実はヲタクで下ネタ好き！人気歌手星野源についてのまとめ

上の引用は宇多丸のラジオ内で星野源が語った話。
スーパースケベタイムとは、以前宇多丸のラジオで番組のジングルを募集するコーナーがあったのですが、そこで最優秀賞に選ばれたのが匿名で応募した星野源の作品でした。そのときのラジオネームが「スーパースケベタイム」です。
スタッフの誰一人そのことを知らず、あとからこっそり宇多丸だけ星野源から教えてもらったそうです。

星野源が愛する音楽ジャンル、ソウルやR＆Bには昔からセックスの内容を歌詞にしたものがとても多いです。
星野源が音楽活動をする上でよく言うのが「イエローミュージック」という言葉。
イエローミュージックとはブラックミュージックを日本の歌謡曲やJ-POPに落とし込んで表現したもの。
SUNは遅めのディスコチューンになっていて、腰を動かしやすいテンポを意識。
また星野源にとっての太陽＝マイケル・ジャクソンであったことから、PVではマイケルジャクソンのオマージュ表現も見られます。

Family Song見える家族観

家族とはなにか考えたとき

ソウルミュージックにおけるファミリー

日本テレビ系水曜ドラマ『過保護のカホコ』の主題歌。
星野源が愛するブラックミュージックでも「ファミリー」という言葉はよく使われます。
しかしそれは血の繋がった家族だけに使われる言葉ではありません。
黒人のコミュニティでは同胞を「シスター」「ブラザー」と呼んだり、ファミリーという言葉は一種の連帯感を持った人同士のことを指すとても広い言葉なのです。

これからの家族

星野源は「これからの家族はどんどん変わっていくと思う。だからその多様性を受け止められる曲を作りたかった」と語っています。
「昔から家族の歌が好きだった。でも家族がいない人はどうすればいい？」という疑問を抱いていたという星野。
そんなときたどり着いたのが一緒に住んでる人、血の繋がった人だけが家族ではないという答えでした。

PVでも新しい家族観が表現されています。
星野源がお母さん、高畑充希がお父さん、藤井隆が娘。
あえて役割をシャッフルすることでこれからの家族の多様性を出しました。
同性愛婚が増えれば女性がお父さんになることもあるし、男性がお母さんになることもあります。

「ただ幸せが一日でも多く側にありますように 悲しみは次のあなたへの橋へなりますように」
サビの歌詞はまさに幸せを願える相手、それが家族であることを思わせるフレーズです。

バナナマンとのエピソードが歌詞になっている

毎年日村の誕生日に曲を贈っている星野源。
今回は日村とその彼女が救急車のサイレンで驚いて、ベランダから出てきたところを週刊誌に撮られたというエピソードを曲にしました。
序盤の「救急車のサイレンが二人だけのラブソングさ」という部分。
よく聴くとメロディーや詩がFamily songの「救急車のサイレンが胸の糸を締めるから」という部分にそっくり。
日村バースデイソングのこの部分がとても気に入っていた星野源はそれ以降曲で、このフレーズを入れられないか試行錯誤していましたが上手くいかず、今回のFamilySongでようやくそれが実現し嬉しかったと語っています。
バナナマンと星野源も長い付き合いで、ある意味ファミリーみたいなものですね。

星野源について詳しく知りたければラジオを聞こう！

海外や昔の音楽を取り入れながらも、これからについて歌う星野源。
音楽の素晴らしさはもちろんのこと、その気取らないキャラクターが多くの人を引き付けています。
普段の生活や曲についての詳しい話は主にラジオで話すことが多いです。
俳優・歌手・エッセイストなどこれからの活躍に期待ですね。