とある魔術の禁書目録II(第2期)のネタバレ解説・考察まとめ

『とある魔術の禁書目録Ⅱ』とは、鎌池和馬のライトノベル『とある魔術の禁書目録』を原作とする、J.C.STAFF制作によるサイエンス・ファンタジーアニメ作品の第2期目の作品である。ライトノベルの売れ行きもよく、第1期のアニメも好評であったことから、第1期放送の翌年の2010年10月から2011年4月まで全24話がAT-Xほかにて放送された。前作に引き続き、上条当麻を禁書目録(インデックス)中心に、科学サイドと魔術サイドとの関係性を描いている。

概要

『とある魔術の禁書目録』とは、鎌池和馬のライトノベル『とある魔術の禁書目録』を原作とする、J.C.STAFF制作によるサイエンス・ファンタジーアニメ作品である。ほぼ原作に沿って、各話は展開されており、第1期でカットされた原作第5巻のエピソードから始まり、第7巻からSS第1巻までをアニメ化している。
物語の舞台は、第1期に引き続き学園都市が中心で物語が展開されていくが、魔術サイドでは新しく天草式の組織が登場したり、無所属だが学園都市の転覆をはかる魔術師の襲撃を受けたりと目まぐるしく物語が展開していく。また、学園都市を離れて、イタリアを舞台として魔術サイド間での関わりを描くなど、第1期以上に物語が多岐に展開していくことになる。
また、同じ電撃文庫作品であり、同時期に放送されたアニメ『俺の妹がこんなに可愛いわけがない』とCMやポスターなどでコラボレーション企画が行われた。第2期と同時期に原作本が1000万部を超えたということもあり、物語は第3期へとつながっていくことになる。

『とある魔術の禁書目録Ⅱ』のあらすじ・ストーリー

第1期おさらい編(第1話)

画像はインデックスを人質に、上条に対峙する闇坂

第2期は前回の第1期の続きである、夏休み最後の8月31日から始まる。
上条当麻は、インデックスと出会って以来様々な事件に巻き込まれていたせいで、夏休みの宿題にまったく手を付けていなかった。インデックスは、そんな宿題ばかりの上条が遊んでくれないので、外へと出かけてしまう。
ちょうどその頃、謎の男が学園都市に侵入していた。男の名は闇咲 逢魔といい、魔道書「抱朴子」の知識を求めて学園都市に侵入していた。間が悪く、そこにちょうどインデックスが通りかかり、闇咲はインデックスを誘拐した。
インデックスの帰りが遅くなったことを心配した上条は、近所の心当たりを探していた。上条は、インデックスの捜索途中で出会った土御門元春、ステイル=マグヌスとともに闇咲に遭遇する。闇咲は、呪いに侵された自分の知り合いの女性を救う為、インデックスの10万3000冊の魔導書の記憶から魔道書「抱朴子」の知識がないかを調べようとするが、上条のイマジンブレイカーにより闇咲の能力がかき消されてしまう。
結局、知り合いの女性を助けられないと思った闇咲だったが、その事情を察した上条が、知り合いの女性の呪いをイマジンブレイカーで打ち消し救出することを約束するのであった。
第1話は、第1期の主要な登場人物が出てくる回で、1話完結ということもあり、ちょうど第2期への導入的なエピソードになっている。

法の書攻防編(第2話~第5話)

画像は、第5話にてアニェーゼに対して、イマジンブレーカーを使用しているところ

夏休みが終わり、学校が始まっても上条は相変わらず冴えない日常を過ごしていた。インデックスも、上条の学校が始まったことで暇な時間を持て余すようになっていた。そんなある日、上条は土御門 舞夏からステイルが書いた手紙を受け取る。その内容は、ある女性を助けるようにとのことであった。
彼女の名前は、オルソラ=アクィナスといい、ローマ正教のシスターであったが、名前しかわからない上条は、あてもなく街を探し歩いていた。偶然バス停を通りかかったときに、バスを待っている女性に声をかけられた。彼女こそ、オルソラ=アクィナスその人であった。しかし、上条は彼女がオルソラとは気づかずその場を去ってしまう。その後、ステイル達と合流した上条は、オルソラが天草式の連中に連れ去れてしまったと聞かされる。オルソラが攫われた理由は、世界最大の宗教「十字教」の時代が終わると言われる魔導書「法の書」を、彼女が解読したからということであった。
上条、ステイルとインデックスの3人は、ステイルの案内でローマ正教のシスター・アニェーゼ=サンクティスへの元へと向かい、オルソラの救出に参加することになった。アニェーゼを中心としたローマ正教の協力もあり、天草式の魔術師たちの襲撃を撃破しつつ、誘拐されたオルソラの救出には成功したのであった。
しかし、助け出したオルソラを、アニェーゼ達は保護という名目で何故か上条達から引き離した。そのことに疑問を持った上条は、ローマ正教に捕らえられた天草式の魔術師たちに、オルソラを誘拐した理由を確認した。そこで、天草式の魔術師たちがオルソラを誘拐しようとしたのではなく、ローマ正教の魔の手からオルソラを保護しようとしたのだと知ることになる。実は、「法の書」の解読に成功したオルソラは、ローマ正教にとっても脅威の存在であり、オルソラを暗殺しようと企てていたのであった。そして、天草式の魔術師たちは事前にそのことを知り、オルソラをローマ正教から守るべく、オルソラに近づいていたのであった。そのことを知った上条、ステイルそしてインデックスは、天草式の魔術師たちと手を組み、今度はアニェーゼたちローマ正教に立ちはだかっていった。当初、上条達は数で圧倒するローマ正教に対して苦戦を強いられていたが、天草式とステイルが協力し互いの魔術を組み合わせローマ正教のシスターたちを無力化。その間に上条は単身、アニェーゼに挑む。上条は、アニェーゼの「蓮の杖(ロータスワンド)」による座標攻撃に苦戦するが、ステイル達の攻勢にひるんだ隙をついて辛くも勝利をおさめたのだった。

レベル6計画復活編(第6話~第7話)

画像は結標淡希の登場シーン

上条がオルソラをローマ正教から助けた頃、御坂美琴は学園都市での普通の学生生活を送っていた。その頃、御坂美琴のクローンたちを利用した「絶対能力進化(レベル6シフト)実験」の残党の研究者による実験の再開が噂されていて、御坂も気になっていた。常盤台中学の1年生で美琴の後輩でもある白井黒子は、学生寮の同部屋ということもあり、そんな御坂の様子を、心配していた。御坂は黒子を事件に巻き込ませまいとして、特に実験の事は何も話さずに自分の趣味のために外出しているとだけ言っていたが、黒子は御坂が何らかの事件に巻き込まれていることを察し、自分も御坂に気づかれないように、学園都市を見回っていたのだった。そして黒子は、見回りの最中に怪しい少女を見かける。彼女は結標淡希といい、都市の暗部組織「グループ」の構成員として、自分の能力を補完するため、「絶対能力進化(レベル6シフト)実験」に利用されていたスーパーコンピュータの「樹形図の設計者(ツリーダイアグラム)」の残骸をかき集め、再度ツリーダイアグラムを再構築しようと動いていたのだった。御坂がレベル6シフト実験を阻止しようと動いていることを察知していた白井黒子は、ツリーダイアグラム復活による実験再開を阻止すべく、結標淡希に戦いを挑んでいく。結標は、黒子と同じような空間転移の能力を持っていて、苦戦を強いられることになった。黒子は、結標が以前自分の能力で大怪我を負ったことを見抜き、転移能力を使うとと体調が狂うほどの激しい精神的消耗を受ける弱点を突くことでかろうじて追い詰めていく。しかし、結標も黒子へ、かなりのダメージを与えていたため、黒子から逃げ延びることができたのだった。土壇場で、結標が逃げおおせたことにより逆に窮地に立たされた黒子は、そこに現れた上条と御坂に助けられるが、結局は結標を取り逃がすことになってしまう。逃げ延びた結標だったが、さらにそこへ一方通行(アクセラレーター)が立ちはだかった。彼はツリーダイアグラムの件を察知した打ち止め(ラストオーダー)の懇願により、ツリーダイアグラムを破壊すべく、結標を追いかけてきたのであった。結標は一方通行(アクセラレーター)へ反撃を試みるが、称号は失ったとはいえ元第1位のレベル5の実力の前に完膚なく叩きのめされ、ツリーダイアグラムの残骸も粉々に砕かれたのであった。

大覇星祭編(第8話~第13話)

画像は、オリアナと対峙する上条

ツリーダイアグラムの事件が終わった頃、学園都市は年に一度の「大覇星祭」を迎えていた。「大覇星祭」とは、学園都市の全ての学校が参加する大規模な運動会のことであり、お祭りのように屋台が出て学園都市が盛り上がるイベントである。上条もとある高校のメンバーとして、クラスメイトと一緒に競技に参加するなどにぎやかな日を過ごしていた。そんなお祭り騒ぎの中、ひときわ大きな荷物を抱えた美女が「大覇星祭」の人込みの中に紛れ込んでいた。彼女は、オリアナ=トムソンというローマ正教の魔術師で、「大覇星祭」の中を何か目的を持って歩いているようだった。何か怪しい様子を察した上条は、オリアナを追跡していった。そこで偶然にもオリアナを尾行していた土御門元春・ステイル=マグヌスと遭遇し、彼らとともに追跡を開始した。上条達は連携しオリアナを追い詰めていった結果、オリアナと戦闘になる。そこに運悪く上条のクラスメイト・吹寄制理が現れ、オリアナは彼女を罠にかけ怪我を負わせてしまう。上条達が吹寄を助けているうちに、オリアナはその場を逃亡。上条達はオリアナを取り逃がしてしまう。ステイルは探査術式のサポートによってオリアナの居場所を特定し、正面から対峙することに成功した。上条達は、再びオリアナとの戦闘状態に入る。オリアナは自分が持っていた大きな荷物を包みから出し、上条達へと振りかざす。それは、「刺突杭剣(スタブソード)」といい、「聖人」を一撃で葬る霊装であった。上条は、イマジンブレーカーを駆使しながら、かろうじて「刺突杭剣(スタブソード)」をオリアナから奪取することに成功。オリアナは逃げていった。だが、奪った「刺突杭剣(スタブソード)」は、形状がよく似た偽物であった。それと同時に「刺突杭剣(スタブソード)」の正体が効果範囲内の土地をローマ正教にとって都合のいい世界に作り替える霊装「使徒十字(クローチェディピエトロ)」であることが判明し、上条達は何とか「刺突杭剣(スタブソード)」の使用を阻止しようと、オリアナの追跡を続けることに。しかし追跡もむなしく、今度はクラスメイトの姫神秋沙がオリアナの魔術によって重傷を負ってしまう。関係のない人間を巻き込み負傷させるやり方に激怒した上条は、ステイルの協力を得ながらオリアナを見つけ出し、三度オリアナとの戦闘になった。上条はイマジンブレーカーを利用し、何とかオリアナを撃破したが、彼女にはリドヴィア=ロレンツェッティという共犯者がいた。リドヴィアもオリアナと同じく霊装「使徒十字(クローチェディピエトロ)」の使うことができ、遠隔で上条達を攻撃することができたのであった。リドヴィアの攻撃に苦戦する上条達であったが、ちょうどその頃「大覇星祭」はナイトパレードの花火や電飾の光量に塗りつぶされ、「使徒十字(クローチェディピエトロ)」の星座を魔法陣として利用しなければならないという発動条件が整わなくなり、攻撃できなくなったリドヴィアの追跡にも成功、撃破し、学園都市の危機は去っていったのであった。

イタリア旅行編(第14話~第16話)

画像はビアージオと対決中の上条

「大覇星祭」で、オリアナ達テロリストの目論見を封じた上条であったが、その「大覇星祭」の抽選で北イタリア5泊7日のペア旅行に当選していた。普段は不幸に見舞われることが多い上条は、半信半疑ながらもインデックスとイタリアへ出発する。海外旅行自体が初めてだった上条は現地で戸惑いながらも、イタリアで過ごした経験があるインデックスに助けられながら旅行を続けていた。そしてイタリアの町を観光している途中で、偶然にもオルソラ=アクィナスに出会う。オルソラとは「法の書」の事件以来久しぶりに会ったのだが、彼女は天草式の面々とローマ正教の拠点であるイタリアへ引っ越してきたのであった。出会ったときオルソラはちょうど引っ越しの準備を進めているところで、上条とインデックスはオルソラの引っ越しを手伝うことになった。引っ越しの準備も終わり、夕食をごちそうになった上条達はいったんホテルへ帰ろうとしたが、オルソラと別れようとした時に、歩いていた川辺でインデックスは不穏な雰囲気を感じ取った。そして、オルソラが謎の魔術師の攻撃を受けたと同時に、突然運河から氷の帆船が多数出現した。上条とオルソラは氷の帆船の1隻に囚われ、インデックスを置いたまま運河を下っていった。上条とオルソラは身をひそめながら船内を探索していたが、ある部屋を探索しているときそこに一人の修道女が入ってきた。それは意外にもアニェーゼ=サンクティスだった。彼女は先だって「法の書」の事件でオルソラを始末することに失敗した罪を問われ、他のローマ正教の修道女たちと「女王艦隊」で強制労働を科せられていたのだった。アニェーゼは上条達に今までの経緯を話し、アニェーゼ部隊の仲間であるルチアとアンジェレネを何とか助けてほしいと懇願する。以前オルソラを殺そうとしたときのアニェーゼとは違うと感じた上条は、彼女のたのみを聞いてルチアとアンジェレネを助けに向かう。ルチアとアンジェレネを無事見つけ、彼女たちを救い出した後天草式の魔術師たちとも合流した上条。しかし今度はルチアとアンジェレネから、ローマ正教の司祭・ビアージオ=ブゾーニによるとある術式の発動の為に、アニェーゼが命を落とす事になると聞かされ、アニェーゼを救ってほしいと頼まれることになる。上条達は天草式の魔術師たちの助力を得ながら、「女王艦隊」の中枢旗艦である「アドリア海の女王」で対峙しているビアージオとアニェーゼを見つけ出す。上条はビアージオが繰り出す術式に苦戦しながらも、イマジンブレーカーでこれを撃破し、「女王艦隊」もろとも「アドリア海の女王」の破壊に成功した。だが、この戦いのせいで上条は怪我を負ってしまい、そのまま北イタリア旅行は観光することもできずにたった1日で終了し、学園都市内の病院に緊急搬送されるのであった。

罰ゲーム編(第17話~第18話)

画像は、上条と御坂がツーショット写真を撮っているところ

上条は北イタリア旅行から怪我で強制送還され、学園都市内の病院に搬送されてきた。怪我は重症であり、またもや不幸にも入院となってしまう。そして入院先の病院で上条が怪我をした際にはいつも世話になっている凄腕だがカエル顔をしたカエル医者に遭遇し、彼から罰ゲームはどうなったかを聞かれた。当初、罰ゲームのことは記憶にはなかった上条だが、怪我が治って退院し下宿に戻ろうとした時、御坂美琴に呼び出された。そこで「大覇星祭」の罰ゲームの事を思い出す。罰ゲームと言いつつも、その内容は美琴のお気に入りのマスコットであるゲコ太ストラップをもらう為携帯のペア契約をするというものであり、内心御坂は心待ちにしていたのであった。上条は、御坂に連れられて渋々携帯電話ショップへと赴き契約手続を進めていくが、肝心のゲコ太ストラップをもらうには「ペアだと分かる写真」が必要だと店員に言われる。そこで、上条と御坂はぎこちないながらも2ショットの写真をとり、無事ゲコ太ストラップをゲットするのであった。
一方、一方通行(アクセラレータ)と打ち止め(ラストオーダー)は、レベル6計画の騒動の後、「警備員(アンチスキル)」の黄泉川愛穂と行動を共にするようになっていた。特に今まで、学園都市の裏組織の中で過ごしてきたアクセラレーターは、戸惑いを感じながらも、ラストオーダーとの日々の生活になじんでいたのであった。
また、罰ゲーム編では、土御門元春、神裂火織、オルソラ=アクィナスなどといった今までの登場人物たちの日常がそれぞれ描かれている。

猟犬部隊(ハウンドドッグ)編(第19話~第22話)

画像は、戦闘中のアクセラレータと木原

上条達が罰ゲームで楽しんでいたころ、一方通行(アクセラレータ)と打ち止め(ラストオーダー)も、レベル6計画から解放された日々を送っていた。ある日、二人が外を散歩した帰り道、謎の怪しげな黒ずくめの服を着た集団に出会う。その正体は、学園都市の暗部の組織「猟犬部隊(ハウンドドッグ)」といい、学園都市の創設者アレイスター=クロウリーが作った組織だった。創始者が作った組織ではあるが、創設者であるアレイスターに邪魔な存在があると、それを消す役目を負っているような、闇の組織に近い存在ではあった。そして現在その組織の中に、レベル6計画でアクセラレータの能力開発に関わった木原数多の姿があった。木原はアクセラレータとラストオーダーを見つけると、学園都市を掌握するためにミサカネットワークへアクセスするために、その権限を有しているラストオーダーを捕獲すべく二人に部下たちをけしかけた。木原は以前、アクセラレータのレベル6計画の主担当であったため彼の対処方法をよく知っていて、アクセラレータの能力を逆手にとり圧倒する。木原の目的がラストオーダーの捕獲であることを知ったアクセラレータは、ラストオーダーを吹き飛ばすことで何とか捕獲されるのを防ぎ、自分自身もかろうじて木原から逃れることができた。
そのころ、上条はインデックスと買い物に出かけていたが、彼女とはぐれてしまい街中を探し歩いていた。その時、ちょうど「警備員(アンチスキル)」が倒れている現場を発見する。そこに、アクセラレータに吹き飛ばされ、ハウンドドッグの襲撃から逃れたラストオーダーが現れる。ラストオーダーは上条の姿を見ると、アクセラレータを助けてほしいと懇願するのであった。一方、アクセラレータは追跡してきた木原との交戦中、上条を探していたインデックスに遭遇する。ちょうどそこには車が置いてあり、アクセラレータはインデックスを連れてその場を離れていった。アクセラレータはある程度安全な場所へ移動すると、インデックスにお使いを頼むふりをして、木原と戦闘による巻き添えを食らわせないように逃がした。同じ頃、上条とラストオーダーはアクセラレータを探す途中で、学園都市に侵入したローマ正教「神の右席」前方のヴェントと遭遇し、戦闘状態に入る。上条は戦闘前にラストオーダーを逃がし、自分自身も前方のヴェントの攻撃をかわし、交戦状態からいったん脱することができた。いったん窮地を脱した上条は、ラストオーダーが逃げおおせたことを電話でアクセラレータに伝える。この時上条とアクセラレータは、電話の相手が以前レベル6シフト計画で戦った相手だとお互い気づいていなかった。その頃、ラストオーダーはアクセラレータを探していたが、運悪く木原に遭遇してしまい連れ去られてしまう。木原はラストオーダーを介してミサカネットワークへと侵入し、以前とらえていた風斬氷華をベースに人口天使ヒューズ=カザキリを展開する。氷華が現れたことを知ったインデックスは、何とかして彼女を助けようと、彼女が現れたところへと向かっていく。上条もインデックスに合流し氷華を助けようとするが、そこに再び前方のヴェントが現れ、上条との対決となってしまう。
上条と前方のヴェントの対決が始まった頃、アクセラレータも木原との闘いが佳境を迎えていた。木原の体術が思ったよりも優れていたためアクセラレータは苦戦を強いられ、やがて活動限界を迎えてしまう。しかし絶体絶命の中、全ての演算能力を失ったはずのアクセラレータの背中に突然に黒い翼が出現し、演算能力が復活。木原に勝利することができた。そのころインデックスは、ヒューズ=カザキリとなった氷華を救うべく、全ての知識を動員し彼女を縛っているウイルスを歌による詠唱で停止させることに成功する。同時に、上条の方も前方のヴェントとの闘いが佳境を迎えていた。前方のヴェントが過去の経験から科学を憎み、魔術サイドへ傾倒するようになった経緯を聞かされた上条は、そのことに同情しながらも人を傷つける行為を許すわけにはいかないとイマジンブレーカーを発動させ、前方のヴェントを撃破したのであった。
そして上条はインデックスと共に正気を取り戻した氷華と合流し、ハウンドドッグが引き起こした混乱はいったん終息したのであった。

tmiyauchi
tmiyauchi
@tmiyauchi

Related Articles関連記事

とある魔術の禁書目録(インデックス)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

「とある魔術の禁書目録」は、鎌池和馬によって書かれたライトノベル作品。 科学によって超能力を発現する「能力開発」をカリキュラムに組み込んだ、大規模な教育機関「学園都市」。その街に住む高校生「上条当麻」のもとにある日現れたシスター「インデックス」を巡って、上条は魔術の世界に踏み込んでいく。オカルトと科学、相反する二つの世界を描くバトルアクションとして、深いストーリーや名言の評価が高い作品である。

Read Article

とある魔術の禁書目録(第1期)のネタバレ解説・考察まとめ

『とある魔術の禁書目録』とは、鎌池和馬のライトノベル『とある魔術の禁書目録』を原作とする、J.C.STAFF制作によるサイエンス・ファンタジーアニメ作品。第1期は、2008年10月から2009年3月まで放送された。第1期以降、2020年までには、第2期、第3期までが放送されている。『とある科学の超電磁砲』、『とある科学の一方通行』などと合わせて「とある」シリーズと呼ばれており、本作『とある魔術の禁書目録』はその中核的な位置づけの作品である。

Read Article

食戟のソーマの十傑まとめ

『食戟のソーマ』とは、原作:附田祐斗、作画:佐伯俊による日本の漫画作品である。小説やアニメなど、多数のメディアミックスが成された。 創真は日本屈指の料理の名門校『遠月茶寮料理學園』へと編入する。そして、そこで出会う仲間やライバルと共に研鑽を積んでいく。 『十傑』とは、遠月に存在する最も優れた10人の料理人である。創真は遠月で最も優れた料理人になるため、十傑の打倒を目標とする。

Read Article

クジラの子らは砂上に歌う(クジ砂)のネタバレ解説・考察まとめ

「クジラの子らは砂上に歌う」とは、「梅田阿比」による漫画作品。2017年にJ.C.STAFF製作でアニメ化。砂の海に浮かぶ巨大な船「泥クジラ」には、超能力「情念動(サイミア)」を操る「印」と、操れない「無印」がいた。印である主人公「チャクロ」は泥クジラの歴史を綴る記録掛りをしていた。チャクロはある日、砂の海を漂流してきた島で謎の少女「リコス」に出会う。

Read Article

食戟のソーマの名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

「食戟のソーマ」は、原作:附田祐斗、作画:佐伯俊による漫画作品。 下町の定食屋の倅である「幸平創真」は、一人前の料理人になるべく家業を手伝いながら料理の修業に励む日々を送っていた。中学卒業の折、幸平は父親の紹介により世界屈指の料理学校「遠月学園」に通うことになる。遠月学園での幸平の活躍と成長を描く料理漫画。料理を通して人生について語られる名言が数多い。

Read Article

こどものおもちゃ(こどちゃ)のネタバレ解説・考察まとめ

『こどものおもちゃ』とは、子役タレントとして活躍する主人公・小学6年生の倉田紗南と、クラスメイトで問題児の羽山秋人を中心に繰り広げられる学校生活を描いた作品である。物語の中では、学校で起こるイジメや問題を紗南が解決しようとする姿、子供ならではの淡い恋心やストレートな感情が描かれている。学級崩壊や家庭崩壊、イジメといった社会問題を取り上げた深刻なシーンも、ギャグを交えながら表現されている。そのため、子供も大人も最後まで楽しむことができる学校生活を描いたコメディ漫画およびアニメ作品。

Read Article

初恋限定。(Hatsukoi Limited.)のネタバレ解説・考察まとめ

『初恋限定。』は、河下水希による漫画作品。 『週刊少年ジャンプ』にて、2007年44号から2008年26号まで連載された。 中学2年生の有原あゆみと江ノ本慧を中心に、中学生と高校生計8人の恋が同時進行で進む姿を描いたオムニバス作品だが、連載期間は約半年と短命に終わった。 いわゆる「打ち切り」となった作品であるが、打ち切りに遭いながらドラマCDやアニメといったメディアミックス化された珍しい作品でもある。

Read Article

とある科学の超電磁砲(レールガン)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『とある科学の超電磁砲』は原作:鎌池和馬、作画:冬川基による漫画作品。 超能力を科学で開発してしまう超科学の町、学園都市で、主人公「御坂美琴」は第三位の能力を誇っていた。0から5まで6段階で計られる能力レベルの中で、最強のレベル5は御坂を含め七人しかいない。最強の電撃使いとして「超電磁砲」の異名を持つ御坂は、学園都市で起こる様々な事件に巻き込まれていく。その最中に生まれた名言も数多い。

Read Article

ふらいんぐうぃっち(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ふらいんぐうぃっち』とは、2012年より講談社「別冊少年マガジン」で連載された石塚千尋による漫画の事である。主人公の魔女、木綿真琴(こわたまこと)が修行のため横浜から青森の親戚の家やって来る。居候先の倉本家で高校生活を送りながら魔術の勉強をしたり、他の魔女や異世界の住人と関わりと通じて一人前の魔女としての修行に励む、日常系ほのぼのファンタジー。

Read Article

GAD GUARD(ガドガード)のネタバレ解説・考察まとめ

「GAD GUARD(ガドガード)」とは、「GONZO」製作のアニメーション作品。2003年にフジテレビで放送された。数百年後の未来の街で、主人公「ハジキ」はGAD(ガド)と呼ばれる不思議な物質に出会い、GADから鉄鋼人と呼ばれる人型の機械「ライトニング」を手に入れる。ハジキはGADに纏わる事件や戦いに巻き込まれ、成長して行く。

Read Article

君と僕。(君僕)のネタバレ解説・考察まとめ

『君と僕。』とは、2003年から堀田きいちが、『月刊少年ガンガン』にて連載を開始した漫画。2004年からは『ガンガンパワード』、2009年からは『月刊Gファンタジー』に移籍して連載。2011年、アニメ第1期の放送が開始され、1年後には第2期も放送している。クールな双子に真面目な学級委員、可愛い系男子と、少しお馬鹿な帰国子女。5人の男子高校生が日常の中で、少しずつ成長を遂げていく、青春×コメディー。思春期の「恋」や「友情」が、優しいタッチで描かれている作品で、知名度と比較して熱狂的ファンが多い。

Read Article

アリスと蔵六(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『アリスと蔵六』とは、今井哲也による漫画、及びJ.C.STAFF製作のアニメーション作品。2012年から連載が始まり、2013年に第17回文化庁メディア芸術祭マンガ部門新人賞を受賞。「アリスの夢」と呼ばれる能力者である主人公「沙名」は、住んでいたある研究所から逃亡する。空腹の中出会ったのは、曲がった事が大嫌いなお爺さん「樫村蔵六」であった。

Read Article

ウィッチクラフトワークス(Witch Craft Works)のネタバレ解説・考察まとめ

『ウィッチクラフトワークス(Witch Craft Works)』とは、講談社『good!アフタヌーン』に掲載されている水薙竜のファンタジー漫画、およびそれを原作とするアニメ作品。 とある普通の高校生(多華宮君)と全校生徒から姫様と敬愛される美少女クラスメートの魔女(火々里さん)を中心に多華宮君を巡って繰り広げられる魔女たちと多華宮君の物語である。

Read Article

プラネット・ウィズ(アニメ・漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『プラネット・ウィズ』とは、「J.C.STAFF」製作のオリジナルアニメーション作品。2018年に放送。本作は漫画家「水上悟志」が書き下ろしたネームを元に製作されている。漫画版は水上悟志自らが描いている。主人公「黒井宗矢」は記憶喪失の状態で「先生」「黒井銀子」の二人と暮らしていた。ある日、街に「ネビュラウェポン」と呼ばれる謎の飛行物体が現れ、それをヒーロー7人が倒す。しかし宗矢は銀子にヒーロー達を倒すように言われるのであった。

Read Article

会長はメイド様!(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『会長はメイド様!』とは2006年から藤原ヒロが『LaLa』で連載しているメイド喫茶で働く生徒会長と完全無欠のスーパー男子高校生との恋愛を描いた学園ラブコメを原作としたアニメ作品。普段は厳しい生徒会長であるため恐れられている主人公の鮎沢美咲には、メイド喫茶で働いている秘密があった。メイド姿で働いていることが広まると、星華高校を改革しようと積み上げてきた努力が無駄になることを恐れていた。そんな美咲の秘密を知ってしまった碓氷拓海が何かにつけて美咲を助け、美咲は徐々に碓氷拓海に惹かれていく。

Read Article

あまんちゅ!(Amanchu!)のネタバレ解説・考察まとめ

『あまんちゅ!』とは、天野こずえによる漫画作品、及びアニメシリーズ。 2016年と2018年の2度アニメ化した際には、舞台である静岡県伊東市を中心に大きな盛り上がりを見せた。 登場人物が所属する静岡県立夢ヶ丘高校ダイビング部の日常を描いた作品であるが「日常ときどきダイビング。」というキャッチコピーのようにメインは日常であり、ダイビングに対する知識がなくても日常作品として楽しめる。 勿論、ダイビングに関する知識や楽しさ、そして恐さも作中で描かれておりダイビング漫画としても評価が高い。

Read Article

食戟のソーマ(アニメ・漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『食戟のソーマ』とは、原作:附田祐斗、作画:佐伯俊による料理・グルメ漫画。原作コミックは発売から2週間で20万を超える部数を売り上げた。テレビアニメも好調で、2015年から2019年で4回に渡って放送された。 下町の定食屋で育った主人公・幸平創真は店を継ぐつもりだったが、父親が突如店を閉めることを宣言する。創真は料理のエリートが集う名門料理学校・遠月学園に進学することになる。

Read Article

探偵オペラ ミルキィホームズ(ゲーム・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『探偵オペラ ミルキィホームズ』とは偵都ヨコハマを舞台にしたアニメで、探偵を目指す四人の少女を中心としたものである。ゲーム版『探偵オペラミルキィホームズ』を原作にしており、J.C.STAFFによって製作された。2010年10月から12月まで1期が、2012年1月から3月まで2期が放送された。2013年7月から9月から3期が、2015年1月から3月まで4期が放送された。

Read Article

極主夫道(漫画・ドラマ・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『極主夫道』(ごくしゅふどう)とは、おおのこうすけによる日本の漫画。実写ドラマ化とアニメ化もされている。「不死身の龍」と呼ばれた元・最凶ヤクザの、主夫業の日常を描いたハートウォーミングコメディ。強面のヤクザが全力で主夫業に邁進するギャップ、および高い画力とシュールな展開が特徴。大筋は主人公の龍がその強面から繰り出す熟練の家事スキルギャップが軸になるが、登場人物たち半数近くがその筋の関係者で彼らも彼らでどこかしらズレており、そのズレの連鎖から笑いの渦を生んでくるパターンも多い。

Read Article

スパイラル(推理の絆)のネタバレ解説・考察まとめ

『スパイラル(推理の絆)』とは、『月間少年ガンガン』にて『名探偵に薔薇を』でデビューした推理小説家の城平京(しろだいらきょう)が原作を担当し、『裏世界ピクニック』の水野英多(みずのえいた)が作画を担当した、1999年8月から2005年10月まで連載されたミステリーアドベンチャー漫画である。ブレード・チルドレンと呼ばれる常人より優れた能力を持つ少年少女たちとの命を賭けた戦いを、主人公である高校生・鳴海歩が身体能力ではなく持ち前の推理能力で切り抜けていく鮮やかさが魅力となっている。

Read Article

舞妓さんちのまかないさん(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『舞妓さんちのまかないさん』とは、2017年より小山愛子が『週刊少年サンデー』にて連載している和風料理漫画である。第65回小学館漫画賞に少年向け部門作品として受賞している。京都の舞妓が暮らす「屋形」で、まかないさんとして日々の食事を担う少女「キヨ」を主人公とした物語。一般の家庭料理や京都の昔ながらの料理、キヨの地元である青森の郷土料理など、たくさんの料理が登場する。舞妓の普段の食生活や稽古の様子、日常が垣間見える作品となっている。

Read Article

殺戮の天使(第1話『Kill me... please.』)のあらすじと感想・考察まとめ

見覚えのないビルの最下層で目を覚ました少女、レイチェル。わけもわからないまま、出口を求めてビルの中をさまよっていると、顔を包帯で覆い、大きな鎌を持った殺人鬼、ザックが現れる。 「3秒数えてやる。だからさぁ、逃げてみろよ!」 今回は「殺戮の天使」第1話『Kill me... please.』の内容(あらすじ・ストーリー)と感想・考察を紹介。

Read Article

目次 - Contents