Fallout 76(フォールアウト76)のネタバレ解説まとめ

『Fallout 76』とは、2018年にベセスダ・ソフトワークスから発売されたアクションRPG。Falloutシリーズ8作目にして初のMMORPG作品でもある。オンラインマルチプレイのスタイルを取り入れたことで、ソロプレイだけでなく協力プレイ、プレイヤー同士によるバトルなど、過去作品にはなかった幅広い遊び方ができる。プレイヤーが核戦争により荒廃したアメリカ大陸の再建を目指し、核シェルターから25年ぶりに地上へ旅立つところから物語は始まる。

『Fallout 76』の概要

『Fallout 76』とは、核戦争後のアメリカ大陸を舞台とする、アクションRPGシリーズ『Fallout』シリーズの8作目となる。2018年11月14日にMicrosoft Windows、PlayStation 4、Xbox Oneを対応ハードとして発売、2018年度のGame of the yearにも選出されるなど高い評価を受けてのスタートとなった。

本作では前作『Fallout 4』の4倍というシリーズ最大の広大なマップを駆け巡り、全てが核により消滅したアメリカ都市「アパラチア」の再建を目指しながら、核戦争によってこの都市に何が起きたのか、住民達はどこへ行ってしまったのかを辿りながら世界を旅する。50を越える膨大なストーリークエスト、武器や防具、拠点も作成可能なクラフト要素など、歴代シリーズにおいても特に人気の高かった要素は本作でも健在。またMMORPGとして開発されたことで、従来のたった一人で荒涼とした大地を放浪するプレイスタイルから、仲間を連れて共に旅をするという新しい分野の開拓に成功した。ストーリー進行はソロプレイでも攻略可能だが、大人数で取り組む大型エネミー討伐や協力型クエスト、プレイヤー同士での対抗戦なども用意され、ソロとマルチそれぞれ好みに応じた遊び方を楽しむことができる。

核戦争後のアメリカを再建する人材としてシェルターに収容されていたプレイヤーは、戦争終結から25年後に久しぶりに地上へと旅立ち「監督官」と呼ばれる人物の導きの元、アメリカ再建の旅を通し、世界の真実を見つけていく。

歴代シリーズにおけるFallout 76の位置づけ

Falloutシリーズは油田の枯渇から発生した、エネルギー資源の奪い合いを目的とした国家間戦争を起点としたストーリーとなっている。原油を巡り各国で核戦争の気配が濃厚となり、アメリカは国民を守るという名目で核シェルター「Vault」の建設を始める。しかし核シェルターの数が122基と極端に少なかった為、ごくわずかな国民だけがそこへの避難を許された。結果地上の人間はその殆どが死に絶え、生き残りも放射能汚染によりクリーチャーへと変異してしまい、健常な人間は地上に残る放射能の影響が消滅するまでシェルター内で避難生活を送る人々のみとなった。Vaultが避難用核シェルターとは真っ赤な嘘で、その正体は過酷な実験施設場である。アメリカ政府の要職に就いていた一部の人間だけは安全で快適なシェルターへと非難し、他のVaultに課した実験の成果次第で核戦争後の地上に入植が可能かを調査していた。Fallout 4の主人公が避難直後に冷凍睡眠させられたのもその一環である。

今作におけるVault 76は、そんなVaultの中ではかなり安全且つ穏やかな施設であり、25年後に必ず外に出なければならないという制約以外は快適そのものだった。衣食住も満ち足りており、各Vaultを担当する指導的存在「監督官」も真っ当且つ健全な人間性の持ち主だった為、Vault 76の人々は他に比べ健やかな状態を維持できたレアケースである。大抵のVaultは実験の為に必ず問題が起きるように設計されており、5作目のVault 101であれば監督官を独裁者とし抑圧環境に人はどこまで耐えられるかという試みが続けられていた。結果最終的に内乱が起き崩壊している。

『Fallout 76』のあらすじ・ストーリー

Fallout 76にはメインとなるストーリーが用意されてはいるが、MMORPGという性質上からエンディング等は用意されてはいない。その為こういった話の流れは存在するが、物語は終わることがなく主人公の旅は未だ続いている形になる。

物語の始まるの場所となる「Vault 76」

物語はウェストバージニア州に存在するVault 76から始まる。Vault 76とはアメリカ再建の人材として選ばれた、優秀な人間のみを核の影響から守る為に作られた核シェルターである。25年以上Vault 76の中で地上への扉が開くのを待っていた主人公は、2102年10月23日という約束された再生の日を迎え、遂に地上へと歩みを進める。25年ぶりに目にした大地は緑に溢れ、どこか牧歌的な雰囲気を思わせる美しいものだった。しかしその実、地上は放射能汚染により不気味で異常な変異を遂げたクリーチャーに溢れ、わずかな生き残りの人間も資源やライフラインの供給が失われた事で略奪と殺し合いを繰り返す、地獄のような場所と化していた。

監督官のキャンプには大量の物資と監督官からのメッセージが残されていた

地上に残されていたVault 76の人々を率いるリーダー、監督官の残した音声ログをヒントにまず彼女が用意してくれた資源物資のある拠点へとたどり着く主人公。次に進むべき場所はどこか、何をすべきか。各地に残されたその音声ログを辿りながら、アメリカ再建の為の旅を進めていく。その間Vault 76を旅立った仲間以外の人間と出会うことはなく、旅の道中で拾い集めたログデータや資料などから、地上の人間は全て死に絶えたかどこかへ逃れていったか、或いは放射能汚染により人を襲うクリーチャーと化してしまったのかもしれないと薄々気づき始める。

ゲーム内に現れるクリーチャー「スコーチ」

主人公は旅の中で目にした日記やメッセージを介して、かつてこの土地に生きていた人間達が「スコーチ」と呼ばれるクリーチャーと必死に戦っていたことを知る。スコーチは皆元は人間であり、スコーチ病と呼ばれる謎の病気によって変異した存在だ。緑色の鉱石のようなものが肌から生え始めると、理性を失い同じスコーチ病に感染しているもの以外全てに猛烈な敵意を向け襲い掛かる。スコーチ病の感染力は核戦争から25年以上経った今でも健在で、この大地で生きる人間はこの変異による脅威に晒され続けなければならない。主人公は過去にスコーチ病の対策に挑んだ人々が残した手がかりを活用し、この病の根絶を再建の目的と定め行動を進める。

主人公に手を貸してくれるAI「MODUS」

スコーチ病の抗体作成や、対スコーチ用武器やスコーチ探知機の開発を続ける旅の中で、主人公はMODUSと呼称するAIと遭遇する。MODUSは核戦争以前のアメリカにおける一部権力者達が作り上げた組織「エンクレイヴ」により開発された人工知能である。ウェストバージニア州にあったエンクレイヴの拠点は既に滅亡しており、この大地に広がる危機を救う人間をMODUSは必要としていた。スコーチ病をばらまきスコーチを生み出す存在「スコーチビースト」、彼らが巣食う地点を知っているMODUSはそこを完全破壊するために、主人公へその場所への核投下を依頼する。

諸悪の根源「スコーチビースト・クイーン」

スコーチビーストが生まれる巣への核投下に成功する主人公。しかしそれによりスコーチビーストが死に絶えることはなく、寧ろ巣を刺激されたことでスコーチビーストを生み出す「スコーチビースト・クイーン」を出現させてしまう。怒り狂うクイーンを何とか討伐するも、核による爆撃でもスコーチビースト達を完全に根絶することは不可能であると分かる。主人公達のアメリカ大陸再生の為の戦いは、まだ終わる事がない。

『Fallout 76』のゲームシステム

移動型拠点C.A.M.P.

正式名称は「Construction and Assembly Mobile Platform」、頭文字を取りC.A.M.P.と呼ばれる。これは持ち運び可能な建設・組み立て用移動基地であり、マップ上の好きな場所で起動することができる。C.A.M.P.を起動した場所ではアイテムの作成や設置が可能になる為、その場に住居や要塞を建築し自身の拠点とすることができる。また完成した拠点では専用のクラフト用家具を作成・設置すれば、武器や防具などのアイテムを作る事も可能になる。また収納箱と呼ばれるアイテムを設置すれば、持ち運びきれない不要なアイテムを拠点にて保管・管理することが可能になる。

ハウジング

素材を消費してC.A.M.P.にて壁や屋根を建築・設置することにより、自由に望んだ家を建築することができる。レンガの壁で出来た牧歌的な民家を作る事もできれば、鉄板を打ちつけて要塞のような拠点を作る事も可能。椅子やベッドといった生活を彩る家具から、敵を感知すると自動で攻撃を始めるマシンガンタレット等の防衛装置も作成できる。また放射能汚染されていない綺麗な水を汲み上げられる浄水装置や、照明器具や防衛装置のエネルギー源となる発電機も作成可能で、ハウジングにより人間らしい生活を送る事が可能となる。畑も作成可能。

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