真・女神転生IV(Shin Megami Tensei IV)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『真・女神転生IV』(しん・めがみてんせいフォー)とは、『真・女神転生シリーズ』の4作目にあたるRPG作品。2013年5月23日、アトラスよりニンテンドー3DS用ゲームソフトとして発売された。中世ヨーロッパを思わせる東のミカド国が物語の舞台。そこのキチジョージ村に住む少年フリンが本作の主人公である。『真・女神転生シリーズ』に共通する崩壊した世界、神への反逆など、ハードかつ世紀末を思わせるストーリーが魅力である。

『真・女神転生IV』の登場人物・キャラクター

メインキャラクター

主人公(フリン)

『真・女神転生Ⅳ』の主人公、名前は変更可。
キチジョウジ村という東のミカド国にある小さな村の出身、身分はカジュアリティーズ。
ミカド城での『ガントレットの儀』にてサムライとなる。
同期にサムライとなったヨナタン、ワルター、イザボーとともに旅に出る。

ヨナタン

紳士的で真面目、平和を愛し、秩序を重んずるラグジュアリーズの青年。
カジュアリティーズ出身であるフリンやワルターにも平等に接する。
保守的な考え方を持ち、奔放なワルターとは意見が割れることもある。
『女神転生』シリーズにおける『ロウ』的な役割を果たしている。

ワルター

規則に縛られない自由奔放な性格を持つ、カジュアリティーズ出身の青年。
父親は漁師だが、魚が怖いという発言をしている。
性格の違いからヨナタンとはしばしば言い合いになることも。
『真・女神転生』シリーズではカオスヒーロー的な役割を果たしている。

イザボー

強気で自分にも他人にも厳しいラグジュアリーズ出身の少女。
ただ、若干優柔不断なところもあり、ルート分岐時も迷って自分では行動できなかった。
マンガ好きという意外な一面もある。
『真・女神転生』シリーズでは、ニュートラル(ヒロイン)的な役割を果たしている。

サブキャラクター

ナバール

ラグジュアリーズ出身。
気位が高く、カジュアリティーズ出身のワルターとフリンが気に入らず、見下している。
カジュアリティーズを排斥しようとしているサムライ衆のメンバーと共に、2人を痛い目に合わせようとするが、失敗し、サムライ衆から除籍された。
のちに東京で見つかる。

バロウズ

サムライが持つガントレットに住む妖精といわれるが、実はOS。
悪魔召喚プログラムや、邪教の館、アプリの管理、地図などさまざまな役割をこなす。
主人公のことは「マスター」と呼び、とても友好的だが、なぞの多い存在である。
イザボーよりもヒロインらしい存在かもしれない。

ホープ

部下からの人望の厚いサムライ衆の頭。
サムライ達にはお頭と呼ばれいる。
任務には厳しいが、規則に縛られず、民を大切にしているという面も持ち合わせている。
何故か女物の指輪を大事に持っている。

イサカル

フリンの親友、キチジョウジ村出身のカジュアリティーズ。
フリンにとって兄貴分的なところがある。
サムライになることを夢見ていたが、ガントレットに選ばれず、故郷に帰る。
後に故郷で悪魔になって主人公のもとに現れた。

ウーゴ

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