早川アキ(チェンソーマン)の徹底解説・考察まとめ

早川アキとは、『チェンソーマン』の登場人物で公安退魔特異4課所属のデビルハンター。主人公デンジの先輩でもあり、最初は反発しあっていたものの徐々にかけがえのない仲間となっていく。銃の悪魔に家族を殺された過去があり、復讐を果たすため公安に入る。性格は温厚で常識的だが、内に強い信念を抱く激情家。家族の仇を追い求めて、自分の命を削りながら悪魔との死闘を繰り広げる。

早川アキのプロフィール・人物像

中央が早川アキ

早川アキとは、『チェンソーマン』の登場人物で公安退魔特異4課所属のデビルハンター。主人公デンジの3年先輩にあたる。出会った当初は悪魔や仕事に対して甘い考えを持つデンジに厳しい態度を取っていたが、マキマの指示でデンジ(のちにパワーも加わる)と同居することになり、いつしか背中を預けられる仲間になる。
幼い頃に両親と幼い弟・タイヨウを銃の悪魔によって失い、その敵討ちをするために公安に入った。バディである姫野や公安の同僚たちから幾度となく退職を勧められたが、それらをきっぱりと拒否している。それほどまでに早川の復讐心は強いものだったが、終盤デンジとパワーとの絆が深まるにつれて、徐々に考え方が変化していく。

チョンマゲのように高い位置で結った髪とピアスが特徴。整った顔をしており、面食いの狐の悪魔からもイケメンと認められている。
性格は真面目で常識人。常に冷静に振舞っているが、根は優しくデビルハンターとしては珍しく仲間の死に涙を流すことも。面倒見が良く、デンジやパワーの良き兄のような存在。料理の腕前もなかなかのもの。
また、身体能力も高く剣術を得意としている。ベテランのデビルハンターである岸辺に師事しており、サムライソードやレゼといった強力な悪魔とも数秒ではあるが互角に切り結ぶほどの実力を持つ。
契約した悪魔は狐の悪魔・呪いの悪魔・未来の悪魔。初期は狐の悪魔の能力を主に使っていたが、サムライソード戦で愛想を尽かされる。また、呪いの悪魔の代償として寿命が2年にまで縮まったため、新たに未来の悪魔との契約を結んだ。その際、未来の悪魔から「最悪な死に方をする」と予言される。
その予言の通り、最終的に「銃の魔人」と化したアキはデンジやパワーだけでなく罪のない一般人を襲い、デンジの手で討伐されることになる。本人にとっては幼い頃の幻覚を見ながらの安らかな死だったが、デンジにとっては大切な仲間を手にかけるという「最悪な死に方」を経験することになった。

早川アキの来歴・活躍

銃の悪魔に家族を殺害される

アキの見ている前で破壊される自宅

早川アキは北海道の平凡な一家の長男として生まれる。弟・タイヨウは体が弱く、両親が弟ばかり構うことに不満を抱いていた。
ある日、アキが構ってくれない両親に苛立ち、1人で外に遊びに行こうとすると、タイヨウが「お兄ちゃんと遊びたい」とついてきた。最初はそっけない態度を取っていたアキだが、タイヨウが雪玉を投げてきたことから雪合戦に発展する。雪合戦でタイヨウが風邪をひくと自分が両親に怒られることから、アキはキャッチボールを提案。
「家からグローブ取って来い」とタイヨウを家に行かせた次の瞬間、アキの目の前で自宅が木っ端みじんに崩壊した。
それは銃の悪魔が日本に上陸したためだった。両親とタイヨウを永遠に失ってしまったアキは、銃の悪魔への復讐を胸に誓う。

公安に就職、姫野とバディに

姫野とアキとの出会い

大人になったアキは公安退魔特異4課のデビルハンターとなった。公安だけが銃の悪魔の手がかりとなる肉片を持つことを許されているからである。
隊長である岸辺にデビルハンターとしての基礎を教え込まれたアキは、先輩の姫野とバディを組むことになる。姫野にとってアキは6人目のバディだった。姫野は、「アキ君は死なないでね」と語り掛ける。姫野にタバコの味を教わったり、酒を酌み交わしたりしながら2人は信頼を深めていく。

デンジ・パワーとの出会い

アキは路地裏でいきなりデンジを殴る

公安に所属して3年が経った頃、上司であるマキマからチェンソーの怪人になる能力を持つデンジを紹介される。不真面目な態度かつ不純な動機で公安に入ったデンジを、アキは路地裏でボコボコにする。「軽い気持ちで仕事するヤツは死ぬ」というアキの経験則から来る行動だったが、デンジに股間を蹴り上げられ、返り討ちにされてしまう。
殴り合いの末反目を深めたデンジとアキだったが、マキマの指示で一緒の部隊に入ることに。そしてデンジが逃げないか見張るため、アキはデンジと共に暮らすことになった。
その後、血の魔人であるパワーも早川家に住むことになり、常識外れの2人の行動にアキは振り回されることになる。

姫野の死

体を張ってデンジを守るアキ

デンジ・パワーの加入後、銃の悪魔の肉片を求めて特異4課はとあるホテルに潜入。永遠の悪魔の力で8階に閉じ込められたアキたち4課メンバーは、「ホテルから出す代わりにデンジの心臓を渡せ」と契約を求められる。
デンジを引き渡す方針に傾く他のメンバーだが、アキは頑なにデンジを差し出すことを否定する。それは銃の悪魔を殺すためにデンジの力が必要だと判断したためだった。
結局、永遠の悪魔が自死を選ぶまで痛めつけるというデンジの作戦で、なんとかこの危機を乗り越えることができた。

幽霊の悪魔に全てを捧げたために、姫野の体は消滅してしまう

それから数日後、マキマと公安特異課の職員たちが次々に襲撃されるという事件が起こる。アキとデンジ・パワー・姫野もその標的となり、胸を撃ち抜かれた姫野は瀕死の重傷を負う。
アキは契約している狐の悪魔の力を発動し襲撃者を食わせるが、狐の悪魔の頭は容易に切り裂かれてしまう。
襲撃犯は、デンジと同じように頭と両腕から日本刀が生えた通称「サムライソード」。アキはサムライソードに対抗するため背中の刀を抜く。それは呪いの悪魔の力を宿した巨大な釘状の刀で、対象を3度刺すことで磔にして殺すことができるが、代償として使用者の寿命を縮めてしまうというものだった。
しかしとどめを刺したかと思ったサムライソードは、何事もなかったかのように立ち上がり、アキの胸を切り裂いた。姫野はアキを助けようと、契約する幽霊の悪魔に自分のすべてを捧げる。
幽霊の悪魔の猛攻もむなしく、襲撃犯の1人である沢渡という女が呼び出したヘビの悪魔に食われてしまう。それでも幽霊の悪魔は最後にデンジの胸のスターターロープを引いて、デンジを復活させることに成功。デンジとサムライソードの戦いは決着がつかないまま、マキマの遠隔呪殺により襲撃犯たちは撤退していく。
全てが終わった後、病室で目を覚ましたアキは姫野を失った喪失感に打ちひしがれる。

未来の悪魔との契約

公安の地下に閉じ込められていた未来の悪魔

サムライソードを食わせたことで狐の悪魔にそっぽを向かれ、さらに呪いの悪魔の力を使い過ぎたせいで寿命が残り2年になってしまった。それでも悲願である銃の悪魔を倒すため、アキは新たな悪魔と契約する決意をする。
そこでアキが引き合わされたのは未来の悪魔だった。未来の悪魔が提示した契約の条件は、右目に自分を住ませること。未来の悪魔はアキに「お前は未来で最悪な死に方をする」と告げるのだった。

姫野の敵討ち

アキは恐怖心を克服し、幽霊の悪魔の首を斬り落とす

新たな力を手にしたアキは、デンジやパワーら特異課メンバーと共に襲撃犯の立てこもるビルへ突入する。ヘビの悪魔を操る沢渡と遭遇したアキは、ヘビの悪魔が吐き出した幽霊の悪魔と対峙する。未来の悪魔の能力で先を読み、幽霊の悪魔の手足を斬り落としていくが、あまりの手数の多さに近づけない。その時幽霊の悪魔が差し出したのは、姫野の残した1本のタバコだった。そこに書かれた「気楽に復讐を!」という文字に冷静さを取り戻したアキ。恐怖心を見る幽霊の悪魔の特徴を利用し、心を落ち着けた状態で幽霊の悪魔を倒すことができた。
そして4課の同僚・コベニが沢渡を確保し、さらにデンジがサムライソードを拘束。姫野の復讐という名目でサムライソードの金玉蹴り大会をデンジが提案し、アキもそれに乗っかることになった。

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