ぴちぴちピッチの名言・名セリフまとめ

『ぴちぴちピッチ』とは、横手美智子と花森ぴんくによる少女漫画で、『なかよし』で連載されていた作品である。主人公は、地上で暮らすマーメイドプリンセスの七海るちあ。本作では、海の平和を脅かそうとする水妖とマーメイドとの戦いを軸に、マーメイドと人間との恋模様や仲間同士の友情などが描かれている。愛や平和を語ったセリフや人を思う気持ちが現れた数々のセリフが、読者の女の子や女性達を引きつけた。

あまーい夢ならお断り!自分でかなえてみせちゃうんだからっ!ぴちぴちっと花火ステージスタートだよ☆

出典: chara-zokusei.jp

仲間と共にライブで敵を退けるるちあ

5巻でるちあがミケルの手下であるあららに言ったセリフである。

ガクトとの戦いの後、るちあの恋人である海斗はサーフィンの大会に出場のためハワイに行くが、ハワイの海で海難事故に巻き込まれた影響で記憶喪失になってしまう。その後、ハワイから帰国した海斗はるちあと顔を合わせるが、海斗はるちあの事を思い出せなかった。るちあは「海斗ならば絶対に思い出してくれる」と信じるものの、寂しい思いは消えない。

ある日、るちあや波音、リナの元にガクトとの戦いの後に自分たちの国へと帰って行ったマーメイドプリンセスのかれん、ノエル、ココが遊びに来た。るちあはかれんたちと6人で恋話などをしながら海の中を泳ぎ回る。

すると、そこに人間やマーメイドを憎み、世界を滅ぼそうとする新たな敵であるミケルの手下、あららが現れた。あららは歌うことで命中したら強制的に眠ってしまう星を出すことができ、眠ったら永遠に醒めて欲しくない幸せな夢を見させられる。

るちあはあららの出した星に当たってしまい、眠ってしまう。るちあの見た夢は、記憶を取り戻した海斗と幸せに暮らすシーンだった。記憶喪失になった海斗に寂しさを感じていたるちあは「夢でもいい⋯こんなに幸せならずっとここにいたいよ⋯」と、夢の世界に没頭する。

そんなるちあを見て、あららは「あははっ!サイコーの夢だもん。起きたくなんてないはずよ、永遠にね⋯⋯」と、冷たく笑う。

るちあはしばらく放心状態だったが、幼い頃にるちあが海難事故で海に流された海斗を助けた時と同じ花火が空の上に上がっているのを見たことで夢から覚め、「夢じゃない⋯!海斗との恋は現実だったんだ」と、気を強く持ち直す。

見出しのセリフはあららの見せた虚構の夢から覚めたるちあが言ったもので、夢ではなく現実で海斗と幸せになってみせると宣言したるちあの名セリフである。るちあは仲間と一緒に歌うことであららを倒した。

宝生波音の名言・名セリフ

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波音は青い髪をした女の子だ。自身の可愛らしさを自覚しており、強かな性格をしている反面、非常に友達思いな性格をしている。南大西洋のマーメイドプリンセスだ。

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マーメイドの時の波音の姿だ。

プリティー♡シュガーピッチ!!

左からリナ、波音だ。画像はライブをしているシーンである。

見出しのセリフは、波音が敵に向けて歌を披露する前にウインクをしながら言う決めセリフである。

波音は自分の可愛らしさを分かっており、それを見せつけるように行動する。波音の可愛らしさが全開となって表れている。

⋯そうよ!リナのかっこつけっ!国を滅ぼされたのはあたしも一緒なんだからねっ。そんなの、いくらだって受け止めてあげちゃうんだからっ!

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波音は水色の髪の女の子で、リナは緑の髪の女の子だ。

3巻で波音がリナに言ったセリフである。

強大な力を持つブラック・ビューティー・シスターズからるちあや波音、リナを守るため、かれんは自らが囮になって敵に捕まってしまう。

リナの国は昔、ガクトによって滅ぼされてしまった。その後、リナは同じく国を滅ぼされてしまったかれんの双子の姉であるノエルと共に、ガクトに捕まらないように海の世界を彷徨う。

リナは過去に、自分を庇ったことでノエルがガクトによって捕まってしまったという苦い経験をしている。その時の心の傷が癒えていないリナは、一人で”自分のせいで誰かが犠牲になってしまった”という後悔や辛さを抱え込むようになってしまったのだ。

「わたしはまた何も出来なかった⋯⋯!もう、ノエルたちをどうすることも⋯!」と涙を流すリナに対して、るちあも涙を流しながら「リナ⋯⋯泣いてる場合じゃなよ。⋯つらいならなにも言わなくていい。でも⋯⋯でもね、リナの気持ちがあたしや波音にわかんないと思うの!?リナは一人じゃない!!」と、リナを励ます。

見出しのセリフはるちあに続いて波音が言ったもので、一人で苦しみを背負おうとするリナの心の痛みに寄り添った波音の名セリフである。波音は南大西洋、リナは北大西洋の海の国のマーメイドプリンセスで、どちらの国もガクトや手下の水妖達の手によって滅ぼされている。波音の国が襲われた時、プリンセスの波音を助けるために犠牲になったマーメイドもいた。そのため、波音は「大切な誰かが自分のせいで犠牲になってしまった」というリナの苦しみや後悔が分かるのだ。

リナがるちあや波音の気持ちを受け取ったことで3人は心を一つにし、かれんやノエルを助けるためにガクトの城へと乗り込む決意をした。

そうかな⋯⋯いいんじゃない?恋しても!それで舞い上がったり落ちこんだり⋯、ね!だって女のコだもん。ね、るちあ!

るちあ、波音、リナはそれぞれ好きな相手と一緒にいる。

4巻で波音がリナに向けて言ったセリフである。

るちあと波音はそれぞれの思い人に渡すため、リナやかれんと共にバレンタインのチョコレートを作っていた。

リナは、ノエルや滅ぼされた国の皆の事を思って涙を流していた時にハンカチを渡してくれた浜崎という高校生の事が気になっていた。リナはハンカチのお礼としてバレンタインのチョコレートを渡す。

リナが浜崎にチョコレートを渡す場面を見たるちあ、波音、かれんは「見〜ちゃった、見〜ちゃった♪」と、楽しそうにリナをからかう。

ところが、自身に芽生えた恋心を意識しないようにしているリナは「そんなんじゃないよ。それに、私たちはもうすぐガクトと⋯⋯」と、浜崎と付き合っていると思っているるちあたちの考えを否定する。

リナは住む場所の違いや海の平和を守るというマーメイドの使命などから、人間とマーメイドの恋は上手くいかないものだと考えていた。さらにるちあ達マーメイドプリンセスは、近々海を支配しようと企むガクトや水妖達と最終決戦を挑もうとしている。そのため、リナは今はガクトを倒す以外の余計なことは考えないようにしていたのだ。

見出しのセリフはそんなリナに対して波音が言ったもので、親友であるリナの恋心を肯定して背中を押す波音の名セリフである。

波音に続き、るちあも「うん!そうだよ!どんなときだって好きって気持ちは宝物だもん!」とリナの恋を応援した。

るちあのバカ!!ムリしちゃって⋯やせ我慢なんかするからよ!しっかりしなさい!

るちあを心配する波音とリナ。3人は親友同士だ。

5巻で波音がるちあに言ったセリフである。

ガクトとの戦いの後、一見平穏が訪れたように見えた海には異変が起きていた。なんと、人間を滅ぼそうとするミケルという敵が出現し、海や地上の世界を襲おうとしていたのである。

その件とは別に、るちあには悩みがあった。ガクトとの戦いが終わった後に海斗はハワイにサーフィンの大会に行くが、そこで海難事故に巻き込まれてしまう。その後、海斗は一命を取り留めるが記憶喪失になってしまったのである。

るちあは日本へと戻った海斗とクラスメートとして再会するが、海斗は「⋯⋯って、おまえ誰?」という残酷な言葉を浴びせる。海斗は海難事故に巻き込まれた後、みかるという少女に救われた。みかるは海斗の事が好きになり、海斗と一緒の時間を過ごすために彼女も同じクラスへと転校する。

海斗は幼い頃、海難事故に巻き込まれたところをマーメイドのるちあに救われるが、記憶喪失になった海斗の中ではその時に彼を助けたのはみかるという事になっていた。

みかるはるちあ達の前で「天城みかるです。よろしくお願いします。まだ海斗くんは調子が戻らないからわたしとお兄ちゃんの家に一緒に住んでもらうことにしました。サーフィンも危ないからしばらくはやめてくれるって私に言ってくれて⋯」と話した。

以前、海斗はるちあに「オレはあの船の事故から海が怖かったんだ。でも、親父がくれたサーフボードでだんだん海に慣れていって⋯⋯。だから、オレにとってサーフィンは親父たちとの関係を信じさせてくれる特別なものなんだ。」と、告げたことがあった。海難事故をキッカケとして、海斗の両親は亡くなっている。

「海斗がサーフィンをしばらくやめる」というみかるの言葉を聞いたるちあは、「自分が自分らしくいられるのがサーフィンだって言ってた海斗が⋯⋯?」と、海斗の記憶喪失と合わせてショックを受けていた。

学校から帰った後、波音は「無事だったのはよかったけど信じらんない!」と怒り、リナもるちあの事を心配するが、るちあは「もう⋯⋯どうしたのよ、二人とも。そんなに怒って⋯あたしはへーきだよ?だって海斗が無事だったんだもん!こんなに嬉しいことはないじゃない!」と、強がったような笑顔を見せて海に飛び込んでしまった。

その後、マーメイドの姿になって涙を流しながら海を彷徨うるちあだが、水妖の姉妹であるブラック・ビューティー・シスターズに捕まってしまう。

見出しのセリフはブラック・ビューティー・シスターズからるちあを救った後に波音が言ったもので、親友であるるちあを元気付けようとする波音の優しさや友達思いの一面が表れた名セリフである。

へぇ⋯⋯そんなもんなんだ、わたしへの気持ち。全然わかってない⋯⋯。わたしをつかまえたいんでしょ?だったらどうして先生のこと忘れさせるって言わないのよ!?

渚は波音の左隣にいる少年だ。

6巻で波音が渚に言ったセリフである。

波音は元々、波音たちが通う中学の音楽教師である海月太郎に恋をしていた。しかし、海月は昔出会ったインド洋のマーメイドプリンセスである沙羅に思いを寄せており、海月の思いを知った波音も海月と沙羅の恋の背中を押す。

ある日、波音は空港で白井渚という少年と出会い、渚から一方的に思いを寄せられる。当初、波音は「年下には興味がない」と渚を突っぱねていた。しかも、波音はかつて好きだった海月のような落ち着きのある年上の男性が好みだったため、生意気でドジな渚は自分の好みとは正反対だったのだ。ところが、波音はまっすぐに自分に思いをぶつけてくる所を見てだんだん放っておけなくなり、世話を焼くようになっていく。その過程で、海月のことが好きだった波音の心の中で、少しずつ渚の存在が大きくなった。

後日、海辺で波音は渚から「オレ⋯⋯波音が好きだ。でも⋯⋯だからこそわかるんだ、波音の気持ち。波音はまだあの曲の人が好きなんだってこと。オレなんてなんの特技もないし⋯⋯。だから、オレの気持ちが迷惑になるんだったら⋯⋯オレ、波音のことあきらめ⋯」と、まだまだ子供な自分と素晴らしい作曲と演奏の才能を持つ海月を比較して悲観するような告白を受ける。

見出しのセリフは自分の事が好きにも関わらず弱気な態度を取る渚に発破をかけるために波音が言ったもので、波音の大胆さや相手にまっすぐに自分の思いを伝えることが出来る格好良さが表れた名セリフである。

波音の言葉を聞いた渚は「はっ、波音!オレ、おとなじゃないけどいまにいい男になって波音が自慢できるような男になるから!」と、波音に宣言した。

わたしたちマーメイドプリンセスの歌は愛を伝えるため⋯どんなときも希望を失わないためにある。

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波音たちマーメイドプリンセスは、ミケルを苦しみから解放するために愛や希望への祈りが込められたマーメイドプリンセスの歌を歌う。

6巻で波音とリナが言ったセリフである。

るちあ達マーメイドプリンセスは海や世界の平和を脅かそうとするミケルと決着をつけるため、ミケルの城へと乗り込んだ。

自らを神と名乗り、るちあ達を幾度も苦しめてきたミケルの正体は、ミケルそっくりの古代人類の羽から採取されたDNAを強大な力を持つ深海の一族であるパンタラッサの血を引くみかるの体に植え付けて作られた偽りの体を持つ人造人間だった。

ミケルは自分のかつての部下から「ミケルさま⋯⋯いくら否定しようと、あなたはその化石のたった一枚の羽根からとられたDNAをみかるの体にうえつけて作られた偽物⋯⋯。蘇った神ではない⋯。化石そっくりの偽物⋯⋯化石との人間の化け物⋯⋯。あなたは作り物しかいない王国の作り物たちの孤独な王になる⋯⋯。だれもあなたを愛してはくれない。」と、告げられたことがあった。

ミケルは自分が誰からも望まれることのない偽物の体を持った存在であるという事実にコンプレックスを持ち、自身が苦しむことの無い自分だけの世界を作り出すために、ミケルの事を理解しようとしない人間やマーメイドを排斥しようとする。

「自分は誰からも理解されない孤独な存在である。」という悲しみや憎しみの感情に囚われたミケルを救うため、るちあ達は愛や平和の祈りが込められたマーメイドプリンセスの歌を届ける決意をする。

見出しのセリフは孤独に苦しむミケルを救うために歌う決意をした波音とリナが言ったもので、ミケルがこれまで感じてきた孤独に寄り添いつつ歌を通して愛や希望を伝えようとするという意味合いの名セリフである。

マーメイドプリンセスがミケルに向けて歌った曲は『希望の鐘音』というタイトルで、「間違えた、夢を見てただけ⋯愛の在処や記憶の謎と突き刺さる冷たい孤独にあなたは苦しんでいたの」「純白の⋯⋯翼を休めて、優しく眠って。”生きたい”と願い、誕まれたでしょう?さあ!」と、ミケルの苦しみを理解して背中を押すような歌詞となっている。

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