レベルE(LEVEL E)のネタバレ解説・考察まとめ

「レベルE」とは1995年から1997年まで週刊少年ジャンプにて掲載された作品で、作者は冨樫義博。前作は幽☆遊☆白書であり、この漫画は冨樫義博の3作目の作品である。
山形県を舞台に、頭は宇宙一切れると称されるが性格が悪いドグラ星のバカ王子を中心に物語が進んでいく。彼に振り回されるのは主に地球人の筒井雪隆、バカ王子の側近のクラフト隊長である。

『レベルE』の概要

週刊少年ジャンプ紙上にて、異例ともいえる月1連載であり、巻数はジャンプコミックスでは3巻。コミックス文庫では2巻である。
終始オカルト色も強いSF作品であるが、ブラックコメディとシュールで最後のオチは毎回驚かされる。
全作の「幽☆遊☆白書」とはテイストが違い、作者のやりたいことを詰め込み、わがままをすべて聞いてもらったという作品は、予想通り「好き」「嫌い」がきっちり分かれる作品になっている。
2011年にはテレビ東京系でアニメ化された。

『レベルE』のあらすじ・ストーリー

バカ王子襲来編

高校進学のために山形県の湖南市にやってきた、中学野球で日本一になった経歴を持つ「筒井雪隆」は、一人暮らしをするためにアパートを借りる。
部屋を空けてみると、解かれた荷物と知らない男がそこにいた。「彼」は宇宙人だと名乗り、宇宙船が墜落したという。雪隆はその話を胡散臭いと思い信用していなかった。しかし、5階のベランダから飛び降りても怪我一つしなかったことや、交通事故に遭い傷だらけで帰ってきて青い血が出ていたこと、そして自己修復機能で次の日には傷一つなかったことから、彼が宇宙人だと信用することになる。

彼は追われていて、雪隆の部屋の隣に住む「江戸川美歩」の父親が所長を務める湖南研究所の職員が、彼を捜しているようなのだ。
彼を外に出してはいけないと、雪隆は彼に部屋にいるように指示をする。しかし退屈な彼は、雪隆に黙って外にショッピングへ行ってしまう。
やっと彼を見つけた雪隆たちは、女性が絡まれていたのを助けようとチンピラを一人殺してしまったと告白する。

あわててアパートの部屋に3人で帰ってくると、そこには一人の男がいた。男は彼が「ドグラ星」の王子だと身元を話す。そして彼を含む3人が王子の側近だと身元をあかした。
王子は宇宙規模の会議に行く途中だったところを、地球へ一人で来てしまったのだという。3人は王子とともに宇宙船に帰ろうとしたが、王子はチンピラとは言え地球人を一人殺してしまったのだ。
ポリバケツに入れられた遺体を、側近の一人サド隊員が観察をする。すると彼は顔色を変えていった。「これは地球人ではありません。ディスクン星人です。」と。その瞬間遺体は起き上がった。
ディスクン星人は擬似死を使っており、王子を殺すと明言して去って行った。ディスクン星人は宇宙有数の戦闘種族であり、今まで滅ぼした種族は3桁を超えている。

日没までに王子をディスクン星人に引き渡さなければ、地球人を巻き込んででも彼を奪いに行くとまで言われ、側近の隊長クラフト、同じく側近のコリンと、地球人、雪隆と美歩は頭を悩ませていた。
しかし無情にも日没の時間になり、多数のディスクン星人に囲まれてしまう。

記憶をなくす前、王子は天才的な頭脳を持っていた(性格に問題があり、その能力を嫌がらせにしか使っていない)。その悪魔的な頭脳を持つ王子を頼るしかないと、ショック療法での記憶の回復を試してみるが、王子は気を失ってしまう。その時、雪隆が以前王子がペットの映像を納めている機械を持っていることを思い出した。

ディスクン星人が部屋まで押し入ってきて、絶体絶命のピンチにクラフトが「もういい。もういいんだ。」と言い出す。
王子が気絶している間に記憶媒体を調べてみて全てが発覚した。王子は元から記憶を失ってはいなかった。すべては王子の企みだったのだ。
暇を持て余した王子はディスクン星人の長と既に連絡を取っていた。種族で大の野球ファンであるディスクン星人は(名プレイヤーを生むかもしれない、と考えたら地球人は殺せないらしい)野茂のサインボールと大リーグカード一式と引き替えに、芝居を打って出たのだ。

王子はその後、意識を失ったまま宇宙船に連れ込まれ3人とともに、宇宙会議に参加したのであった。
その後、王子から雪隆に手紙が送られてくる。そこで地球がドグラ星の監視指定惑星に決定し、王子が治安維持対策委員会の最高責任者になったことが知らされた。

食人鬼編

『中学校の林間学校でのことだった。悪ガキ4人組、板倉、山田、東尾、野崎はそこを小さな小屋の中でさぼっていた。
そこへ安田という女子生徒ともう一人の人が入ってきた。もう一人が誰なのかはわからなかった。安田は既に死んでいた。
もう一人は、死んでいる安田を服も残さず喰ってしまったのだ。4人は震えて見ることしかできなかった。

林間学校が終わり、彼らは学校に戻る。しかし当然のように安田はいなくなり、それぞれが心配をしていた。
4人は安田がいなくなった理由は知っている。しかしそれを誰にも言えずにいた。犯人は学校の中にいて、今度は自分の番かもしれない。それだけが恐怖だった。
そしてある日、4人のうち東尾がいなくなった。3人は藁にもすがるような気持ちで、彼らの知り合いである「坂本庵悟」に相談する。すると彼はあるつぶれかけた精神病院を紹介された。

精神病院には「夢野久四郎」と名乗る表向きは精神科医であるが、裏の顔はUMAや地球外生物専門の探偵だった。法外な料金を請求され3人は一旦帰ろうとした。
しかし次の日、板倉が消える。

次の日夢野に依頼した2人は、精神病院と同じ建物内に軟禁される。その場所にはいなくなった東尾と板倉がいた。彼らはタイミングをずらして夢野に依頼をしていたのだ。
東尾は山田と野崎よりも1週間前に夢野に依頼をしていた。捜査はもう既に始まっていて、その結果はもうすぐ出るのだという。

宇宙人は同級生の山本という男子学生だった。彼は自分の星が戦争を始め、星が爆発をしたので地球に逃げてきたのだという。
彼は女性の排卵信号を読みとり、その女性を喰うことにより自分の体内に新たな命を宿ることのできる種族だったのだ。
地球人では繁殖ができないとわかっていても、彼は女性を食べたいという気持ちが抑えられなかったのだ。彼だけではない。彼の父、弟、みんなが食べたいと思っていた。

4人は対象は女性だけだと知り、安心して家に帰っていった。
そしてしばらくして女子生徒が一人いなくなり、山本は一家そろって消えた。

「明日から寝るなと言われても俺は眠くなる。食うなと言われても腹はへる。言えることなど何もないのだ。」
と板倉は屋上でタバコを吸いながら一人で考えるのであった。』

という漫画を王子は出版社へ持ち込みしていた。

原色戦隊カラーレンジャー編

東京に住む5人の小学生が突如、宇宙船にさらわれる。
そこにいたのは王子だった。王子に改造され、それぞれの色の腕輪をつけさせられた。「清水良樹」は青、「百地治」は白、「黛真夜」は黒、「横田国光」は黄色、「赤川太陽」は赤。「ブルーチャージ」なる言葉を言うと「変身」できるのだ。

正義の味方になるつもりもない5人は、宇宙人の姿を隠している担任の女性教師やクラフトの助けにより腕輪を外すための鍵を手に入れたが、なぜか腕輪を捨てられない。
5人が教室に入ると、いきなり地球から5億光年先の惑星カルバリにワープをしたのだ。戸惑う5人だったが、黛がこれはRPGツクール(プレイヤーがRPGゲームを作れる)なのだと気が付く。ゲーム内の貴重品である腕輪は設定として捨てられないようになっていた。そして5人が腕輪を持って教室に揃った時点で強制的に惑星カルバリにワープするようになっていた。
王子自身が作った遊技用惑星の惑星カルバリ。そこに飛ばして5人にリアルなRPGを楽しんでもらうようにし向けたのだ。最初はやる気のない5人だったが、ゲーマーとしての王子はまともであると信じ、クソゲーに費やすものとして割り切って変身することとした。

十分にレベルを上げたところで、ストーリーを進めるために城に向かう5人。そこで出会ったのはお姫様に扮した王子だった。
王子がゲームのキャラクターになってしまったということは、このゲームのボスである「魔王」は人工知能に設定したということを5人は聞く。すでに創造主である王子にも魔王がどんな姿なのか、予測不可能だった。そこへ魔王軍のルチ将軍がやってくる。一振りで城をも切り裂くルチ将軍に一行は手も足も出なかった。

魔王軍の手出しのできない「聖者のほこら」に5人は潜んでいた。そこへ魔王護衛軍が向かっているのを王子は発見する。
取り囲まれた5人。これでもうお終いかと思われたときだった。ほこらの下に魔王が現れたのだ。魔王は全身を覆っているプロテクトスーツを脱ぎ捨てた。そこには子供サイズの王子の姿をした魔王がいた。
魔王は、5人の前にやってきてこれまでのことを語る。
どうやら王子は魔王を作る際、目的をインプットするのを忘れていたのだ。何もわからない魔王は、パソコンの中の王子の日記を読むことから始める。そしてミニ王子は「あの人(王子)のようになりたくない。私は、惑星カルバリを争いのない機械模型たちの楽園にしたい。」と告白したのだ。
5人はその話を信じ、この星をこのままにしておくことにしておいたのだった。

王子の企み(王子は子供たちが安全、かつ真剣に苦しむ姿を楽しみたかった)はもろくも崩れ、5人は地球に帰れることになったが、腕輪をつけて5人が教室にはいると、また惑星にワープしてしまうことを5人は忘れていた。
そしてこの次惑星カルバリに着いたとき、大魔王となり星を支配している王子が5人を待ちかまえていた。

マクバク族サキ王女・ムコ探し編

地球に「異種喰い」と評判の高いマクバク族の王女が地球にやってくると連絡があり、クラフト、サド、コリンは、その案内役をすることになった。
王女は表向きの名目は外交視察だったが、本当の目的は交配期に入り婿を探しに来たのだ。しかしそれは地球にとってまずいことだった。マクバク族と交配した種族は、数世代以内に必ず絶滅するからだった。それを防ぐために、クラフトたちがやれることは「逆仲人」(地球人の評価を下げ、優秀ではないことをアピールすること)をすることになる。

地球人の一部の国の一部の現状を一般的に説明し、地球人のイメージを下げてみたがあえなく失敗。やってきた「サキ王女」はクラフトが思うよりも情熱的だったのだ。
クラフトの地球人を評価を下げるという計画は、ホテルのロビーであえなく撃沈することになる。なぜならそこで出会った「幹久」という男性にサキは一目惚れをしたからだ。そして幹久も彼女を一目惚れをしたらしい。このままではまずい。クラフトはとりあえず2人の言葉が通じあえないことを良いことに、でたらめな理由を告げて2人を別れさせようとした。
しかし別れさせようとすればするほど2人は求め合おうとするもので、クラフトの隙をみて幹久はサキに自分の名前と電話番号を書いたメモを渡す。それをみたクラフトは目を疑った。メモには「幹久今日子」と書いてあり、どうみても男性の彼は、女性だったのだ。

惚れた相手が女性では交配はできない。サキたちは今後のことを話し合うため、母船に帰ると言いだした。
クラフトたちは任務を終え、家に帰るとそこには東南アジアにいっていた王子が戻っていた。王子は今までのことを聞き、きっとサキはあきらめてないと予想。
幹久今日子はおそらく、染色体レベルで男性なのだ。頭は男性。体は女性というアンバランスな状態で生まれてきたと、王子は予想する。そして遺伝子操作は、マクバク族の十八番だった。男になるには少し時間がかかる。その間、サキはせっせと日本語を覚え、今度は出会いをやり直すのだ。

これが王子の予想だった。それを実現させてしまうわけにはいかない。それを防ぐため幹久今日子のクローンを作り、交配したときに人類が絶滅しないためのプログラムを埋め込む。幹久今日子本人は、地方都市に引っ越したと疑似記憶を植え付け、引っ越しをさせる。今度はサキを好きにならないように遺伝子情報をいじったのだった。
サキとクローンの幹久が交配し、何も変化がなくてもあとの祭りだ。マクバク族は一生に一度しか交配しないからだ。
これで地球の平和は守られたのである。

高校野球地区予選編

雪隆の通う如月高校の野球部が今年はメンバーにも恵まれ、山梨県の地区予選の決勝まで駒を進めた。あと1勝で甲子園に行けるのだ。それは明日の決勝戦で決まる。夢だと思っていたことが現実になるのだ。
キャプテンも「このメンバーが後にも先にも如月高校のベストメンバーだ」と太鼓判を押す。プロ注目のエース、ピッチャー江尻、野球歴2年を驚異の練習量でカバーした寺門、チーム一の技巧派の金光など雪隆もその中の一人であり、雪隆もまた期待をされていた。
町ぐるみで応援にくるという話を聞き、みんなは否応無しに気合いが入る。その中の一人、寺門はそのプレッシャーからさらに緊張をしていた。
しかし不安材料はあった。
最近独りでにガラスが割れるなどのポルターガイストが部室で頻発していたのだ。

次の日のことだった。ディスクン星人の若者が、雪隆たちを乗せたバスを追いかけていると「ふっと」バスが消えたのだという。それを聞いたクラフト達は異星人の仕業なのかと疑った。

そのころバスは甲子園の球場にいた。
しかし異様な甲子園だった。排気音、電車の走る音、動物の声、人の声、全てが無く、まるで砂漠の真ん中に甲子園がたっているような雰囲気だった。
みんなはバスを降りその球場を歩いてみて回った。するとその中はマウンドは甲子園だが、観客席や選手の控え室は湖南町にある湖南市民球場だったのだ。控え室にある薄緑の壊れた洗濯機などが理由だった。
「甲子園のなり損ね」の世界で、戸惑う雪隆たち。
そこで一人のメンバーが仮説を立てる。

『1920年代イギリス。父、母、娘の三人暮らしの家族があった。しかし父と母はちょっとしたことで喧嘩を始めるほど、夫婦の中は冷め切っていた。
ある日の夕食、やはり父と母はいつも通り喧嘩を始めた。そのとき、父親がふっと消えた。母はパニックになり、警察などに捜査願いを出したが、父親が姿を現したのはそれから2日後だった。憔悴しきった父親が母親と娘を抱きしめて号泣する。
戸惑った母が今までどこにいたの?と聞くと、父は娘の意識の中にいた。と呟いた。娘の心の中で自分たちがどれだけ醜く争っているか思い知らされた。6歳の娘が父親を自分の潜在意識内に移動させたという、ストレスからくる超能力だった。』

雪隆たちは、ここにいる「誰か」の潜在意識の中にいるのだ。しかしメンバーはみんないる。この中の一人は「誰か」が作った偽物なのだ。疑い出すメンバー達。
そんな中、スタンドの観客席の中に人が入ってきた。それは観客だった。やがてスタンドは満員になる。
そしてマウンドにやってきたのは、今年の優勝候補の一角である愛媛代表の松川商業高校だった。1年前、遠征試合で如月高校はぼろ負けしたのである。
それを見た雪隆は、「誰か」の意識の中にいるのかもしれない。だけど、それはストレスではなく何をしても野球のことしか考えられない「集中力」からだと感じた。
やがて松川高校との試合が、「誰か」の意識の中で始まる。

そして現実に帰ってきた雪隆たちは、一試合終わったように泥だらけだった。その中で一人ユニフォームが汚れていない寺門というレギュラーメンバーがいた。しかし、寺門はただ野球に集中していただけであり、それが他のメンバーを巻き込み、自分の意識内に取り込んだとしても誰も責めはしなかった。そして、「みんなで野球をしている夢を見た」と言って寺門をリラックスさせる。
よく晴れた空の下で「プレイボール」の声が響く。そして彼らは「現実」の甲子園の地区予選、決勝の試合に臨んだのだった。

原色戦隊カラーレンジャー・人魚編

ある企業の重役が尾の先が2つに別れている宇宙人、ツインテールマーメイドを落札した。しかし彼は彼女に嘘を付いたため、彼女のとがらせた舌に刺し殺されてしまう。ツインテールマーメイドは嘘か本当かを聞き分けれる能力があり、彼女たちの前で嘘をついた者を反射的に舌で刺し殺してしまうのだった。
惑星ホルンという地表の93%が海でできている星の出身の彼女は、密猟者に乱獲された仲間たちを助けるため、自分がその倍を稼ぐと約束し、売られて殺してまた売られてということを繰り返していたのだ。そして今回で約束の金額に達していた。

場所は変わって、原色戦隊カラーレンジャーの5人のうち、青の「清水良樹」が父親の仕事の関係で、アメリカに移住することになった。せっかく仲良くなった仲間と離れるのが寂しいと思っていたが、素直になれない清水は空手仲間でもある横田と喧嘩別れをしてしまう。
学校近くの森で一人寂しさをこらえていると、一人の女性が怪我をしているのを見つける。それはあのツインテールマーメイドだったのだ。彼女の説得から、5人に謝ることを進められ清水は5人に謝罪をする。しかし横田とはまだ喧嘩をしているままだった。
彼女の元へ行こうとすると、そこには密猟者が彼女を撃っていた。用無しになった彼女は剥製にしても高く売れるからだ。しかし彼らは彼女を惑星ホルンへ返すと約束をしている。
「嘘を付けば舌で殺される」はず。しかし、彼らは刺されていなかった。清水と横田が変身してゴーグル越しに密猟者を見てみると耳元に妙な機械があった。その機械は嘘を付いても、彼女にはばれないようにするためのものだった。その機械を奪ったところで彼女は真実を聞く。
「皆売った。多分…いや、全員…死んだ。」
嘘は言っていない。しかし、やり場のない怒りが込み上げてくる。その瞬間、彼女自身の手で密猟者は殺された。

彼女は海に帰っていった。すると、尾びれが一つの「仲間」が彼女に声をかけてきた。
「あら。すてき。あなた尾ひれが2つに分かれているのね。みんな友達増えたわよ。」
海の中には彼女の仲間がいたのだった。

翌日、清水の父の会社の重役が殺されたので転勤がなくなったことを清水は知るのだった。

バカ王子・結婚編

しばらく顔を見せていなかった王子が、突然雪隆の部屋を訪れた。彼は弟と婚約者に追われているというのだ。
弟は実直で融通の利かない男だった。彼の望みは王位継承権第一位の兄が王になりドグラ星と対をなすマグラ星の姫ルナと結婚してもらうことだった。しかし王子は頭はいいが性格は最悪なため、国民の誰もが弟に王になってほしかった。王子も王になるつもりもなく、今の自由な地位を満喫したかったのだ。
そこで「20歳までに結婚をし、王妃候補の中から結婚の議をすること。これを満たさないと王位継承権は時期王子に移る。」という法案を議会に提出し、法案は可決された。
あせった弟は婚約者ルナとともに、王子が逃げ込んだ地球へやってきて結婚の儀を半ば強制的に行ったのだった。そして彼女は王家御用達の特性バイオリングを装着した。それは一度つけると、装着した人の肉の一部となり外すことはできないのだ。
その後二人が部屋に入ろうとしているのを見て、王子は即座に逃亡してしまった。
彼女は雪隆の部屋に入ってきて、逃げた王子に小包を渡してほしいと彼らに託した。それは文字の乱立する紙の束だった。乱立する文字の中に誤字が多く、誤字を塗りつぶすと本物の文章が出てくるという手の込んだことをしていた。
その手紙を読んだ王子は「彼女のキャラクターは演じているだけ」とタカをくくる。それに加えルナも弟のモハンも4年間会っていなかった。雪隆たちの「13歳から17歳なんて別人といってもわからないね」という言葉に、王子はハッと気がついた。

ここで王子は彼女が本物の姫ではないのではないかと仮説を立てた。ドグラ星とマグラ星は地球で言えば月と地球のような関係性であり、未だに支配従属的な因習が数多く残っている。その代表的なものが両王家の結婚であるとして攻撃の旗印を掲げているのが「マグラ自由同盟」だった。「無血革命」をスローガンに掲げている彼らにとって保守的な弟が政権を握ってしまうと都合が悪い。
彼女達はマグラ自由同盟の一人ではないかと王子は予想した。それに彼女が本物であると確かめる方法はある。彼女の肩にあるホクロ。それが2つあるはずだ。それを確かめればいい。

指定された満月の夜、2人に王子は会うことになった。そして彼女が姫である証明として、肩にあるホクロを見せてくれと要求した。あっさりとルナはそのホクロを見せる。
それが彼女が姫ではないことを証明する要因になった。本物のホクロは3つであること。マグラの王女は、許婚以外の何物にも顔と手以外の肌を見せない。以上のことから彼の前にいるのは無血革命を貫く「マグラ自由同盟」の勇士だと突き止められた。2人はクラフトたちの手で捕まえられ、宇宙船の中に本物らしき2人がいた。
ところが、偽の姫は結婚の儀の重要なアイテムであるバイオリングを左手の薬指にしていた。肉の一部になってしまったそれはもう外すことはできない。そしてリングは2つとない。
「さぁ、どうする?」偽の姫に挑発的に言われた。
しかし彼はあっさりとバイオリングを自分の指にはめ「結婚する」といいはなつ。革命家と王様。適度な刺激があるというのが彼の言い分だった。

しかしそれも姫の計算のうちだったのだ。偽の姫と思われていた人が本物の姫でだった。あっさりと王子は王となり姫の思惑通りになってしまったのだった。

バカ王子・ハネムーン編

歳月は流れ、王子と雪隆が出会い10年の時が過ぎた。王子はルナと結婚し、新王に即位した。娘のカナも7歳になる。
ドグラ星の新王朝も軌道に乗ったので、そこで2人は遅い新婚旅行をすることにしたのだ。地球に立ち寄り、雪隆に会いに行こうと思っていた時だった。そこで2人は革命商社クイーンツを名乗る誘拐屋に誘拐される。身代金は40兆円。制限時間は3時間。
王子は金の電話をするふりをして雪隆に電話をして日本語で適当な世間話をした。身代金を渡すつもりはなかった。

王子にはこの場所に来る前、気になる看板を見つけた。ここはサドゾマ虫の住処だったのだ。それを利用することにした。
外にいる大量の虫。それに気が付き、一人がその虫を潰した。すると、虫が小屋の中に大量に入ってきたのだった。足に、体に、腕に、虫が彼らの体を這い上がる。
「このままだと虫の食料になってしまう。」
彼らは気が触れたように、仲間同士で殺し合った。その隙に2人は逃げ出したのだった。

車で現場を離れ、ルナは「サドゾマ虫」の看板をみる。そこには「有害な虫ではなく、潰したりすると喜んで寄ってくる。優しく微笑むと近寄ってきません。」と書いてあった。王子から「何があっても、にこにこ笑っていて」と言ったのはそうしていれば虫が寄ってこないからだった。その虫は昔、王子が作ろうとしていた人口生命体にそっくりだった。

そして2人は長い寄り道を済ませ、ハネムーンを再開させる。

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『HUNTER×HUNTER』とは、冨樫義博による漫画、及びそれを原作とするメディアミックス作品である。主人公のゴン=フリークスが父親を探す為に財宝、賞金首、美食、幻獣などの稀少な物事を探すことに生涯をかける職業「ハンター」を目指す。仕事柄未知の領域に足を踏み入れることが多い為、ハンターは生命エネルギーであるオーラを操る「念能力」を身に着けなくてはならない。「変化系」はオーラの形状や性質を変える能力で、糸、電気、ゴムなどあらゆるものに変化させる。ゴンの友人で、暗殺一家のキルアも変化系に属する。

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HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)のグリードアイランド全カードまとめ

HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)のグリードアイランド全カードまとめ

『HUNTER×HUNTER』とは、冨樫義博による漫画、及びそれを原作とするメディアミックス作品である。あらゆる物を追い求めることに生涯を捧げる職業「ハンター」となり、最高のハンターと称される父ジンを探す少年ゴンと仲間たちの冒険を描く。「グリードアイランド」は、ジンが仲間たちと作ったゲームソフト、並びにその中に登場する島の名前である。オーラと呼ばれる生命エネルギーを操れる念能力者(ねんのうりょくしゃ)しかプレイできない。プレイヤーはゲームの世界に入り、特定のカードを集めてクリアを目指す。

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HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)の会長・十二支ん・派閥まとめ

HUNTER×HUNTER(ハンター×ハンター)の会長・十二支ん・派閥まとめ

『HUNTER×HUNTER』とは、冨樫義博による漫画、及びそれを原作とするメディアミックス作品である。希少な物事の追及に生涯をかける「ハンター」となり、最高のハンターと称される父を探す少年ゴンと仲間たちの冒険を描く。ゴンも所属する「ハンター協会」とは会長を中心とした組織で、ハンター試験を主宰する。上層部である会長、幹部の「十二支ん」いずれも高い能力と強い個性を持つ。十二支んたちは「バランス重視の穏健保守派」や「改革推進のタカ派」といった派閥に別れて行動する。

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HUNTER×HUNTERの衝撃的な死を遂げた登場人物・キャラクターまとめ【ハンター×ハンター】

HUNTER×HUNTERの衝撃的な死を遂げた登場人物・キャラクターまとめ【ハンター×ハンター】

『HUNTER×HUNTER』(ハンター×ハンター)は主人公の少年・ゴン=フリークスがまだ見ぬ父親のジンと会うため、父の職業であったハンターとなり、仲間達との絆を深めながら成長する様を描いた冒険漫画である。本作は少年漫画の中ではショッキングな描写も多く、人気キャラクターが簡単に死んでしまうこともある。ここでは衝撃的な死を遂げた登場人物・キャラクターを紹介する。

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【HUNTER×HUNTER】暗黒大陸編の複雑な人間関係を徹底解説・考察まとめ【ハンター×ハンター】

【HUNTER×HUNTER】暗黒大陸編の複雑な人間関係を徹底解説・考察まとめ【ハンター×ハンター】

『HUNTER×HUNTER』(ハンター×ハンター)は主人公の少年・ゴン=フリークスがまだ見ぬ父親のジンと会うため、父の職業であったハンターとなり、仲間達との絆を深めながら成長する様を描いた冒険漫画である。暗黒大陸は「世界の外側」「外の世界」と言われる人間が住む大陸のさらに外側にある世界のことで、大変危険な場所である。しかしその万病に効く香草や究極の長寿食ニトロ米などのメリットもあり、カキン帝国が「暗黒大陸」への進出を突如として宣言した。

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どうしてコンナコトニナッタノカ?『HUNTER×HUNTER』HGフィギュアが色んな意味で凄すぎた。

どうしてコンナコトニナッタノカ?『HUNTER×HUNTER』HGフィギュアが色んな意味で凄すぎた。

『HUNTER×HUNTER』と言えば、1998年から「週刊少年ジャンプ」にて連載が始まったマンガです。しかし、作者の冨樫義博先生の度重なる休載により、17年経った今も「未完」となったまま“動き”がありませんでした。ところが、バンダイから販売されている『HUNTER×HUNTER』HGフィギュアが、色々と「トンデモない」“動き”をしていたのをご存知でしょうか?

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【HUNTER×HUNTER】作中の文字を解読【ハンター×ハンター】

【HUNTER×HUNTER】作中の文字を解読【ハンター×ハンター】

『HUNTER×HUNTER』(ハンター×ハンター)は主人公の少年・ゴン=フリークスがまだ見ぬ父親のジンと会うため、父の職業であったハンターとなり、仲間達との絆を深めながら成長する様を描いた冒険漫画だ。作中にはハンター文字と呼ばれる文字が登場する。これらはいい加減に設定されたものではなく、しっかりと読めるようになっている。

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【HUNTER×HUNTER】美人・かわいい登場人物・キャラクターランキング【ハンター×ハンター】

【HUNTER×HUNTER】美人・かわいい登場人物・キャラクターランキング【ハンター×ハンター】

『HUNTER×HUNTER』(ハンター×ハンター)は主人公の少年・ゴン=フリークスがまだ見ぬ父親のジンと会うため、父の職業であったハンターとなり、仲間達との絆を深めながら成長する様を描いた冒険漫画だ。作中には多くの女性キャラクターが登場するのだが、美人であったり可愛らしかったりすることが多い。ここでは『HUNTER×HUNTER』の美人、あるいはかわいい登場人物・キャラクターをランキング形式で紹介する。

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【HUNTER×HUNTER】ヒソカのセリフ「あと10人」の意味を徹底解説・考察まとめ【ハンター×ハンター】

【HUNTER×HUNTER】ヒソカのセリフ「あと10人」の意味を徹底解説・考察まとめ【ハンター×ハンター】

『HUNTER×HUNTER』(ハンター×ハンター)に登場するヒソカは戦闘狂であり、クロロという男と戦うために幻影旅団(クモ)に入ったほど。なかなか戦う機会に恵まれなかった二人だが、天空闘技場にてバトルが実現した。バトルはクロロの勝利で終わり、ヒソカは死亡。しかしその後ヒソカは蘇生して幻影旅団を狩ることを決意し、コルトピとシャルナークを殺害する。その時、「あと10人…♪」という言葉を残しているが、この段階では旅団員は9人だった。その真意は何なのか。

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