「仮面ライダーV3スナック」の全カードをまとめてみた！マニアも驚く貴重品も！

164 V3と藤兵衛

1号ライダーの本郷猛、2号ライダーの一文字隼人。V3の風見志郎。仮面ライダーたちの正義の戦いは、常に苦しく、孤独であった。改造人間としての悲しさ。それをいつも優しく、温かく、見守ってきた藤兵衛。3人のライダーの活躍の陰に、藤兵衛の温かい愛があったことを、見逃すことは出来ない。

165 危ない V3!!

ナイフアルマジロに破れたV3は、その鉄球体当たり攻撃に対抗すべく、藤兵衛を相手に、秘密特訓を始めた。だが、その特訓中を、ナイフアルマジロとデストロンの戦闘員に襲われ、V3は最大のピンチを招いたのだ。両手両足を戦闘員に押さえられ、全く動けなくなったV3。その頭上から、今、物凄く重い鋼鉄の玉が落ちてくるのだ！危ない、V3!!

166 ナイフアルマジロを倒す条件

3度戦うことになったV3とナイフアルマジロ。V3は、特訓の成果とナイフアルマジロの弱点をつくことで、絶対に勝てると信じていた。ナイフアルマジロが弾丸鋼鉄球になる前に、徹底的にやつけること。鋼鉄球の体当たり攻撃を、百分の一秒の速さでよけ、バランスを崩したところにキックすること。この2つを満たすことこそ、ナイフアルマジロを倒す条件であった。

167 V3 死ぬなよ！

右手からナイフを連続発射して、V3を攻めていたナイフアルマジロが、突然、「弾丸鋼鉄球だあ。」と叫ぶと、丸い鉄の塊になって、ゴロゴロとV3に迫ってきたではないか。右へ逃げれば右へ。左へジャンプすれば左へ。V3を追って、決して逃がそうとはしない鋼鉄球。ついに、V3に激突!! バアーン！はじき飛ばされたV3は、深い谷底へと落ちていった。V3、死ぬな。

168 必殺V3キック

キック技とジャンプ技は、バッタの改造人間である、仮面ライダーの一番得意な技である。1号ライダーと2号ライダーが、沢山の怪人を倒せたのも、そのジャンプ力とキック力を合わせて作った「ライダーキック」という、すごい技があったからだ。そのライダーキックを、さらに改良し、強化したのが、V3得意の「V3キック」である。

169 1勝1敗の後…

弾丸鋼鉄球となってV3に迫ってくるナイフアルマジロ。その体当たり攻撃に1度は破れたV3だったが、特訓につぐ猛特訓で、ついに、強敵ナイフアルマジロを倒すことに成功した。だがなぜか、ナイフアルマジロは生き返ったのだ。1勝1敗の後を受けて、最期の対決をするV3とナイフアルマジロ。出た、必殺V3キック！V3は、百分の一秒の速さで、鋼鉄球をよけ、V3キックを決めたのだ。

170 V3の思い出

「V3よ、君は僕たち2人が作りあげた最強の改造人間だ。僕たちの代わりに、人間の自由と平和を守るために戦うのだ。」戦いに疲れ、デストロンのためにピンチに見舞われたとき、V3はいつも思い出すのだった。3人ライダーで戦った日のこと。3人ライダーで語り合った日のこと。そして、1号・2号の励ましの声を…。

171 ハリケーンの秘密

ハリケーンにも、V3のベルトと同じような風車がついていることは、もちろんライダー隊員の君たちは知っているね。ところで、この風車がいろんな色に変わることは知っているかい。この風車の色は、ハリケーンのスピードによって変わるんだよ。赤・黄・青・緑など、スピードが時速で百キロアップするごとに変わっていくんだよ。赤が百キロ、黄が二百キロって感じでね。わかったかい。

172 V3からの手紙

少年仮面ライダー隊の諸君、そして、いつも僕のことを応援してくれる少年少女の皆さん、お元気ですか。僕も元気にデストロンと戦うための訓練を毎日続けています。ところで、僕には26の秘密があるらしいのだけれど、よくわかっていないんだ。もし、君たちが気がついたら、ヒントでもいいから教えてね。じゃ、頼んだよ。

大当たりカード

173 V3の弱点

1号・2号から、あらゆる能力を与えられた仮面ライダーV3にも、たった一つ弱点がある。それは、人質を取られることだ。人一倍優しい人間の心を持ったV3は、人質を取られると、その人の命の大切さに、デストロンの言うことを全て聞いてしまうのだ。今日も、デストロンの罠と知りつつ、ハリケーンを走らせるV3、気をつけろよ。

174 V3 26の秘密

レンズアリとの戦いの中で、V3は、新しい秘密を知った。ダブルタイフーンが急速に回転し、V3マークの下の赤いボタンがチカチカ点滅すると、V3のエネルギーが倍増され、レンズアリの目から出す爆破熱戦を受けても平気な体になるということだ。これこそ、V3 26の秘密の1つ、レッド・ランプ・パワーの秘密なのだ。

175 必殺技を求めて

赤い仮面・白いマフラーの男、仮面ライダーV3が青い空に美しくジャンプする。回転だ、滑空だ。青い空、平和な空に、平和を守る男、V3の赤い仮面が、その燃える心を映して、激しく幾度も幾度もジャンプする。どうしたらタイフーンを強く回転させ、エネルギーを増加させられるか。それだけがV3の心にあった。V3には、訓練と戦いの日々しかないのだ。

176 藤兵衛という人

立花藤兵衛は、優しさの中に心の強さを秘めた、正義感に燃えている人だ。少年仮面ライダー隊を組織し、平和のために戦っているライダーV3を、少しでも助けようとしている。そして、ライダー隊の訓練を通して、隊員たちが正しい心を持った、弱い人に親切な、正義感の強い少年たちに育っていくことを願っているのだ。

177 デストロンの新作戦

今日は、日本一のレーサーを決める「全日本モトクロス・チャンピオンレース」の日です。もちろん、V3の風見志郎も出場している。しかし、このレースをじっと見つめているデストロンの目があることを、誰も知らない。日本の一流レーサーを誘拐し改造して、デストロンのレーサー地獄部隊を作ろうとしているのだ。レーサーたちが危ない。みんな、デストロンに気をつけろ！

178 ゴー、風見志郎！

風見志郎のマシンが走る。ぐんぐんスピードを上げて風見のマシンが行く。トップだ。トップに立ったのだ。日本一を決めるモトクロスレースで、今、風見志郎はトップを走っているのだ。その栄光のゼッケンは3番。ゴールを目指して風見のマシンが走る。だが、ほかの出場レーサーのほとんどがデストロンに狙われたのだ。何故だ？風見よ、すぐ助けに行くのだ。デストロンの新作戦が進んでいるぞ。

179 危ない、風見志郎！

「死ね、風見志郎」仲間だったレーサーたちに襲われて、風見もびっくり。だが、風見よ、彼らはすでにデストロンのレンズアリによって改造注射を打たれ、悪の心を持たされたデストロンのレーサー地獄部隊なのだ。「かわいそうに…。デストロンめ、絶対に許さん。デストロンを倒し、必ず元のレーサーに戻してやるぞ。」優しい風見志郎は誓った。

180 地獄部隊の攻撃

デストロンに改造注射を打たれて、悪の心になり、レーサー地獄部隊となった、風見志郎のオートバイ仲間たち。一流のレーサーたちが、得意のオートバイで襲ってくるのだから、風見志郎もたまらない。V3に変身だ。戦え、V3。それがたとえ仲間だったとしても、今はデストロンなのだ。デストロンを倒すことこそ、仲間を本当に助けることになるのだ。

181 デストロンのレーサー地獄部隊

ブオオオッ。ブオオオッ。物凄いスピードと爆音。オートバイが一台、二台、三台……十台。「と、止まれ。や、やめろ。」警官の声も聞かず次々に人を跳ね飛ばしていくレーサー達。これこそ、日本の一流レーサーを誘拐し、デストロンが改造して作った、レーサー地獄部隊なのだ。腕は一流、心は悪。地獄部隊は、東京に大混乱を起こしていくのだ。

182 レンズアリの使命

「レンズアリよ、デストロン改造レーサー地獄部隊を使って、ライダーV3と、その仲間少年ライダー隊を皆殺しにするのだ。」サソリマークのデストロン首領の命令が下った。それは、日本の一流レーサーを誘拐し、改造してレーサー地獄部隊を作ったレンズアリにとって第2の指令であった。「必ずV3を倒します。」チカチカッと、レンズアリの目が不気味に光った。

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183 レンズアリ

使命
一流レーサーを誘拐し、改造して、デストロン改造レーサー地獄部隊を作ること。その地獄部隊を使って、悪いことをさせ、東京に大混乱を起こすこと。
武器
レンズになっている目から、強力な爆発熱線を出す。左手は、何でも破壊する怪力。
弱点
レンズの目をやられると、動きがとれなくなる。

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184 カミソリヒトデの使命

失敗を絶対に許さないデストロンの首領は、V3を倒せなかったレンズアリに、もう1度だけチャンスを与えた。その一方で、新怪人カミソリヒトデに指令を出した。「行け、カミソリヒトデ。レンズアリを助けて、V3を必ず倒してこい。レンズアリだけでは、頼りにならないからな。」「ははあ、必ず！」V3を倒すこと。それだけがカミソリヒトデに与えられた使命であった。