マキマ(チェンソーマン)の徹底解説・考察まとめ

マキマとは『チェンソーマン』の登場人物で、内閣府直属のデビルハンター。公安退魔特異4課を取り仕切るリーダーでもある。長い髪を三つ編みに束ねるミステリアスな美女で、主人公・デンジにとっては憧れの存在。基本的に物腰柔らかいが時折シビアで残忍な言動を見せ、空恐ろしさを感じさせる。
人間の姿をしているが、正体は作中最強クラスの能力を持つ「支配の悪魔」。終盤では「チェンソーマンの力でより良い世界を作る」という本当の思惑が判明し、黒幕としてデンジを利用していたことが明らかとなった。

マキマのプロフィール・人物像

性別:女性
所属:公安対魔特異4課
職業:内閣府直属のデビルハンター
趣味:映画鑑賞

マキマは『チェンソーマン』の登場人物。主人公デンジの所属する公安退魔特異4課のリーダーであり、本作のヒロイン的ポジション。ミステリアスで捉えどころのない言動でデンジを翻弄し、彼の性欲に働きかけて「銃の悪魔」を倒させようとする。
性格は優しく穏やかで、早川アキを始めとする特異4課の部下たちにも慕われている。しかし目的遂行のためには手段を選ばず、情報を得るためにヤクザの家族や恋人の目玉をくりぬいて相手に送り付けるなど、倫理観に反する行動を平然と行う。
その契約悪魔は隊長クラスの人間にも極秘とされているが、遠くにいる人間をすり潰したり襲ってきた人間に手ぶらで大きな風穴を開けたり、ネズミの群れを操ったりと超常的な能力を行使する。
趣味は映画鑑賞で、デンジを旅行に誘ったり同僚と飲みに行ったりと、平凡な人間らしい一面も見せる。自宅で何匹もの大型犬を飼育しており、ティラミスやシュークリームという名前をつけてかわいがっている。

その正体は内閣総理大臣と契約した「支配の悪魔」。その契約によってマキマへの攻撃はすべて適当な日本国民の病気や事故に変換され、実質的に不死身の肉体を持つ。
格下と判断した相手を支配することができ、その能力で自分に好意を持つよう洗脳したり、本人とその契約悪魔の能力を使用したりすることができる。その危険性を恐れた各国から刺客を送り込まれるもすべて撃退。他の国がマキマへの攻撃を諦める中、アメリカ大統領だけは最後まで抵抗した。しかしアメリカ国民の寿命を1年与えるという契約までして銃の悪魔にマキマを殺させようとしたものの、マキマの支配する悪魔の力であっけなく撃退されてしまった。

マキマの最終的な目的は、チェンソーマンを支配して死や戦争、飢餓など「なくなった方がいいもの」を世界から消し去り、より良い世界を作り上げること。
チェンソーマンのファンを自称し、自分が勝って世界を支配できるならばそれで良し、もし負けたとしてもチェンソーマンに食われるなら本望と言い切る。
その目的のために邪魔だったのは、ポチタ(チェンソーの悪魔)とデンジの契約だった。「普通の生活を送る」というデンジの夢を叶えることがポチタとの契約ならば、デンジが普通の生活を送れなくなるほど傷つけばいい。
そのために人並みの経済環境と早川アキやパワーという疑似家族を用意し、そんな幸せな暮らしがデンジの「普通」となった所で、跡形もなく幸せをぶち壊す。それがマキマの計画だった。そしてデンジのトラウマを掘り起こし、完全に心をへし折ることで一時デンジを支配下に置くことに成功した。
その後チェンソーマンとのバトルを繰り広げるが、想定外のパワーの介入によりデンジに肉体の主導権を奪われる。デンジの奇襲によりバラバラの肉片にされ、最終的にデンジに食べられることによって完全に死亡した。

人間に対しては友好的だが、その感情は人間がペットの犬をかわいがるのと同様。「忠実で扱いやすく賢く愚かで見ているだけでも面白い。そして何より私のことが大好き」という独善的な理由で人間を愛している。
人間を匂いで判別しているが、チェンソーマン以外の存在には無関心なため、デンジが後ろから近づいても気づかなかった。
ポチタの話では、「支配の悪魔はずっと他者との対等な関係性を築きたかった」のだという。恐怖の力でしか関係を築けないマキマは、「恐怖」のない世界ならば自分が対等に他者と付き合えると考えた。それでチェンソーマンの能力で世界を作り変えようとしたのだった。
最終的にマキマの計画は失敗するものの、支配の悪魔が生まれ変わった少女・ナユタはデンジと共同生活を送ることになる。「家族が欲しい」という支配の悪魔の願いは、本人が思ってもみない形で叶ったのだった。

マキマの来歴・活躍

デンジを公安にスカウト

デンジを抱きしめるマキマ

公安の任務で「ゾンビの悪魔」を討伐に来たマキマは、死体の中に佇むデンジを見つける。人でも悪魔でもない匂いを持つデンジに興味を抱いたマキマは、デンジを連れ帰り公安のデビルハンターとして雇うことに決めた。

デンジとパワーを早川家に住まわせる

デンジとアキの暮らす早川家にやってきたパワー

デンジを公安のデビルハンター本部に連れてきたマキマは、公安退魔特異4課所属のデビルハンター・早川アキと引き合わせる。公安の辞職や違反行動があった場合、デンジは悪魔として処分されると通告し、見張りのため早川家に住むようデンジに命じる。
その後、「血の魔人」パワーも早川家で暮らすことになり、3人のにぎやかな生活が始まる。

デンジに銃の悪魔討伐を依頼

銃の悪魔を殺す代わりに願い事を叶えるとマキマはデンジに持ち掛ける

デンジが考案に来てからしばらく経ったある日、マキマはデンジにあるお願いをする。それは、全てのデビルハンターが殺したいと願う「銃の悪魔」の討伐だった。「銃の悪魔を殺せたら何でも願い事を叶えてあげる」というマキマに、デンジは下心から二つ返事で承諾する。

マキマ襲撃

マキマは死刑囚たちを神社に集めさせる

会合のため新幹線で京都に向かっていたマキマの元に、銃を持った男たちが現れる。同時刻、公安の特異課メンバーが次々と襲撃される事件が起こった。
マキマを始末し撤退しようとする襲撃犯たちだが、マキマは撃たれたにもかかわらず死んでいなかった。襲撃犯を返り討ちにしたマキマは、とある神社に死刑囚を集めさせる。
マキマは生贄を使い、襲撃グループの残りのメンバーを遠隔で圧殺していく。すべてが済んだマキマは平然とした表情で東京に帰って行った。

襲撃の後始末

ヤクザに家族や恋人の眼球を見せつけて情報提供を強要する

襲撃事件後、人員不足となった特異課は1、2、3課を4課に合併させ、以降マキマが全ての指揮を取ることになった。そしてデンジとパワーの指導にベテランデビルハンターである岸辺を付けさせる。
岸辺の指導で実力を上げるデンジたち。一方、マキマは岸辺から「襲撃をわかっていて見逃したな」と指摘される。
その頃襲撃グループの生き残りたちは、特異4課への再襲撃をもくろんでいた。マキマは襲撃グループの情報を得るため、とあるヤクザの元へ出向く。情報提供の要請に従わないと見るや、マキマはあらかじめ用意しておいたヤクザの家族や恋人の眼球を取り出し、服従を迫る。そうして得た情報によって、特異4課は襲撃グループの制圧を完了した。

デンジと映画館デート

マキマとデンジは1日中映画館をはしごする

襲撃事件が解決した後、マキマはデンジへデートに行こうと誘う。マキマとデンジは一日中映画館をはしごし、映画漬けの休日を送るのだった。

レゼを始末

レゼの前に現れたマキマ

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