堂島大吾(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

堂島大吾(どうじまだいご)は『龍が如くシリーズ』に登場する東城会六代目会長。東城会直系堂島組の組長・堂島宗兵とその妻の堂島弥生の一人息子である。武闘派だった父親譲りの腕っぷしを持ち、射撃の腕にも優れる。
初登場時は弱小となった東城会に絶望して飲んだくれていたが、桐生一馬と再会したことをきっかけにして立派に成長していく。会長となった後も桐生のことを尊敬し続け、彼が快い生活を送れるよう心を配っている。

堂島大吾の概要

堂島大吾(どうじまだいご)は『龍が如くシリーズ』に登場する東城会六代目会長である。東城会系堂島組組長の堂島宗兵(どうじまそうへい)とその妻の堂島弥生(どうじまやよい)を両親に持つ。若衆時代では「堂島の龍」と称される桐生一馬(きりゅうかずま)の舎弟だった。
『龍が如く2』では憧れていた桐生に父が殺されたと思い込み、自棄を起こして銃刀法違反で逮捕され5年間服役していた。出所後は弱小となった東城会に絶望して飲んだくれていたが、桐生と再会して拳を交える。そのことがきっかけで東城会を立て直すために尽力し、やがて桐生からも六代目会長の座を任せられる器として認められるように。六代目会長となった後は東城会のために行動していく。
射撃の名手であり、その腕前で窮地を脱することもしばしばある。

堂島大吾のプロフィール・人物像

生年月日:1976年
CV:徳重聡

大吾は剛直な気性から人望が厚く、桐生からも信頼されている。特に昔から後輩に慕われることが多かった様子。髪型は『2』ではウルフカット、『3』以降はオールバックになっている。また服装は『2』では白のダウンジャケットにシルバーアクセサリーとジーンズといった軽薄な装いであったものの、会長となった『3』以降はダークスーツを着用して貫禄が出ている。12歳の少年だった『0』では蝶ネクタイにサスペンダーというお坊ちゃんスタイルだった。
背中には不動明王の刺青があり、ここぞという場面では服を脱いで披露している。
極道の会長としては若く、その落ち着いた雰囲気から他の組織に見下されることもある。しかしやるときはやるというスタンスであり、ケジメをつける際は容赦なく相手を射殺している。

堂島大吾の能力

カリスマ性

大吾は小さいころから若い人たちからの人望があった様子。一時は「ヤクザの親に取り入るために自分に媚びを売っているのだ」と思って荒れてしまうが、桐生の言葉で態度を改めることができた。その後は剛直な気性で信頼を獲得していき、近江連合が神室町に侵攻してきた際には部下を1つにまとめ上げてみせた。この姿を見て、桐生も大吾のことを跡目だと認めている。

優れた射撃

大吾の父、宗兵は東城会随一の武闘派だった。その血筋ゆえか、腕っ節が強い。特に銃の腕前は他の追随を許さないほど優れている。作中では相手の銃を的確に撃ち敵を無力化する場面や、複数人を一斉に撃ちぬいて桐生のピンチを救う場面がある。

堂島大吾の来歴・活躍

幼少期の大吾

『0』では12歳の大吾が登場。桐生をバッティングセンターに呼び出し、遊びに付き合ってほしいとわがままを言う。ゲームセンターに行ってクレーンゲームで遊んだり、無理を言ってスナックに入ったりと桐生を振り回すが、目を離した隙にマスクを被った怪しい男たちに連れ去られてしまった。後を追った桐生が彼らを撃退すると、マスクの男たちが大吾の取り巻きの若者たちだと判明する。大吾は彼らを一生立てなくなるまで痛めつけるつもりであったが、桐生に「ボンボンなのもいい。親の看板を使って調子乗るのも許してやる。だがな、何の抵抗もできねえ人間を安全な場所からいたぶるのは外道だ」と叱責を受けた。大吾はあまりの剣幕に泣きだしてしまうが、落ち着いた後は「自分を心配してちゃんと叱ってくれる人がいて嬉しかった」と桐生に感謝した。大吾はヤクザの親父に気に入られたいという連中ばかりが自分のもとに群がり、誰も自分を見てくれていないことが不満だったのだ。桐生はそんな大吾に友人の作り方を教える。大吾は今の自分の性格を反省し、自分自身を変えることを誓って桐生と別れた。

近江連合との抗争と東城会六代目会長就任

桐生と共に関西へ行くことを決める大吾

自分に対して真摯に接してくれる桐生にあこがれを抱いていた大吾。しかし大吾が19歳の時、その桐生が堂島宗兵殺しの罪で捕まってしまう。実際には桐生は、幼馴染の錦山彰(にしきやまあきら)の身代わりとなっただけなのだが、大吾は桐生に父が殺されたと思い込んだ。そして自棄になっていたところで東城会と反目する関西の極道組織、近江連合の郷田龍司(ごうだりゅうじ)の策略に嵌り、銃刀法違反で逮捕されて5年間服役することとなった。出所してからは弱小となった東城会に絶望し、神室町で飲んだくれる日々を送っていた。

29歳の時、大吾は桐生と再会する。「東城会に戻ってほしい」と頼む桐生を袖にする大吾。そして「組を滅茶苦茶にしたのはあんただろうが!」と桐生を責めた。桐生はそれを肯定したうえで、「その責任をとりにきた」と言って大吾を殴りつけた。桐生との殴り合いで彼の思いを感じ取り、東城会に戻ることを考え始めた大吾。だが龍司に借りを返すまでは東城会を背負って立つことはできないと考え、桐生について関西へ行くことを決めた。

桐生は近江連合と杯を交わすため、大吾は龍司に借りを返すために近江連合の本部へと向かう。本部で2人は五代目近江連合会長の郷田仁(ごうだじん)と会った。郷田会長は東城会と杯を交わして手を取り合いたいと思っていたが、龍司や五代目近江連合直参千石組組長の千石虎之介(せんごくとらのすけ)など、それに反発する声も多かった。その結果、杯交渉の場で龍司がクーデターを起こす。現れた龍司の前に大吾が立ちはだかるが、簡単にやられてしまった。しかし大吾は再び立ち上がり、龍司とのタイマンに挑んだ。

桐生は郷田会長を連れて本部の入口まで逃げてきた。そこにぼろぼろの大吾がやってくる。大吾は桐生に説得されて、郷田会長を連れて東城会へ行くことに。しかしその道中で襲われて大吾は捕まり、郷田会長は連れ去られてしまった。桐生に助けられた大吾は落ち着ける場所で桐生と話し合う。大吾を襲った連中は、自分たちのことを真拳(ジングォン)派と呼んでいた。真拳派はかつて東城会によって壊滅させられた韓国マフィアだ。

真拳派と龍司が手を組んだとすると厄介なことになる。だが郷田会長を探し出して杯を交わせば、近江連合の動きは封じられる。東城会五代目会長の寺田行雄(てらだゆきお)の葬式で大吾と桐生、そして弥生はこれからの動きについて話し合っていたが、そこに近江連合の千石が現れた。彼らを撃退すると今度は龍司がやってきた。大吾は龍司に殴りかかるものの、先ほどの千石たちとの戦いで疲弊していたこともあり簡単にのされてしまった。龍司は桐生や大吾に宣戦布告すると去っていった。

東城会が一丸とならない状況であるにもかかわらず、千石に買収された二代目錦山組組長である新藤浩二(しんどうこうじ)がクーデターを起こす。千石が送り込んだヒットマンにより幹部が次々と殺されてしまうが、桐生により新藤は敗北。絶縁された新藤が懲りずに銃を撃とうとしたところで、素早く反応した大吾が彼にとどめを刺した。
その後、真拳派により神室町にたくさんの爆弾が仕掛けられていることが判明。それを同時に近江連合の手の者が神室町へ押し寄せてきた。大吾は部下の前で演説をして、見事に彼らをまとめ上げて近江連合の迎撃にあたった。大吾の演説を見ていた桐生は、彼が東城会の跡目に相応しい器だと認めるに至った。
こうして近江連合の侵攻を阻止した大吾だったが、龍司との決着をつけることはできなかった。

重傷を負う大吾

東城会六代目会長に就任した大吾は、沖縄のリゾート開発計画に傘下の組織が関わっていることもあって沖縄へ赴き事態の収拾を図る。しかしCIAの構成員を名乗るアンドレ・リチャードソンに撃たれて重傷を負ってしまう。
大吾が意識不明になったことで東城会は揺れ動く。そして東城会若頭補佐、直系白峯会会長の峯義孝(みねよしたか)が大吾を慕うあまり、チューブに繋がる大吾を「こんな大吾さんの姿を見たくない」と言って殺そうとした。それは桐生によって阻止されるものの、その直後にリチャードソンたちが現れて2人は殺されそうになる。その瞬間、ちょうど大吾が意識を取り戻した。大吾は落ちていた銃を拾い上げて的確にリチャードソンたちを撃ち、桐生たちの命を救ったのだった。

会長としての苦悩

33歳になった大吾は抗争と跡目騒動で疲弊した東城会を立て直すべく、莫大な収益を期待できる神室町ヒルズの建設を推し進めていく。しかし柴田組系の三次団体金村興業若頭の新井弘明(あらいひろあき)が、「親戚」である上野誠和会若頭補佐の伊原勝(いはらまさる)を殺害したことで上野誠和会と揉めてしまう。大吾は大恩ある東城会直系嶋野組若頭、嶋野組内真島組組長の真島吾朗(まじまごろう)を警察に引き渡すという苦渋の決断を強いられる。また苦悩の末に警視庁副総監宗像征四郎(むなかたせいしろう)と手を組み、上野誠和会の問題に対処しようとした。
その後、金村興業若衆の城戸武(きどたけし)が見つけた大金で東城会を立て直そうとするものの、新井に気づかれて失敗に終わる。そして大金を巡ってミレニアムタワーで城戸と共に新井と対峙した。そこで大吾は大組織を統率する難しさと責任の重さを吐露した。東城会を立て直すということのために、真島や桐生といった恩のある人に背いてきたことは大吾自身がよく分かっていたのだ。それでも東城会を守るために、大吾は真島を引き渡し警察と協力するという決断したのである。
そこに桐生たちが駆けつけ、大吾は彼と意地をかけて死闘を繰り広げた。しかし桐生という壁は大きく、大吾は敗北。改めて桐生の強さを実感した大吾は彼と和解した。
事件後、真島は無事に釈放された。さらにかつて東城会系笹井組にいた冴島大河(さえじまたいが)を迎え入れて、東城会は新たな再生を目指して歩み出した。

黒澤一派との対決

36歳になり、東城会の若返りを図った大吾は、東城会内部の裏切り者の存在をいち早く察知する。それを真島に相談したところ、膿を一掃するいい機会と捉えて敢えて泳がすということになった。その間に大吾は近江連合との抗争に備えて福岡の永洲街を治める山笠組と五分の盃を交わすべく、福岡に向かった。そして組長の斑目忠(まだらめただし)と会った後に行方をくらませた。大吾がいなくなったことで、東城会では本部長の青山稔(あおやまみのる)が代行となり、暗躍し始める。

行方をくらませた大吾は名古屋へと向かった。そこで元プロ野球選手の品田辰雄(しなだたつお)に、野球賭博の調査を依頼する。野球賭博には東城会と近江連合が関わっている。大吾はこの野球賭博で青山と近江連合の間に繋がりがあることを確かめたかったのだ。
品田の調査で確かとなった情報から、大吾は七代目近江連合会長の黒澤翼(くろさわつばさ)が背後にいることを確信した。
その黒澤は、青山などを使って近江連合と東城会を手中に収め息子の相沢に全てを継がせようと画策していた。桐生や冴島、七代目近江連合若頭の渡瀬勝(わたせまさる)、七代目近江連合本部長の勝矢直樹(かつやなおき)といった邪魔者を集めて皆殺しにしようとした時、大吾が現れる。大吾は黒澤の銃を撃ち、「極道らしく自分でケジメをつけるか自分が撃ってケジメをつけさせるか」を選ばせた。しかし大吾は背後から黒澤の子分に撃たれてしまう。
重傷を負った大吾だが、その後は品田の活躍もあり黒澤の企みは失敗。そして大吾も勝矢に支えられながらも黒澤の前に再び立ちはだかり、今度こそ黒澤を屈服させた。

桐生の死

大吾が40歳になった時、中国系マフィア「祭汪会」などと密かに手を組んでいた相談役の菅井克己(すがいかつみ)の策略によって真島と共に逮捕されてしまう。桐生の計らいによって釈放されるが、その桐生は死亡したと聞かされた。大吾は彼の遺言に従い、陽銘連合会という広島の名門極道組織とは戦争をしないで五分の杯を交わすことを決める。

東城会の解散

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ナンバ/難波悠(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

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ナンバ/難波悠(なんばゆう)とは『龍が如くシリーズ』に登場する元看護師のホームレスである。表向きはリアリストで、全てを諦めているかのようなセリフを吐くこともあるが、新人ホームレスの春日一番に路上生活のイロハを教えるなど、情に厚い人物。また頭が切れる人間でもあり、推理で一番をサポートすることもある。 実弟の秋葉正一が異人町の偽札作りを調査しているうちに音信不通になったことで、ナンバは異人町の公園に住み着いた。そして偽札を持っていた一番に同行して、弟の行方を探っていく。

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足立宏一(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

足立宏一(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

足立宏一(あだちこういち)は『龍が如くシリーズ』に登場する元神奈川県警刑事。上司にたてついたことで免許センター職員に左遷された過去を持ち、その復讐のため春日一番に協力を持ち掛ける。 警察官だけあって不正や罪を許さない正義感に溢れた人物であるが、酒や女に弱く、収入のほとんどを遊びに費やすなど、だらしない一面も存在する。初代主人公の桐生一馬の友人、伊達真は刑事時代の後輩で「まこっちゃん」と愛称で呼ぶ仲である。

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趙天佑(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

趙天佑(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

趙天佑(ちょうてんゆう)とは『龍が如くシリーズ』の武闘派中国マフィア横浜流氓(ハンピンリューマン)の総帥である。常にへらへらした陽気で気さくな人物だが、伊勢佐木異人町を支配する「異人三」の一角・横浜流氓(ハンピンリューマン)の総帥に相応しい威圧感を持ち合わせる。一方で総帥就任には消極的だったようで、『龍が如く7 光と闇の行方』の主人公の春日一番からは「部下の手前ボスらしく振舞っていただけに見える」と評される。

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ハルト/澤村遥勇(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

ハルト/澤村遥勇(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

ハルト/澤村遥勇(さわむらはると)は『龍が如くシリーズ』に登場する澤村遥と宇佐美勇太の息子。遥が広島で出会った勇太と一夜を共にした際に身ごもった子どもであり、陽銘連合会直系舛添組系広瀬一家総長の広瀬徹に匿われる中で産まれた。ハルトは香港マフィア「祭汪会」のボスのビッグ・ロウの血を引いており、『龍が如く6 命の詩。』ではこの血筋が原因で命を狙われる。『6』の時点では赤ん坊だったが、以降のシリーズ作品では成長した姿を見せている。

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マキムラマコト/筱喬/館山マコト(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

マキムラマコト/筱喬/館山マコト(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

マキムラマコト/筱喬(シャオチャオ)/館山マコト(たてやまマコト)とは、『龍が如く』シリーズに登場するキャラクターで、『龍が如く0 誓いの場所』ではメインヒロインを務めている。中国生まれの残留孤児2世で、本名は筱喬(シャオチャオ)。心因性の視力障害でほぼ失明状態であるため、普段は白杖を使って生活している。 整体師として技術を磨きながら生計を立てていたが、自身も知らぬ間に相続していた「カラの一坪」により、極道の抗争に巻き込まれることとなった。

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海老名正孝(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

海老名正孝(龍が如く)とは【徹底解説・考察まとめ】

海老名正孝(えびなまさたか)とは『龍が如く8』に登場する極道組織「横浜星龍会」の若頭である。『龍が如く7 光と闇の行方』で会長の星野龍平が亡くなった後、若頭だった高部守がその跡を継いだ。しかしその高部が服役したため、新たに若頭に就任した海老名が星龍会のかじ取りを担っている。『龍が如く8』では事務所を訪れた春日一番に、終身刑になったはずの沢城丈を引き合わせる。

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