本好きの下剋上(ラノベ・漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『本好きの下剋上〜司書になるためには手段を選んでいられません〜』とは、香月美夜が『小説家になろう』に投稿したweb小説である。「TOブックス」より書籍版が発売され、その後、漫画化・アニメ化された。シリーズ累計発行部数850万部を突破する人気作品である。本が大好きな主人公が、マインとして異世界に転生してしまう。その世界でマインは本を入手することができず、自分の手で本を作るために奮闘する。マインが成長していく姿や、家族を大切にする姿が丁寧に描かれており、読者の心を打つ。

クラッセンブルク

ユルゲンシュミットの北部にある領地。紋章は白狼と杯。色は赤色。本編中の順位は1位。
最も古くから存在する領地の1つで、王族との関わりも深い。
政変の際、当時の第3王子の娘であったエグランティーヌを養女に迎えた。

ダンケルフェルガー

ユルゲンシュミットの南部にある領地。紋章は鷹と槍。色は青色。本編中の順位は2位。
クラッセンブルクと並んで、古くから存在する領地。領地が誕生した頃からの歴史が歴史書として残されており、現代語訳したものをローゼマインが出版する。その歴史書の中には、聖典にも載っていないような、神々についての話も書かれていた。
ダンケルフェルガーの男は、武に優れた者が多く、ディッターを好む。ディッターに関しては、猪突猛進になる傾向が強い。そのため、ダンケルフェルガーの女は、暴走する男を抑え、制御しなければならず、優れた策士になる。
揉め事もディッターで解決する文化があり、結婚に関する問題も嫁取りディッターで決める。また、相手に求婚する際は、相手から課題を出してもらい、その課題をクリアできるか試される。

ドレヴァンヒェル

ユルゲンシュミットの西部にある領地。紋章は3匹の蛇。色は淡い緑色。本編中の順位は3位。
優秀な文官を多く輩出しており、研究や魔術具の開発に熱心である。ローゼマインがリンシャンの試供品を渡したところ、すぐに似た商品を作り上げた。過去には、下水道を整備する研究を発表し、王族からも注目された。
魔力が多く優秀なものは、積極的に領主と養子縁組を行っている。そのため、領主一族が多く、比較的安定した魔力供給ができる。
優秀なローゼマインに早くから目をつけ、接点を得ようとしていた。

ギレッセンマイアー

ユルゲンシュミットの北西部にある領地。紋章は牛。色は焦げ茶色。本編中の順位は4位。
トラオクヴァールの第1夫人の出身地で、政変によって順位が上がった。

ハウフレッツェ

ユルゲンシュミットの南西部にある領地。紋章は一角獣。色は紫色。本編中の順位は5位。
トラオクヴァールの第2夫人の出身地。

アーレンスバッハ

ユルゲンシュミットの南東部にある領地。紋章はイルカ。色は藤色。本編中の順位は6位。
海に面しており、漁業が盛んである。また、国境門があり、ランツェナーヴェとの交易を行っていたことから、流行の発信地になることが多かった。
領主の第1夫人、第2夫人に続いて領主本人までもが亡くなり、第3夫人から第1夫人に繰り上がったゲオルギーネが強い影響力を握っている。
エーレンフェストに対して強い対抗意識を持っており、エーレンフェストが順位を上げるきっかけになったローゼマインに対しても、批判的な態度をとる。
フェルディナンドが婿入りしてからは、領地のために仕事をする貴族と、ゲオルギーネに従う貴族に別れた。その後、ランツェナーヴェの者を引き入れたり、エーレンフェストに侵攻したことで多くの貴族が捕らえられる。

ガウスビュッテル

ユルゲンシュミットの北部にある領地。紋章はワニ。色は茶色。本編中の順位は7位。

キルシュネライト

ユルゲンシュミットの南西部にある領地。紋章は豹。色は緑色。本編中の順位は9位。

ヨースブレンナー

ユルゲンシュミットの北部にある領地。紋章は黒犬。色はクリーム色。
ローゼマインが貴族院に入学した時の順位は8位だったが、エーレンフェストが順位を上げたため、10位になった。
政変の影響で貴族の数が激減し、魔力不足に悩んでいる。そのため、貴族院在学中の学生たちは、十分な回復薬を準備することも難しかった。

インメルディンク

ユルゲンシュミットの西部にある領地。紋章は熊。色は深緑色。
ローゼマインが貴族院に入学した時は10位だったが、その後エーレンフェストに抜かれて11位になった。
ローゼマインが3年生時の領地対抗戦にて、上級貴族の学生の放った魔術がローゼマインへ向かってしまい、お咎めを受ける。

レームブルック

ユルゲンシュミットの北西部にある領地。紋章は虎。色は黄緑色。本編中の順位は11位。

ロルツィング

ユルゲンシュミットの北部にある領地。紋章は猫。色はオレンジ色。本編中の順位は12位。

9bty_0603_2011
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