英雄伝説 軌跡シリーズ(英伝シリーズ第3期)のネタバレ解説・考察まとめ

『英雄伝説 軌跡シリーズ』とは、日本ファルコムが開発したRPGゲーム・英雄伝説(英伝)シリーズ 第3期の総称である。シリーズ作品全てがゼムリア大陸を舞台にし、七耀暦という暦を使っている。互いに関連し合うシナリオやキャラクターは、RPGとしてのクオリティとボリューム感の高みを実現しており、「イース」シリーズと並ぶファルコムを代表する作品として有名になっている。

西風の旅団

大陸西部において赤い星座と双璧をなす猟兵団。フィーがサラに拾われるまで身を置いていた古巣でもある。
フィーの養親で団長のルドガー・クラウゼルは《猟兵王》と呼ばれ、バルデルは長年に渡る宿敵同士にあたり、「碧の軌跡」において半年前には激突して相打ち、両者とも死亡したとされている。

ツァイス中央工房(ZCF)

リベール王国に存在する「工房都市ツァイス」に拠点を置く、導力器技術の最先端研究を行っていることで有名な技術工場。正式名称は「Zeiss Central Factory」で、各頭文字をとって「ZCF」と呼ばれている。

リベール王国の工房都市ツァイスにあり、オーブメント技術の最先端研究が行われる中央工房は大陸でも有名な技術工場。「Zeiss Central Factroy」の頭文字を取って《ZCF》とも呼ばれる。

ラインフォルト社

エレボニア帝国に本社を構える巨大な技術メーカーで、アリサの実家。導力銃などの兵器の開発・製造を主に行っているが、他にも導力鉄道や飛行船の開発にも手を伸ばしている。

『英雄伝説 軌跡シリーズ』のゲームシステム

基本システム

軌跡シリーズの作品はいずれも基本システムは同一となっていて、操作方法もほぼ共通している。主人公やその仲間たちとなるプレイヤーキャラクターを操作して、フィールドの移動や街の住人などのNPCとの会話、敵とのイベント戦闘を行うことで物語を進行させ、最終的な物語の結末を目指していく一般的なスタイルのRPGとなっている。

フィールドやオブジェクトは3Dで構成されており、その上を2Dで描かれたキャラクターが動き回るスタイルとなっているが、「閃の軌跡」ではキャラクターも3Dで描画され、完全に3D形式のRPGとして独立している。
そして、プレイヤーキャラクター移動時にはフィールドに町や平原、洞窟や建造物といった場所が存在し、フィールド上にはプレイヤーキャラクターのほかに、NPCもしくは敵が徘徊していることが多い。そして、戦闘時には各々のフィールドに応じて特別な戦闘用のフィールドが出現するようになっている。

プレイヤーキャラクターとフィールド上の特定のオブジェクトが接触した場合、プレイヤーキャラクターの周りに「!」という吹き出しが出現し、決定ボタンを押すとイベントが発生する。NPCと接触すると「TALK」という吹き出しとなり、ボタンを押すことで会話が始まる。
そして、フィールド上にいる敵と接触した場合は戦闘が始まり、敵との接触方向によって戦闘の開始状況が変わるのもまた特徴であり、ゲーム進行のポイントともなっている。敵の後ろから接触すれば先制攻撃、逆に敵に後ろから接触されると敵の先制攻撃となる。

シナリオ構成

軌跡シリーズの作品は総じてメインとなるシナリオの進行状況に応じて章(「空の軌跡 the 3rd」のみ話)に分けられており、さらにサブシナリオがメインシナリオと並行する形で多く用意されている。

ちなみにサブシナリオは必ずプレイしなければならないものではなく、無視してメインシナリオを進めるだけでもゲームをクリアすることは可能となっている。ただし、達成することによって高価なミラや強力なアイテムといった報酬が得られるなどの恩恵があり、挑戦してみるメリットはある。

ステータス

パーティキャラクターの能力を決定するステータスは全部で以下の15個存在する。

Level:キャラクターのレベル。後述の経験値を貯めることでレベルアップしていくとHP最大値とパラメータが上昇していく。
HP:文字通りのキャラクターの体力で、0になると戦闘不能になる。パーティキャラクター全員のHPが0になると全滅となりゲームオーバーになる。レベルアップするごとに最大値が上昇していく。
EP:導力魔法を使用するために必要なパラメータで、RPGでいうMP(マジックポイント)。オーブメントのスロットを開放していくごとに最大値が上昇していく。
CP:このシリーズでいう必殺技に相当する「戦技(クラフト)」を使用するために必要なパラメータ。それぞれのクラフトごとに設定された規定値を消費し、最大値は200で固定となっている。
STR(物理攻撃力):通常攻撃やクラフトの攻撃力。上昇すれば通常攻撃やクラフトで与えられるダメージが増える。
DEF(物理防御力):敵の通常攻撃やクラフトに耐えるための防御力。上昇すれば敵の通常攻撃やクラフトで受けるダメージが減る。
ATS (魔法攻撃力):アーツの攻撃力。上昇すればアーツで与えられるダメージが増える。
ADF (魔法防御力):敵のアーツに耐えるための防御力。上昇すれば敵のアーツで受けるダメージが減る。
SPD(行動速度):素早さに相当するパラメータで、上昇すると行動順が早く回って来る。
DEX (器用度):命中率に相当するパラメータで、上昇すると敵の攻撃が当たり易くなる。
AGL(敏捷度):回避率に相当するパラメータで、上昇すれば敵の攻撃を避け易くなる。
MOV(移動力):一回の行動で動ける範囲。高ければ高いほどフィールドを動き回れ、離れた場所にいる敵にも近づけるようになる。
RNG (攻撃範囲):一回の攻撃が届く距離。特に弓や銃などの飛び道具の武器のキャラが影響しやすく、高ければ高いほど離れた場所にいる敵に攻撃できる。
EXP (経験値):文字通りの経験値。戦闘終了時のリザルトで表示され、敵を倒すことによって取得し、一定度獲得するとレベルアップとなる。
NEXT(次経験値):同じく戦闘終了時のリザルト画面で表示されるパラメータ。現在の総経験値に次のレベルアップまで必要な経験値を足した値。

装備

軌跡シリーズでは総じて「武器」「衣服」「靴」「アクセサリー」の4種類に分けられた装備が存在し、これらの装備をキャラクターに身につけさせることでステータスに様々な変化を与える。

「武器」は物理攻撃力をアップさせるもので、キャラクターによって使用出来る武器の種類が異なり(例:「空の軌跡」でエステルが棒術具でヨシュアが双剣、「零の軌跡」「碧の軌跡」でロイドがトンファーでエリィは導力銃)、それ以外の武器は装備できない。武器装備を外すと「練習用武器」を装備している扱いとなり、当然、攻撃力と攻撃範囲は0となる。

「衣服」は物理防御力と魔法防御力、「靴」は物理防御力・移動力・敏捷度をそれぞれ上昇させるもので、こちらは武器とは異なり大半はどのキャラクターでも装備可能となっている。しかし、一部には男性用・女性用や特定キャラのみのように使用者が限定されるものも存在する。

「アクセサリー」は一人につき二つ装備できる装飾品で、効果は千差万別で、状態異常を防ぐ、ステータスを上昇(もしくは下降)、銃器系武器の射程を伸ばす物などがある。衣類・靴同様、一部に使用者が限定される物もある。

料理

軌跡シリーズでは総じて回復アイテムと同じ扱いで、食べると回復やステータスアップなど様々な効果をもたらす「料理」が存在する。料理を作るにはそのレシピが必要であり、レシピを覚えると「料理手帳」に記録され、そのレシピに記された食材をそろえることで料理を作れるようになる。

レシピは対象料理を食べる、もしくはレシピを発見することにより覚えることが出来る。料理は基本としてHPの回復効果を持っており、その他にも種類によるが、ステータスアップなどの追加効果を持つ場合がある。また種類は少ないが、攻撃アイテムとして使用する攻撃料理もある。

また、料理には「大皿」と「携帯」の2種類があり、大皿料理は作ったその場で消費され、パーティ全員に回復などの効果を及ぼす。一方で携帯料理はその名の通り、作ってもすぐには消費されず、回復アイテムと同じように持ち歩き、任意のタイミングで使うことができるが、これも回復アイテムと同じように1人にしか効果を及ぼさない。

料理を作るのに必要な食材には「小麦粉」「肉」「米」のような、店でも購入できる一般的な食材と、「魔獣の骨」「魔獣の獣肉」「魔獣の魚肉」といった、敵を倒して入手できる魔獣食材が存在し、ちなみに魔獣食材は作品にもよるがゲームを進めるなど一定の条件を満たすことにより購入可能となる。

データの引き継ぎ

keeper
keeper
@keeper

目次 - Contents