サイレントヒル2(SILENT HILL 2)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『サイレントヒル2(SILENT HILL 2)』とは、コナミデジタルエンタテイメントが開発したホラーアドベンチャーゲームである。プレイステーション2用ソフトとして発売され、その後追加要素を加えた完全版『サイレントヒル2 最期の詩』が発売された。
主人公ジェイムスは、死んだはずの妻から届いた手紙をきっかけに、静養地であるサイレントヒルに向かう。彼はいつの間にか、霧と鉄錆の世界に迷い込み、奇妙な敵たちと戦うことになる。ホラーゲームの中でも傑作として名高く、驚きの結末がプレイヤーを待つ。

ジェニファー・キャロル

サイレントヒルの宗教の教団設立に尽力した女性で、『サイレントヒル3』にも聖女として名前が登場する。

マリア編の登場人物

アーネスト・ボールドウィン

アーネストは、マリアと扉越しにしか会話をしない

マリアが迷い込んだ屋敷の主人。愛娘であるエイミーを10年前に亡くして以来、失意のままに暮らしていた。マリアの前に決して姿を見せず、扉越しに会話をするのみで、最後にマリアが扉を開け放ったときには室内には誰もいなかった。屋敷の中の彼の足跡から、蘇りの儀式によってエイミーを蘇生させようとしているしていることが伺える。また、ジェイムスとマリアについてもなにか知っているような口ぶりだ。実はアーネスト自身も幽霊であり、屋敷から離れることができない存在となっていた。しかし屋敷の中の鍵や扉の開閉については自由に行うことが可能。隣のアパートにあるものを取ってきてくれるようにマリアに依頼する。彼の儀式がどうなったのか、エイミーが蘇ることができたのかは作中では語られないままである。

エイミー・ボールドウィン

エミリーは父であるアーネストにバースデーカードを書いていた

アーネストの娘。彼女の母親については作中では語られない。10年前、父親にバースデーカードとプレゼントを用意していたが、家の屋根裏部屋から転落して世を去った。屋根裏部屋に入ったマリアに対して、父にバースデープレゼントを渡してくれるように頼む。彼女もまた、父と同じく幽霊となっている。

『サイレントヒル2(SILENT HILL 2)』のアイテム

メアリーからの手紙

メアリーからジェイムスに届いた手紙

ジェイムスがサイレントヒルにやってくるきっかけとなったメアリーからの手紙。しかし実はメアリーが3年前に病気で亡くなったという事実は虚構であるため、実際にはジェイムスがメアリーから手紙を受け取ったという事実はない。そのためか内容は物語の進行と同時に変わっていき、終盤に入ってからこの手紙を読むと、何も書かれていない白紙の手紙となってしまっている。

ラジオ

ラジオからはノイズが、時々メアリーの声が聞こえてくる

ジェイムスが初めてクリーチャーと戦闘したあとに入手する小型ラジオ。オンにしているとクリーチャーが接近した際にノイズが大きくなる。一部クリーチャーには反応しないが、敵の接近を知ることができる便利なものである。また、サイレントヒルシリーズの特徴である「音による嫌悪感、恐怖感」を表現する際に一役買っている。

角材、鉄パイプ

角材を持ってクリーチャーに立ち向かうジェイムス

角材はジェイムスが最初に手にする武器で、鉄パイプはもう少し先に進んだ場所で手にする。共に打撃系の武器で、真正面から打ち下ろす唐竹割りの動作と、攻撃ボタン連打で横から振り続ける連続攻撃がある。鉄パイプはシリーズの1から4まですべてのナンバリングタイトルに登場し、シリーズでもおなじみの武器になっている。

ハンドガン、ショットガン、狩猟用ライフル

狩猟用ライフルは大きな威力があり、ボス戦でも有効だ

こちらも序盤〜中盤に取得できる武器。本作はアクションのレベルがそれほど高くないため、アクションレベルノーマルまでなら比較的自由に撃っていてもそれほど装弾に不足するということはない(ただし油断して使いすぎるともちろんなくなってしまう)。ショットガンと狩猟用ライフルは、威力は大きいものの撃ったあとの隙が大きいことが玉に瑕である。

大鉈

物語中盤で手に入る大鉈は、レッドピラミッドシングを象徴する武器だ

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