英雄伝説 軌跡シリーズ(英伝シリーズ第3期)のネタバレ解説・考察まとめ

『英雄伝説 軌跡シリーズ』とは、日本ファルコムが開発したRPGゲーム・英雄伝説(英伝)シリーズ 第3期の総称である。シリーズ作品全てがゼムリア大陸を舞台にし、七耀暦という暦を使っている。互いに関連し合うシナリオやキャラクターは、RPGとしてのクオリティとボリューム感の高みを実現しており、「イース」シリーズと並ぶファルコムを代表する作品として有名になっている。

2014年9月25日にPS3・PSvita用ソフトとして発売された、第3部の後編に相当する作品。「I」のラストで武装組織「帝国解放戦線」に士官学院を襲撃され、特科クラスVII組の仲間たちの決死の奮戦によって学院を脱出したリィンが、仲間たちと学院を取り戻すべく、帝国解放戦線と、彼らを手引きした貴族派によって、エレボニア帝国全土を巻き込む形で引き起こされた「帝国内戦」へと自ら身を投じていく物語となっている。

ちなみに軌跡シリーズ10周年記念タイトルという位置づけの作品となっており、さらに2014年7月から期間限定となる形で、日本ファルコムの本社がある立川駅周辺に取り付けられる街頭フラッグに閃の軌跡のキャラクターたちが登場するイベントが開催された。

英雄伝説VIII 閃の軌跡III

『閃の軌跡II』の続編で、第3部の後日譚に相当する作品。帝国内戦の後、訳ありの貴族子女や問題児、外国人などを受け入れた“落ちこぼれ”の分校として知られるトールズ士官学院・リーヴス第II分校にリィンが教官として赴任し、そこでユウナ・クロフォード、クルト・ヴァンダール、アルティナ・オライオンの3人の生徒たちと共に新たな学院生活を送っていく物語を描いている。

2017年9月28日にシリーズ初となるPlayStation 4用タイトルとして発売された。

英雄伝説 暁の軌跡

2016年8月31日にサービス開始となった、日本ファルコムとUSER JOY JAPANの共同開発・運営のブラウザゲームであり、日本ファルコム初のオンラインゲームとなっている。2016年12月26日にPS Vita版、2017年2月22日よりPS4版、4月26日よりPS3版がそれぞれサービス開始となっている。

「碧の軌跡」の通称会議後、「ニーズヘッグ」と呼ばれる武装集団の一員だった主人公のナハト・ヴァイスが、リベール王国の地方都市のひとつ・ルーアンにある高等学校「ジェニス王立学園」の元生徒クロエ・バーネットが共にクロスベルで行われている遊撃士試験に合格し、コンビを組んで遊撃士見習いとして活動していく物語を描いている。
ちなみにこの作品は軌跡シリーズの外伝に相当しており、「空の軌跡」の舞台であったリベール王国、「零の軌跡」・「碧の軌跡」の舞台となったクロスベル自治州など本編に登場した複数の舞台で物語が展開していくのが特徴であり、ストーリーの時系列的には「碧の軌跡」と「閃の軌跡」シリーズと同時期となっている。

軌跡シリーズの主要登場人物・キャラクター

英雄伝説VI 空の軌跡

エステル・ブライト

CV:神田朱未

「空の軌跡」の主人公で、遊撃士協会に所属する見習い遊撃士。
身の丈以上もある棒術具(スタッフ)を自由自在に操り、リーチに優れた攻撃や技を繰り出す。

明るく正義感が人一倍強くてかなりのお節介焼きで、どんな苦境に立たされても決して諦めない超がつくほどのポジティブさと気力が持ち味の少女。
5年前、父・カシウスが引き取ったヨシュアとは血の繋がらない姉弟としての間柄にあたり、家族同然の存在として強く認識している。

ヨシュア・ブライト

CV:斎賀みつき

「空の軌跡」の副主人公で、エステルと同じく見習い遊撃士。5年前、カシウスによってエステルの生家であるブライト家に引き取られた少年。
鋭利な双剣(ツインエッジ)を主な武器とし、常人離れした身体能力とスピードによる素早い攻撃を得意とする。

漆黒の髪と琥珀色の瞳を持ち、女装が似合うほどの中性的で涼しげな容貌を持った美少年で、多くの女性を魅了するほどのチャームを持っており、しかも女装が非常に似合う。
エステルとは対照的に冷静沈着であり、判断力とセンスに優れているため、いつも突っ走りがちな彼女の手綱取りを任されることが多い。また、穏やかな性格ではあるが、エステルに害をなすと判断した存在全てには鋭く冷たい殺意を剥き出しにする。

その正体は世界で暗躍する謎の組織「身喰らう蛇」に所属する実働部隊「執行者」のひとりであり、本名は「ヨシュア・アストレイ」である。
帝国南部にあった小さな村の生まれであったが、ある時に武装集団に村を襲われて唯一の肉親であった実姉・カリンや友人たちを失い、心神喪失となっていた所を結社に拾われ、執行者として育てられて暗殺などの汚れ仕事に手を染め続けていた。その後、11歳の時にカシウスの暗殺任務に挑むが逆に失敗し、組織から狙われる立場となった所をカシウスに保護され、ブライト家の養子となる。

シェラザード・ハーヴェイ

CV:塩山由佳

卓越した鞭の腕としなやかな銀色の長髪から、「銀閃(ぎんせん)のシェラザード」の異名を持つ敏腕の女遊撃士。エステルとヨシュアにとっては頼れる姉貴分の存在。

カシウスの弟子で、彼の元で遊撃士として修行を積んだことがあり、「先生」と呼び、尊敬している。
そして、遊撃士としての経験と知識も豊富であり、エステルとヨシュアにとっては心強い先輩的存在だが、一方で酒が好きで一度飲みだすと止まらなくなり、興奮して騒いだり脱ぎ出したりと大胆で傍若無人な振る舞いを見せつけるという悪癖を持っている。

オリビエ・レンハイム

CV:子安武人

エレボニア帝国からリベールへと訪れてきた、「旅の演奏家」と自称する謎の青年。
「導力銃」と呼ばれる導力をエネルギーとする銃の使い手で、戦闘では卓越した華麗な銃さばきを見せつける。

演奏家を自称するだけあってピアノからリュートまで弾きこなす、音楽にかけては見事な才能の持ち主だが、芝居掛かった物言いを好む極めて自己陶酔的な性格で、突拍子もない言動で周囲を煙に巻くことも多い。
ちなみに美しい少女や女性に目がなく、出会ったらすぐに口説こうとし、そして同じ男であるヨシュアに対してもその風貌からかなりの興味と好意を抱いている。

その正体はエレボニア帝国の皇子で、本名は「オリヴァルト・ライゼ・アルノール」。庶子のため皇位継承権は持っておらず、その経歴と性格から「放蕩皇子」という蔑称をつけられているが、貴族派と革新派の勢力争いをはじめとした問題で腐敗していくエレボニア帝国を変えるため、公務や社交界など様々な場所に顔を出して己の足場を固め、協力者を募っている。

クローゼ・リンツ

CV:皆口裕子

リベール王国西部に位置する海港都市・ルーアン地方にある全寮制の高等教育学校「ジェニス王立学園」に通う女生徒。主な武器は細剣(レイピア)で、ヨシュアに匹敵するほど素早く、そして華麗な剣技による一撃を得意とする。

穏やかで優しい人柄もあって学校でも友人が多く、学校が休みの日には近くの孤児院で手伝いをしていて、子供たちからも頼りにされている。
ペットであり友達に「ジーク」と名付けたシロハヤブサを持っており、いつも一緒にいる。
ちなみにヨシュアと出会ってからは、彼に一目惚れしている様子があるが、エステルとヨシュアの互いの気持ちを知っているため、自分は一歩引いてエステルを応援する立場を取っている。

その正体はリベール王国の現女王アリシアの孫娘で、本名は「クローディア・フォン・アウスレーゼ」。王国の正当後継者にあたるが、幼い頃にリベール王国とエレボニア帝国の戦争で家族と離れ離れになり、孤児院を営む夫妻の養子として世話になる。その頃から孤児院の手伝いをし、ジェニス王立学園に通っている。

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