機動警察パトレイバー(PATLABOR)のネタバレ解説・考察まとめ

『機動警察パトレイバー(The Mobile Police PATLABOR)』とは、原案ゆうきまさみ、原作ヘッドギアによる、アニメを基本にしたメディアミックス作品。近未来、レイバーなる巨大ロボットが普及した世界での警察ドラマを描く。
リアルな世界描写が売りになった作品であり、特に警察組織の内情をつぶさに書き出した事で、アニメ業界以外の創作界隈にも大きな影響を与えた。
『踊る大捜査線』が本作をモチーフにした実写ドラマであった事も有名である。

『機動警察パトレイバー』の概要

『機動警察パトレイバー』とは、ヘッドギア(ゆうきまさみ、押井守、出渕裕、高田明美、伊藤和典の5人からなる制作委員会)原作による、アニメを基本にしたメディアミックス作品。
ハイパーテクノロジーの発達と共に、全世界へ普及した「レイバー」なる乗り込み式巨大ロボットが普及した世界における、警察ドラマを描く。
レイバーは本作の世界では車両の一種として扱われ、特殊な力を持ったスーパーロボットでなければ、従来戦力を駆逐するような新型兵器でもなく、東京をはじめとした都市における建設等作業のために存在しているとされるなど、非常にリアルな世界描写が売りになっている。

また、組織描写についても架空の設定を極力抑えている。
主人公達の属する組織は警視庁であり、これが犯罪レイバーを取り押さえるため警備部に「特科車両二課」を創設したとする。
しかし、そこにはレイバーを製造する重工メーカーとの談合的な癒着構造や、それに絡む産業スパイの問題も存在し、表の顔では法の番人であるはずの警察も、裏側では決して市民が信用しきれる存在ではない、という警察組織の内情をつぶさに書き出すなど、重厚な設定が特色。

また警察の予算の問題や、市民からの評価、政治との軋轢、警察上層部の決定と、それを受けての現場警官が抱える苦悩なども描き、それまでの警察ドラマに存在しなかった入念な調査による緻密な設定が、アニメ業界以外にも大きな影響を与えた。
『踊る大捜査線』が本作をモチーフにした実写ドラマであった事も、非常に有名である。
また、劇場版をはじめとする一部作品においては著名な映画監督である押井守の代表作のひとつでもある。

物語としては、メディアミックス作品のために各メディアごとに内容は大小異なる。

『機動警察パトレイバー』(旧OVA)・『機動警察パトレイバー the Movie』・『機動警察パトレイバー 2 the Movie』

全てのはじまりとなるシリーズ。
全体の監督として押井守を迎え、全7話となる『機動警察パトレイバー』(旧OVA)から『機動警察パトレイバー the Movie』完結の『機動警察パトレイバー 2 the Movie』と続く。

『機動警察パトレイバー』(旧OVA)は、現実さながらの東京に巨大ロボット・レイバーが存在する世界で、落ちこぼれ警察官の集まりである「特車二課」を中心に、ドタバタギャグを交えつつ、最終的に政治思想犯との対決に繋げていく。
また「旧OVA」という通称の他に「初期OVA」や「アーリーデイズ」といった通称も存在する。

『機動警察パトレイバー the Movie』は、世界観を『機動警察パトレイバー』(旧OVA)から地続きとしつつ、ギャグはなりを潜めて非常にシリアスな展開となる。
自殺した天才プログラマー、帆場暎一(ほば えいいち)の開発した画期的なOS「ハイパーオペレーティングシステム(HOS)」が普及したものの、実はそのOSには風速40mという特定条件下でレイバーが暴走する仕掛けがほどこしてあり、特車二課はこの対応と真相究明に追われる、という筋書きだ。

『機動警察パトレイバー 2 the Movie』は、もっとも押井守のカラーが強く出た作品であり、主役を特車二課隊長の後藤喜一としつつ、東京で戦争状況を「再現」しようとする思想犯柘植行人(つげ ゆきひと)の思惑によって対立する警察と自衛隊の物語を描く。

『機動警察パトレイバー ON TELEVISION』・『機動警察パトレイバー NEW OVA』

『機動警察パトレイバー』(旧OVA)とはパラレルワールドとなるアニメシリーズ。
このため、登場人物や世界観などは、ほぼ同一としながらも全く別個の物語が展開される。

テレビシリーズらしく、明るく子ども向けの内容となっており、特車二課の落ちこぼれ警察官達によるドタバタギャグを交えつつ、市民を脅かす事になる犯罪レイバーとの戦いを描く。新OVAは完全なる『機動警察パトレイバー ON TELEVISION』の続編となっており、実質的に『機動警察パトレイバー ON TELEVISION』で放送しきれなかった脚本の映像化といった内容である。
また、テレビアニメという尺の長さを活かし、特車二課メンバーの個々人にスポットライトを当てた回が多く存在する。
全体としては群像劇でありながらも、一人称視点の物語にも比重を置いた作品となっている。

『WXIII 機動警察パトレイバー PATLABOR THE MOVIE 3』

いわゆるスピンオフ作品。
正式名称は『WXIII 機動警察パトレイバー PATLABOR THE MOVIE 3』となっている。
なおWXIIIはウェイステッドサーティーンと読む。
他の作品と世界観は共通させながらも、他のシリーズとの繋がりが一切存在しない単発の映画。

パトレイバーシリーズの中でも極めて異色の作品であり、本来物語の主役であるはずの特車二課もレイバーもチョイ役でしか登場せず、主役は老刑事と若手刑事のコンビという、往年の刑事ドラマを再現したかのようなアニメである。
遺伝子研究によって生まれた人食い怪物「廃棄物13号」を巡った、警察と犯罪者のドラマになっている。

『ミニパト』

劇場版3作目と同時上映された、ギャグアニメ映画。
パトレイバーシリーズのネタと、それに対する皮肉をふんだんに散りばめた、セルフパロディ作品となっている。
一見、割り箸にキャラクターの紙を貼り付けた「パタパタ人形劇」だが、実はわざわざ手間暇掛けて、フルCGで制作されている。
監督は押井守。

『機動警察パトレイバー』(漫画版)

パトレイバーシリーズ全体の原案である、ゆうきまさみによる、漫画版。
基本的な設定はアニメシリーズと同一としながらも、ゆうきの独自解釈によってオリジナルの物語が展開する。

『少年サンデー』における長期連載作品。
特車二課に配属された若手警察官達の成長物語と、レイバーをからめた犯罪を裏から操って暴利を貪る大企業との戦いがメインテーマになっている。

漫画という形態であり文庫化もされているため、アニメ放映終了後の時代においては、もっとも手軽に入手できる『パトレイバー』入門作品としても機能としており、ここから『パトレイバーシリーズ』のファンになっていく人間も多い。

『機動警察パトレイバー』(小説版)

小説版の挿絵より。

ヘッドギアメンバーおよびアニメ脚本家による、小説作品。
一作ではなく、複数作存在する。
また、世界設定も『機動警察パトレイバー』(旧OVA)から続くものと、その限りでないものと別れており、基本的にパトレイバーを知り尽くしたディープファン向けの作品群となっている。
具体的なラインナップは以下の通り。

・『機動警察パトレイバー』(旧OVA)からの世界設定を共通させる小説
『TOKYO WAR - 機動警察パトレイバー(前編)』作:押井守
『TOKYO WAR - 機動警察パトレイバー(後編)』作:押井守
『TOKYO WAR MOBILE POLICE PATLABOR』作:押井守

・『機動警察パトレイバー』(旧OVA)系と『機動警察パトレイバー ON TELEVISION』系の世界設定が入り交じる小説
『機動警察パトレイバー 風速40メートル』作:伊藤和典
『機動警察パトレイバー 2 シンタックス・エラー』作:横手美智子
『機動警察パトレイバー 3 サードミッション』作:横手美智子
『機動警察パトレイバー 4 ブラックジャック(前編)』作:横手美智子
『機動警察パトレイバー 5 ブラックジャック(後編)』作:横手美智子

・『機動警察パトレイバー』(旧OVA)からの世界設定を共通させるが、一部設定に矛盾やミス、意図的な改変が見られる小説
『番狂わせ 警視庁警備部特殊車輛二課』作:押井守
『後席の男』作:押井守

『機動警察パトレイバー THE NEXT GENERATION』(実写版)

押井守による実写作品。
正式な作品になった『機動警察パトレイバー THE NEXT GENERATION』と、その前身である『パイロットムービー』の二種が存在する。
基本的にアニメシリーズで登場したキャラクターはほとんど登場せず、押井によるオリジナル展開の実写ドラマとなっているが、世界設定自体は『機動警察パトレイバー』(旧OVA)から地続きとなっている。
レイバーは3DCGで描かれ、実写の東京をあたかもイングラムが闊歩しているかのような映像を堪能できる。
また、制作にあたっては3DCG費用の「節約」のため、実物大イングラム(およそ8メートル)が制作され、整備シーンや棒立ちシーンなどの撮影に使われた、といわれている(本当に節約になったのかどうかは定かでない)。

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