呪術廻戦の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『呪術廻戦』とは、若き呪術師たちの戦いと成長の日々を描いた、芥見下々による漫画作品。
最強最悪の呪霊両面宿儺をその身に宿してしまった高校生虎杖悠仁。両面宿儺の力を御するため、虎杖は呪術師を目指して呪術高等専門学校に通い始める。
作品の人気が高まるに従い、個々のキャラクターへの注目の度合いも上がっていき、彼らが発した心揺さぶるセリフに惹かれる読者も増えていった。呪いという人間の感情に直結するものを扱うため、時に生々しく、時に華々しく、時に人間の弱さを残酷に突きつける名言が数多く登場する。

『呪術廻戦』の概要

『呪術廻戦』とは、芥見下々による漫画作品。2018年から『週刊少年ジャンプ』で連載が開始された。2020年10月にアニメ制作会社MAPPAによってアニメ化され、2021年12月24日から劇場版『呪術廻戦 0』も公開された。
人に仇なす化け物・呪霊と、それを祓う呪術師の戦いを描くダークファンタジー・バトル漫画。“呪い”というディープな題材を扱いながら、それに立ち向かう個性的なキャラクターたちの活躍を少年漫画的な手法で溌剌と描き、2021年10月時点でシリーズ累計発行部数が5500万部するほどの人気を獲得。「全国書店員が選んだおすすめコミック2019 1位」、「みんなが選ぶTUTAYAコミック大賞2019大賞」などに選ばれ、幅広い層から支持を得ている。作者の芥見下々にとって本作が初連載作品となるが、当初から評価は高く、編集会議でジャンプ編集者が満場一致で連載を決定したという逸話を持つ。
ジャンプGIGAの2017 vol.1から2017 vol.4にかけて連載された『東京都立呪術高等専門学校』をプロトタイプ及び前日譚としており、後に同作は『呪術廻戦 0巻 東京都立呪術高等専門学校』として単行本化され、地続きの物語であることが正式に明かされた。

高校生の虎杖悠仁は、ある日呪術師の少年伏黒恵と出会う。しかし彼が回収するはずだった呪物の封印を心霊現象研究会の仲間たちが解いてしまい、学校は呪霊に襲われる。彼らを守るため、虎杖は自らの体に呪物を取り込むも、結果最強最悪の呪霊両面宿儺をその身に宿してしまう。その後虎杖は伏黒と彼の師である五条悟の勧めで、両面宿儺の力を御するため、呪術師を目指して呪術高等専門学校に通い始める。
しかし両面宿儺の圧倒的な力を利用しようと、呪霊の中でも特に強力な者たちが暗躍。虎杖は伏黒や呪術高等専門学校の仲間たちと共に呪霊たちとの、そしてその裏で蠢く巨悪との戦いに挑んでいく。
もともと人気の高い作品だったが、アニメ化によってさらに多くのファンを獲得。合わせて個々のキャラクターへの注目の度合いも上がっていき、彼らが発する心揺さぶるセリフに共感する読者も増えていった。“呪い”という人間の負の側面に直結するものを題材としているため、それらのセリフは時に生々しく、時に華々しく、時に人間の弱さや醜さを残酷なほどに読む者に突きつけるものとなっている。

虎杖悠仁の名言・名セリフ/名シーン・名場面

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「あるじゃねえか、全員助かる方法!」

呪霊の徘徊する学校に突入し、伏黒を援護しながらオカルト研究会の仲間たちを助けようと奮戦する虎杖。しかし不意打ちから彼を庇う形で伏黒が負傷し、さらにそれまで潜んでいた強力な呪霊が現れる。
呪霊にダメージを与えるには呪力が必要で、この場で唯一それを操ることができる伏黒はろくに戦えない状態。なんとか時間を稼ぐもついに捉えられ、呪霊に飲み込まれんとしたその時、虎杖は叫ぶ。
「あるじゃねえか、全員助かる方法!」
仲間たち、そして彼らのために命を懸けてくれた伏黒を救うために選択した非情の手段。その呪霊たちを呼び寄せ、彼らが我が物にしようとしている特級呪物“宿儺の指”を飲み込んだのだ。
祖父の最後の言葉を守ろうとする虎杖の覚悟がどれほどのものか、よく伝わってくる名場面。アニメでは迫力満載のアクションシーンが追加され、見る者の心をいきなり鷲掴みにしてくる。この一件により虎杖は宿儺の宿主となってしまい、『呪術廻戦』の物語は動き始めることとなる。

「自分が死ぬときのことは分からんけど生き様で後悔はしたくない」

夜蛾に「なぜ呪術師を目指すのか」と問われ、虎杖が問答の末に辿り着いた言葉。

呪術師とは、人々の怨念から生まれた呪霊と命懸けで戦うのがその務めである。死の危険も高ければ、普通に生きていれば知ることもなかっただろう陰惨なものを見てしまうことも珍しくない。そんな仕事を生業とする者には、「ある程度のイカレ具合は必要」というのが、夜蛾の信念だった。
当初「祖父の遺言だから」と答えて不合格を告げられた虎杖は、思案の中でこの言葉を見出す。自分が呪術師になったとして、“死”という結果を今イメージすることはできないが、“生き様”という「そこに行きつくまでの過程」を悔やみたくない。
虎杖という少年の本質と、彼が呪術の世界に挑む動機を力強く言い表した言葉である。これを聞いた夜蛾は一転して合格だと喜び、虎杖の入学を認めている。

「錆び付くまで呪いを殺し続ける それがこの戦いの俺の役割なんだ」

幾多の犠牲と代償の末、ついに真人を追い詰めた虎杖。戦う力も心も失い崩れ落ちる真人に、虎杖は傲然と語り掛ける。それはこの凄惨な戦いの中で彼が辿り着いてしまった、あまりにも固く冷たい決意の宣言だった。
昨日まで学友と楽しく語らっていた虎杖がこの境地に至るまでにどれほどの葛藤があったのか、これほどの覚悟を決めてしまった彼がこれからどうなるのか。想像するだに痛々しい、雄々しくも悲壮なセリフである。

伏黒恵の名言・名セリフ/名シーン・名場面

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「でも死なせたくありません」

宿儺の宿主となった虎杖が無力化され、「彼をどうするべきかな」と五条に尋ねられた際に、伏黒が返したセリフ。
呪術師のルールに照らし合わせれば、この時の虎杖は問答無用の処刑対象である。伏黒も一度は「祓う(ころす)」と宣言しているが、内心では虎杖を殺すことにかなりの躊躇いを見せていた。一時的にせよ宿儺の脅威が去った後、伏黒は改めて「虎杖を生かしてやりたい」という自分の本心を口にする。
これまでの短い交流の中で、伏黒は「虎杖は信頼に値する善性の持ち主だ」と感じるようになっていた。だからこそルールを破ることになっても死なせたくない、なんとかしてほしい。伏黒という少年の本質を垣間見せると同時に、どこか幼い言い回しや“五条ならなんとかしてくれる”という信頼を描くことで、伏黒と五条の関係性も描いている。

「俺は不平等に人を助ける」

伏黒の信念。
荒んだ中学時代を送っていた伏黒にとって、姉の津美紀だけが心のよりどころだった。しかし彼女は呪いによって寝たきりになってしまい、伏黒は“どのような善人であれ、理不尽な不幸は平等に訪れる”という現実を思い知らされる。
自分が呪術師になれば、姉のように理不尽な苦しみを味わう人間を一人でも減らせるかもしれない。伏黒はその一念で呪術師となることを決意し、呪術高専に入学した。
自分にできることは目の前の人を助けることだけで、それは世界全体でいえば“たまたま伏黒が近くにいた”という幸運によって救われたに過ぎない。いわゆる正義の味方が陥りがちなロジックに対し、それを「不平等」だと言い切った上でなお手を差し伸べ続けようとする、伏黒の強い想いが感じられる言葉である。

「まずは俺を助けろ、虎杖」

渋谷事変の中で宿儺の暴走を許し、無数の人々が命を落とすきっかけを作った虎杖。その罪悪感から自暴自棄になっていた彼に、“説得”ではなく“助けを求める”という形で伏黒は新たな道を提示する。
ここに至るまでの虎杖は、渋谷事変後ろくな治療も受けずに呪霊を狩り続けており、その様はただ贖罪のために命を散らさんとする殉教者のようでもあった。そんなあまりにも痛々しい虎杖の姿に、伏黒は狙いすましたかのように「こう言えば虎杖なら必ず動く、それが彼に取ってとりあえずの救いにもなる」だろう言葉をかける。果たして虎杖はただ過去を悔いて自虐的な戦いを続けることをいったん止めて、“伏黒を助ける”ために彼と協力することを選ぶ。

意図したものか偶然か、いずれにせよ伏黒と虎杖の強固な絆と互いへの信頼を示す名シーン。終始後手に回りやられっぱなしだった渋谷事変の痛手を共に背負った二人は、いよいよここから全てを裏で操っていた黒幕・羂索への反撃を開始する。

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秤金次(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

秤金次(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

秤金次(はかり きんじ)とは、呪術を巡る術師たちの戦いを描いた『呪術廻戦』の登場人物で、都立呪術高等専門学校における主人公・虎杖悠仁の2つ上の先輩。 “現代最強の術師”五条悟も期待する有力な若手ながら、人格的には難のある少年で、任務中に先輩術師と揉めた上に暴力沙汰を起こして停学中。その後物語の本筋にはほとんど関わらないまま、術者同士の賭け試合の胴元となっていた。実力は高く評価されており、日本に4人しかいない特級術師の1人である乙骨憂太は「調子のいい時の秤は自分より強い」と語っている。

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日車寛見(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

日車寛見(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

日車寛見(ひぐるまひろみ)とは『呪術廻戦』に登場するキャラクターであり、羂索が企てたゲーム「死滅回游」の泳者(プレイヤー)である。東北地方の国選弁護人として立場の弱い人々を護るために尽力していたが、検察側の不当な裁判によって無罪を覆される。担当していた被告人からも恨みのこもった目を向けられた日車は、怒りの表情で槌を叩き付け式神らしきものを召喚。その場にいた裁判官と検事を殺し、東京第1結界にて「死滅回遊」に参戦。虎杖悠仁との戦闘の末に初心に帰り、虎杖の希望するルールを追加した後姿を消した。

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ミゲル(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

ミゲル(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

ミゲルとは、『呪術廻戦』及び『東京都立呪術高等専門学校』の登場人物で、かつて夏油一派に与して活動していた外国の呪術師である。 片言の日本語を操る黒人で、アフリカ出身だと思われる。相手の術式を乱す黒い縄のような呪具を操り、呪力による強化を施したフィジカルも極めて強靭。“現代最強の術師”五条悟を相手に大立ち回りを演じ、後に五条の規格外の強さが明らかになるにつれてファンからの評価も劇的に上昇していった。 夏油の死後、五条からその教え子である乙骨憂太を押し付けられ、彼と共に海外へと赴いている。

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九十九由基(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

九十九由基(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

九十九由基(つくも ゆき)とは、『呪術廻戦』の登場人物で、日本に四人しかいない特級術師の紅一点。 主に海外で活動しており、日本には滅多に帰ってこない。“人に仇を為す呪霊という怪物を祓う”ことを生業とする呪術師だが、「呪霊を祓うのではなく、呪霊が生まれないよう世界の在り方を変えるべき」との思想を持ち、旅を続けているのもその手掛かりを求めてのことである。「渋谷事変」と呼ばれる事件によって日本が壊滅の危機に瀕した後、これを解決するために主人公虎杖悠仁らと行動を共にする。

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天元(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

天元(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

天元(てんげん)とは、『呪術廻戦』の登場人物で、高度な結界術を操る呪術界の中枢的存在。 不死の術式を持ち、少なくとも千年以上の時を生きている。その強大な呪力で国内の主要な結界を補強し、呪術大国としての日本を支える屋台骨。普段は薨星宮で隠遁生活を送り、人前には姿を見せない。不死ではあるが不老ではなく、五百年に一度自身と適合する人間と同化することで意識を保っている。 渋谷事変を経て日本が存亡の危機に立たされる中、この状況を打破するための情報を求めて薨星宮に侵入した主人公虎杖悠仁らの前に現れる。

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