呪術廻戦の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『呪術廻戦』とは、若き呪術師たちの戦いと成長の日々を描いた、芥見下々による漫画作品。
最強最悪の呪霊両面宿儺をその身に宿してしまった高校生虎杖悠仁。両面宿儺の力を御するため、虎杖は呪術師を目指して呪術高等専門学校に通い始める。
作品の人気が高まるに従い、個々のキャラクターへの注目の度合いも上がっていき、彼らが発した心揺さぶるセリフに惹かれる読者も増えていった。呪いという人間の感情に直結するものを扱うため、時に生々しく、時に華々しく、時に人間の弱さを残酷に突きつける名言が数多く登場する。

八十八橋の事件の情報収集中、ひらめいたときに新田が発した。アニメでは虎杖と釘崎が「ピコーン」をイジるところが描かれている。少し抜けていて、明るく気さくなキャラクターが会話からも垣間見える。

吉野順平の名言・名セリフ/名シーン・名場面

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「人を…殺したことある?」

復讐を迷う順平(左)は呪術師の虎杖(右)に殺すことに対する考え方を尋ねた

順平が川で映画館での出来事の事情を虎杖から尋ねられていたところ母親の凪が偶然通りかかり、虎杖を自宅に招いて夕食を共にすることとなった。酔っ払ってハイテンションに絡んでくる凪に対して、嫌な顔一つせず場を盛り上げてくれる虎杖のおかげで楽しいひと時を過ごすことができた順平。
凪が寝てしまった後、復讐をすることにどこか引っ掛かりを感じていた順平は、呪術師である虎杖に「人を殺したことある?」と尋ねる。「無い」と即答する虎杖に「相手が悪い呪術師だったらどうするの?」と重ねて尋ねた順平だが、虎杖の答えは「どんな悪人でも殺したくない。一度殺しをすれば、殺すという選択肢が自分の中に入り込んでくる。命の価値が曖昧になって大切な人の価値まで分からなくなるのが俺は怖い」というものだった。
真人の「人に心なんて無い。だからこそ何をしても自由なんだ」という考えに救われていた順平だったが、虎杖の答えを聞いて「自分の大切な母親の魂が穢れてしまうなら、僕に人は殺せない」と復讐を思いとどまろうと考えるようになる。
突如現れた呪霊によって凪が殺されたことにより復讐は決行されてしまったが、順平の「人を殺したことある?」という質問は虎杖の心に深く残っていた。「どんな悪人でも殺したくない」と言っていた虎杖は目の前で順平を殺され、怒りに燃えた表情で「ぶっ殺してやる」と真人に殺意を向ける。「殺さない」ことを理想としていた虎杖が現実と向き合い「呪術師」として成長するきっかけとなった言葉である。

「ゆ…うじ…な…んで?」

呪霊にも人間にも人生を狂わされた順平

母親の凪を呪霊に殺されたことがきっかけで復讐を決行する順平を止めようとした虎杖は、涙を流しながら「人に心なんて無い。そうでなければ僕も母さんも人の心に呪われたっていうのか」と訴えてくる順平に深い事情があることを悟る。あえて順平の攻撃を受けることで自分に敵意が無いと示し、理由を尋ねた。
不登校に陥った順平を責めることなく受け入れ、支えになってくれていた母親が呪霊に殺されたことを知った虎杖は順平を高専に誘うが、順平は突如現れた真人に改造人間にされてしまった。
真人の意のままに攻撃を加える順平を何とか救おうとした虎杖だったが、宿儺には断られ真人にも嘲り笑われ呆然とする。そんな虎杖に最後の意識を振り絞った順平が「ゆ…うじ…な…んで?」縋り付くのだった。激しいいじめを受けて人間関係をうまく築くことができず、呪霊に弄ばれた順平は、自分を救おうとしてくれた虎杖に今際の際で初めて「ゆうじ」と名前で呼びかける。順平の無念さが伝わってくる印象的な一言だ。

夏油傑の名言・名セリフ/名シーン・名場面

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「君は五条悟だから最強なのか?最強だから五条悟なのか?」

この世から呪霊を消滅させるため、「術者だけの世界を作る」ことを決意した若かりし日の夏油。そんな彼と対面した五条は、彼の語る理想は夢物語だと言い放つ。しかし夏油はそれにひるむことなく、「お前にならできるだろ」と言葉を返した。
最強の術者として覚醒した五条がその気になれば、この世から術者以外の人間を消すことも不可能ではないかもしれない。自分にできることを「他人にはできない」とするのは傲慢だと夏油は言い切り、上記のセリフを口にする。
最強の術者となった五条。呪術師の抱える根源的な矛盾に、自分なりの形で向き合うことを選んだ夏油。かつて“2人で最強”と呼ばれたコンビは、それぞれの理想を胸に、相容れぬ道を歩み始める。悲しくも印象的な、過去編のクライマックスである。

「猿の時代に幕を下ろし呪術師の楽園を築こう」

術師だけの世界を作るため、呪詛師へと堕ちた夏油。その理想を実現せんと百鬼夜行を起こす際、“家族”と呼んで愛する仲間たちにかけた言葉が見出しのものである。非術師に対する夏油の憎悪と、自身の掲げる理想への陶酔、さらにはそのようなある種自虐的な道を選ぶしかなかった彼の悲哀が感じられる。
加えて、呪術を悪用する「呪詛師」でもなく、呪術師と呪詛師を合わせた呼称である「術師」でもなく、「呪術師」という言葉を使っているところも注目すべき点。夏油は全ての術師のために行動しているが、“善良な術師”をこそ真に救いたいと考えていることがうかがえる。
それを聞いた仲間たちが特に否定的な反応を示していない辺り、彼らは夏油の目的を完全に理解した上で協力しているのだと思われる。夏油一派は物語の上では敵役だが、理想のために己の手を汚すことも厭わぬ高潔な集団なのである。

「最期くらい呪いの言葉を吐けよ」

乙骨に敗れ、路地裏で力尽きんとしていた夏油の前に、ようやくミゲルらを退けた五条が現れる。命運尽きたと悟った夏油は抵抗せず、旧友たる五条と最後の語らいに望む。
「別に高専の連中まで憎かったわけじゃない。ただこの世界では、私は心の底から笑えなかった」
非術師のために報われることなく呪術師が死んでいく世の構造を嘆き、それを正すために凶行に走った夏油。そんな夏油の親友でありながら彼の苦悩を見抜けず、道を違えていく様を見ていることしかできなかった五条。それぞれの選択に後悔は無くとも、明確に敵対する立場になったとしても、互いに友情を完全に捨て去ることだけはできなかった。
最後に五条が夏油にどんな言葉をかけたのかは意図的に伏せられているが、彼は呆れたような顔をしてから苦笑を浮かべ、見出しのセリフを返している。少なくともそれが夏油を苦しめるようなものでなかったことだけは確かである。

枷場菜々子の名言・名セリフ/名シーン・名場面

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「夏油様の物語は終わったんだ。もう誰にも汚させない」

夏油を愛していた菜々子(左下)はかつての仲間にも真っ向から反抗した

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呪術廻戦名勝負「五条悟 vs. ミゲル」戦のネタバレ解説・考察まとめ

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「五条悟 vs. ミゲル」とは、強大な呪霊と化した幼馴染に憑かれた少年の成長と活躍を描いた『呪術廻戦 0(東京都立呪術高等専門学校)』で繰り広げられた戦いの1つ。ぽっと出の外人キャラクターが“最強の術師”を相手にひたすら圧倒されて振り回されるという内容だが、五条の恐るべき実力が明らかになるに従い注目度が劇的に上がっていった。 「術師の楽園を作る」と語る夏油傑を気に入ったミゲルは、彼のために教え子たちの下へと急ぐ五条の足止めを買って出る。“最強の術師”を相手に、ミゲルの決死の奮闘が始まる。

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呪術廻戦名勝負「髙羽史彦 vs. 羂索」戦のネタバレ解説・考察まとめ

呪術廻戦名勝負「髙羽史彦 vs. 羂索」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「髙羽史彦 vs. 羂索」とは、呪い呪われつつ悪を討つ呪術師たちの活躍を描く芥見下々の漫画『呪術廻戦』で行われた戦いの1つ。「おもしろい」と感じたことを実現する超人と、己の好奇心のために日本を滅ぼそうとする魔人による異色の対決である。 新宿で現代の術師たちが史上最強の呪霊両面宿儺と死闘を繰り広げていた頃、羂索は岩手で「日本人全てを使った呪霊」を生み出す準備を進めていた。自分を倒しに現れた髙羽を「取るに足らない雑魚」と断じる羂索だったが、あまりに異質な彼の術式にがぜん興味を掻き立てられる。

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呪術廻戦名勝負「虎杖悠仁・伏黒恵・釘崎野薔薇 vs. 特級仮想怨霊 vs. 両面宿儺」戦のネタバレ解説・考察まとめ

呪術廻戦名勝負「虎杖悠仁・伏黒恵・釘崎野薔薇 vs. 特級仮想怨霊 vs. 両面宿儺」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「虎杖悠仁・伏黒恵・釘崎野薔薇 vs. 特級仮想怨霊 vs. 両面宿儺」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。物語の序盤で主人公の虎杖たちが直面した絶体絶命の窮地であり、事前に「3人の内の1人が死亡」という説明があったことで緊迫感ある展開となった。 少年院に強力な呪霊が発生し、緊急事態として虎杖ら3人が生存者の避難誘導を命じられる。虎杖は「いざとなれば自分の内の宿儺の力を使おう」と安易に考えていたが、事態は連鎖的加速的に悪化していく。

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呪術廻戦の御三家・禪院家まとめ

呪術廻戦の御三家・禪院家まとめ

禪院家(ぜんいんけ)とは、『週刊少年ジャンプ』の人気漫画『呪術廻戦』に登場する呪術界のエリート家系・御三家の一つである。術式至上主義であり、術式を持たない者は血族であっても落伍者として蔑まれる。また男尊女卑の思想も強く残っており、長く続くがゆえに古き因習に囚われている。 『呪術廻戦』では禪院家出身のキャラクターが多く登場するが、人間性を疑いたくなるような人物も多く、読者の中では「禪院家は『クズ』の集団」という認知が進んでいる。

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乙骨憂太(呪術廻戦)とは【徹底解説・考察まとめ】

乙骨憂太(呪術廻戦)とは【徹底解説・考察まとめ】

乙骨憂太(おっこつ ゆうた)は、『呪術廻戦』の登場人物で、現代最強の術師五条悟に特に期待されている若手呪術師にして、国内に四人しかいない特級術師の一人である。 ごく普通の少年だったが、幼馴染の祈本里香の死後、彼女の霊に取り憑かれる。やがて里香は国家規模の破壊すらもたらしかねない強大な呪霊と成り果て、これを御する術を学ぶために東京都立呪術高等専門学校に転入。呪術の世界と関わっていく中で、その秘めた才能を開花させていく。 『呪術廻戦』本編では、主人公虎杖悠仁の一学年上の生徒という立場。

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