東京喰種トーキョーグール:re(Tokyo Ghoul:re)のネタバレ解説まとめ

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『東京喰種トーキョーグール:re』とは、石田スイ原作の漫画作品。舞台は東京で、人を食らう化け物「喰種(グール)」の在り方がテーマとなっている。『東京喰種トーキョーグール:re』は『東京喰種トーキョーグール』の続編で、前作ではとある事故から人と喰種と両方の力を併せ持つ金木研が人として、喰種として葛藤しながら戦う姿が描かれた。続編の東京喰種トーキョーグール:reでは、金木の面影を残す捜査官、佐々木琲世に主人公が変更。彼が捜査官として喰種と戦う様を描く。

『東京喰種トーキョーグール:re』の概要

『東京喰種トーキョーグール:re』は、石田スイ原作の漫画作品で『東京喰種トーキョーグール』の続編である。人を食らう化け物、「喰種(グール)」という生き物が存在する東京が舞台となっており、喰種の在り方や生き方などが物語の主なテーマとなっている。『東京喰種トーキョーグール:re』は主人公の佐々木琲世という青年が主人公。喰種を取り締まる捜査官として働く一方で、己の中に抱える闇と戦いながら人と喰種の中で生きていく。

『東京喰種トーキョーグール:re』のあらすじ・ストーリー

物語は第1部東京喰種トーキョーグールから2年後。人を食らう化け物である喰種の存在は未だ人々を脅かしており、喰種専門の捜査官が集う喰種対策局、通称CCGも対策に追われる日々を送っていた。主人公の佐々木琲世(ササキハイセ)は上司である真戸暁(マドアキラ)の指導の元、クインクスたちのメンターとして働いていた。
「クインクス」とはエリート特務捜査官である有馬将貴をも超える人材を作ろうと開発された、喰種の武器である赫包(カクホウ)を体内に持つ兵士たちのこと。メンバーは全部で4人、手柄を挙げようと躍起になるあまり単独行動に走り勝ちな班長の瓜江久生(ウリエクキ)、妹のために金を求めて働く一方、実は仲間想いの不知吟士(シラズギンシ)、血が苦手で過去に父に虐待されたトラウマから自分を男だと偽る六月透(ムツキトオル)、やる気がなくゲームばかりしている米林才子(ヨネバヤシサイコ)となっており、個性的な彼らをまとめるのに苦労する日々を送る琲世。
温厚で冗談なども言う快活な性格である一方、非常に責任感の強い琲世だが、過去に20年という長い歳月に及ぶ記憶の空白期間があり、その存在は謎に満ちている。また、嘉納という医師によって半喰種の体にされており、喰種の力を持っているという理由で、クインクス共々捜査官の間ではあまり歓迎されていなかった。

トルソー編

CCGではレートと呼ばれる単位を用い、SSS~Cまで喰種の脅威レベルを表しており、物語当初はトルソーというAレートの喰種を追っていた。琲世とクインクスたちも捜査に参加。トルソーを捕獲寸前まで追い詰めるも、オロチというSレート喰種によって妨害される。オロチは本名を西尾錦(ニシオニシキ)と言い、琲世のことを知っている様子だった。
実は琲世の中には、かつて人でありながら喰種の赫包を移植されてしまった金木研(カネキケン)が眠っており、オロチは金木の知り合いであった。オロチと出会ったことが引き金となり、喰種の力が表層化し琲世は錯乱。CCGの中では琲世についてある取り決めが行われており、普段は琲世を人として扱うが、もし彼が喰種の力を暴走させてしまった場合、SSレート喰種・ハイセとして対処することになっていた。
オロチとの戦いで喰種の力を暴走させたハイセは喰種としてCCG捜査官によってその力を抑えられたため、討伐されることはなかったが、混乱のうちにトルソーとオロチは取り逃がすこととなってしまった。
この事件を機にトルソー戦に参加していた瓜江、不知、六月の3人は琲世に尊敬や恐怖といった複雑な気持ちを抱くこととなる。一方で琲世は単独行動に走った瓜江を叱咤。クインクス班長から外し、代わりに不知を班長にすることを決意。ここからクインクスたちの関係は少しずつ変化していくこととなる。

ナッツクラッカー編

次のターゲットをナッツクラッカーというレートAの喰種に定めたCCG。ナッツクラッカーはオークションに参加するために商品となる人間を探しており、琲世とクインクスたちは自分たちを商品として売り込む囮捜査によってナッツクラッカーとの接触に成功。
オークション会場への潜入も果たすが、オークション会場には参加者の護衛として喰種集団のアオギリの樹がおり、CCGとアオギリの樹による全面対決となった。アオギリの樹の中には琲世の中に眠る金木を知る喰種が多数存在しており、特に琲世は金木を慕っていたために、複雑な心境で戦況を見守っていた。
そんな最中、オウルという強大な喰種が現れ苦戦を強いられる琲世。徐々に追い詰められていく姿を見ていられなくなった雛実は琲世を助けるため飛び出してしまう。
琲世は自分を「お兄ちゃん」と呼び慕ってくるヒナミが自分を庇う姿に、自分の中に眠る金木と対峙することを決意。自分に眠る喰種の力を使い始める。
オークション会場の別の場所では瓜江と鈴屋が逃げようとする喰種たちをターゲットに戦いを挑んでおり、また別の場所では不知がナッツクラッカーと対決。ナッツクラッカーが2つの赫包を持つ喰種だと知った不知は、2つのうちの1種が感知式のものだと知り、その特性を活かしてナッツクラッカー自身が自爆するように仕向ける。
こうして、喰種の力を取り入れた琲世はオウルを倒すことは叶わなかったが、退けることには成功。雛実はコクリアと呼ばれる喰種専用の監獄へと送られることに。瓜江は討伐の功績を認められ、不知もまたナッツクラッカーを討伐したとしてその功績を称えられた。
しかし、不知だけは浮かない顔をしていた。
それは、ナッツクラッカーが死に際に遺した「きれいになりたい」という一言。喰種なのにまるで人のような言葉を残した姿を見て、喰種をどう扱っていいのかわからなくなってしまう。そのため、ナッツクラッカーをCCG捜査官が使うクインケの材料にしたが、不知は暫くこれを使うことが出来なかった。

ロゼヴァルト家殲滅戦

不知がクインケの扱いに悩む一方で、東京では大量誘拐が起きており、それがロゼヴァルト家の仕業だということを突き止めていた。ロゼヴァルトは大企業を営んでいたが、その大半は喰種だった。日本にいる月山家もその1つであり、かつて金木と親しくしていた月山習(ツキヤマシュウ)というSレート喰種も存在していた。
CCGはロゼヴァルト家を一掃することを決意。一方、月山家では金木がいなくなったことで生きる気力失っていた月山習のため、彼を元気づけようと家族や使用人が奔走していた。そして、習の友人堀の提案で、使用人のカナエは習を元気づけるため「金木が生きている」という事実を知らせることにした。
習はすぐに気力を取り戻し、早速琲世に接触を試みる。しかし、彼は金木でありながら金木ではなく、戸惑う習。それでも諦めきれない習だったが、そんな習を複雑な思いで見守っていた人物がいた。それは使用人のカナエ。彼女は月山習のことを深く愛していたが故、習が強く執着する琲世を憎んでおり、習には元気になって欲しいが琲世とは親しくなって欲しくないという葛藤を抱えるカナエ。
そんなカナエの前にSSレート喰種のエトが現れた。彼女はアオギリの樹を束ねる人物で、自身も強大な力の持ち主。「琲世を殺したいのでしょう?」と言い寄り、カナエに力を与えるエト。
琲世は月山との接触や情報を集めるためにマスクをして喰種たちとの接触を繰り返していた影響からか、徐々に琲世ではなく金木の色が濃くなっていっていた。そして、月山家の所持するビルの屋上で月山習と対峙するも、そこにエトに力を与えられたカナエが現れ、琲世はカナエと闘うことに。
エトに力を与えられたカナエは予想外に強く、防戦一方の中で琲世は自分の中にいる金木と深く深く繋がっていく。そして、金木が幼い頃母に虐待されていた過去に触れ「愛されたかった。死にたかった」と語る子供の姿の金木に、自らが生を望むことが間違いだったのだと悟る。これが引き金となったのか「夢はもういい、おやすみハイセ」という言葉と共に強大な力を目覚めさせた。屋上にはエトも来ていたが、力に目覚めた琲世はエト、カナエ、習の3人を圧倒。
カナエと習は屋上から放り出され死にかけたが、カナエが命がけで守ったことにより習は命を取り留めた。
一方、月山家のビルの中では月山家の使用人たちとCCG捜査官の戦いが勃発。激しさを増す戦いの中、ノロという強大な力を持った喰種が現れ上等や特等といった力のある捜査官たちも次々と倒れていく。不知も苦戦を強いられ、ずっとトラウマだったナッツクラッカーを使うことにも成功するが、ノロにはそれでも敵わなかった。そして、不知は自分の尾赫で弾幕を張り瓜江にとどめを刺させるという方法を用い、自らが体を張ったことにより命を落とした。
また、この戦でキジマ特等の部下であった旧多二福なる人物が、見方を襲うという奇行に及んでいたのだが、彼の奇行を見た人物は全て死んでおり、駆け付けた捜査官に旧多自身が虚偽の報告をした。この行動についてはこの段階では一切謎であり、只者ではないという印象だけが残る。
瓜江は今まで仲間や妹のために奔走してきた不知が目の前で死んだことで、仲間を失った悲しみに暮れた。戦いが終わった頃になって琲世が漸く戻ってきたが、彼は喰種の力に目覚めたからなのか、琲世の心を封じてしまったからなのか、瓜江に「能力不足は本人の責任だ」とまるで見捨てるような言葉を瓜江に伝え、さっさとその場を後にしてしまった。
この事件をきっかけに、仲間を失う痛みを痛感した瓜江は今までの単独プレイを控え、仲間を守るような戦いをする人物へと徐々に成長していく。一方で琲世は親しかったクインクスの部下たちと距離を取り始め、その次の年の春、昇進すると同時にクインクスたちのメンターを退いてしまう。

コクリア襲撃編~流島上陸作戦

一捜査官として行動し始めた琲世は旧多と共に行動をとることに。そして高槻泉という作家が喰種であること、ロゼヴァルト家討伐の際に接触したエトであることを突き止め彼女に接触。しかし、エトの方が一枚上手で彼女は自分が喰種であることを世間に発表。自分が書いた小説を喰種に読むように勧めた。
こうして混乱を極めた人と喰種。エトの目的は「隻眼の王」を後継にゆだねることだった。「隻眼の王」とは喰種を束ねる「王」の立場にいる喰種のことで、エトは現在の「隻眼の王」と共にその後継者を探していたのだ。
こうしてエトが隻眼の王を継がせようとする中、他方ではCCGが勢力を失いつつあるアオギリの樹の殲滅を、琲世とアオギリは別の方向からコクリアの襲撃を行おうとしていた。琲世の目的は雛実を救うことだったが、その途中でかつての仲間であった董香や四方と出会い合流。雛実を救い出し、彼らと逃げ出そうとするもその前に有馬が現れる。今までの戦いで力をつけてきた琲世だったがそれでも有馬には敵わず自らの喰種の力を暴走させていく琲世。死闘を繰り返す中、己の弱さと自分が生きたいと思っていたこと知ることで、自分を受け入れ覚醒。更なる強さを手に入れとうとう有馬に敗北を認めさせた。
琲世は有馬を殺すことを望まなかったが、それを聞いた有馬は自ら命を絶とうとする。そして、死に際の有馬から驚きの事実を聞かされる。それは有馬を含めハイルや旧多など、白日庭(子供たちを集めて捜査官の英才教育を施す教育機関)から見出された捜査官たちは人と喰種の間に生まれたのだという。彼らは高い身体能力を得る代わりに寿命が極端に短いというのだ。
また、隻眼の王の正体がエトと有馬が創り出した架空の存在であることも判明。エトと有馬は昔からの知り合いであり、人が喰種を駆逐する、という世界の在り方を壊すため「有馬を殺害する実力を持った最強の喰種」を隻眼の王という存在を欲していた。
彼らは嘉納の喰種化手術によって隻眼の王の候補となる存在を生み出させていたのだ。そして、有馬に勝利した金木が彼らの意志を継いで隻眼の王となることになった。
一方、大きな戦力を投じた流島作戦では、ボス格のタタラとの戦いに苦戦を強いられる中、突如オウルと謎の喰種フロッピーが参戦。彼らはかつてCCGの捜査官だった滝澤と亜門であり、医師・嘉納によって半喰種化された実験の犠牲者だった。CCG側は当然2人を喰種として葬ろうとしたが、暁が2人を庇ったため、CCGの敵とみなされてしまった。そのため滝澤は亜門と共に自分を庇った暁を連れて逃げることに。

黒山羊結成編

流島作戦が敢行される中、本部では和修が喰種そのものではないか、という推測のもと部下たちが和修を追い詰めていた。その予想は的中し、CCGを収めていた和修が喰種であったこと、また、死に際の有馬の言葉から謎の組織「V」が「和修一族」であることが判明し、喰種を取り締まるはずの捜査官が喰種であったことでCCGは混乱に陥った。
琲世は有馬との戦いによって金木研だった頃の自分自身を取り戻し、金木として、「隻眼の王」として、アオギリの樹や流島から逃れた喰種たちを仲間に受け入れ、「黒山羊」という組織を設立。CCGでは和修の血筋であった旧多がコクリアから脱獄した喰種や、謎の喰種集団ピエロと手を組み和修本家一族を殺害、CCGを牛耳ることに。こうして琲世と旧多が対立する形となった。
「黒山羊」を組織した金木は彼らとの生活する仲、董香と互いの想いを確かめ合い結婚することに。しかし、そんな幸せな時間が過ごせたのはほんのわずか。旧多が手配した人と喰種の力を合わせ持つ新たな兵士オッガイや、協力なCCG捜査官に追い詰められてしまう。
その後、カネキは旧多が遣わしたオッガイ、CCG捜査官、旧多本人を捕食した結果巨大な赫子の化物のような姿に変りはててしまった。旧多はその生物を「竜」と呼んだ。竜の核は金木研であり、金木の体が巨大な赫子の塊の中に埋もれていたため、を救出しようと多くの人が動いた。その中にはかつての金木の親友ヒデもいた。ヒデはずっとスケアクロウというCレートの喰種として身を隠し、密かに裏で捜査をしていたようだった。
そんなヒデの計らいで対立していたCCGと黒山羊の喰種たちが協力し、金木を救出。
金木はヒデと念願の再会を果たしたが、自分が食した後のヒデの損傷した顔を見て、今まで自分が食した人の分も含め罪を背負っていこうと改めて心に誓った。

『東京喰種トーキョーグール:re』の登場人物・キャラクター

佐々木琲世(ささき はいせ) CV:花江夏樹

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本作品の主人公で、琲世の名前は特等捜査官の有馬貴将によってつけられた。
クインクスたちのメンターとして苦労の日々を送る人。
温厚な性格で上司である真戸に「ハグしてもいいですか!」と言って引かれたりするなど、懐っこい性格でもある。
その正体は嘉納によって喰種の赫包を移植された金木研であり、戦いによって記憶を失っていた彼を有馬が育て直した。
そのため、金木研として生きてきた20年の記憶がなく、琲世としての人生は数年しか生きていない。
自分が強くなり、仲間を守るために金木の力を少しずつ取り入れることで温厚な性格がクールな性格へと変化していく。
最終的には琲世の記憶を持った金木という形に落ち着き、新たな隻眼の王として喰種と人が相互理解し合える世界を目指す。

有馬貴将(ありま きしょう) CV:浪川大輔

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S3班長及び24区を担当する喰種捜査官。
他を圧倒する異常とも言えるほどの強さを持っており特等捜査官として最強の座に君臨する人物で、CCGの死神と呼ばれている。
秀才や努力の人いうよりも天才肌で戦う際も性格同様に非常にクール。
ハイセの育ての親のような存在でもあり、彼自身もハイセのことを気に掛けている。
しかし、実はその実態はVという組織に属する喰種の力を持った半人間。
アオギリの樹の首領であり、CCGが長年探し求めていた隻眼の王である。

真戸暁(まど あきら) CV:瀬戸麻沙美

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前作、東京喰種トーキョーグールで捜査官を務めていた真戸呉緒(マドクレオ)の娘。
クールで落ち着きのある性格で捜査官としても非常に優秀。
しかし、半喰種である琲世を高く買っていることで変わり者として扱われている。
フエグチと呼ばれるクインケを使い、喰種の間ではそのクインケの形状から「背骨使い」と呼ばれて恐れられている。
流島でのアオギリの樹討伐戦の際、喰種と化したかつての同僚滝澤を庇ったことでCCGにいられなくなった。

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