ぴちぴちピッチの名言・名セリフまとめ

『ぴちぴちピッチ』とは、横手美智子と花森ぴんくによる少女漫画で、『なかよし』で連載されていた作品である。主人公は、地上で暮らすマーメイドプリンセスの七海るちあ。本作では、海の平和を脅かそうとする水妖とマーメイドとの戦いを軸に、マーメイドと人間との恋模様や仲間同士の友情などが描かれている。愛や平和を語ったセリフや人を思う気持ちが現れた数々のセリフが、読者の女の子や女性達を引きつけた。

あら、いつからマーメイドプリンセスは3人になったのかしら?

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るちあ達に協力するかれん

見出しのセリフは、6巻でミケルとの最終決戦を前にして思い詰めるるちあ、波音、リナの3人に対してかれんが言ったものである。

かれんの勝気さやるちあ達に対する優しさが表れている。

ノエルの名言・名セリフ

ノエルは藍色の髪をした女の子だ。知的な性格で、大人しい性格に見えるが意外とノリが良い。北極海のマーメイドプリンセスで、かれんの双子の姉である。

七色の花火⋯⋯まるで私たちみたいね。だってほら、遠い空でも七つが集まって一つになる⋯⋯⋯。そうしてマーメイドプリンセスの歌は世界を照らすのかもしれないね⋯⋯。

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マーメイドプリンセスが6人集合した

5巻でノエルがかれんたちマーメイドプリンセスに言ったセリフである。

ガクトとの戦いを終えた後、マーメイドプリンセスは新たな敵であるミケルと戦う事になった。

かれんやノエル、ココはガクトとの戦いの後、一旦自分の国に帰って滅ぼされた国の復興作業をしていたが、作業に区切りがついた所で地上にいるるちあや波音、リナの元へと遊びにいく。

ある日、ミケルの手下であるあららがマーメイドプリンセスを襲うが、6人が団結することによってあららを退ける。

マーメイドプリンセスは、元々7人いた。7人目のマーメイドプリンセスである沙羅は愛していた人に裏切られたと思い込んだ事で人間を憎悪するようになり、世界を支配しようとするガクトの仲間になった。その後、沙羅が思いを寄せていた海月やマーメイドプリンセスの波音やココとの対話を経て沙羅の誤解が解け、憎しみに囚われていた沙羅を救おうとしたマーメイドプリンセスたちに心を開いた。

戦いの後、力尽きたガクトは海の底へと沈んでいくが、沙羅はずっと深海で孤独に過ごしてきたガクトを一人にしないため、自身もガクトと共に深海の底で沈む道を選んだ。

沙羅の死後、新たに誕生しようとしているインド洋のマーメイドプリンセスである星羅は「あたしも早くみんなと歌いたいな!」と、目を輝かせた。星羅は生まれる直前にミケルにマーメイドとしての力を奪われたため、星羅の力を全て取り戻すまではこの世に誕生することが出来ないのだ。そのため、実態を持たない精神のみの状態でるちあに話しかけてくる。

見出しのセリフはあららを倒した後に七色に輝く打ち上げ花火を見ながらノエルが言ったもので、マーメイドプリンセスは普段は遠く離れた場所にいても困難の時には全員で集まり、立ち向かえる強い絆がある事を表した名セリフである。「マーメイドプリンセスの歌が世界を照らす」とは、強い絆で結ばれたマーメイドプリンセスが平和や愛をこめて歌う事で苦しいことが満ちている世界を明るい方向に導いていくという意味合いを持っている。

ココの名言・名セリフ

ココは黄色い髪をした女の子だ。南太平洋のマーメイドプリンセスで、明るくて大胆な性格をしている。憎しみに囚われた沙羅を救おうとする、友達思いな一面を持っている。

わたしは⋯⋯もう一度沙羅と会うわ!これ以上くずれていくあの子を放ってはおけない!友だちとして⋯⋯仲間として!!

悲しみに囚われる沙羅を救う決意をするココ。

4巻でココがリナ達に言ったセリフだ。

ガクトのマーメイド狩りによって捕らえられたノエルやココを救うため、るちあ達はガクトの城へと乗り込んだ。リナとかれんは攫われたココとノエルを助け出すことに成功する。

ガクトの城にはインド洋のマーメイドプリンセスである沙羅がいた。ココと沙羅は、親友だった。

沙羅は過去、音楽教師の海月と思いを寄せ合っていた。ところが、沙羅は海の平和を守るという使命を持つインド洋のプリンセスであるために国の者たちから人間との恋を禁じられていたのだ。海月は沙羅に「沙羅、一緒に逃げよう」と約束していたが、海月はこなかった。沙羅は「⋯ミツキ⋯⋯。どうしてミツキはこなかったの?むかえに来ると約束してくれたのに⋯⋯。」と、涙を流す。

すると、沙羅の側近であるばあやから「沙羅さま⋯⋯あの人間のことはお忘れください⋯。」と、声を掛けられた。実は、ばあやが海月に「沙羅さまと別れてください⋯お願いします!あの方はプリンセスなんですよ⋯⋯⋯!」と、海月に頼みこんでいたのだ。真相を知った沙羅は「⋯わたしはただミツキと幸せになりたかっただけなのに⋯⋯プリンセスになんか生まれたくなかった!!」と涙を流しながら、自らの手でインド洋の国を滅ぼしてしまう。

「わたし⋯⋯何て事を!プリンセスなのに⋯けっして取り返しのつかないあやまちを⋯⋯!!大切な海を守ることもできず⋯⋯あの人に愛されることもなく⋯⋯わたしなんて消えてしまえばいい⋯⋯」と、一度は自分のした事に恐怖と後悔を感じた沙羅だが、全てを失ったことで開き直った沙羅は「もはやわたしはプリンセスでもなんでもない⋯!」と、ガクトと共に海の世界を消し去ってしまう事に決めた。

ココは自暴自棄になった沙羅の手によって自身の国が滅ぼされてしまい、ガクトに捕まってしまうが、沙羅への友情はずっと心に持ち続けていた。

見出しのセリフは、傷付いた沙羅の心を助けるために直接会って話す事を決意したココの名セリフである。

もうやめなさい⋯沙羅。ほんとうに大切なものをキズつけて⋯⋯こわして⋯自分自身までキズつけて⋯⋯!

ココは歌う事で沙羅の心を救おうとする。

4巻でココが沙羅に言ったセリフである。

沙羅は「一緒に逃げよう」と言ったのにも関わらず自身を裏切って迎えに来なかった海月への復讐のため、海月を深海の底にあるガクトの城へと攫う。

海月は、沙羅の住んでいた海の国の者から沙羅がマーメイドプリンセスだから身を引くように言われていた。一度は沙羅のマーメイドプリンセスとしての使命を思って身を引いた海月だったが、実はずっと沙羅のことを思い続けていた。

「ミツキ⋯⋯あなたもわたしのように苦しめばいい!せめてわたしの歌で地獄に案内してあげるわ。」と、沙羅が憎しみが込められた歌によって海月を苦しめようとした直後、ココが「やめなさい!!」と沙羅を制止させる。

見出しのセリフは海月と幸せになりたかったにも関わらず夢は叶わず、今もなお苦しみ続けている沙羅に向けてココが言ったもので、沙羅を救いたいというココの思いが表れている。

そう⋯わたしは何もしてあげられなかった。だから今こそ沙羅⋯あなたを救ってみせる。

ココの想いがこもった歌は沙羅に届き、沙羅は改心した。オレンジの髪の少女が沙羅で、黄色い髪の少女がココだ。

4巻で沙羅と再会を果たしたココが沙羅に言ったセリフである。

沙羅がマーメイドプリンセスだった頃、沙羅は人間の音楽教師である海月と結ばれることを夢見ており、海月も「沙羅を迎えに行く」と約束していた。しかし、沙羅には海の平和を守るマーメイドプリンセスとしての使命があり、沙羅が恋愛によって使命を疎かにするのではないかと恐れた沙羅の従者は、海月に接触して沙羅と別れるように言う。従者から海月が迎えに来ない事を聞かされた沙羅は、自暴自棄になって自らの国を滅ぼしてしまった。

沙羅は自分の国を自らの手で滅ぼしてしまった事にショックを受けるが、国が無くなった事により海月と破局する原因となったマーメイドプリンセスからの使命からも解放されたと気づき、「もはやわたしはプリンセスでもなんでもない。」と、吹っ切れた。

沙羅の国で起きた異変を聞きつけたココは沙羅の元へと駆け付けるが、沙羅は以前の優しかった頃の面影がなかった。さらに沙羅の心が憎しみに染まったせいか、オレンジ色の髪が黒く変色している。

ココは笑いながら海の世界を破滅に導く沙羅の姿を見て、「沙羅⋯⋯どうして?」と呟く。そんなココに対して、沙羅は「あわれむような目で見るのね、ココ。わたしは捨てたの!愛とか希望とかいうまやかしはね。」と言い放つ。

海月に裏切られたと思った沙羅は、愛や希望は偽りの存在だという考えに至ったのだ。憎しみと悲しみに溺れる沙羅を見たココは「沙羅⋯⋯可哀想な子。」と、呟く。

ココの言葉を聞いた沙羅は「うるさいわ。あなたの国もわたしの国と同じにしてあげる。」と、仲間のガクトと共に沙羅の国を滅ぼし、マーメイドプリンセスであるココをガクトの城へと攫っていった。

その後、ガクトによって捕まったマーメイドプリンセスを助け出し、海の平和を守るためにガクト城に乗り込んだるちあ達によってココは解放される。ココは沙羅の心を救うため、リナやかれん達とは別行動で沙羅の元へと向かう。

かつての親友と対峙した沙羅は、「フ⋯⋯、フン⋯⋯!あなたまでわたしを止めようと?勝手ね。ほんとうに苦しいときには何もしなかったくせに⋯偽りの友情よ。」と、ココを拒む。

見出しのセリフは、海月への憎しみから自分の怒りをぶつけるように平和を脅かし、自分自身の心も深い悲しみから晴れないでいる沙羅を救うためにココが言ったもので、ココの沙羅に対する友情が強く表れた名セリフだ。

その後、ココはかつて沙羅と共に歌っていた歌を「沙羅を救いたい」という思いを乗せて歌う。ココの歌を聞いた波音たちマーメイドプリンセスは、沙羅に思いを届けるために一緒に歌った。

ココたちの真剣な思いは沙羅に通じ、沙羅は改心した。沢山のものを傷つけた自分を仲間として迎え入れた波音やココの姿を見た沙羅は、「あなたたち、わたしを信じるというの?」と聞く。すると、ココからは「友だちだから⋯ね」と笑顔を向けられた。

沙羅の名言・名セリフ

元インド洋のマーメイドプリンセスの沙羅だ。元々はオレンジの髪をしていた沙羅だが、海月に裏切られたと勘違いした事による憎しみで、髪が黒く染まった。るちあ達の前に何度も敵として姿を現し、人間や世界に対する絶望や憎しみを露わにするが、本当は誰よりも純粋な性格をしている。

ありがとう、ココ。あなたは本当にわたしの友だちだったわ。そしてミツキ⋯⋯ごめんなさい。やっぱりあなたとは一緒になれないみたい。あなたが大切に思ってくれたプリンセスの仕事を立派にやるから⋯⋯きちんとできるように願っていてね。

マーメイドプリンセスとしての使命を守る事に決めた沙羅。憎しみから解放されて黒かった髪が元のオレンジ色に戻った。

4巻で沙羅がココや海月に対して言ったセリフだ。

親友であるココの思いや、沙羅や沙羅の国のことを思ってあえて身を引いた海月の気持ちを知った沙羅は、今までの罪を償うためにるちあ達マーメイドプリンセス達と心を一つにする。

沙羅は城の天井が崩れた際、海月を庇って大怪我を負っていた。自分の命が長くないと悟っていた沙羅は、自分の命をかけてガクトを封印する決意をする。

見出しのセリフは沙羅がガクトを封印する前にココたちに言ったもので、ココへの友情と感謝や、海月への愛情や、マーメイドプリンセスとしての矜持が表れている。

沙羅は海月に裏切られたと誤解したために孤独になり、ガクトはパンタラッサ一族の運命を背負わされて深海の底で孤独を味わう事となった。深海の底で沙羅とガクトが出会った後、二人は憎しみと悲しみから海の世界を滅ぼそうとしたのだ。

ガクトは全員揃ったマーメイドプリンセスと戦うが、るちあ達の思いのこもった歌を聴いて最後には復讐心から解放される。その後、海の世界を破壊してしまった罪滅ぼしの気持ちから、深海の底で封印されて眠る道を選んだ。

沙羅はガクトを孤独にしないため、自身も深海の底で封印される道を選ぶ。

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