終末のワルキューレの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『終末のワルキューレ』とは、『月刊コミックゼノン』で2018年1月から連載されているバトル漫画である。原作は梅村真也、構成フクイタクミ、作画をアジチカが担当している。人類を滅亡させようとする神と人類の最終闘争(ラグナロク)を舞台とし、神と人類からそれぞれ選ばれた13人による1対1(タイマン)の戦いが描かれている。死力を尽くして戦う登場人物たちからは数々の名言・名シーンが生まれており、今回はそれらを紹介していく。

テスラの研究の到達点「瞬間移動(テスラワープ)」によりダメージを受けたベルゼブブだったが、すぐさまその3つの弱点を見抜いてしまう。ベルゼブブが語るその弱点を笑顔で肯定するテスラは「御名答(ブラボー)!」と称賛する。さらに「もう少し詳しく解説しよう」とテスラワープの仕組みから弱点まで詳細な説明をするテスラに、ベルゼブブは「余裕のつもり?自分から能力を教えてくれるなんて」と嫌味を言う。
しかしテスラは「科学にとって!!情報の秘匿は害悪でしかない!!新たに得た叡智を惜しげもなく共有することで科学は!!…否人類は進歩してきたのだよ」と笑顔で答える。
技術や情報の独り占めによって得られる富や名声に全く興味がなく、純粋に科学と人類の進歩をのみ信じ続けるテスラの名ゼリフであった。

戦乙女(ワルキューレ)ブリュンヒルデの名言・名セリフ/名シーン・名場面

「いかがでしょう。人類に、次の千年間を存続する価値があるのかどうか、神々の慈悲と、威光を見せつけつつ、彼ら人類を試してみては?」

ブリュンヒルデのこのセリフから、ラグナロクは始まることとなる。

「ビビってるんですかァ?」

神々を挑発するブリュンヒルデ

神々による人類存亡会議にて、人類を救おうとするブリュンヒルデはラグナロクの開催を提案する。
しかし神々は「神が人類に負けるわけがない」「やるだけ無駄」「わざわざ人間の相手をするのもバカバカしい」と一笑に付すが、ブリュンヒルデの次の一言で状況は一変する。
「ビビってるんですかァ?」ブリュンヒルデのこの一言で神々はいきり立ち、ついにはラグナロクの開催が決定する。
「やはり神は人間よりもはるかにキレやすい」と読んだブリュンヒルデの作戦勝ちであった。

「人間よ祈るのはおやめなさい 私達が倒さなければならない相手は…あなたが今祈っている『神』なのですから」

ラグナロク第1戦目開戦直前、人類応援席にいた僧侶にブリュンヒルデは「人間よ祈るのはおやめなさい 私達が倒さなければならない相手は…あなたが今祈っている『神』なのですから」と声をかける。
神に祈れないのであれば、一体誰に祈ればいいのか?この戦いの過酷さを物語るブリュンヒルデの覚悟がわかるセリフであった。

「哀しみ(そんなもん)で神々(あいつら)を殺(や)れるの?

妹の死を悼むブリュンヒルデ

ブリュンヒルデを長女とするワルキューレは13姉妹である。このラグナロクでは13人それぞれが人類側の闘士が用いる神器に神器錬成して、共に戦っている。
第1戦目で呂布の方天戟に錬成したランドグリーズが呂布とともに敗北し消滅した時、ワルキューレの末妹であるゲルはランドグリーズの死を哀しむ。
「お姉さまは哀しくないんすか!」と叫ぶゲルにブリュンヒルデは「哀しみ(そんなもん)で神々(やつら)を殺(や)れるの?」と鬼の形相で答える。
人類を救うには常に冷静で、感情を表に出すわけにはいかないと決意したブリュンヒルデの鬼気迫る名ゼリフであった。

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