目次

  1. 概要
  2. ストーリー
  3. 登場人物
  4. 吾郎(ごろう) / 仮面ライダーG(演:稲垣吾郎)
  5. 日向 惠理(ひなた えり)(演: 釈由美子)
  6. 織田 大道(おだ だいどう) / フィロキセラワーム(演: 上地雄輔)
  7. 仮面ライダーGについて
  8. 概要
  9. 変身ベルト
  10. ワインボトル
  11. 専用バイク
  12. 裏話・エピソード
  13. フィロキセラワームについて
  14. 「シェード」について
  15. SMAPの他メンバーの企画について

概要

仮面ライダーGは2009年(平成21年)1月31日に放映されたテレビ『SmaSTATION!!Presents SMAP☆がんばりますっ!!』の企画「SMAPチャレンジ」の1つとして、SMAPの稲垣吾郎の「幼少時の憧れであった仮面ライダーになってみたい」という要望を石森プロと平成仮面ライダーの製作スタッフの全面協力のもと実現した特撮作品、及びそれに登場するヒーローの名称である。脚本は『仮面ライダーカブト』のメインライターであった米村正二。
パロディでなく、石森プロと平成仮面ライダーシリーズスタッフの協力によって製作された、東映・石森プロ公認のオリジナル仮面ライダーでもある。平成仮面ライダー作品として正式にナンバリングされているわけではなく、バイクや怪人のスーツ、楽曲も他作品の使いまわしだが、作品内には平成1~9作目まで(クウガ~キバ)が参加している上、当時最新のライダーであるディケイドも参加した。また仮面ライダーディケイドにおいて度々使用された「ライダー大戦」の映像にも大勢のライダーのうちの1人程度でカメラに写るか写らないか程度ではあるがスーツが存在することが確認できる。
音楽は主に『仮面ライダーカブト』のものが多く流用されている。20分足らずの短い作品ではあるが、ファンの間でもよく知られた作品である。

ストーリー

時は2009年。世界各国で多発するテロに対し、日本政府は対策組織「シェード」を発足する。着実に成果を上げるシェードだが、それは人間の洗脳改造という非人道的な行為の結果だった。やがてその事実が明るみになり、シェードは解体、創始者の徳川清山も逮捕される。

同時に開局50周年を向かえたテレビ朝日の本社ビルではイベントが開催されており、客も社員も楽しげにしていた。そんな中、テレビ局に徳川清山の解放を主張する武装集団が突入、シェフの日向恵理は人質に取られる。そんな中、恵理が見たのは、武装集団のメンバーに混じった失踪したはずの恋人、吾郎の姿だった。
No.5と呼称され洗脳されていた吾郎だが、恵理に勧められた思い出のワインの味で記憶を取り戻す。そしてシェードの悪事と自分が改造人間であることを思い出した吾郎は、恵理を護るため、そして無辜の人々を救うため「仮面ライダーG」に変身して武装集団に戦いを挑む。
武装集団を撃破した仮面ライダーGだが、最後に集団のリーダーの織田大道が恵理を人質に逃亡を図る。バイクにてそれを追い、ついに大道を追い詰めるが、同じ改造人間として怪人フィロキセラワームに変身した大道に苦戦。しかし、応援にかけつけた歴代ライダーの激励と、正式に与えられた「仮面ライダーG」の名で力を取り戻し、必殺キック「スワリング・ライダーキック」で大道を撃破、勝利する。

登場人物

吾郎(ごろう) / 仮面ライダーG(演:稲垣吾郎)

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本作の主人公。元ソムリエだがシェードに洗脳され、No.5(ナンバー・ファイブ)という名前の改造人間として武装集団で活動させられていた。もともとは悪を許さない正義感の強い勇敢な青年。恋人である恵理との思い出のワインを飲んだことで従来の性格を取り戻し、戦士「G」として武装集団と戦うことになる。後に歴代仮面ライダーから正式に「仮面ライダー」の名を与えられた。劇中で苗字は判明していない。
高い身体能力の持ち主で、戦う際にはワインに関する薀蓄を述べながら戦う。

日向 惠理(ひなた えり)(演: 釈由美子)

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吾郎の恋人にしてテレビにも出演するほどの有名シェフ。3年前に行方不明になった恋人である吾郎を今でも想いつづけていた。生放送のテレビ番組に出演中、テレビ局に押し入った武装集団に捕らえられ人質になるが、決死の説得によって吾郎の記憶を取り戻すことに成功する。

織田 大道(おだ だいどう) / フィロキセラワーム(演: 上地雄輔)

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武装集団を組織して、シェード創始者である徳川清山の解放のためにテレビ朝日を強襲した青年。シェードのグループリーダー格でもある。既に倒れた守衛にも容赦なく銃弾を撃ち込む残忍な性格と、乱暴で叫ぶような口調で話すのが特徴。俳優の上地雄輔が野球好きで有名なためか、野球にちなんだ単語を言う癖がある。その正体は改造人間にして怪人フィロキセラワームで、吾郎こと仮面ライダーGに立ちはだかる最大の敵として活躍する。銃弾の通用しない強固な皮膚組織と両腕の刃、そして頭部から生えている触手が武器。劇中では仮面ライダーGと互角以上の戦いを繰り広げ、恵理を人質に取り、ヘリコプターで逃亡を図り、成功寸前までいくが、専用バイクと歴代ライダーの激励を受けた仮面ライダーGに敗北する。

仮面ライダーGについて

G 12

概要

吾郎が変身ベルトとパワーソースであるワインボトルを利用して変身する仮面ライダー。モチーフは演者である稲垣吾郎の好きなものである「ワイン」と名前の頭文字であるアルファベットの「G」。両腕で空中にアルファベットの「G」を描くような変身ポーズを取って変身する。その際の台詞は「今、僕のヴィンテージが芳醇の時を迎える……変身!」。
ナンバリングのされていない仮面ライダーではあるが、平成ライダーで初の改造人間設定を持つ仮面ライダーである(放送当時は唯一の改造人間だったが、後に「仮面ライダーアマゾンズ」の仮面ライダーアマゾンアルファが同様の改造人間設定を持って登場したため現在は唯一の改造人間ではなくなった)。
もともとの吾郎が持つ高い身体能力からなる徒手空拳による戦闘のほか、後述の剣やバイクを併用した高い戦闘能力を持つ。
マスクを含めたヘルメットは脱着が可能。
必殺技は「スワリング・ライダーキック」。ジャンプして横回転しながらキックを撃ち込むいわゆるライダーキックの一種。技の名前はG自身が叫んでおり、倒した敵の爆風の中に「G」の文字が浮かび上がる。なお、「スワリング」とは、ワインのテイスティングの際に、香りを立たせるために軽くグラスを回す行為のことである。技を発動する際には、「受け取ってもらおう……僕の、愛と正義のマリアージュ!」という台詞を言う。

変身ベルト

ウィング型コルクスクリューを模したバックルを持つ変身ベルト。パワーソースであるワインボトルを挿入、バックル左側のパーツを押し込むことで変身する。正式名称は不明。

ワインボトル

専用のラベル「GORO」が貼られた特殊なワインボトルにして変身や必殺技「スワリング・ライダーキック」のためのパワーソース。製造年は吾郎役の稲垣吾郎の誕生年である「1973」。

胸部のプロテクターから取り出した専用武器。ソムリエナイフを模した剣先とコルクスクリューを模した柄の間にあるグリップを持ち、全体の形状がモチーフであるアルファベットの「G」に見えるようになっている。