プリンセス・プリンシパル(Princess Principal)のネタバレ解説まとめ

『プリンセス・プリンシパル』とは、株式会社3Hz、株式会社アクタスによって共同制作されたオリジナルアニメーションである。
19世紀末、アルビオン国は特定の範囲を無重力にする「ケイバーライト」を生み出す。それにより巨大な軍事力を有することとなり、覇権国家となる。しかし、革命により「アルビオン王国」「アルビオン共和国」へ分断された。国内の名門校クイーンズ・メイフェア校に通う「博物倶楽部」の5人は共和国のスパイという裏の顔を持っていた。

『プリンセス・プリンシパル』の概要

『プリンセス・プリンシパル』とは、株式会社3Hz、株式会社アクタスによって共同制作されたオリジナルアニメーションである。略称は「プリプリ」である。2018年の8月にはスマートフォン用のゲームも作られた。

19世紀、強力な軍事力を有する「アルビオン国」から物語は始まる。アルビオン国は特殊な鉱石である「ケンバーライト」を独占し、限られた範囲内を無重力化する技術を確立することに成功する。そしてその技術を用いて強力な軍事力を誇る王立航空軍・通称「空中艦隊」を作り出し、世界の軍事力を一変させた。アルビオン国は、この技術革新により領土を広げ、当代の覇権国家とまで評されることになる。
しかしその後、内乱が起こり革命が成され、その結果、王国派である「アルビオン王国」と、協和派である「アルビオン共和国」に分裂することになる。首都ロンドンは両国に限らず、世界各国のスパイや情報機関が暗躍する情報戦の最前線になる。暗躍するスパイを抑制しロンドンで繰り広げられる情報戦を支配下に置こうと目論むのが主人公たちの目的になる。

『プリンセス・プリンシパル』のあらすじ・ストーリー

19世紀、『ロンドン』を首都に持つ『アルビオン王国』は一定の範囲を無重力にする物質『ケイバーライト』を生み出した。アルビオン国はケイバーライトによって巨大な軍事力を持つ王立航空軍・通称「空中艦隊」を作り出し、世界の3分の1を植民地とする覇権国家となった。
しかし、国内で反乱が起き、『アルビオン王国』と『アルビオン共和国』で国は割れてしまう。二国は停戦協定を結び、国の間には巨大な壁が築かれた。首都ロンドンは壁によって真っ二つとなっていた。ロンドンは二国の諜報員が入り込み、情報戦の最前線となっていた。

国が割れから10年後。アルビオン王国領地の名門校・クイーンズ・メイフェア校に通う「アンジェ」「プリンセス」「ドロシー」「ベアトリス」「ちせ」という5人の少女がいた。彼女たちはアルビオン共和国の情報組織「コントロール」に属するスパイチームだった。

『プリンセス・プリンシパル』の登場人物・キャラクター

主要人物

アンジェ

CV:今村彩夏

アンジェ・レ・カレという偽名を使う。アルビオン協和国の情報組織「コントロール」のエーススパイ。顔を隠すために眼鏡を愛用している。
メインアームは拳銃のウェブリー=ホスベリ・オートマチック・リボルバー。ウェブリー・アンド・スコット社が1901年~1915年まで生産していた実在する拳銃。

元々は王国のプリンセスと共和国のスパイを入れ替える「チェンジリング作戦」の入れ替わりとして「コントロール」に所属しており、植民地の出自の優秀な特待生として学生生活もおくっているが、その正体は本物のプリンセスである。

革命でロンドンが分断される前、プリンセスは自身と同じ顔をしていた本来のアンジェと出会い交遊を深めていくのだが、革命当日に些細なイタズラで衣装を取り替えていた二人は王城への砲撃に巻き込まれてしまう。それ以来、プリンセスはアンジェとしての生活を送り続けている。

「チェンジリング作戦」も、スパイとしての働きも、全てはかけがえの無い友人のアンジェと再会するためであった。アニメ第二話でその願いは叶う事になる。本来の予定では「コントロール」から逃げ、二人で生活を送る予定だったようだがプリンセスの目的を知り以降も「コントロール」のエーススパイ、アンジェとして活動を続ける。

プリンセス

CV:関根明良

アルビオン王国の王女。王位継承権は第四位と低めだが祖母、つまり今の女王のお気に入り。
国民からの人気が高く、学業の傍ら王族としての公務をこなしている。「チェンジリング作戦」以降はスパイとしても活動し「博物倶楽部」といったスパイチームの隠れ蓑を用意するなど「コントロール」のメンバーをサポートする。

おっとりとした性格を見せており人当たりも非常に良く「コントロール」のメンバーからは「姫様」「プリンセス」といった愛称で親しまれるが、実はプリンセスではなく、プリンセスと同じ見た目の孤児。アンジェと二人になった時にのみアンジェをシャーロットと呼ぶ。
本物のプリンセスと入れ替わった後は、必死に王女として立ち振る舞いを続け「チェンジリング作戦」以降も王女として活動を続ける。

プリンセスの目的は身分を始めとした人同士の隔たりを打ち破るために女王になる事。これを聞いたアンジェからは「あなたはもう本物のプリンセスよ」と評価され、目的の為にアンジェと共に「コントロール」に身を置くことになる。

ドロシー

CV:大地葉

「コントロール」のスパイ、アンジェとはスパイ養成施設からの付き合いで今ではアンジェの相棒。20歳と彼女らの中では最年長ということもありリーダーとして振舞う。
アンジェやプリンセスたちが学生として生活するクイーンズ・メイフィア校には先んじて潜入していた。学校では不良を演じ近寄り難い一面を見せる一方でアンジェやプリンセスを気遣う一面を見せる事も。

「博物倶楽部」にある偽装された重火器の多くはドロシーが持ち込んだもので、まさに何でも屋と言ったところだろう。
作品中で判明している本名はデンジー・マクビーン。少女時代、父の暴力から家を出た直後に革命がおき、ロンドンで生きるためにスパイになった。
アニメ一話では車の運転をしているが、特に運転手という訳ではなく、作戦にあわせ潜入から偽装工作まで幅広くこなす事ができる。

ベアトリス

CV:影山灯/落合福嗣、清川元夢、玄田哲章、廣田行生、石丸博也

男爵家の子女でプリンセスの侍女を勤める。かつては父によって組み込まれた人工声帯が原因で迫害されていたが、プリンセスに救われる。それ以来は単なる侍女としてではなく、プリンセスを深く慕っているようだ。愛称はベアト。

「コントロール」のスパイチームに加わったプリンセスに付き従う形でスパイの仲間入りをする。持ち前の人工声帯を使い様々な声、人間が聞く事ができない音を任務に活用している。
父の影響かメカに強く、人工声帯のメンテナンスを自身で行うほか。機器を「この子」と呼んでしまう可愛らしい一面もある。

ちせ

CV:古木のぞみ

日本からの留学生。「コントロール」のスパイチームの中で一番の小柄だが、見た目に似合わず剣術を使った高い白兵戦能力を誇る。逃亡する参考人の捕縛や強襲などは勿論、戦闘力に劣るプリンセスやベアトリスの護衛もこなす。

日本から生活用具を持ち込み、漬物や納豆の匂いでベアトリスらを困らせてしまう。
文化圏の違いから誤解を受け、騒動を起してしまったりと学生生活では苦労しているようだ。

本名は藤堂ちせ、佐賀藩に士族であり「コントロール」に協力する傍らで共和国と王国のどちらが日本にとって有益か判断する役目を持つ。

L(エル)

「コントロール」のリーダーである初老の男性。
第10話にて、突然の異動を言い渡された。それは「コントロール」が穏健共和派から、軍部主導の革命推進派に変わったことが原因である。しかし、その後も政府の元で仕事をしており、女王暗殺計画が失敗に終わってからは復帰を果たした。

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