トーリカの師匠/真のサンタクロース(チェンソーマン)の徹底解説・考察まとめ

トーリカの師匠(真のサンタクロース)とは『チェンソーマン』の登場人物で北国に暮らすデビルハンター。弟子であるトーリカと山中で狩りをして暮らしている。国からの依頼でデンジの心臓を奪うべくトーリカと共に来日した。一見柔和な女性に見えるが、ターゲットに気づかれることなく複数回の攻撃を加えるなどデビルハンターとしての力量は高い。その正体はドイツからの刺客・サンタクロースを操る真のサンタクロース。マキマを殺害するため地獄に潜む「闇の悪魔」の肉片を取り込み異形の姿と化すも、デンジによって倒された。

トーリカの師匠/真のサンタクロースのプロフィール・人物像

トーリカの師匠(真のサンタクロース)とは『チェンソーマン』の登場人物で北国に暮らすデビルハンター。顔の3つの黒子が特徴的な長髪の美女。
普段は弟子であるトーリカと共に山中で狩りをしながら生活している。2人のいる国名は明言されていないが、「トーリカ」という名前からソ連周辺と考えられる。
国からの依頼でデンジの心臓を奪うべく来日した。悪魔との契約の代償によって余命半年の状態であり、この仕事を最後にデビルハンターを引退しようとしている。
穏やかな性格で、初めて食べるハンバーガーの味に感激して「踊り出したい」と発言するなど少女のような純真さを持つ女性。しかしその実力はかなりのもので、ターゲットであるデンジやその護衛に気づかれることなく一瞬で3回釘を刺してみせるほど。
契約悪魔は「呪いの悪魔」だが、後に「人形の悪魔」の能力も持つことが明らかになる。トーリカ達と同時期にデンジを狙って来日した老人・通称ドイツのサンタクロースは、実はトーリカの師匠に操られていた人形に過ぎなかった。
「真のサンタクロース」であるトーリカの師匠の本当の狙いは、デンジの心臓ではなくその上司であるマキマの殺害。そのために偽サンタクロースの老人とその養子3人の命を代償にして、デパート内にいたデンジ達を地獄に落とした。地獄では精巧な人形と化したトーリカを介し、根源的存在である「闇の悪魔」と契約を交わす。そうして得た闇の悪魔の肉片を取り込んだことで、真のサンタクロースは人形のパーツがいくつも組み合わさったような異形の姿へと変貌する。
地獄から戻ってきたデンジは真のサンタクロースと対峙するが、暗闇の中で瞬時に傷が治る驚異的な再生力に苦戦する。しかし最終的に刺客の1人だったクァンシとの共闘や、「光の力」と称した自らの体を燃やす特攻作戦により真のサンタクロースを撃破。
真のサンタクロースは「宇宙の魔人」コスモに森羅万象の膨大な知識を流し込まれ、精神崩壊して死亡した。

トーリカの師匠/真のサンタクロースの来歴・活躍

デンジを狙って来日

トーリカに狩りの事などを教える師匠

雪深い山中で狩りをして暮らしていたトーリカとその師匠。そこへ、日本にいるデンノコ頭の少年(デンジ)の心臓を奪えとの国からの指令が下される。この仕事が終われば師匠はデビルハンターを辞めさせてもらえると、余命わずかな師匠のために意気込むトーリカ。
一方その頃、ドイツでは「サンタクロース」と呼ばれる老人の元にデンジの心臓回収の依頼が舞い込む。老人は報酬として美男美女の養子を4人要求。3人は契約用、残りは趣味とのことだが、政府はその要求を受け入れる。

来日したトーリカと師匠は、護衛に守られたデンジにひそかに近づいていた。混雑したハンバーガーショップの店内で、師匠はすれ違いざまにデンジに「呪いの悪魔」の釘を3発デンジに打ち込む。
釘を4回相手に差すことができればターゲットの命を奪えるのだが、師匠はその4回目を「テスト」としてトーリカに任せた。合格すれば自分と契約している悪魔をトーリカに紹介するという。

デパートでの攻防

トーリカの成長を喜ぶ師匠。だが彼女の目的は別の所にあった

サンタクロースの老人は、通行人で作った大量の人形でデンジ達を襲撃し、デパートの中は大混乱に陥る。さらに中国からの刺客クァンシとその愛人の魔人達も参戦し、混迷は深まる一方。
そんな中、人形のふりをしていたトーリカはデンジに釘を踏ませ、殺害することに成功する。
そこへ事態を見守っていた師匠が現れ、テストに合格したトーリカを褒めたたえる。しかし師匠の本当の目的はデンジを殺す事ではなかった。
師匠は精巧な人形を作るコツとして、「人形にする人間に 人間しか持たない感情を入れる事」と語る。今までトーリカに愛情を注いできたのは、彼に敬愛や崇拝といった感情を持たせるため。狩りを指せたのは哀憐の感情のため。そしてトーリカ自身にデンジを殺させたのは罪悪感を生じさせるため。
人間らしい感情を得たトーリカは、精巧な人形を作る条件を満たした。そして師匠がトーリカに触れた瞬間、トーリカから自我が失われ精巧な人形へと化した。
人形の悪魔の真の契約者「真のサンタクロース」である師匠は、サンタクロースだと思われていた老人を操り、老人とその養子3人の命を捧げてデパート内の全ての生物を地獄へ招く。

闇の悪魔との契約

闇の悪魔の肉片を口にするサンタクロース

地獄では根源的恐怖の名を持つ闇の悪魔が待ち構えていた。サンタクロースはトーリカの人形を介して闇の悪魔に「チェンソーの心臓と引き換えにマキマと殺せる力をください」と契約を結ぶ。
実はサンタクロースが受けた本当の依頼は、マキマを殺す事だったのだ。闇の悪魔の肉片を飲み込んだサンタクロースは人形のパーツを組み合わせたような異形の姿に変身した。
一方地獄に落ちた者達は、マキマの助けでなんとか現世に戻ってくることができた。マキマの血を飲んで復活したデンジは、マキマを守るためサンタクロースに立ち向かう。

サンタクロース対デンジ

自らの体に火を点けたデンジの特攻によってサンタクロースは敗北する

サンタクロースが生み出した無数の人形にデンジが苦戦していると、「矢の悪魔」の姿に変身したクァンシが人形達を殲滅し、共闘を申し出てくる。
闇の力を得たサンタクロースはクァンシの猛攻を受けてもすぐに体を再生させてしまう。さらに人形にされた人間の自我を復活させ、デンジに攻撃をためらわせるという卑劣な手も容赦なく使ってくる。
デンジとクァンシが苦戦しているうちに夜が訪れ、完全体となったサンタクロースは再生能力と身体能力を飛躍的にパワーアップさせる。
絶体絶命の状況でデンジが取った作戦は、「光の力」と称して自分の力を燃やし特攻を仕掛けることだった。あまりにも常識外れなデンジの行動に呆れるサンタクロースだが、周囲の闇が照らされたことで再生能力が衰え始める。
理解できないデンジの行動に恐れを抱いたサンタクロースは車をぶつけてとどめを刺そうとするが、デンジはしぶとく何度でも立ち上がり続ける。そしてサンタクロースの体をチェンソーで貫き、燃え盛る車でサンタクロースを押しつぶした。
体をバラバラにされても尚諦めずにデンジを殺そうとするサンタクロースだが、クァンシの愛人である宇宙の魔人・コスモに森羅万象に関する膨大な知識を流し込まれ、精神崩壊してしまう。そして「ハロウィン」としか呟けない状態にされ、燃え盛る炎に体を焼き尽くされ死亡したのだった。

トーリカの師匠/真のサンタクロースの戦術・使役した悪魔

呪いの悪魔

釘で4回刺すことで対象を磔にし、死に至らしめることができる能力。公安デビルハンターの早川アキもこの悪魔と契約していたが、あちらは刀状の釘を使っており3回刺せば効果が発動するなど契約内容に多少の違いがある。トーリカの師匠の寿命が残り半年なのはこの契約による代償と考えられるが、使用時にはさらに追加で指の感覚などを取られるようだ。

人形の悪魔

触れたものを人形に変える能力。さらに人形に触れられた人間も人形に変えられてしまう。ただし魔人やデンジのような悪魔と融合した人間は、人形に触れられただけでは人形にならない(作中でクァンシの愛人の魔人達が人形に変えられているが、死体だから人形化できたのか、それとも闇の力による強化の影響があったのかは不明)。
通常の人形は口や手足の形状が人形らしくなるが、特別な方法で作った「精巧な人形」はほとんど人間と変わらない。精巧な人形を作るためにはその対象の人間と親密な関係を築き、人間らしい感情を獲得させる必要がある。
普通の人形を作るよりも手間はかかるものの、精巧な人形を使えばサンタクロース自身はノーリスクで強力な悪魔と契約できるという大きなメリットがある。作中では老人とその養子の命を捧げて地獄の悪魔と契約し、さらにトーリカを介して闇の悪魔の能力を手に入れている。

闇の力

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