ふしぎ駄菓子屋 銭天堂(児童小説・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ふしぎ駄菓子屋 銭天堂』とは廣嶋玲子による児童小説。挿絵はjyajyaが担当し、2013年から刊行されている。全国の小学生が投票する「小学生がえらぶ!“こどもの本総選挙”」(第3回)で1位を獲得。2020年にアニメ映画化され、その後NHKのEテレにてアニメ放送が開始。2024年には実写映画が公開される。舞台は幸運な人だけが辿り着ける駄菓子屋「銭天堂」。銭天堂の駄菓子はどれも客の悩みに寄り添う不思議な力を持つ。だが、食べ方や使い方次第では不幸を招くこともある。主に1話完結の短編構成の作品である。

岡村雪江(おかむら ゆきえ)

CV:唐沢潤

アニメ第22話「しわとり梅干し」に登場する、顔のしわを気にしているおばあさん。
孫の真子(まこ)から顔がしわくちゃと言われて気にしていたところ、銭天堂に辿り着き「しわとり梅干し」を食べる。顔のしわがなくなり、すっかり満足していたある日、鏡に映る自分の顔に小じわを発見。「しわとり梅干し」の、1日に3つまでという決まりを無視して食べると、顔のしわが一気に増えてしまった。注意書きを見ると「しわとり梅干し」の中に1つだけ入っている赤い梅干しを誰かに食べさせると、相手に自分のしわを押し付けることができるという。そんな事はできないと悩む雪江の前で、何者かが孫の真子を誘拐しそうになっていた。雪江はとっさに相手に突っ込み、口に赤い梅干しを押し込むと、相手にしわができ雪江の顔は元に戻っていた。

岡村真子(おかむら まこ)

CV:古木のぞみ

アニメ第22話「しわとり梅干し」に登場する、岡村雪江の孫。
誘拐されそうになったが、祖母の雪江に助けられる。

誘拐犯

CV:佐々木義人

アニメ第22話「しわとり梅干し」に登場する、岡村雪江の暮らす街で起きる、誘拐事件の犯人。
真子を車に連れ込もうとするが、雪江に見つかり赤い梅干しを食べさせられる。雪江の顔のしわを押し付けられ、しわしわになった自分の顔を見てショックを受けた。

長谷川大輝(はせがわ だいき)

CV:加瀬康之

アニメ第23話「しっぺがえしメンコ」に登場する、北島典行の依頼を受けて紅子を探す探偵。
紅子にようやく出会うも取り逃がしてしまったことで北島に怒鳴られる。そんな時、紅子から恨みを持つ相手に復讐できる「しっぺがえしメンコ」という駄菓子をすすめられ、北島に復讐し大けがをさせた。

青木潤(あおき じゅん)

CV:井上麻里奈

アニメ第25話「新品ピン」に登場する、兄・青木宗二(あおき そうじ)と姉・なみのお下がりばかりを着させられている少年。
落ちていた銭天堂の「新品ピン」を拾って服につけると、使い古された服がたちまち新品になった。姉・なみのピアノコンクールの際、なみがドレスにジュースをこぼして困っているところを「新品ピン」を使い、助けてあげるのだが、その後、新品ピンは紅子によって回収され、兄と姉からは、助けたお礼にと新品のおもちゃを買ってもらった。

青木宗二(あおき そうじ)

CV:井口祐一

アニメ第25話「新品ピン」に登場する、青木潤の兄。

青木なみ(あおき なみ)

CV:河村梨恵

アニメ第25話「新品ピン」に登場する、青木潤の姉。
ピアノを習っていて、コンクールの本番直前にジュースをこぼしてドレスを汚してしまうが、弟の潤が「新品ピン」を使って新品にしてくれた。助けてくれたお礼として潤に新品のおもちゃを買ってあげる。

葛城美弥(かつらぎ みや)

CV:洲崎綾

アニメ第26「おじょうさまココア」に登場する、玉の輿を狙ってお金持ちの篤(あつし)とお付き合いする女性。
篤の両親と会うことになるが、お金持ちの家に相応しくないと思われるのを恐れ、怪盗の江城から「おじょうさまココア」を高値で買う。
「おじょうさまココア」を飲んだことにより、篤の両親の前で別人のようにお嬢様らしいふるまいができたが、篤からは「飾らない美弥が好きだった」と別れを告げられ、玉の輿作戦は失敗する。

篤(あつし)

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