マギ(Magi: The Labyrinth of Magic)の金属器・眷属器まとめ

28570420352cf904685cc80016

『マギ』とは、大高忍による漫画作品である。
千夜一夜物語をモチーフにした、架空の世界が舞台の冒険活劇。
魔法や精霊などの魔導ファンタジー要素や世界各地を巡ったり迷宮を踏破するなどの冒険譚要素がある正統派な側面を持つ一方で、人種差別や奴隷問題・国家間の戦争など心を穿つような側面を持つ作品となっている。
金属器・眷属器とは精霊の力が宿った金属製の武具のことである。強大な力を秘めており、この力を発揮する瞬間が作中のバトルにおいて最大の魅せ場となっている。

『マギ』の概要

『マギ』とは、大高忍による漫画作品である。
週刊少年サンデー(小学館)2009年27号から2017年46号まで連載された。単行本は全37巻。累計発行部数は現在、2300万部を突破している。
テレビアニメ化もされており、第一期が2012年10月から2013年3月に、第二期が2013年10月から2014年3月に放送された。
また、登場人物の一人であるシンドバッドを主人公とした外伝『マギ シンドバッドの冒険』も現在『裏サンデー』で連載されている。
この作品は様々な側面を持っている。魔法やジンと呼ばれる精霊、その力が宿った『金属器』を使った派手なバトルといった魔導バトルファンタジー。世界各地を巡り行く先々でたくさんの人々と出会ったり、迷宮を探検するなどの冒険譚。
一方で、人が奴隷にされていたり、人種差別や王族と平民などの生まれによる差別、それがもとになって起こるクーデターや戦争など、主人公たちが直面する人の暗黒面もその作品のテーマの一つとなっている。人それぞれに『違い』があるために生じる思想や主義の行き違い。それを武力ではなく言葉による相互理解で解決しようと奔走する主人公たちの姿もこの作品の大きな魅力の一つだ。

金属器について

別名『ソロモンの金属器』
迷宮と呼ばれる謎の遺跡群を踏破した者(=迷宮攻略者)は迷宮の支配者たる精霊(=ジン)に選ばれることによって強大な力を手にすることが出来る。
ジンに選ばれた者は自らが持つ金属製の道具にジンを宿すことになる。そのジンが宿った道具を『金属器』と呼び、金属器の所有者を『金属器使い』と呼ぶ。
金属器使いはジンと一体化することでその力を発揮することが出来る。そのため、金属器となる道具は所有者に馴染んだ物が良いとされる。例えば剣や鎧などの武具や、ネックレスなどの装飾品が金属器になることが多い。
金属器が壊れた際は時間はかかるが別の金属へジンを移し替えることが可能である。これはジンが所有者についているためである。
金属器にはどこかしらに八芳星が刻まれている。
金属器は戦況をひっくり返すほどの絶大な力があるが、その力を発揮するには魔力が必要となり、それが無くなると使えなくなるという欠点がある。ただし、ジンが持つ能力と同系統の現象を取り込むことで一瞬だけ力が使えるようになるという裏技もある(例えば炎熱系のジンならば炎を取り込む等)。
金属器は基本的に一人一つだが、複数の金属器を持つ者もいる。その者は『複数迷宮攻略者』と呼ばれる。

魔装

金属器使いが金属器に宿るジンの力で体を薄く覆って自己と同化させることで、実体化したジンに近い力を得ること。ジンの使用法の本質。
下記の種類がある。
武器化魔装:金属器使いが金属器に宿るジンの力で体を薄く覆って自己と同化させることで、実体化したジンに近い力を得ること。ジンの使用法の本質。
半身魔装:金属器から体の片側半身までを魔装した状態。武器化魔装より遥かに強力な力を発揮できる。
全身魔装:魔装の最終段階。魔装した所持者の姿がより強くなり全身に広がるほどジン本来の姿に近くなり、体格や外見年齢なども変化する場合がある。第3の目(の模様) が発現し、空中を自在に飛ぶことも可能となる。この状態になることで『極大魔法』という大技を使うことが出来る。

眷属器について

金属器から分け与えられた力を宿す道具。主の金属器と共闘するなかでジンに認められた者(=眷属)がその力を得る。眷属器の所有者は『眷属器使い』と呼ばれる。
金属器使いを『王』とすれば眷属器使いはその『臣下』である。金属器ほどではないが、金属器とジンの恩恵により強力な力を持つ。
また眷属という性質上、主である金属器使いがその金属器を遠くに離してしまうとその力を行使出来なくなる。
眷属器には『眷族同化』という眷族自身が「我が身を捧げる」ことで魔装に匹敵する力を得る奥の手が存在する。使用時には眷族の体が巨大化し各々の主たる精霊が持つ能力の一部を使うことができるようになるなど非常に強力である反面、一度果たすと二度と人間の姿には戻れなくなる、度重なる発動で同化が進行すると精神すら精霊と一体化していく危険性がある、肉体への負担が大きく急激に眷族化を進めると命を落としかねないといった様々なデメリットがある。

『マギ』の金属器・眷属器

金属器・アモン/アリババ・サルージャ

1406644928

アモン:全身魔装

アリババの持つ宝剣。礼節と厳格の精霊、アモンを宿す。序盤はナイフだったが戦いのなか破損し以降宝剣になる。
炎を操る力を持つ。全身魔装をすると髪が伸びて太陽のような鮮やかな色になり、腕を覆ったオレンジ色の鎧と緩やかな生地で出来た白い衣を身につけて足に炎を纏い光背状の炎を背負った姿になる。
●技
・炎の壁(アモール・ベルカ):発生させた巨大な炎で壁を形成する。全身魔装で放てば森を焼き払うほどの威力になる。
・アモンの剣(アモール・サイカ):武器化魔装。高熱によってどんなものでも溶解して切り裂く防御不能の漆黒の大剣。
・アモンの宝剣(アモンのほうけん):「アモンの剣」を自らの魔力で抑え込み、元の宝剣の形まで収束させた状態。
・アモンの轟炎剣(アモール・ゼルサイカ):全身魔装の状態で、「アモンの宝剣」から巨大な炎の剣を作り出して剣技を振るう。
●極大魔法
・炎宰相の裂斬剣(アモール・アルバドールサイカ):業火を剣先まで召した大剣を携えた炎の巨人を上空に出現させ、その大剣を振り下ろして強烈な炎の斬撃を繰り出す。

アモンの眷属器・『炎翼鉄鎖(アモール・セルセイラ)』/モルジアナ

1434357580

『炎翼鉄鎖(アモール・セルセイラ)』
モルジアナが奴隷時代に身につけていた足枷。アモンの眷族を宿す。
長く伸ばした鎖を腕のように操って周囲の壁に突き刺し、反動を使って空中を移動することが出来る。さらに、敵に鎖を絡み付かせ高熱を発して焼き尽くす攻撃も可能。
当初は腕につけていたが後に足につけるようになる。
足に身に付けた後は鎖を巨大な足状にして炎を纏った蹴りを放つようになった。炎を鎖の周囲に留め、熱で気流を操ることで飛行も可能に。

アモンの眷属器・『深紅の翼爪(アモール・アフモルガメーク)』/トト

K

トトの大剣。アモンの眷族を宿す。
火の鳥を生み出してその炎の翼で攻撃する。

アモンの眷属器・『深紅の翼爪(アモール・アフモルガメーク)』/オルバ

K

オルバが右手に装着している義手代わりの魔法道具『水弾』。アモンの眷族を宿す。
火の鳥を生み出してその炎の翼で攻撃する。

金属器・バアル/シンドバッド

1402216363

バアル:全身魔装

シンドバッドの剣。憤怒と英傑の精霊、バアルを宿す。
雷を操る力を持つ。全身魔装をすると剣は柄鍔に竜の手が巻きついたような意匠がある両刃の直剣になり、身につけた装飾品は3連の首飾りになって稲妻のような2本の角と龍の尾が生え全身が青い鱗に覆われた姿になる。
●技
・雷光(バララーク):剣から比較的小規模の雷撃を放つ。しかし、全身魔装の状態では段違いの威力を誇る。
・雷光剣(バララーク・サイカ):全身魔装の状態で、武器化魔装した剣に雷を取り込み、小島を覆い尽くすほどの巨大な落雷を放つ。
●極大魔法
・雷光滅剣(バララーク・インケラード・サイカ):「雷光剣」よりも何倍にも威力を増大させた巨大な落雷を放ち、射程範囲内の全てのものを粉砕する。

keeper
keeper
@keeper

Related Articles関連記事

マギ(Magi: The Labyrinth of Magic)のネタバレ解説まとめ

中東をモチーフにした魔導冒険ファンタジー「マギ」は、作者の大高忍(おおたかしのぶ)が週刊少年サンデーで連載している漫画作品。古の滅びた世界から干渉を試みる謎の組織「アルサーメン」の暗躍により滅びの兆しを見せ始める世界で、創世の魔法使い「マギ」の少年・アラジンは、迷宮攻略を目指すアリババらと出会い、世界の異変や悲劇、戦争を止めるべく奔走していく。

Read Article

少年・シンドバッドの伝説が今、始まる!!「シンドバッドの冒険」ってどんなアニメ?

少年・シンドバッドが王を志すのには、国と戦争に翻弄された悲痛な理由があった…。後に「七海の覇王」と呼ばれる事になる少年は、如何にして一国の王にまで上り詰めたのか!?魔導冒険譚「マギ」の正統なる前章にして、シンドバッドを主役に据えた作品をご紹介。

Read Article

目次 - Contents