聖杯/ヤルダバオト(ペルソナ5)とは【徹底解説・考察まとめ】

聖杯/ヤルダバオトとは、株式会社アトラスのジュブナイルRPGシリーズ『ペルソナ』の5作目に登場するキャラクターである。本作の一連の事件の黒幕・元凶として、ボスキャラクターを務めている。元は大衆の願いを叶える為に存在していた「聖杯」であったが、大衆が「誰かに全てを任せて、自分は特に何もせず何も考えず生きていきたい」という怠惰な願いを抱くようになった事で歪んでしまい、統制の神・ヤルダバオトになってしまった。人間を管理する存在となり、現実世界をサブダンジョン・メメントスのような世界にする事を目論む。

歪んだ傲慢

「律法の書」が使用する特殊系スキル。
このスキルを使用する事で、「律法の書」が反撃を行う体勢になる。敵側が攻撃を行ってくると、カウンターを発動し、相手のSP(スキルポイント)を削り取る。

神の怒槌

「律法の書」が使用する祝福属性の攻撃技。
『ペルソナ5』のリメイク版『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』(P5R)にて追加された。
敵1体にダメージを与える事ができる。

ブフダイン

『ペルソナ5』の時にのみ使用される氷結属性の攻撃技。
敵1体に大ダメージを与える事ができる。

ジオダイン

『ペルソナ5』の時にのみ使用される電撃属性の攻撃技。
敵1体に大ダメージを与える事ができる。

聖杯/ヤルダバオトの来歴・活躍

大衆の願いを叶える存在として生まれた「聖杯」

イゴールが偽物である事に気づいたP5主人公(画面左の黒髪の少年)に、自らの正体を明かす、イゴール?こと聖杯/ヤルダバオト。

『ペルソナ5』の物語が始まる以前に、聖杯/ヤルダバオトは大衆の願いを叶える「聖杯」として、この世界に生まれる事となる。だが、時代の流れや環境から、「誰かに全てを任せて、自分は特に何もせず何も考えず生きていきたい」という怠惰な願いを持つ者が増えるようになり、聖杯は人間に失望する。結果聖杯は、そのような怠惰な願いを抱く人間を自分が統制すればよい、という歪んだ思想を持つようになり、自らを「願いを叶える聖杯」から「人々を統制する神」へと変貌させる。そうして、統制神・ヤルダバオトとなり、人々を統制し、人々の欲望でできた『ペルソナ5』のサブダンジョン・メメントスのような世界に作り変えようと目論見始めるようになる。

だがそんな聖杯/ヤルダバオトの思想と対立する人物がいた。それが、不思議な青い部屋・ベルベットルームの主であるイゴールだった。ベルベットルームは、ペルソナ使いの手伝いをする為に運営されている部屋であり、その主であるイゴールは、人間の可能性というものを信じていた。そこで聖杯/ヤルダバオトは、イゴールにとある「ゲーム」を持ちかける事にする。それは、お互いに自らの思想に見合った人間・トリックスターとなり得る人物を選び出し、その人物達を戦わせるというゲームだった。イゴールは聖杯/ヤルダバオトの誘いに乗り、ゲームに参加する為、自らの思想に見合う人間を選出する。そしてそれこそが、『ペルソナ5』の主役にあたる人物P5主人公だった。聖杯/ヤルダバオトの方も、自分の思想に見合った人物として、明智吾郎(あけち ごろう)という少年を選ぶ。彼は獅童正義(しどう まさよし)という衆議院議員の愛人の子どもであったが、母からも父からも捨てられた存在となっており、このような自分を生み出した獅童の事を恨んでいた。

ゲームの準備が整った事で、開始されるゲーム。だが、ゲームが本格的に動き出す直前、聖杯/ヤルダバオトは、ゲームを己の目論見どおりに進ませる為、P5主人公の手伝いをしようとしていたイゴールを封印してしまう。さらには彼と共にベルベットルームでP5主人公の手伝いをする筈だった造魔の少女・ラヴェンツァの記憶も封印し、その体を双子の少女・ジュスティーヌ&カロリーヌに分断させる。そうしてラヴェンツァとしての記憶を失った彼女達を自らの配下に置くと、自身もイゴールのフリをしてベルベットルームに居座る事にするのだった。

イゴールのフリをしてP5主人公の手伝いをする聖杯/ヤルダバオト

『ペルソナ5』のベルベットルームでの行動選択画面。画面右奥にいる人物がイゴールこと聖杯/ヤルダバオト、画面手前にいる人物がP5主人公。

聖杯/ヤルダバオトがイゴールに成り代わった後、何も知らないP5主人公が、夢を通してベルベットルームにやってくる。聖杯/ヤルダバオトは、イゴールのフリをしてP5主人公のペルソナ使いとしての活動を手伝っていく事にする。その理由は、イゴールが選んだトリックスター・P5主人公を絶望の底へ叩き落とす為、というもの。イゴールとして彼の活動を手伝い、その活動が最高潮になった時に、一気に絶望を見せてやろうと考えていたのである。そのような企みが行われている等、想像もしていなかったP5主人公は、聖杯/ヤルダバオトこと、偽イゴールから「認知世界」と呼ばれる精神世界へ通じるナビ「イセカイナビ」を受け取る事となる。その後、アプリを通して認知世界に足を踏み入れたP5主人公は、そこでの出来事を通してペルソナ使いに覚醒。さらに「認知世界」を通して現実世界の「悪人」の改心を行える事を知ったP5主人公は、同じように認知世界でペルソナ使いになった仲間達と共に「心の怪盗団」を結成し、「悪人」の改心を行っていくようになる。

偽イゴールとジュスティーヌ&カロリーヌの手助けを借りながら、「心の怪盗団」としての活動を続けていくP5主人公。活動の最中、聖杯/ヤルダバオトの選んだトリックスター・明智吾郎とも戦う事になるが、仲間達と共に勝利する。実はこの頃明智は、トリックスターとしての力が自分にある事に気づいた後、その力を売りにする形で獅童の配下に収まっていた。従順な部下のフリをしながら、獅童に復讐できる機会を待っていたのだが、獅童に正体を気づかれていた事で、その企みは失敗に終わってしまう。P5主人公達に敗北した後の明智は、獅童の改心をP5主人公達に託し、獅童の命で自分を殺しにやってきた「認知世界」の明智と相打ちになる形で行方知れずとなる。P5主人公達「心の怪盗団」は、明智の意思を受け取り、獅童の改心を行う為、認知世界上の彼のもとへ向かう。そうして、なんとか彼を改心させる事に成功する。

P5主人公達の手によって改心した現実世界の獅童は、自らがこれまでやってきた罪を、大衆の前で告白。だが大物政治家が犯罪を起こしたという割には、世間の反応は些細なもので、P5主人公達はその事に違和感を覚える。そこでP5主人公達は大衆の意識を変える為に、彼らの欲望が詰まったサブダンジョン・メメントスへ乗り込む事にする。そこでP5主人公達はダンジョンの奥で人々の統制を目論んでいた聖杯と対峙する事になるが、メメントス内に存在していた認知上の大衆達が、自分達の怠惰な願いを叶えようとしてくれる聖杯を倒そうとしているP5主人公達に気づき、彼らを消す事を強く望む。それを受け取った聖杯は、彼らの望みを力に変え、現実世界とメメントスを融合し、さらに怪盗団の存在を大衆の認知から消し去ってしまう。

双子の反逆、P5主人公達との戦闘

P5主人公に絶望を見せる為、彼を「死刑」にしようとするイゴール(聖杯/ヤルダバオト)。

仲間達と共に存在を消されたP5主人公だったが、偽イゴールに招かれる形で1人、ベルベットルームを訪れる事になる。偽イゴールは、今こそP5主人公を絶望に叩き落とす絶好のチャンスだと考え、イゴールのフリをしたまま、世間の反応からしてP5主人公の活動が無駄であった事、P5主人公に失望した事を伝える。そうしてP5主人公を殺そうと、ベルベットルームの主として、P5主人公に「死刑」を言い渡す。ジュスティーヌ&カロリーヌは、そのあまりにも極刑過ぎる内容に違和感を持つものの、それが主の願いならばとP5主人公の処刑の準備を行う。だが、まだ死ぬわけにはいかなかったP5主人公は、彼らに自分の中にある「反逆の意思」を示し、生き残る為にジュスティーヌ&カロリーヌと戦闘を行う。するとP5主人公と戦った事が刺激となったのか、ジュスティーヌ&カロリーヌは次第に自分達の「本来の役目」を思い出していく。P5主人公を殺すのではなく、彼の手伝いをし、真実へ導く事が本当の役割だと思い出した2人は、それがきっかけとなり、ラヴェンツァとしての記憶と姿を取り戻す。そうしてP5主人公と共に偽イゴールと対峙する。

双子がラヴェンツァに戻ってしまった事で、味方を失った偽イゴールは、P5主人公達に己の正体を明かす。そうしてP5主人公に、「取引をしよう」と持ちかける。自らの運命に抗い、死を免れたP5主人公の実力を認め、望むのならば世界をメメントスと融合する前に戻してやろうと提案する偽イゴールこと、聖杯/ヤルダバオト。だがそれを選ぶと、大衆の心を改心させる事はできず、「誰かに全てを任せて、自分は特に何もせず何も考えず生きていきたい」という怠惰な願いを持たせたまま、メメントスの奥で聖杯/ヤルダバオトに統制され続ける世界になる事に気づいたP5主人公は、彼の提案を断り、聖杯/ヤルダバオトと戦う道を選ぶ。P5主人公の選択に失望した聖杯/ヤルダバオトは、P5主人公達を叩きのめす事を宣言し、彼らの前から姿を消す。

聖杯/ヤルダバオトが消えた後、イゴールの封印が解かれる。戻ってきたイゴールとラヴェンツァに、P5主人公は部屋の外で牢屋にいれられている怪盗団の仲間を再び集めるように指示される。言われた通りに、牢屋に閉じ込められていた仲間を救い出したP5主人公は、仲間達、そして本当のベルベットルームの主と住人であるイゴール達の手を借り、聖杯/ヤルダバオトとの戦闘に臨む。聖杯/ヤルダバオトは、自分のもとにやってきたP5主人公達を今度こそ本当に消し去ろうと攻撃を仕掛けてくる。聖杯/ヤルダバオトの強大な力に屈しかけるP5主人公達。だがその時、P5主人公がこれまで絆を結んできた人々を筆頭に、世界や人々を聖杯/ヤルダバオトの支配から救おうと奮闘する怪盗団に気づいた大衆が、怪盗団の事を支持し始める。結果、多くの人々の聖杯/ヤルダバオトへの「反逆の意思」が力に変わり、P5主人公達のもとへ届く。そうしてP5主人公がその力をもって、自らの初期ペルソナアルセーヌを新たなペルソナ・サタナエルへ覚醒させる。そうして驚く聖杯/ヤルダバオトへ、スキル「大罪の徹甲弾」を放ち、彼の頭を撃ち抜く。P5主人公の力、そして人々の「反逆の意思」に頭を貫かれた聖杯/ヤルダバオトは、人間が見せた可能性に感服し、そのまま消えゆくこととなった。

聖杯/ヤルダバオトの関連人物・キャラクター

心の怪盗団

P5主人公/ジョーカー

本作の主人公。プレイヤーの分身でもある。他のペルソナ使いには存在しない、複数のペルソナを使いこなせる「ワイルド」と呼ばれる能力を持っており、「トリックスター」として、また「心の怪盗団」のリーダー兼切り札として活躍している。ある時、酔った男に絡まれていた女性を助けたところ、男から傷害の濡れ衣を着せられてしまい、「保護観察処分」となってしまう。地元に居づらくなった事から、ほとぼりが冷めるまではと、東京にいる両親の知り合いのもとへ預けられる。そんな中、夢を通してイゴールのフリをした聖杯/ヤルダバオトから、「更生の必要がある」と告げられ、認知世界に入れるアプリ「イセカイナビ」を渡される。その後、認知世界での出来事を通して、ペルソナ使いに覚醒する事となる。
物語終盤、聖杯/ヤルダバオトという黒幕が存在する事を知り、仲間達と共に彼のもとへ向かう。戦闘の終盤、ヤルダバオトを倒す為、世間の人々が持つ「反逆の意思」を力に変え、己の初期ペルソナ・アルセーヌをサタナエルに覚醒させる。その後、サタナエル専用スキル「大罪の徹甲弾」を聖杯/ヤルダバオトへ放ち、見事彼を打ち倒す事に成功する。

モルガナ

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