マギ(Magi: The Labyrinth of Magic)の名言・名セリフまとめ

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『マギ』とは週刊少年サンデーで連載されていた、大高忍によるファンタジー漫画である。古代の架空の世界をモチーフとした冒険譚で、主人公のアラジンがアラビア風の都市や中華風の国、魔法に満ち溢れた国や自然豊かでとても栄えた国など、各国を冒険する中で様々な価値観や人の思いに触れていく。
マギの世界では、現実の世界と同じように貧困や差別、戦争や国や価値観の違いなどで溢れている。苦しい現実の中で前向きに頑張って生きようとするキャラクターの数々のセリフは、多くの読者を感動させた。

『マギ』の概要

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出典: goddy-layout.com

『マギ』とは、週刊少年サンデーで2009年から2017年まで連載されていた大高忍によるファンタジー漫画である。アニメ化や外伝漫画化、ゲーム化など多数のメディアミックス展開が行われた。全37巻となっている。

タイトルにある「マギ」とは、世界で3人しかいない伝説的な魔導師のことを指しており、主人公のアラジンはこの世界では例外的となる4人目の「マギ」となっている。

『マギ』は、主人公のアラジンが世界の様々な場所に行く冒険譚で、アラビアン風の砂漠からアラジンの冒険が始まる。ある日、アラジンは砂漠のオアシス都市でアリババと出会い、『迷宮』を一緒に探索することとなった。『迷宮』とは、この世界に突如として建てられた不思議な建物のことで、中には金銀や財宝、お宝などが眠っている。さらに、『迷宮』を攻略して『迷宮』の主人であるジンと呼ばれる魔人から認められたものは、『ジンの金属器』を手に入れることができる。『ジンの金属器』とは、各迷宮のジンの力が込められた武器のことで、凄まじい威力の魔法が放てることが特徴だ。

アラジンは、アリババと共に『迷宮』を攻略し終えた後、様々な国へと冒険に行く。旅をする中でアラジンやアリババは様々な価値や文化を持った国や人々と出会い、貧富の差や差別、経済的な問題や戦争に苦しみながらも前に進もうとする人たちや、前に進めずに苦しんでいる人たちと出会う。様々な人々と出会う中でアラジンやアリババは、この世界のために何が出来るのかを仲間やその国の人々と共に考えるようになる。

登場人物たちが戦争や貧富の差、差別などの苦しい問題に直面しながら、それでも精一杯前を向いて生きようとする姿に、多くの読者が胸を打たれた。

(マギ)アラジンの名言・名セリフ

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アラジンは青い髪の毛の少年だ。

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アラジンは女性好きな一面を持っている。

変わったんじゃなかったの?もう、嘘つかずに生きようって⋯決めたんだよね!!

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金髪の女性がライラで、黒髪の女性がサアサだ。

1巻でアラジンがライラに言ったセリフである。ある日、延々と砂漠を歩くアラジンはオアシス都市のウータンに辿り着く。ウータンは砂漠の中のオアシスで栄えた都市で、砂漠を旅する商人や旅人達で賑わっている。お腹を空かせてしまったアラジンは、キャラバンの荷台に積んであった食べ物を勝手に食べてしまった。キャラバンで働く商人の少女であるライラに見つかってしまったアラジンは、キャラバンで三日間タダ働きをする事となる。

アラジンはキャラバンでの仕事を、ライラと、彼女の親友でキャラバンを率いる隊長の娘であるサアサから教わる。ライラはアラジンに砂漠を旅する時には警戒しなければならない盗賊団についての情報を教え、さらに「いいか。サアサには妙なマネすんなよ。」と警告する。ライラの言葉を聞いたサアサは、「ライラったら、こんな小さな子が盗賊なわけないじゃない。ごめんね、盗賊の中には⋯生き倒れたふりをしてキャラバンに潜り込む人もいるそうでね⋯ライラは優しいからキャラバンのことを心配してるよ。悪くは思わないでね。」と、アラジンに言った。

その夜、アラジンはライラやサアサと共に一緒に寝る事となった。寝る前にライラは寝ているサアサを差しながら、アラジンに対して、「⋯⋯私の『大切な友達』は、そいつなんだよ。砂漠で生き倒れてた私を助けてくれた。親切にしてくれた。でもって、私にとって初めてできた友だちって呼べる相手だ。だから、私はそいつとそいつのキャラバンを守って喜ばしてやりたいんだよ!」と、話しかける。アラジンはライラの話を楽しそうに聞き、実は起きていたサアサは「ありがとう。」と、反応した。ライラはサアサが起きていたことに驚き、「なんだよ、起きてたのかよ。聞かれるなんてカッコわるいな⋯⋯⋯。」と照れながら呟くと、サアサは「聞かなくたってわかってたわ。ライラはとても優しいね。正義感があって、仲間思いで。照れてもダメよ。一番の仲良しだもの、なんでもわかっているわ!」と返す。サアサの純粋な言葉に対して、ライラは何故か後ろめたそうな気持ちを笑顔で隠したような表情を見せた。

翌日、事件が起きる。キャラバンでは砂漠での進路について、話し合いをしていた。ライラは目的地から近道ではなく、盗賊団がいないとの情報がある迂回経路を推奨する。その直後、盗賊団がライラに話しかけてきた。なんと、ライラは元盗賊団の一員だった。盗賊団はキャラバンの人たちにライラを差しながら「こいつも盗賊なんだよ!ちょっと前まで、うちの盗賊団の下っ端だったのさ。生き倒れたふりをしてキャラバンに潜り込み、道案内のふりをして盗賊のアジトへ先導する⋯⋯。」と、説明する。ライラは「⋯⋯違うんだよ⋯⋯。確かに、昔は悪さをしたよ⋯⋯。けど「友達」ができて変わったんだよ⋯。もう、演技じゃないんだよ⋯嘘つかずに生きようって決めたんだよ⋯。」と必死で話しかけるが、キャラバン長であるサアサの父に「ライラ、お前の言うことは信用できない。演技なら他でやってくれ。二度と我々に近づくな。」と完全に拒絶され、信用を失ってしまう。サアサも、ショックでライラから目を反らすような素振りを見せた。

キャラバンの人たちはライラとアラジンを置いて、ライラが反対していた経路へと進んでいった。アラジンは「おねえさん、みんなが3番路に。『友達』を助けなきゃ⋯」と話しかけるが、ライラは「⋯⋯友だちかぁ⋯。勘違いだったよ。思い出したんだ。私が正体をバラせば仲良しの演技は終わり。何度もあったことだ。まぁ、あのコも今までのカモと、同じだったってことかな⋯。」と、返す。アラジンはライラに「本気で言ってるの?」と問いかけるが、ライラは「本気だよ。こんなの気にしてちゃ、仕事にならないもの⋯⋯。あ〜あ⋯、また得意な盗賊稼業にでも戻ろうかな⋯⋯⋯。」と、呟いた。

このセリフはそんなライラに対してアラジンが言ったもので、盗賊稼業から足を洗ってまっすぐと生きようとしていたライラの心に寄り添った名台詞である。アラジンの言葉を聞いたライラは「悲しいよ!でも、助けに行くなんてもう遅いよ⋯!!今更追いつけないよ⋯⋯⋯!」と、涙を流す。アラジンは、泣き叫ぶアラジンに対して手を差し伸べた。

一方、キャラバンは盗賊団の人間に囲まれてしまう。そこに、アラジンとライラが駆けつけた。アラジンは「ウーゴくん」と呼ばれる首から上が無く、筋骨隆々の体を持つ魔人を、自身が持つ笛から呼び出し、ウーゴに乗ることでキャラバンに追いついたのだ。アラジンは盗賊団を壊滅させ、和解を果たしたキャラバンの面々とライラに対して別れを告げる。

ハイ、とれたよ!これでおねえさん、きれいな脚を隠さずに歩けるね!

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モルジアナは赤髪の女の子だ。チーシャンの領主であるジャミルの奴隷という身分である。

1巻でアラジンがモルジアナに言ったセリフである。アラジンはオアシス都市のウータンを出た後、ずる賢くてお調子者な一面はあるものの、高い正義感の持ち主の少年であるアリババと出会う。アラジンはアリババと共にオアシス都市のチーシャンを回る事となった。

ある日、アリババはチーシャンで果物を運んでいたモルジアナという名前の無愛想な少女とぶつかってしまう。アラジンとアリババは散らばっていた果物拾いを手伝おうとするが、モルジアナは手馴れた様子であっという間に果物を拾って二人の元から去っていく。アラジンは彼女の足に鎖が付いている事に気がつく。
実は、モルジアナは奴隷だった。モルジアナの身分に気がついたアリババは、「腐った世の中だよな、戦争捕虜だかなんかだろうがよ⋯。一生、金持ちに家畜同然に扱われて終わるなんてよ⋯。」と、アラジンに言う。ところが、アラジンはアリババの話を聞かずにモルジアナの方へ走り去っていった。そして、アラジンはモルジアナの足の鎖を千切る。このセリフはモルジアナを縛る鎖を切ったアラジンが言った言葉で、アラジンの優しさや思いやりが現れた名台詞である。

当時、奴隷は貴族の所有物だった。そのため、奴隷の鎖を勝手に解くことは窃盗罪に当たる犯罪だ。アラジンの行動に焦ったアリババは、一旦アラジンを連れてその場を後にする。

そんなことないよ。ティトスくん、君はティトスくんさ、僕らの友達の。たとえ君がどんなに世界中の誰とも違って、ひとりぼっちでも⋯そんなこと関係ないって、言ってくれる人たちがいるよ。僕もそう思うよ!

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左からスフィントス、ティトス、アラジンで、ティトスの下にいる女の子はマルガだ。スフィントスとティトスは、マグノシュタットの魔法学院に通う同級生で、マルガはマグノシュタットの地下施設で出会う。アラジンは、スフィントスやティトスと友達になった。

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ティトスに手を差し伸べるアラジン

18巻でアラジンがティトス・アレキウスに言ったセリフである。アラジンはアリババやモルジアナ、煌帝国の皇子である練白龍と行動を共にしていたが、みんなそれぞれの道を歩みだし、アラジンは単身、魔法の国であるマグノシュタットに向かうこととなった。

魔法の学校であるマグノシュタット学院に入学したアラジンは、寮生活で同じ部屋となったスフィントスという少年や、卓越した魔法能力を持つティトスという少年と出会う。三人は紆余曲折を経て、友達となった。

ティトスには寿命があと僅かも一ヶ月も残されていなかった。ティトスの正体は、マグノシュタットの調査をするためにレーム帝国の最高司祭であるシェヘラザードから送り込まれたスパイであり、シェヘラザードの血と骨で出来た分身体である。外の世界での楽しさや自由を知ったティトスは死ぬのが怖くなり、レームを裏切ってマグノシュタット側に着く。

そして、レーム帝国とマグノシュタットの戦いが始まった。レームの兵士でありシェヘラザードの一番の部下であるムー・アキレウスは、ティトスに対してレームに帰るようにと促す。ティトスがレームに帰る気がないと察したムーは、「時間の流れも、体の作りも、与えられた運命も⋯⋯不自然なんだ!それは俺たちもだが⋯。だからうぬぼれるな、わきまえろ。自分が何なのかから目をそらすんじゃない。まだわからないのか!!?おまえは化け物だ、人間なんかになれない。この世界に⋯本来生まれてくるべきじゃなかった命なんだよ!!!!」と叫ぶ。

ムーが非情な言葉を口にするのは、レームの最高司祭であるシェヘラザードに忠誠を誓っているからだ。さらに、ムー自身も普通の人間とは違う強靭な肉体を持っている種族であるファナリスの一員である。

ムーの言葉に対して絶望するティトスだが、そこにアラジンが現れる。このセリフはティトスに手を差し伸べながら言った言葉で、ティトスがどんな出自をしていようと友達だと言い切るアラジンのティトスに対する友情が現れた名台詞だ。

僕がやらなくても、何度でもマグノシュタットの人たちがレーム軍に立ち向かうだろう。必死だから⋯⋯⋯みんな自分の国が大切だからさ!!だからどうか、この人たちの居場所を奪わないでおくれ⋯⋯。レームの民たちよ!!!!自分の国へ、帰っておくれ!!!!

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マグノシュタットからマグノシュタットを侵攻するレームの軍人を追い出そうとするアラジン

17巻でアラジンがレーム帝国の軍隊に言ったセリフだ。レーム帝国は、マグノシュタットの高い魔法技術や、地理的な位置関係の優位性をレームにとって有用と見ており、マグノシュタットを攻め込むことで領地を奪おうとしていた。マグノシュタットは、魔法の使えない非魔導師による魔導師の利用や、差別に苦しんだ王のモガメットが、魔導師だけの国を作り上げたのが始まりだった。そして、魔導師への風当たりの強さはどこの国にも存在し、それに呼応するようにマグノシュタットは非魔導師を徹底的に弾圧する国へとなっていった。アラジンは、マグノシュタット学院で魔導師たちと出会ったことでマグノシュタットが抱える辛い事情を知り、マグノシュタットに全面的に加担するのではなく、どちらの国も幸せとなれる方法をとるために戦う決意をする。

このセリフは、非魔導師によって弾圧されたことで、復讐心や敵対心を抱く魔導師たちの心を思いやったアラジンの名台詞である。

アリババ・サールジャの名言・名セリフ

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アリババは金髪の少年だ。

てめぇの汚ぇ酒で!!!人の命が買えてたまるか!!バカ野郎!!

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出典: www.sunday-webry.com

人の命よりも自分の商品であるお酒を大事にするブーデルを殴るアリババ

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