シャーマンキングの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『シャーマンキング』とは1998年から2004年にわたって週刊少年ジャンプで連載された武井宏之の作品。一度は打ち切りになったが完全版が発売され、約380Pの描き下ろしが追加され完結した。シャーマンの少年である主人公・麻倉葉(あさくらよう)が、全てのシャーマンの頂点「シャーマンキング」を決める戦い「シャーマンファイト」に参加し、様々な人との出会いや戦いを通して成長していく物語。

麻倉葉「なんとかなる」

ことあるごとに口にする、葉の口癖。
適当に聞こえるが、何事にも動じない、何事も諦めない、葉の強さを象徴する台詞だ。

麻倉葉「やったらやり返される。でも大切なのは心だ。オイラ達にはその覚悟がある」

殺された父親の復讐にチョコラブを殺した少年・ルドセブに葉がかけた言葉。
葉やその仲間たちが、多くの殺し合いを見聞きする中で辿りついたひとつの境地でもある。正義であれ悪であれ、行動の結果・責任はすべて自分に返ってくる。大切なのは、その責任も含めてすべて受け止める覚悟だ。
他者に対して限りない優しさを持つ葉だが、悪に怒らないわけではなく、争いごとは好きではないが、戦いから逃げるほど臆病でもない。そんな強さがにじみ出た台詞だ。

ハオ「ちっちぇえな」

ハオの口癖。人の心を見透かす力と、何者も超えられない圧倒的な力を持つハオのこの一言には、人間の矮小さを理解してしまった絶対的な強者の余裕がある。
それと同時に、人の醜さを直視してしまったハオの悲しみや諦めが滲んだ台詞でもある。

恐山アンナ「この男を愛してしまった」

アンナと葉の出会いを描いた過去編「恐山ル・ヴォワール」での台詞。
生まれつきの霊能力の高さから、嫌でも人の本心が見えてしまい、そのために世を恨む心を持っていたアンナ。恨みの心がアンナの意思とは無関係に鬼を生みだし、人を襲ってしまうため、アンナは人との接触を避けて生きてきた。
許嫁候補として出会った葉はアンナの境遇に理解を示し、アンナも葉に心を開きかける。しかしふたりで初詣に出かけたことで人の欲望や妬み等の負の感情が集まり、それらに中てられたアンナは巨大な大鬼を生みだしてしまい、葉は窮地に陥る。やはり自分は人と生きていくことなどできない、と絶望したアンナは再び心を閉ざし、鬼はますます強くなる。
深夜の恐山まで大鬼とアンナを追ってきた葉を、アンナは徹底的に拒絶するが、葉は既にアンナを助ける覚悟を決めていた。友達だったねこまたのマタムネと別れることも厭わず、葉はマタムネと憑依合体し、大鬼に挑む。
決して自分のことを諦めない葉の姿を目の当たりにしたアンナの心に、人を憎む気持ちよりも強く、葉を愛する心が芽生えた。この一件以来、アンナは葉を固く信じ、愛するようになり、葉をシャーマンキングにするために地獄の修行を課すようになった。

小山田まん太「だからぼくも助けなきゃ 友達だもんね」

蓮の姉・潤と戦った葉は、手元に刀がないために阿弥陀丸の実力を発揮できずに劣勢を強いられる。
このままでは葉が殺されてしまうと危惧したまん太はその場から離れ、刀の代わりになる物を求めて町を走り回り、地元の不良「木刀の竜」が木刀を持っているのを発見する。まん太は「その木刀を貸してほしい」と竜に頼み込むが、当然相手にされず竜の手下にボコボコにされてしまう。それでもまん太は葉のために諦めず竜に迫り、半ば奪うように木刀を借りて葉の窮地を救った。
臆病だったまん太が友達のために不良の集団に立ち向かう勇気を見せた、まん太の成長を感じさせるシーンだ。

小山田まん太「何かをやると必ず褒める人と貶す人がいる それはみんなの大事なものがみんな違うから」

葉たちがアメリカで知り合った少年、リゼルグは両親を殺したハオに復讐するためにシャーマンファイトに参加した。しかし、あらゆる人の心や行いに触れたリゼルグはハオを倒そうとする自分の行いが本当に正義なのかわからなくなってしまう。そんな心情を吐露したリゼルグにまん太がかけたのがこの台詞だ。もとは葉の言葉らしい。
どんな行いであれ、よい理由も悪い理由もつけられる。だから、正義や悪を決めつけることは誰にもできず、大切なことは自身の心で決めなくてはならない。
葉の戦いを側で見守り、自身も成長してきたまん太だからこそ、葉の辿りついた境地を理解し、こうして他者を勇気づける言葉にすることができる。

阿弥陀丸「拙者にはもう…葉殿という未練がこの世にあるでござる!」

葉の持霊・阿弥陀丸を奪おうと襲い掛かってきた蓮との戦闘の中で、劣勢の葉が阿弥陀丸を成仏させて逃がそうとしたときの阿弥陀丸の台詞。
この言葉をきっかけに葉と阿弥陀丸は文字通り一心同体となり、シャーマンが霊を支配しなければ実現はできないと言われる「憑依合体100%」状態となり、100%の実力を発揮した阿弥陀丸は蓮を打ち破った。

阿弥陀丸「大切なものはどうかその心でお決め下され」

ハオの手下であるペヨーテに殺されてしまった蓮を蘇生するため、葉はハオの打倒を目指す組織「X-LAWS」のリーダーであるアイアンメイデン・ジャンヌに協力を依頼する。交換条件としてシャーマンファイトからの辞退を要求され、一度は従ったものの、葉は自身の気持ちにけじめをつけられずにいた。そんなとき、ハオから「シャーマンファイトに復帰しなければ仲間を殺す」という伝言が届き、葉はさらに葛藤する。
そんなとき、普段は葉に意見しない阿弥陀丸が珍しく口を開き、葉の背中を押したのがこの台詞だ。阿弥陀丸本人は知る由もないが、その言葉はかつて葉の友であったねこまたのマタムネと同じ台詞だった。
葉はこの言葉をきっかけに自身のシャーマンファイトへの未練を自覚し、トーナメント復帰を決意する。

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