東京喰種トーキョーグール:re(Tokyo Ghoul:re)のネタバレ解説まとめ

『東京喰種トーキョーグール:re』とは、石田スイ原作の漫画作品。舞台は東京で、人を食らう化け物「喰種(グール)」の在り方がテーマとなっている。『東京喰種トーキョーグール:re』は『東京喰種トーキョーグール』の続編で、前作ではとある事故から人と喰種と両方の力を併せ持つ金木研が人として、喰種として葛藤しながら戦う姿が描かれた。続編の東京喰種トーキョーグール:reでは、金木の面影を残す捜査官、佐々木琲世に主人公が変更。彼が捜査官として喰種と戦う様を描く。

なんと健やかな弱さ(第5巻)

金木が生きていると知り、復活した月山習。
金木に接触し、なんとかして彼を取り戻そうと躍起になっていた月山が葛藤に揺れるシーン。
「自分のことを教えてくれ!」と必死で訴える排世を見て月山は思う。
これは、かつて仲間を守ろうと必死に強くあろうとした金木のもう1つの可能性ではないのか。
選ぶ強さを持たない、強くなる前の彼なのではないか、と。
そんな彼のことを健やかな弱さ、と深い言葉で表現する、月山の印象的なシーン。

なんで僕がお前みたいなゴミ救わなきゃいけないんだ?(第6巻)

ロゼヴァルト家殲滅戦の際、月山家が所有するビルで対峙した排世とエト。
最初の頃は温厚で冗談も言うような性格であった排世は、喰種の力に目覚めると同時に徐々にクールになっていた。
そして、エトに「君の父親に君を救って欲しいと言われた」と言った排世。
これは金木の頃に父親である芳村から聞いていた言葉。
それに「お情けをくれるのかしら」と茶化すエトに対して、酷く見下したような冷酷な言葉を吐き出す排世。
喰種の力に覚醒すると性格が粗暴にでもなるのか、金木でもなく排世でもない人格が登場する模様。

瓜江!弾幕足りたか!(6巻)

ロゼヴァルト家殲滅戦にて。
ノロという強大な敵を前に次々と捜査官が倒されていく中でのワンシーン。
ナッツクラッカーが呟いた「キレイになりたかった」の言葉により、喰種を化け物として見れなくなったというトラウマを抱えていた不知。
土壇場になってそのトラウマを克服し、喰種と同じ名のクインケ「ナッツクラッカー」を使いこなした。
しかし、それでもノロを倒すことはできず、不知はいよいよ最後の手段として弾幕を張る代わりに自分を犠牲にし、瓜江にとどめを刺させることにした。
この言葉は瓜江にノロのとどめを頼んだ時の言葉で、心からのこの叫びは瓜江の心を大きく動かした。

ウリエが優しさを見せたシーン(12巻)

CCGの闇の部分が見え始め、段々と信念が揺らいでいくクインクスたち。
もう今のCCGから逃げ出したい、というサイコに向かってのウリエの一言。
表情の柔らかさも含めて、ウリエの成長ぶりとかっこよさが伺えるワンシーン。

親友、ヒデの言葉(7巻)

「誰かのためにかっこよく死ぬ」と心に誓っていたハイセことカネキ。
しかし、有馬に敗北しそうになったその時、彼の脳に親友ヒデの言葉が響く。
「”誰かの為に『かっこよく死ぬ』命を賭ける”? だっけ?」
「バァカ」
「あのときオレは、『お前と生きたい』と思ったんだぜ」
「聴こえるまで言ってやる──」
「かっこ悪くても、いきろ。」
人見知りで友達のいなかったカネキにとって心からの友達ヒデの言葉。
心に響く名言として名シーンと共にファンから支持されている。

『東京喰種トーキョーグール:re』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

サブタイトルに隠された謎

本編では話ごとにサブタイトルが付けられている。
例えば76話の惰疎はだうとと読む。
だうと、を英語で表すと「doubt」で疑わしい、信用しない、などの意味になる。
これに大元のタイトルの「re」をつけると「redout」となり、レッドアウトと読める。
レッドアウトの意味は視力赤化喪失などで、このようにタイトルの前に「re」をつけることで本当の意味が分かるものが多数存在している。
ほかにも例を挙げると 54話の娩児(べんじ)は「re」をつけると「revenge」で復讐という意味。
57話の悔いて笑むは「re」をつけて「requiem」など、強引なものもあるようだがサブタイトルの多くにこのような裏の意味を齎すものが多く存在している。

おまけコーナーでキャラの裏側が見られる

前作同様、今回も本編の途中や巻末でキャラクターたちの日頃の様子などが紹介されている。
シリアスでダークな本編と異なり、しりとりをするシーンであったり、楽しく会話しているシーンなどが多数。
キャラの個性が生かされた話が多く、実際に会話したらこんな感じなのだろうな、というのが伺える。

董香の見舞いの理由を考察

作中で不知と才子が病院で董香と偶然出会うシーンがある。
董香は見舞いに来ていたようだが、その人物は当初謎であった。
友人の小坂依子やヒデなどが考察に上がる中、篠原幸紀もその一人に上がっていた。
中でも有力なのは篠原で、第16話にて、篠原の病室に置いてあった花と不知達とすれ違った際に董香が持っていた花が同じだったため、そう思われていた。
そして実際140話で篠原だったことが判明。
何故、董香は見舞いに来ていたのか。
一見接点がないと思われる2人だが、董香の父・新を捕獲したのは篠原である。
この事実から、董香が見舞いに行った理由などが考察されました。
最もシンプルなのは、父を捕獲した時の話を聞いてみたいから、だが、もう1つ。
董香は依子の食事を食べようとするなど、人の世界に馴染もうといつも一生懸命だった。
そんな董香は金木と同様、人と喰種の共存を望んでおり、父を捕獲した篠原を許すことでその想いを現実のものにしようとしているのではないだろうか。
本編にて真相が明かされるかは不明だが、以上の2点が有力だと考察されている。

変化する琲世の髪色について

琲世は登場時の髪の色は白と黒の混ざり合った色合いをしていた。
それが途中からは真っ黒に変化し、金木となった後は白になっている。
物理的な見解でいえば、Rc細胞とメラニン生成が関連しているおりRc細胞が分泌されれば白くなるから、というのが理由だ。
しかし、それ以外に精神的な部分も関連していると思われる。
何故ならば、琲世から金木に至るまでの途中に髪が真っ黒な時期があるからだ。
喰種の力を持ちながら捜査官をしていた頃の琲世は金木を封じ、葛藤に揺れていたのでそれを表すように白と黒が混ざっていた。
しかし、喰種の力を暴走させる度、内なる金木と対話する内に黒くなり始め、月山との戦いでいよいよ真っ黒になる。
この戦いで「自分は琲世として生きることを望んではいけなかった」と心の内で語っていることから絶望を表す色として表現されているのではないだろうか。
ファンの間では元々、人間だった頃の金木の髪色に戻っているのでは、という考察もある。
その後は金木として全てを受け入れ、喰種の力も受け入れたために白になったと思われる。

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