デンジ(チェンソーマン)の徹底解説・考察まとめ

デンジとは、藤本タツキによるアクションスリラー漫画『チェンソーマン』の主人公でデビルハンター。「チェンソーの悪魔」ポチタと契約したことで、頭部がチェンソーの怪人に変身できるようになった。
極貧の暮らしから救ってくれたマキマに好意を抱いており、彼女と付き合いたいという目的のために公安のデビルハンターとして働くことになる。同僚の早川アキや「血の魔人」パワーらと共に常識外れのはちゃめちゃな大活躍を繰り広げ、いつしか「チェンソーマン」の名は世界中の人に知られることになった。

デンジのプロフィール・人物像

デンジとは、藤本タツキによるアクションスリラー漫画『チェンソーマン』の主人公でデビルハンター。死んだ父親の借金を背負い、悪魔を殺して売ることで生計を立ててきた。自身の臓器を売るほど困窮した生活を送っていたため、食パンにジャムを塗って食べたり女性を抱いたりという普通の生活に憧れを抱く。
相棒は「チェンソーの悪魔」であるポチタ。瀕死のポチタに血を与えて契約を結び、生きるために悪魔を殺してヤクザに買い取ってもらっていた。
しかしヤクザがゾンビの悪魔に乗っ取られたことでデンジの人生は一変。一度は殺されたデンジだが、ポチタを心臓として取り込んだことで復活する。胸から伸びる紐(スターターロープ)を引っ張るとチェンソーの頭部を持った怪人に変身した。
ゾンビの悪魔とゾンビ化したヤクザたちを皆殺しにしたところを、公安からゾンビの悪魔討伐のために派遣されたマキマに発見される。「人でも悪魔でもない匂い」を持つデンジに興味を抱いたマキマは、デンジを公安のデビルハンターとしてスカウトした。
自分を極貧生活から救い出し、優しく扱ってくれたマキマに好意を持つ。そしてマキマと付き合いたい、あわよくば性的な行為がしたいというモチベーションで悪魔討伐に邁進する。
同僚の早川アキとは当初犬猿の仲だったが、同じ屋根の下で暮らし共に強大な敵と戦う中で、いつしかかけがえのない家族のような関係を築く。同じく早川家に居候するパワーも、最初は殺されかけるなど面倒を掛けられてばかりだったが、そのうちに手のかかる妹のような存在としてデンジの方から積極的に世話をするようになった。
そんな以前では考えられないような幸せな生活を送るデンジだったが、マキマの謀略により自らの手ですべての幸せを壊してしまう。銃の魔人と化したアキを手にかけ、マキマがパワーを殺害する手助けをしてしまったことでデンジは一生消えない心の傷を負う。更にかつての父殺しの過去を暴露されたことで完全に精神が崩壊、マキマに一時的に支配されてしまった。
マキマの狙いはデンジの心臓として融合したポチタ。「デンジが普通の生活を送る様を見守る」という契約を破棄してデンジからポチタを切り離すため、マキマはデンジが普通の生活を送れなくなるよう仕向けたのだった。
そしてマキマの目論見通り復活した「チェンソーマン」だったが、死んだはずのパワーによる予想外の抵抗を受けてマキマはチェンソーマンを見失ってしまう。そして体の主導権を取り戻したデンジは、再度マキマと相まみえることを決意する。「マキマにとって興味のない存在の匂いには気づかない」という習性を突き、マキマを不意打ちで仕留めることに成功したデンジ。それでもまだマキマへの想いが捨てきれないデンジは、愛するマキマを食べるという衝撃の方法で「支配の悪魔」マキマを完全に打倒したのだった。

性格は粗野で単純だが、人間だけでなく悪魔や魔人に対しても同情するなどまっすぐで優しい心の持ち主。劣悪な環境で育ったため口が悪く行動も子供じみているが、一定の道徳心はあるらしく、民間人を助けたりパワーの好き嫌いを注意したりする。
教養はないが地頭は良く、八方塞がりの状況を斜め上の発想で打開することもしばしば。人間の死に頓着せずどんな相手にも物怖じせずに向かっていくため、ベテランのデビルハンターである岸辺からは「デビルハンターとして100点」と評される。
夢は食パンにジャムを塗って食べたり、女とイチャイチャしたりする普通の生活を送ること。ようやく手に入れた人並みの生活を守るためなら死んでもいいとすら豪語する。もう一つの夢である「死ぬ前に一度女を抱いてみたい」という願望をかなえるため、マキマに気に入られようと奮闘する。
マキマに片思いし、マキマとセックスすることを人生の目標にしているが、他の女性からのアプローチに心揺らぐことも多い。特にレゼに関しては本気度が高く、一度裏切られてなお彼女と共に逃げようとまでした。
最終的にマキマから何の関心も持たれていないことを悟ったデンジだが、それでも彼女への慕情を持ち続け、彼女の罪を一緒に背負う覚悟を決める。
マキマの死後は彼女の生まれ変わりであるナユタという少女を引き取り、デビルハンターを続けながら高校生活を送ることになる。

デンジの来歴・活躍

チェンソーの怪人として覚醒

デンジは普通の生活を送る事を夢に見る

幼い頃に父を失ったデンジは、チェンソーの悪魔であるポチタと契約し、デビルハンターとしてヤクザに雇われることでなんとか日々を生き延びていた。父の借金を返すために自分の臓器まで売り、いつ死ぬともわからない極貧の生活。いつか普通の生活を送る事を夢見るデンジだったが、ある日ゾンビの悪魔に乗っ取られたヤクザに殺され、バラバラに切り刻まれてしまう。

ゾンビの中から現れるチェンソーの怪人(デンジ)

ゴミ箱に捨てられるデンジとポチタの死体。しかし、ポチタが自分の心臓をデンジに与えたことで、デンジは蘇りチェンソー頭の怪人となった。頭と腕のチェンソーでゾンビたちを次々に切り伏せていくデンジ。
そして朝になり、死体の山で佇むデンジをゾンビ退治に来たマキマが発見する。人でも悪魔でもない匂いを持つデンジを気に入ったマキマは、デンジを公安のデビルハンターとして飼うことに決めた。

公安退魔特異4課に配属

マキマはデンジをデビルハンター本部に案内する

東京のデビルハンター本部に到着したデンジ。公安魔特異4課に配属されたデンジは、先輩職員の早川アキと出会う。自分と同じようにマキマに片思いするアキと反りの合わないデンジだが、マキマの命令で2人は共同生活を送ることになる。

任務終了後、デンジはマキマの胸を思い浮かべる

ようやく手に入れた普通の生活に満足するデンジだが、どこか物足りなさを感じていた。それは何なのか自問自答した末、「女の胸を揉むこと」だという結論にたどり着く。
ちょうどその頃、早川のチームに血の魔人であるパワーが入ることになった。パワーの傍若無人さに振り回されるデンジだが、パワーの唯一の親友である猫・ニャーコを悪魔から取り戻したら胸を揉ませてやると言われ、デンジは舞い上がる。
しかしその言葉は、悪魔からニャーコを取り戻すためにパワーがついた嘘だった。ニャーコの身代わりとしてコウモリの悪魔に差し出されるデンジ。

デンジ・アキ・パワーのにぎやかな生活が幕を開ける

デンジはチェンソーの姿に変身してコウモリの悪魔を倒し、ついでにパワーとニャーコを助け出した。これで胸が揉めると安堵したのもつかの間、ヒルの悪魔が襲ってくる。血が尽きたデンジの代わりにヒルの悪魔を倒したのは、狐の悪魔と契約しているアキだった。
事態が収拾した後、アキとデンジが暮らす家にパワーが転がり込む。そして念願叶ってパワーの胸を揉めることになったものの、拍子抜けの感触にデンジは落胆する。

マキマとの約束

マキマに願いを叶えてもらうため、デンジは銃の悪魔打倒を誓う

追い求めていたものが大したことはなかったことにショックを受けるデンジ。そんなデンジにマキマは、「エッチなことは相手のことを理解すればするほど気持ち良くなる」と語り掛け、自分の胸を触らせる。動揺するデンジに、続けてマキマは「銃の悪魔を殺せたら願い事を1つ叶えてあげる」と話す。
銃の悪魔とは世界中で多くの死者を出した強大な悪魔で、アキの家族の仇でもあった。デンジはマキマとエッチなことがしたいという下心から、銃の悪魔を殺すことを二つ返事で了承する。

ホテル事件

姫野の言葉に奮起するデンジ

銃の悪魔を探すための手がかりとなる肉片を求めて、デンジら公安退魔特異4課のメンバーはとあるホテルに乗り込んだ。褒美が欲しいと言うデンジに、先輩職員の姫野は「今回の悪魔を倒したらベロ入れたキッスをしてあげる」と言ってやる気を出させようとする。

まさに頭のネジがぶっ飛んだ方法でデンジは事態を打開する

悪魔の能力によってホテルの8階に閉じ込められた4課のメンバー。永遠の悪魔は、「デンジを食わせれば解放してやる」と交渉を求めてきた。永遠の悪魔の急所は8階以外にあり、デンジを渡す以外出る術がない。そこでデンジは、永遠の悪魔を死にたくなるまで痛めつけて自殺に追い込むと言う手段に出た。3日後、デンジの思惑通り永遠の悪魔は自ら死を選び、4課の面々は脱出に成功する。

食べ物の貴重さを知っているデンジは、口の中に出されたものはたとえゲロであろうと飲み込んでしまう

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