマーメイドプリンセスの七海るちあが、仲間の波音やリナと共に海や地上の平和を守るために戦う物語だ。近年、深海の底に住むガクトという少年が、海の世界を我が物にするために手下の水妖と共にマーメイドプリンセス狩りを行っていた。るちあはガクト達の手から逃れるために、人間の姿になって海から地上の世界へと移り住む。地上の世界ではるちあの初恋の少年である海斗や、同じマーメイドプリンセスである波音やリナと出会い、海斗たちとの学園生活を楽しみながらも海の平和を脅かす者達と戦いを挑んでいく。

本作の最大の特徴は、『歌』が敵と戦う手段となっている事である。マーメイドプリンセスの歌を聴いた敵は、純粋な思いが込められた清らかな歌によって苦しみだす。海の世界を愛と平和へと導くことを使命とするマーメイドプリンセスは、歌を歌うことで聴く人たちの心を繋げ、邪な感情を持つ敵を退けるのだ。

アニメでも毎話ミュージックパートが挟まれており、印象に残る歌の数々が披露された。

『ぴちぴちピッチ』に登場するセリフは、恋や友情に関するものや愛や平和を謳っているものが多い。恋や友情に関する可愛らしくも熱いセリフや、愛や平和に関する心に響くセリフの数々が読者の女の子たちを感動させ、惹きつけた。今回は、そんな『ぴちぴちピッチ』の名言や名セリフを紹介する。

七海るちあの名言・名セリフ

るちあは茶髪の髪をした女の子で明るく天真爛漫な性格の北太平洋のマーメイドプリンセスだ。画像はるちあが人間の時の姿である。

黄色の髪をした少女は、マーメイドの時のるちあの姿だ。るちあは人間の少年の海斗に恋心を抱いている。

ぴちぴちボイスでライブスタート♡

るちあ達がライブをするために変身した時の姿

見出しのセリフは、るちあが仲間のリナや波音と共に敵を退治するために歌う前に言う決めセリフである。

マーメイドプリンセスの使命は、海の世界を平和へと導くことである。そのため、海の世界を破滅へと導こうとするガクトや水妖たちと戦う手段は、武力では無く『歌』となっている。

普段は地上で人間の姿をしているマーメイドプリンセスだが、海の中に入ったり水を被ったりすると人魚の姿に戻る。敵に歌を披露する時は、マーメイドプリンセスが持つ真珠の力を使ってアイドルのような姿に変身し、マーメイドプリンセスのライブステージを作り上げるのだ。

マーメイドプリンセスの歌には愛や平和への祈りが込められており、邪な感情を持つ者を退けたり苦しみや悲しみから解放させる力がある。

るちあ達マーメイドプリンセスがライブをする前に必ず言うセリフで、るちあがライブ前に仲間達と心を一つにして歌う思いが込められたぴちぴちピッチを代表する名セリフである。

ラブ♡シャワーピッチ!!アンコールはいかが?

見出しのセリフは、るちあが水妖たちに向けて歌を披露し終わった後にいう決めセリフである。

るちあの可愛らしさと元気さが表れている。

マーメイドプリンセスが敵に向けて歌を歌った後、敵は必ず退散する。

リナ⋯⋯泣いてる場合じゃないよ。⋯つらいならなにも言わなくていい。でも⋯⋯でもね、リナの気持ちがあたしや波音にわかんないと思うの!?リナは一人じゃない!!

出典: www.neowing.co.jp

普段リナと仲がいいからこそ、リナの気持ちがわかるるちあ

3巻でるちあがリナに言ったセリフである。

るちあは世界を我が物にしようと企むガクトの手から海や地上の世界を守るため、仲間の波音やリナと共に水妖たちと戦っていた。

ある日、るちあたちはガクトの手下であるダーク・ラヴァーズの4人と戦うが、高い団結力で攻撃してくるダーク・ラヴァーズ相手に苦戦してしまう。その時、新たなマーメイドプリンセスであるかれんが助けに入り、ダーク・ラヴァーズを退けた。

るちあは一度、かれんに助けてもらった事があった。以前、るちあは水妖達の攻撃によってマーメイドプリンセスのライブの必需品であるマイクを海の底に落としてしまうが、その時に突如として現れたかれんがマイクを拾ってくれたのだ。

るちあはかれんに「⋯すごい⋯⋯!やっぱりプリンセスだったんですね!仲間になってくれるんですよね!?」と話しかけるが、かれんは「⋯⋯ダレが!」と拒否し、リナに対し「ノエル(かれんの双子の姉)はあんたのせいで捕まったんだよ。」と吐き捨てた。

「え⋯⋯!?みんなで力を合わせなきゃ!」と言うるちあに対して、かれんは「あたしは一人でノエルを助けに行く⋯!アンタたちなんて信じられない。」と、るちあたちを拒絶する。

かれんと出会った後、リナはノエルがガクトによって攫われた時の事を思い出して悩んでいた。リナが住んでいた北大西洋の海の国は、ガクトによってすでに滅ぼされていた。リナはガクトから逃れるために北極海のマーメイドプリンセスであるノエルと共に海の中を彷徨うが、途中でガクトに見つかってしまう。その時、ノエルはリナを庇ってガクトに捕まってしまったのだ。

リナは、この時の事がトラウマとなっていた。「あーもう、ムカつくっ!かれんっつったけ!?なによ、あのパープルマーメイドの態度はっ!」「いらない!いーわよ、あんなコ!だってリナがノエルを裏切ったりするわけないじゃん!」と愚痴を言う波音に対して、るちあは「そうだ!みんなでノエルを救えばいいんじゃない?そしたら、きっとかれんの誤解もとけるよ!」と、波音やリナに優しく声をかける。しかし、自分のせいでノエルが捕まってしまったと後悔するリナは、るちあや波音には自分の胸の内を打ち明けず、一人で抱え込んでしまう。

ある日、ガクトの新たな手下であるブラック・ビューティー・シスターズが現れ、るちあ達を襲う。ブラック・ビューティー・シスターズはるちあたちと同じ歌を武器とする水妖で、ブラック・ビューティー・シスターズの歌を聞いたるちあたちは苦しみのあまり、倒れてしまった。

このまま全員が捕まってしまうのはまずいと判断したかれんは、るちあ達3人を庇ってブラック・ビューティー・シスターズに捕まってしまう。

リナは「くそ⋯⋯っ!あたしはまた何も出来なかった⋯⋯!もう、ノエルたちをどうすることも⋯⋯」と、涙を流した。

見出しのセリフはそんなリナに対して涙を流しながら言ったもので、辛い気持ちを一人で抱え込もうとするリナに寄り添ったるちあの名セリフである。

⋯海斗の秘密か⋯⋯。でも、あたしはずっと海斗を⋯見てたよ。いまの海斗がどんな人か知ってるし⋯海斗は海斗だもん。なにがあったって大切な人には変わりないよ!

るちあと海斗は互いに信頼し合っている。

3巻でるちあが海斗に言ったセリフだ。

有名な音楽家だった海斗の両親は、海難事故によって亡くなっている。

ある日、るちあは波音やリナと共に海斗の家に遊びにいく。海斗の部屋の中に入った波音は、海斗の幼い頃のアルバムを見つけて「きゃー!見て見て、るちあ!」と、海斗のことが好きなるちあにアルバムを見せた。

アルバムには海斗が小学生の時くらいの写真が沢山収められていたが、それ以前の写真が一枚もなかった。波音が「ねぇねぇ、もっと昔の写真は?赤ちゃんの頃のオールヌードの写真とか♥」と聞くと、海斗は「⋯ねぇよ。海外生活が長かったからそんな前のはどっかいったんだろ。」と答えた。

海斗がアルバムが入っていた引き出しを見ていると、『海斗へ』と書かれた手紙を発見する。この手紙は、海斗の両親が海斗宛に書いたものだった。この手紙の存在を初めて知った海斗はるちあ達から離れた所で手紙を読むと、書かれていた内容に衝撃を覚える。

手紙には、「⋯海斗⋯⋯直接あなたに話したかったけれど⋯。⋯いま、あなたはいくつになりましたか?⋯5年前の秋、ひどい嵐が過ぎ去った朝、浜辺に打ち上げられていた小さな男の子。海斗、それがあなたでした。我が子としてあなたと過ごしてきた時間⋯⋯幸せにあふれた毎日。眩しいほど、すくすくと成長していくあなた。ケガも病気も不思議なほど早く治って⋯⋯。そう⋯⋯、あなたはいつもあの光につつまれて⋯。そして、気付いたのです。あなたは特別な能力を持つ子なのだと⋯⋯⋯。あなたはわたしたちが想像もつかない、大きな運命を託された人かもしれません。だけど、決して負けないで。あなたはきっとそれに打ち勝てるから。もしも、今私たちがいなくても⋯⋯。海斗、愛しています。いつまでも⋯⋯。」と、書かれていた。この手紙が書かれたのは、海斗が7歳の時であった。

手紙によると、海斗と両親は血が繋がってはおらず、海斗が乳児の頃に浜辺に打ち上げられていたのを海斗の両親が発見し、育て上げたそうだ。さらに、海斗には不思議な力があり、海斗の額から浮かび上がった謎の光によって病気やケガが早く治ると書かれていた。

手紙を読んだ海斗は、両親と自分に血の繋がりがない事や自身に宿る謎の力について戸惑う。

手紙を読み終えた後、海斗はるちあとお喋りをしていた。海斗の子供の頃の写真を見たるちあは、「⋯でも、あたしの知らなかったころの海斗ってどんなだろ?」と、聞く。手紙を読んで自分の出自に動揺していた海斗は、「⋯さあな、親父に連れられていろんな国を回ったからな⋯。⋯⋯⋯⋯もしかしたら隠された秘密があるかもしれねーぞ。」と、不安そうな視線をるちあに向けて答えた。

見出しのセリフはるちあが落ち込んでいる様子の海斗を見て言ったもので、海斗がどんな秘密を抱えているか分からないが、ありのままの海斗が好きで自分にとって大切な存在だと伝えたるちあの名セリフである。見出しのセリフを聞いた海斗は、元気を取り戻した。

そうだよ!どんなときだって好きって気持ちは宝物だもん!

出典: encrypted-tbn0.gstatic.com

リナの恋を応援するるちあと波音。

4巻でるちあがリナに向けて言ったセリフである。

るちあと波音はそれぞれの思い人に渡すため、リナやかれんと共にバレンタインのチョコレートを作っていた。

バレンタイン当日、波音はチョコレートを片思いの相手である音楽教師の海月太郎に渡した後、るちあと共に散歩をする。

すると、何かを覗き見しているかれんと遭遇した。

かれんが見ていたのは、リナが浜崎というメガネをかけた高校生にバレンタインのチョコレートを渡している場面だった。以前、浜崎はノエルや滅ぼされた自身の国の皆の事を思って涙を流していたリナにハンカチを渡した事があった。リナは、ハンカチのお礼として浜崎にバレンタインのチョコレートを渡したのだ。

リナが浜崎にチョコレートを渡す場面を見たるちあ達は「見〜ちゃった、見〜ちゃった♪」と、楽しそうにリナをからかう。

リナはハンカチを渡されて以来、行く先々で遭遇する浜崎と仲良くなり、次第に恋心が芽生えていった。しかし、リナ達マーメイドプリンセスには海の平和を守るという使命があり、今は地上に住んでいるがいずれは海にある自分の国に帰らなければならなかった。さらに、リナ達には近々海の世界を支配しようと企むガクトとの最終決戦が控えていた。

マーメイドプリンセスとしての使命感や、これからの戦いに備え余計な感情を持ちたくないと考えているリナは、「そんなんじゃないよ。それに、私たちはもうすぐガクトと⋯⋯」と、浜崎と付き合っていると勘違いしている波音やるちあたちの考えを否定する。

リナの言葉に対して、恋することの楽しさを知る波音は「そうかな⋯⋯いいんじゃない?恋しても!それで舞い上がったり落ちこんだり⋯、ね!だって女のコだもん。ね、るちあ!」と、リナの背中を押すセリフを発した。

見出しのセリフは波音に続いて自身の恋心を否定するリナに対してるちあが言ったもので、恋心や誰かを好きになるという感情が素晴らしいものであることを意味する名セリフだ。

ガクト⋯憎しみは自分のココロを傷つけるだけ⋯⋯。そこからはなにも生まれないわ。いくら悲しくても運命に勝つことは力でねじふせることじゃない。

出典: www.fanpop.com

ガクトの憎しみを解き放つため、戦うるちあ達

4巻でるちあが海の世界を支配しようとするガクトに言ったセリフである。

るちあは波音やリナ、かれんと共にガクトによって攫われたマーメイドプリンセスのノエルやココを助け出し、戦いに決着をつけるためにガクトの城へと乗り込んだ。

ガクトは、るちあの恋人である海斗の双子の兄である。海斗とガクトには、遥か昔に海の平和を守る女神であるアクア・レジーナによって深海の底へと封印されたパンタラッサ一族の血が流れている。

ガクトは、弟である海斗に「わたしはこの海を統べる血統をお前と受け継ぐもの。海底に封印された我が一族は強大になることを恐れられ、双子が現れることさえ許されなかった⋯⋯。まだ幼かったお前は海に流され、取り残されたわたしはこの運命を憎んだ。我が名は楽斗(ガクト)。愛すべき者を手にするため⋯⋯復讐の時がきたのだ。双子の弟、海斗よ。」と、告げたことがあった。

強大な力を持つパンタラッサ一族は一族が増える事で強くなりすぎることを恐れられたため、一族がほぼ絶滅した今でも兄弟や姉妹、双子の存在が禁じられている。そのため双子として生まれた二人のうち、海斗は激しい嵐によって地上へと送られ、ガクトはたった一人で深海の底で暮らす運命を決定づけられてしまう。

深海の底で孤独を味わい続けたガクトはパンタラッサ一族を代々封印し続けたアクア・レジーナに対する復讐のため、水妖を生み出して海の世界を滅ぼすことに決めたのだ。

見出しのセリフは憎しみに囚われて全てを破壊しようとするガクトに向けてるちあが言ったもので、ガクトが味わった孤独や憎しみに寄り添いつつも、仲間と共に歌うことで愛を伝えようとするるちあの名セリフである。

愛と平和を込めて歌ったマーメイドプリンセスの歌は最終的にガクトに届き、ガクトは長年の憎しみから解放された。

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