ゲッターロボ アーク(漫画・アニメ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ゲッターロボ アーク』とは、石川賢が手がけたSF巨大ロボットバトル漫画であり『ゲッターロボ』シリーズの叙事『ゲッターロボ・サーガ』最終作。
正義のロボットだったはずのゲッターロボが、未来ではゲッターエンペラーとして宇宙を侵略する悪魔のようになってしまう予知があった。
なぜ、そのような未来が創られたのか。初代ゲッターパイロット流竜馬の子、流拓馬が現代での最新ゲッター「アーク」を駆って、その謎を解き明かす予定だったが、作者急逝により謎のまま未完となった。
2021年夏アニメ化。

『ゲッターロボ アーク』の概要

『ゲッターロボ アーク』とは、石川賢が手がけたSF巨大ロボットバトル漫画であり『ゲッターロボ』シリーズの叙事『ゲッターロボ・サーガ』最終作。
双葉社アクションピザッツ増刊『スーパーロボットマガジン』にて初出、連載されていた。正確な漫画ジャンルとしては鉄人28号を祖とする系列の「巨大ロボットもの」に属する。

なお『ゲッターロボ』の世界を取り扱った作品は、多くの作家が手がけているが、原作者である石川が直接描いた原作版『ゲッターロボ』シリーズは特別に一大叙事詩として扱われており、それ以外は『ゲッターロボ・サーガ』の作品としてはカウントされない。そのため、本作は『ゲッターロボ・サーガ』最終作とされている。

物語は漫画版『ゲッターロボ號』から十余年後。ゲッターの初代パイロット「流竜馬」は真ゲッターロボと共に火星へ飛んで行方不明となったままだった。
竜馬と共にゲッターのパイロットとして戦った「神隼人」は健在だが、すでに歳を重ねており、また、かつて我が身を省みない戦闘に臨んで負った傷が原因で、もはやゲッターのパイロットを続けるのは不可能な身体になっていた。

そのため隼人はゲッターの研究開発者へ転身していた。
そして、ゲッターの開発者、故・早乙女博士の遺志を継いで、早乙女研究所の所長へ就任。恐竜帝国や百鬼帝国に続く新たな人類の敵「アンドロメダ流国」に対抗するため新型ゲッターの開発と、そのパイロット育成に心血を注いでいたのだ。

アンドロメダ流国は、かつて早乙女研究所の地下深くで進化の眠りについた「ゲッタードラゴン」を掘り起こし破壊しようとしている。しかし、かつてゲッタードラゴンが地下で眠りについた原因は、その動力源である「ゲッター線」の暴走によるものだった。
ゲッター線は、それを動力源とした機械にすら本来なかったはずの意志を植え付け、自己進化させてしまう、究極の「進化の力」なのだ。

地下で、そのゲッター線の繭に包まれて進化中のゲッタードラゴンは、いわばおびただしい量のゲッター線の塊であり、制御のできない進化段階でそのエネルギーが解放されてしまったら、地球は破滅してしまうかもしれなかった。なんとしてでも人類はアンドロメダ流国の目的を阻止しなければならないのだ。

だが、ゲッターは常人では「ちょっと動かしただけで、搭乗者がGに押しつぶされて死ぬ」ほどパイロットに超高負荷をかける戦闘メカのため、機体はともかくパイロットが育たない。何人かの人間が一応の適正テストは乗り越えてパイロットになっても、才能が不足していて実戦になると結局すぐに死んでしまう。
そして、なんとか生き残って、隼人の制作したゲッターをあてがわれたパイロット達も、人類の切り札にして早乙女博士の遺産「ゲッターロボアーク」だけは高性能すぎて、乗る事ができない(乗りこなせないのではなく、乗ったらGに耐えきれず死ぬので乗れない)。

そんな時、隼人の前に現れた青年が「流拓馬」だった。隼人はその姿に、どこか戦友・竜馬の若かった頃を重ねるのだったが、すぐに彼が竜馬の実の息子である事が発覚する。
なぜなら拓馬は、パイロット死亡により墜落したゲッターD2(機体はダメージ率40%程度だった)に近寄り、パイロットを引きずり出すと専用の耐圧服すらなしに操縦し始めてしまい、自ら竜馬の息子である事を宣言したからだ。そして拓馬は迫ってきていたアンドロメダ流国の兵器を撃退する。

こうして見事、ゲッターのパイロットとして資質を証明した拓馬は、ゲッターアークのパイロットとして認められ、ハ虫人類と人間の混血児「カムイ・ショウ」そして「山岸獏」と共に、ゲッターアークに乗り込みアンドロメダ流国との戦いに身を投じていく事になる。

その戦いの中でやがて拓馬、カムイ、獏の三人は、未来へ飛ぶ。
未来では、人類が造った正義のロボットだったはずのゲッターが、太陽系を埋め尽くすほどの大きさへ進化した「ゲッターエンペラー」として存在していた。ゲッターエンペラーは無尽蔵といえるほどの数のゲッター軍団を配下に従え、宇宙を侵略して回る悪鬼羅刹として存在しており、これはすなわちゲッターエンペラーを操る人類こそが、宇宙の悪魔として君臨している世界に他ならなかった。

そんな未来世界の出来事を知った後、現代に戻ったゲッターのパイロット達は葛藤する。
どうして悪夢のような未来に繋がってしまうのか、人類の進化は現代で止めねばならないのではないかと苦しみ、ハ虫人類と人間のハーフであるカムイに至っては、ゲッターを敵に回し、人間をせん滅するための戦いをはじめる。だが、それに対して拓馬はゲッターと共にある道を選び、カムイを倒す決意をする。

同士討ちの戦いの中、ついに地中で眠っていたゲッタードラゴンは、その力を地上へ吹き出しはじめるのだが、そこで石川の急逝により本作は未完のまま終わってしまった。

大器晩成タイプの漫画家だった石川の享年は58歳であり、晩年こそ画力・構成力が極限まで高まっていた時期だった。
特に「巨大な物体が動いて破壊活動を行う」絵を表現させれば、漫画界で石川の右に出る者はいない(その実力は「太陽系より大きいロボットが、惑星を握りつぶす」という短文にしただけでは、幼稚園児の思いつきだと一笑に付されるような設定を、見る者に心から納得させる迫力で描写できた)とされていた。

そんな石川の画力は、本作においてもいかんなく発揮され、巨大すぎるゲッターエンペラーが暴れる宇宙大戦争や、地下のゲッタードラゴンを破壊しようとするアンドロメダ流国の兵器群と戦うゲッター軍団を見事に描き出している。

さらに、本作は石川が晩年に構想した「自分のオリジナル漫画に登場する存在は、そのすべてが、ひとつのあまりにも巨大な敵である"時天空"を破壊するために作られた戦闘装置であり、そのためにいつか作品の垣根を越えて交わっていく」というアイデアの核の存在となるはずだった。

事実、石川の作品『セイテン大戦フリーダーバグ』に登場するメカが、ゲッターの敵として登場したりするなど「これから石川はその超絶画力で、どんな戦いを描いてくれるのか」と読者の期待が大きかっただけに、その絶筆が知られた時には、多くの業界関係者からファンまでが「もはや現世では石川ワールドの果てに待つ、戦いの結末を見る事はできない」と、嘆き悲しんだ。

2021年夏アニメ化。
アニメ化に際しては未完のままの原作をトレースするのか、オリジナルの展開がされるのか当初は公表されていなかった。
基本的な展開は原作を踏襲しつつ、未回収だった伏線を回収して「新たなゲッター」の物語を展開。原作を知る視聴者にとってもどう続くか分からないストーリーが繰り広げられ、長年ゲッターロボサーガを追い続けてきたファンから絶賛と喝采を寄せられることとなった。

『ゲッターロボ アーク』のあらすじ・ストーリー

漫画版は作者・石川賢の死亡により物語途中で絶筆している。本記事ではそれを補完したアニメ版のあらすじを紹介する。

新たなるゲッターチーム

漫画版『ゲッターロボ號』の物語から10数年後。ゲッターロボの初代パイロット流竜馬(ながれ りょうま)は、メシア・タイール、一文字號(いちもんじ ごう)と共に真ゲッターロボに乗り込み、火星へと向かったまま行方不明となっていた。
竜馬とチームを組んでいた神隼人(じん はやと)は早乙女研究所の所長となり、ゲッターロボの開発とそのエネルギー源であるゲッター線の研究に勤しんでいた。

ある時、アンドロメダ流国という謎の侵略者が現れ、地球全土への攻撃を開始。隼人は新たに開発したゲッターロボアークでこれに立ち向かうが、乗りこなせるパイロットが不足し苦戦を強いられていた。しかし竜馬の息子である流拓馬(ながれ たくま)、タイールの弟である山岸獏(やまぎし ばく)の2人と出会い、彼らの中にゲッターロボの操縦者としての類稀な才能を見出す。
殺された母の仇討ちのためにアンドロメダ流国と戦う力を欲していた拓馬と、兄の足跡を追うためにゲッターの力を借りようと考えていた獏は、頼まれる前から勝手にゲッターロボに乗り込んで大立ち回りを演じ、そのまま早乙女研究所に迎え入れられる。2人は研究所のパイロットで唯一ゲッターロボアークの能力を引き出すことに成功したカムイ・ショウと共にチームを組んで、アンドロメダ流国との戦いに身を投じていく。

恐竜帝国との同盟

拓馬たちの乗り込んだゲッターロボアークはすさまじい力を発揮し、敵の兵器を次々と打ち破っていくが、地球全土を標的とするアンドロメダ流国の侵略を止めるにはあまりにも手が足らない状態だった。より本格的な犯行作戦のため、隼人はかつて自身や竜馬の駆るゲッターロボでその地上侵略の野望を阻止した恐竜帝国との同盟を決意する。実はカムイはかつて恐竜帝国に連れ去られた人間の女性と、当時の恐竜帝国の帝王との間に生まれた混血児で、この同盟にも大きな力となることが期待された。
地下に潜む恐竜帝国の側もアンドロメダ流国の攻撃によって甚大な被害を受けており、同盟は双方にとって利となるものとなるはずだった。しかし人間の側も、恐竜帝国の側も、あわよくば相手をうまく利用して戦力を温存し、アンドロメダ流国を撃退した後に自分たちこそが地球唯一の覇者になろうと画策する。

ゲッターロボアークで恐竜帝国を来訪した拓馬たちは、そんな裏の思惑など露知らず、恐竜帝国の中でも穏健な思想の者と交流して同盟締結の準備を進めていた。しかし両者が手を組むことを敵がすんなりと許すはずもなく、地球はアンドロメダ流国の大攻勢を受ける。
ゲッターロボアークに乗り込み、恐竜帝国の戦士たちと共にこれを迎え撃つ拓馬たち。そんな彼らに、アンドロメダ流国の司令官は「お前たちこそが侵略者なのだ」と言い放つ。一方、地上には火星に去ったはずの真ゲッターロボが突如として出現。圧倒的な力でアンドロメダ流国の兵器を蹴散らし、再びいずこかへと飛び去っていく。

ゲッター艦隊との邂逅

アンドロメダ流国の本拠地を叩くため、彼らが使うワームホールへと仲間と共に突入する拓馬たちゲッターチーム。その先に待っていたのは太陽系とはまったく別の宇宙のどこかで、さらに彼らの前には謎のゲッターロボの大軍勢が現れる。
ゲッターロボの軍勢を率いていたのは、かつての恐竜帝国との戦いで死亡したはずの巴武蔵(ともえ むさし)だった。本人ではなくクローン体らしい彼が言うには、ここは拓馬たちがいた時代の遥か未来で、このゲッターロボは人類の敵を滅ぼすために作戦行動中のゲッター艦隊であるらしい。

敵対する知的生命体を、その母星ごと容赦なく蹂躙していくゲッター艦隊。その残酷な光景に拓馬たちが絶句する一方、武蔵は「これは人類が生き残るために必要なことだ」と意にも介さない。そして拓馬たちは、アンドロメダ流国の正体が、一縷の逆転の望みをかけて“過去の地球”に干渉してゲッター艦隊の誕生を阻止しようとしていた、この時代の異星人であったことを知る。
ゲッター艦隊の助力を得て、アンドロメダ流国との最後の戦いに打ち勝つ拓馬たち。しかし「ゲッター艦隊によって人類以外の知的生命体が滅ぼされる」という未来を見たカムイは、ゲッターロボアークに乗り続けることに疑問を感じて拓馬たちと別れる。さらに獏も「ゲッター艦隊の行き着く先が、こうする以外の未来が本当に無いのかどうか見極めたい」との理由からこの時代に残ると言い出し、拓馬たちゲッターチームはそれぞれの道を歩み始める。

カムイの反乱

一足先に現代に帰還したカムイが選んだのは、「ゲッター艦隊による破滅の未来を回避するため、自分が全ての汚名を被る形で人類を殲滅する」という道だった。恐竜帝国に戻って帝位を簒奪し、隼人を含めた研究所のかつての仲間たちを殺し、母や恐竜帝国内での戦友までをも失いながら、全ての知的生命体のためだと信じて人類に牙を剥く。
少し遅れて現代に戻ってきた拓馬はこれに驚き、1人でゲッタロボアークを駆ってカムイを止めようと奮闘するも、カムイが未来の技術で作り上げた最終兵器バグの力の前に苦戦を強いられる。ついに人類最後の希望たるゲッタロボアークまでもが敗北寸前に追い詰められたその時、早乙女研究所の地下で眠り続けていたゲッター聖ドラゴンが現れ、カムイの操るバグを一蹴。それは今から遠い未来、ゲッター艦隊によって全ての知的生命体が滅ぼされる世界の到来の最初の一歩をも表していた。

数年後、火星の地下牢に囚われていたカムイの前に拓馬とどのようにしてか帰還した獏が現れる。拓馬と獏はカムイを牢から解放すると、「もう一度共に戦おう」と彼を誘う。カムイは未曽有の殺戮者となってしまったが、それは未来の世界で見た「ゲッター艦隊による宇宙の蹂躙」を許せないと感じたからこその行いであり、少なくとも拓馬も獏もその点では想いは同じだった。
暗黒の未来を座して待つなどクソ食らえだと言って拓馬はカムイに手を差し伸べ、3人が外に出ると、そこには天を突く未知のゲッターロボの巨体が屹立していた。バグという脅威を感知した結果、ゲッターの覚醒と暴走が早い段階で発生したのだ。

「俺たちの未来は、俺たちの手で作るんだ!」
異口同音に叫ぶと、拓馬、カムイ、獏の3人はゲッターロボアークに乗り込み、謎のゲッターロボに挑んでいく。人類こそが宇宙の破壊者となる暗黒の未来を回避するため、ゲッターの力でゲッターに抗う、拓馬たちの新たな戦いが幕を開けた。

『ゲッターロボ アーク』の登場人物・キャラクター

パイロット

流拓馬(ながれ たくま)

CV:内田雄馬

『ゲッターロボ』シリーズ全体の主人公である男、流竜馬の息子。
ゲッターロボ アークのメインパイロットを務める。

竜馬が多量のゲッター線を浴びていた人間であるために、また、竜馬がゲッターに見初められた者であったために、ゲッター線が遺伝子に刻まれて生まれてきた。
まさにゲッターの申し子である。
カーター・マクドナルに母を殺されており、最初はその復讐のためにゲッターに乗ろうとしていたが、すぐにゲッターのパイロットとして馴染んでしまう。
父がそうであったように、不死身といえるほどの肉体を備えており、ナイフで刺された程度では怯みもせず、60度の高温下でも動けると豪語するほど。

基本的に竜馬2世といったキャラクターだが、竜馬との最大の違いは、竜馬の場合はゲッターが最初に未来を見せた後「ゲッターには二度と乗らない」と一度はゲッターへの拒絶を示したのに対し、拓馬は未来で人類のゲッターを用いた大悪行を見た後も、そういう態度を一切取らなかった事である。
それについてファンの考察は様々だが、作者絶筆のため詳細は不明となっている。

作中で「コンビニのオニギリとコーラと……」だとか「帰りはコンビニでも寄って弁当買って昼メシだ」などと、コンビニ食について言及する事が時々ある。
これは拓馬がコンビニ好きというよりも、コンビニのなかった1970年代のヒーローである竜馬に対して、拓馬が2000年代のニューヒーローであるという事を、端的に表現したものである。

カムイ・ショウ

CV:向野存麿

ゲッターアークの高速戦闘形態「ゲッターキリク」のメインパイロット。
ハ虫人類と人間のハーフであり、肌がウロコ状になっているのが外見的特徴。ただし、それをじろじろ見られると「キレる」。
父は恐竜帝国先帝で本来は高貴な立場のはずだが、人間の母を恐竜帝国の今上ゴール3世に人質に取られており、人望はあるが帝国内での立場が悪い。そのため人間社会に恐竜帝国からの和解の使者にして、スパイというような形で派遣されている。

普段の性格は非常に冷静であり、論理的思考を常に欠かさない。冷酷な部分も見受けられるが、そもそも石川賢が描く『ゲッターロボ』シリーズに登場するキャラクターは、その大半が「ものすごく粗暴」か「ものすごく冷酷」か「ものすごくバカ」かの三通りであるので、特別に冷酷キャラという訳ではない。
事実、母と再会した時は穏やかな表情も見せていた。

だが、最終的には未来の世界で人間だけがゲッター線に選ばれ、そして人間が他の種族を皆殺しにしようとしている事実を知り、人間に反旗を翻した。

山岸獏(やまぎし ばく)

CV:寸石和弘

ゲッターアークの重戦車形態「ゲッターカーン」のメインパイロット。
かつて『ゲッターロボ號』に登場した超能力少年、メシア・タイールの弟であり、弱いながら予知能力を持っている。
ゲッターD2の墜落地点を予知するなどした。
自らの血の正体と、ゲッターの正体を知るために早乙女研究所に身を置くのだが、それが言及されたのは登場時だけだった。
その後はただ拓馬の仲間としてしか活動しておらず、特殊能力であるはずの予知もまったく披露しなくなり、まるで作者に設定を忘れられてしまったかのごとく、影の薄いキャラクターである。アニメ版では拓馬の幼馴染にしてハッカーという設定が加えられ、キャラクター性が補強されている。
未来世界で繰り広げられる“ゲッター艦隊による宇宙侵略戦争”という暴虐を目の当たりにして、「非道なことをしてはいるが、ゲッターエンペラー自体には悪意も野心も無い。ゲッターエンペラーのことをもっとよく知れば別の道も生み出せるかもしれない」と考え、現代の地球には帰還せず未来世界に残ることを選択する。

旧ゲッターチーム

az399
az399
@az399

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