ウィル・A・ツェペリ(ジョジョの奇妙な冒険)の徹底解説・考察まとめ

ウィル・A・ツェペリとは『ジョジョの奇妙な冒険』の第1部『ファントムブラッド』に登場するキャラクターで、主人公ジョナサン・ジョースターに波紋法を指南する人物である。ジョジョと同じく、自身も石仮面のために父親や友人を失っており、石仮面の討伐を目的として何十年もチベットの山奥にて修行をした末に波紋法を習得した。
師匠であるトンペティに予言されていた運命に従って、タルカスとの闘いの中でジョジョの命を救い残酷な死を迎える。

ウィル・A・ツェペリのプロフィール・人物像

名前通称:ウィル・アントニオ・ツェペリ
年齢:50歳
性別:男性
爵位:男爵
国籍:イタリア

ウィル・A・ツェペリとは荒木飛呂彦の漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険』の第1部『ファントムブラッド』の登場キャラクター。波紋法の使い手で、主人公ジョナサン・ジョースターの師にあたる人物である。石仮面に関して、父親や友人を失うというジョジョと共通の背景を持っている。飄々とした性格で好戦的な人物ではないが、修行を初めて間もないジョジョに代わり「切り裂きジャック」や吸血鬼となったディオとの初戦を買って出ており、戦闘においてはまず自分が敵の矢面に立つスタンスである。最期までやや過保護な師匠として、自身の命と引き換えにジョナサンを救い、息絶える。

体形は細身。
くせの強い黒髪で短髪。口ひげを生やしている。
男爵という身分からか、ジョジョと同様服装がとても整っている。トレードマークと言えるシルクハットの柄は当初は斜めの縞模様だが、スピードワゴンの情報でワンチェンを追いディオ討伐に向かう段階ではチェッカー柄のものをかぶっている。

ウィル・A・ツェペリの来歴・活躍

石仮面との因縁

ウィル・A・ツェペリとは荒木飛呂彦の漫画作品『ジョジョの奇妙な冒険』の第1部『ファントムブラッド』に登場する、主人公ジョナサン・ジョースターの師にあたる波紋法の使い手である。石仮面との関わりの中で、ジョジョと同じく友人や父親を亡くした過去があり、石仮面を破壊する目的に強い使命感を持っていた。
学者の家に生まれ、探求心の強い若者に育つ。父親が隊長の遺跡発掘隊に加わり世界各国を旅していた。アステカ遺跡の地下を発掘する目的で訪れたメキシコにて、ツェペリ本人が石仮面を発掘する。
帰国途中の船内にて発掘隊のひとりが石仮面の力で吸血鬼と化し、船内にいた58人を惨殺する場面に出くわす。その吸血行為と被害者のゾンビ化を目撃し、海中に逃れるが追いつかれてしまう。幸運にも夜明けになり、吸血鬼化した人物が目の前で朝日に溶けて消えたことから、弱点を日光であると断定する。その際、吸血鬼が自分の父親であり、吸血行為により20代にまで若返っていたことも知る。発掘隊の船に石仮面が乗ったまま漂流しているのを把握しており、他者が石仮面により吸血鬼化する可能性を懸念する。
漁船によって救助されてからは、悲劇を防ぐべく石仮面の追跡と対抗手段を探すことを決意する。

ジョナサン・ジョースターとの出会い

座ったままの姿勢でジャンプ移動をするツェペリ。

吸血鬼となったディオとの闘いの中で大けがをしたジョジョが、リハビリを兼ねたエリナとの散歩の途中、ツェペリは後方の柵から前方の石垣へ移動するという形の登場をする。
直後に座った姿勢のままジャンプをして間合いを詰め、突如、ジョジョの横隔膜を指で刺激する。これにより、波紋法の基礎とも言える呼吸の調整を可能にし、その効果でジョジョの骨折の痛みや体のダメージが癒えた。
その後、二人を連れて川でカエルの乗った岩を波紋エネルギーで破壊して見せる、という実演をして、ジョジョにディオの生存を告げる。動揺するジョジョに、ツェペリは「父と友人の仇である石仮面と闘う運命を持っている」と話し、ジョジョを波紋法の修行に導いた。

ジョジョとの修行と戦闘の開始

石仮面の破壊とディオを倒すことを目的とした波紋法の修行の中で、ツェペリは自分の過去を語る。自分が石仮面をアステカで発掘した本人であり、その後、石仮面により父親と友人を失ったことを告げる。対抗手段として波紋法の有効性を説明し、ジョジョを習得のための修行に没頭させた。
修行中、二人を襲撃したディオの部下ワンチェンの足跡をたどり、「風の騎士たちの町」へ向かう。その道中、ディオの差し向けた切り裂きジャックとの戦闘になる。
ツェペリはこの時、グラスに注いだワインを手に持ったまま「波紋カッター」と「仙道波蹴」で切り裂きジャックに攻撃をしている。そしてジョジョに仕上げを促す。ジョジョにワインの入ったグラスを手渡し、「そのワインをグラスから一滴もこぼさず奴を倒してこい!!」という試練を与える。戦いの思考その3として、「北風が勇者バイキングを作った」というノルウェーの諺を伝える。暗い通路の中で切り裂きジャックがジョジョを待ち構えていたが、波紋の流れたワインが探知機の役目を果たし、奇襲を察知することでジョジョは切り裂きジャックを倒すことに成功する。「北風が勇者バイキングを作った」ように、試練を与えられたジョジョはそれを乗り越えて強くなったのだ。
見事に切り裂きジャックを倒したジョジョと、そこへ導いたツェペリに感動したスピードワゴンは「自分も波紋を使えるようになりたい」とツェペリに訴える。しかしツェペリは「ジョジョには万人にひとりの適性がある上に、背負っているものがあるからこそ波紋ができている」と言う。それを理解しながらも強く希望するスピードワゴンに、ツェペリは「横隔膜を指で刺激して一時的に波紋のエネルギーを得ることならできる」と答える。スピードワゴンはふたつ返事で同意するが、横隔膜を刺激されたスピードワゴンは倒れこんで苦しみだす。ツェペリは「ちょいとミスッた、指がスベっちゃった。いやごめん!スマナイ、スピードワゴンくん」と詫びる。

石仮面との再会と黒騎士ブラフォード戦

日光が弱点であると自覚しているディオは「風の騎士たちの町」の少年であるポコを操り、ジョジョ達を襲撃ポイントにおびき寄せてから姿を現した。
ツェペリ本人はディオを個人的に知らないが、かたき討ちの相手として、父親や友人を殺されている石仮面に「とうとう会えたな!」と声をかける。そして、ディオに対してはいつも通りの飄々とした姿勢を崩さずに、「ベイビー」と呼びかける。この時、ディオはジョジョとの戦いの中で負ったやけどの傷を見せながら、「きさまの命でこの傷の燻蒸消毒をしてくれよう!」という。表層的な燻蒸消毒に人間の命一人分を費やすという内容を聞きとがめ、ツェペリは「きさまーいったい何人の命をその傷のために吸い取った!?」と問うが、「おまえは今まで食ったパンの枚数を覚えているのか?」と命を軽んじた返答を受ける。ディオのために失われた命のことを想い、ツェペリはディオに「山吹き色の波紋疾走」を繰り出す。しかし、ディオに波紋法対策として腕の血管を凍らされ、波紋を伝達する術を奪われてしまう。負傷したツェペリを救うため直後に割って入ったジョジョにより仕切り直しの様相となる。

ツェペリはディオに凍らされた腕が使い物にならず、さらに壊死の危険もあった。スピードワゴンが旅の経験の中で得た「エスキモーが凍傷をアザラシの体内で治す」という知識を活かし、ツェペリの凍った腕を自分の腹部にあてがう。苦痛を伴いながら氷を溶かそうとするも、時間がかかっていた。この時ツェペリは、スピードワゴンのことを軽んじていたことを告白し、謝罪する。
そんな中、ディオは自分が相手をするまでもないにしろ、普通のゾンビではジョジョ達の相手が務まらないと考え、地中から300年前に処刑された伝説の騎士2人をよみがえらせ、戦闘に充てる。
黒騎士ブラフォードがジョジョとの一騎打ちを望んだため、片割れタルカスに見張られて動けず、普段のようにジョジョのサポートには入れないまま戦闘終了まで見守る。
この後、タルカスがブラフォードの甲冑を蹴りで粉砕したものが榴散弾のようになったものに襲われる。機転をきかせて体の向きを変え、面積を少なくした上で波紋防御を展開し、浅い傷のみで難を逃れる一幕がある。

タルカス戦と死の予言

ポコやスピードワゴンといった波紋を使えない者を保護したのち、タルカスの襲撃を避けるためにジョジョと力を合わせて「生命磁気への波紋疾走」で葉っぱで大きなグライダーを作り飛行する。この飛行中にスピードワゴンにどこで波紋を学んだのかと問われる。
石仮面の力で吸血鬼と化した父親が亡くなり、その危険性を感じて石仮面を探し世界中を旅してまわっていたツェペリだが、インドの港町で壊死した傷を再生する技術を使う医師に会った。それが石仮面とは真逆の技術であることに光明を見出し、この人物から「波紋」の能力をチベットの山奥にてトンペティに師事したと説明する。
しかし、修行の中で師から告げられた予言があることには触れなかった。
その後、飛び移って来たタルカスによりグライダーが破損し、騎士たちの殺人修練場の遺跡に飛び移る。

ジョジョたちはタルカスを迎え撃つために修練場の建物に入ろうとするが、そこは修行用の広間であり、ジョジョの首に鎖のついた競技用器具がはまってしまう。その場所は騎士達の1対1の修練場であり、ツェペリ達は手助けできないように重い扉でジョジョと隔たれてしまった。タルカスとジョジョは、それぞれが天井から出た鎖で首をつながれた状態で戦闘することになる。
ジョジョにとってはブラフォード戦からの連戦であるために、ツェペリは室内に入ってジョジョをサポートしたい気持ちから扉を破壊しようと拳を打ちつけ、血を流す。波紋法は吸血鬼の弱点に特化し、太陽の波を送るもので対生物の技術である。このために、修練場の入口にある扉を破壊は出来なかった。スピードワゴンとツェペリは中に入る手段を求めていた。
扉を開けるためには室内にあるレバーを動かさなければいけないが、近くにある明かり窓は子供が通れる程度の大きさだった。ポコであれば通れそうだったが、ツェペリとスピードワゴンはタルカスがいる室内に普通の人間が入ったら死が待ち受けていることを明確に理解しており、ポコにレバーの操作を頼もうとは考えなかった。しかしポコは近所の子どもたちにいじめられてもやり返すことができなかったことと、それを姉に叱られたことを思い起こし、勇気を振り絞って窓の中に入るのだった。案の定、窓を抜け室内に入ったポコをタルカスは決闘の邪魔であると蹴り上げるが、壁に打ち付けられながらもポコは室内を這い、レバーを操作して扉を開けた。

ツェペリはためらうこと無く入室し、ジョジョ救出に向かいならがも、かつて師に告げられた予言の時が来たことを確信していた。

「古からの死臭ただよう密室で……幼な子が門をひらく時!鎖でつながれた若き獅子を未来へとき放つため!おのが自身はその傷を燃やし!しかるのちに残酷な死を迎えるであろう。」

予言通りの死

ツェペリの最後のセリフ。

首を鎖でつながれたジョジョを救うために、ツェペリはスピードワゴンに見送られ、タルカスに戦いを挑む。
この時にタルカスに対峙しながら体をひねり「波紋乱渦疾走」を放つが、タルカスは上へ跳躍しこれをかわす。そして、自分につながった鎖をツェペリの胴に一周させ「必殺技!天地来蛇殺(ヘルヘブンスネーキル)!!」を繰り出す。タルカスは鎖を強く引き、胴と一緒に巻き込まれた右腕を捕らえられたツェペリと、首に鎖がつながっているジョジョは脱出もかなわずに宙釣りにされてしまう。さらに強くタルカスにより締め付けられた鎖でツェペリの胴体は右腕とともに断ち切られてしまう。
上半身のみになりながらツェペリは這って進み、首が折れて倒れているジョジョの手を取ると「究極!深仙脈疾走」を使い、生命エネルギーの全てを使ってジョジョを回復させた後に力尽きてしまう。
全てのパワーを使い果たし、髪はもちろんひげまで白くなったツェペリは「親友と息子を同時に持ったような気持ちだぞ…そしてわしはこれからお前の中で生きるんじゃ…」と言ってジョジョに支えられ、息を引き取る。ツェペリの死後、シルクハットはスピードワゴンがかぶっている。

ツェペリはワンチェンの襲撃後、スピードワゴンからの情報提供で「風の騎士たちの町」を目指すことになってから、チベットの山奥にいる老子トンペティに手紙で救援要請を出していた。そしてトンペティは弟子であるダイアー、ストレイツォを連れて町に到着し、ジョジョ達と出会うことになる。

ウィル・A・ツェペリの能力

波紋

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はたらく細胞(第10話『黄色ブドウ球菌』)のあらすじと感想・考察まとめ

赤血球は全速力で逃げていた。細菌に追われているのだ。逃げ場を失った赤血球を細菌が殺そうとした時、何者かが細菌に強烈なパンチをお見舞した。その者は黄色い防護服をまとい、マスクで顔を覆っている単球と呼ばれる細胞だ。とても頼れる人だと白血球に教えてもらう。傷口から黄色ブドウ球菌が侵入し、白血球がピンチに陥った瞬間、単球が現われ、そのマスクを取る。 今回は「はたらく細胞」第10話『黄色ブドウ球菌』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

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はたらく細胞(第9話『胸腺細胞』)のあらすじと感想・考察まとめ

「キラーT君、もうちょっとクールにやれないの?」「こっちも仕事なんでね。アンタの司令に合わせて、キチッと攻撃できるように鍛えなきゃならんのですよ」と、ヘルパーT細胞とキラーT細胞が口喧嘩をしていた。その上司と部下ではない様子に、困惑するナイーブT細胞たち。「彼らはね、胸腺学校時代の同期だったんだよ」と樹状細胞は一枚の写真を取り出すと、ナイーブT細胞たちに昔話をはじめた。 今回は「はたらく細胞」第9話『胸腺細胞』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

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はたらく細胞(第11話『熱中症』)のあらすじと感想・考察まとめ

外気温上昇のせいで貯水槽の水分は尽き果て、身体は熱中症の危機をむかえていた。肝腺細胞たちは、体温調節機能を取り戻そうと奮闘し、赤血球たちは毛細血管を歩いてなんとか放熱しようとする。白血球も暑さには相当こたえているようだ。そんな中、熱に強いセレウス菌が侵入した。セレウス菌は細胞たちが高体温でパニックを起こしている隙に、身体を乗っ取ろうと企んでいた。 今回は「はたらく細胞」第11話『熱中症』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

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はたらく細胞(第12話『出血性ショック(前編)』)のあらすじと感想・考察まとめ

「この新人赤血球さんの教育係をしてもらいます」と先輩は言い、赤血球に新人を紹介した。ドジでおっちょこちょいの自分とは違い、とても優秀な後輩にプレッシャーを感じながらも努力する赤血球。その時、大きな音とともに爆発が起こる。周囲は明るく照らされ、気を失う赤血球。目を覚ますと辺りは破壊され、細胞たちは倒れていた。 今回は「はたらく細胞」第12話『出血性ショック(前編)』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

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【ジョジョの奇妙な冒険】心に残る名言・珍言・擬音集【名セリフ&迷セリフ】

荒木飛呂彦による人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険』。アニメ化もされますます話題を集めているこの作品ですが、他の漫画にはない印象的なフレーズが多数登場します。そんな名言・珍言・擬音を集めてみました。印象に残る名言、珍言、時にはあり得ない擬音を堪能して下さい。

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