とある魔術の禁書目録III(インデックス第3期)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『とある魔術の禁書目録III』とは、鎌池和馬のライトノベル『とある魔術の禁書目録』を原作とするJ.C.STAFF制作によるサイエンス・ファンタジーアニメの第3期目の作品である。ライトノベルの売れ行きもよく第1期及び第2期のアニメも好評であったことから、2018年10月から2019年4月まで全26話がAT-Xほかにて放送された。前作2作に引き続き、上条当麻と禁書目録(インデックス)を中心に科学サイドと魔術サイドとの関係性を描いている。

『とある魔術の禁書目録III』の概要

『とある魔術の禁書目録』とは、鎌池和馬のライトノベル『とある魔術の禁書目録』を原作とするJ.C.STAFF制作によるサイエンス・ファンタジーアニメ作品である。『とある魔術の禁書目録III』も、ほぼ原作に沿って各話は展開されており、原作第14巻から第22巻まで(SS2巻を除く)をアニメ化したものである。2018年10月から2019年4月までAT-Xほかにて全26話が放送された。シリーズ本編としては初となるBS局・BS11でも放送されている。
物語は、夏休みの終わりから始まる。この頃、超能力を中心とした科学の発展を目指していた学園都市は、世界各国から、その行き過ぎた科学への探究の姿勢が非難の的になっていた。その中で、学園都市で生活している上条たちは、日常生活を送りながらも、徐々に世界的な学園都市をめぐる争いに巻き込まれていく。『とある魔術の禁書目録III』では、学園都市への反発の原因となったC文書をめぐる戦い以降、学園都市を出て、イギリス、ロシアと舞台が移っていく。物語をめぐる人間模様も、複数の思惑が複雑に絡み合っていく。
『とある魔術の禁書目録III』は、従来の2作品と比べて、アニメ化の対象となった原作の巻数が多かったため、26話の内容が複雑化して、わかりにくかったという感想もある。しかし、その後も原作本は発表されており、スピンオフ作品も人気はあることから、第4期の制作を期待する声も多い。

『とある魔術の禁書目録III』のあらすじ・ストーリー

C文書編(第1話 - 第3話)

本編は、第2期の終了時点の夏の終わりに起こった学園都市への襲撃事件から始まる。この事件により学園都市でも欧米のローマ正教圏に対する反発が高まっていた。そんな折、学園都市では戦争勃発時に使用する迎撃兵器の展覧会が行われるなど、緊張が高まっていた。そんな時でも、上条当麻は、周りの不穏な様子とは裏腹に、冴えない生活を続けていた。緊迫した世界情勢の中でも、上条は、とある高校のクラスメートである土御門・青髪ピアスとともに学校の休み中にバニーガール最強論を議論していたのだ。だが、学園都市をめぐる事態は刻々と動いていく。
ある日、上条が学校からの帰宅途中、一人の初老の女性から声をかけられる。その女性は、親船素甘(おやふねすあま)といい統括理事会の理事の一人であり、今回の学園都市への反発の原因がローマ正教の持つ霊装「Document of Constantine」いわゆる「C文書」であることを聞かされる。上条と土御門は、「C文書」を求めてフランス・アビニョンへと調査に赴くが、移動の途中での飛行機からのパラシュート降下の際に、はぐれてしまう。無事に着地したが、アビニョンの土地勘がないため戸惑う上条。そこに、神裂火織(かんざきかおり)を女教皇として頂点に頂く日本の十字教の一派である天草式十字凄教の少女・五和(いつわ)が偶然に現れる。天草式十字凄教も「C文書」の情報を聞きつけ、五和が現地調査に赴いていたのであった。その頃、アビニョンでも学園都市の武装化に反対したデモが起きていて、上条と五和は、デモの騒動に巻き込まれてしまう。ただ、五和は「C文書」をアビニョンで使用できるようバチカンと「パイプライン」で繋がっていることを知っており、それを断ち切るべく教皇庁宮殿へ向かうことにした。
しかし、その時、ローマ正教のバチカンから派遣された「神の右席」左方のテッラに遭遇する。「神の右席」とは、代々教皇の「影の相談役」として設置された機関であったが、今では教皇以上の権限を持つ組織である。テッラは「神の右席」としての特別な術式「光の処刑」を自在に操ることができ、上条たちは苦戦を強いられ追い詰められていく。そこに、はぐれていた土御門が現れ、形勢逆転と思われたとき、上空に突然、学園都市のステルス爆撃機が現れた。と同時に、学園都市製のパワードスーツを着た連中が現れ、暴動を鎮圧していく。その中、上条達はテッラが既に「C文書」を手にしていたことに気づくが、テッラは多勢に無勢と上条達から逃走を図る。そして、上条達は、テッラを追うことになったのであった。

ダークマター編(第4話 - 第6話)

上条達が「C文書」をめぐる戦いを繰り広げていた頃、学園都市統括理事会の直属であり、表には出ない裏方の仕事を秘密裏に処理する「グループ」の活動に参加するようになった学園都市のレベル5第1位の能力者であるアクセラレータに 、「人材派遣」と呼ばれる派遣屋からある事件の起こる可能性があることが知らされる。それは、統括理事会の理事の一人、親船最中を狙撃で暗殺するという情報であった。アクセラレータは、事前に暗殺の情報を察知していたため、親船が演説を行う会場に先回りし、暗殺のスナイパーが発砲する前に、会場で、爆弾を爆発させ、演説自体を中止させ、親船の暗殺を阻止するのであった。アクセラレータたちは、暗殺を目論んだ組織を調べ、「ブロック」、「メンバー」、親船へのテロを実行した「スクール」という組織にたどり着く。また、それと同時に彼らの動きをけん制していた4人の少女たち「アイテム」という組織も現れる。親船暗殺の裏に隠された目的である磁力、光波、電子などを利用して素粒子を掴む(正確には吸い取る)事ができる「ピンセット」の奪取に成功した「スクール」は、戦利品である「ピンセット」を、「スクール」を統べる垣根帝督の元へと送っていた。
さらなる情報を追って、衛星へのクラッキングを阻止しようとしていたアクセラレータたちは、「ブロック」に潜入していた常盤台中学の理事長の孫で、レベル4の能力者の海原光貴(うなばらみつき)からの連絡を受ける。実は、アクセラレータが親船を阻止したことにより、「ブロック」の真の標的が結標淡希(むすじめ あわき)の確保であることがわかった。結標は能力者であり他の仲間もいたので、「ブロック」の捕獲作戦は失敗する。しかし、次に「ブロック」が狙うのは、結標の少年院に入れられている仲間であった。アクセラレータたちは、急ぎ少年院へ向かっていくが、そこに海原のかつての仲間、アステカの魔術師・ショチトルが現れる。
その頃、「スクール」は、新たに変わった物質を作ることのできるダークマター入手のために「アイテム」の襲撃を試みる。「スクール」の垣根は、「アイテム」の居場所を突き止め、浜面、絹旗、滝壺といった「アイテム」の面々へと襲い掛かる。何とか、垣根に対抗しようと滝壺は自分の身を削りながら、彼女自体は戦わず、「体晶」という物質を用いて意図的に能力の暴走を引き起こすことで能力者の位置確認をすることができるという能力追跡を利用し垣根の襲撃を抑え込もうとする。しかし、滝壺は能力の使い過ぎにより、倒れてしまい、垣根には逃げられてしまう。そこへ、本来「アイテム」のリーダーであるはずの麦野が倒れている滝壺を尻目に「スクール」を追い詰めようとした。その状況に納得のいかない浜面は、麦野と対決することになる。レベル4の超能力者vs無能力者の絶望的な戦いの中、浜面は何とか麦野を倒すことができたのであった。
一方、垣根はダークマターの最後のピースを得るべく、ミサカネットワークというクローン同士の脳波リンクネットワークの管理者・ラストオーダーへ狙いを定める。それを察知したアクセラレータは、垣根と対決し、謎の黒い翼を出現させることで、垣根を圧倒、その野望を打ち砕くのであった。

聖人対天草式編(第7話 - 第9話)

とある昼休み。不幸体質の上条は、購買売り切れ、食堂満席の憂き目にあい、空腹の極限に追い込まれていた。学内での食糧調達が不可能と悟った上条は、やむを得ず郊外への食料調達へと向かっていく。その途中で、天草式の五和に出会う。彼女は、ローマ正教の刺客から上条を護衛するために学園都市に派遣されてきたのであった。五和は、上条の護衛ということでなし崩し的に奇妙な共同生活が開始されることになっていく。上条は、五和の手料理や居候の手伝いなど、楽しい1日を過ごしていたが、その穏やかな時間を奪うように、上条たちの前には、夜の闇を割いて「神の右席」後方のアックアが姿を現す。いったんはアックアと対峙し、入院を余儀なくされるほどの大怪我を負った上条だが、アックアはとどめを刺さず、1日待つと言ってその場を立ち去る。
アックアが自ら退いたため、何とか助かった上条であったが、大怪我により入院を余儀なくされる。五和や、他の天草式の面々も上条の入院している病院に集合し、アックアに対してどのように対処すればよいかを話し合っていた。期限は1日で、出来ることは限られている。その中で、五和はその身体的特徴のバランスを崩すことで力を暴走させる、対聖人専用特殊攻撃術式「聖人崩し」を利用しようと決意する。
約束の1日が経過し、アックアが上条の右腕を奪い取ろうと、病院へ向かっていたところに五和たち天草式の面々が現れる。五和は、「聖人崩し」を利用し一撃をアックアにくらわすが、アックアはダメージを負っていない様子であった。その天草式たち面々のピンチに、聖人である神裂(かんざき)が姿を現わす。彼女は、天草式の一員として、アックアと対峙する。強大な力を持つものは不用意にそれを振るうべきではないという神裂に、才能があるものだけが戦場に立ってよいのだというアックア。神裂は、聖人の力を用いてアックアを追い詰めようとするが、アックアもほぼ対等の聖人の力を有しており、逆に神裂も反撃を食らってしまう。聖人とは、生まれた時から神の子に似た身体的特徴・魔術的記号を持つ人間であるが、そこに五和が、再び「聖人崩し」の一撃をアックアにくらわし、防御しきれなかったアックアを何とか倒すことに成功した。アックアの襲撃を何とか回避した天草式たちだったが、その裏では、ローマ正教の闇の奥から「神の右席」最後のひとりが動き始めていた。

イギリス王室編(第10話 - 第14話)

アックアの襲撃を天草式の面々が退けたのち、上条も入院は続いていたが、怪我は回復に向かっていた。イギリス清教第零聖堂区「必要悪の教会(ネセサリウス)」に所属するシスターにして魔術師の少女であり、10万3000冊の魔道書を記憶するインデックスや、五和などの見舞い客に対応しながら、入院生活を続けているところに土御門から電話がかかってくる。土御門は、上条がもうすぐ退院できるタイミングということを知ると、ユーロトンネル爆破事件についてインデックスと一緒に調べてほしいということでイギリスへ向かうように伝言する。なし崩し的に、空路でイギリスへと向かうことになる上条とインデックス。機内では、機内食を楽しみにしているインデックスを横目に、テロリストが潜り込んでいた。上条は、乗客への情報漏えいと混乱を恐れた機長に閉じ込められてしまうが、何とか脱出、触れるだけで魔術・超能力問わずあらゆる異能の力を無効化するイマジンブレイカーの力を利用しながら、ハイジャックを阻止する。
イギリスの空港に到着した上条は、ハイジャックを阻止したのもつかの間、神裂に連れられてロンドンはバッキンガム宮殿へと向かうことになった。宮殿では、王室派の女王エリザードと3人の王女、そして騎士派の長・騎士団長が待ち構えていた。上条とインデックスは、彼らからユーロトンネル爆破事件について説明を受ける。事態は、上条が思っていたよりも深刻化しており、イギリス・学園都市と、ローマ正教・ロシア教会との対立が激化し、さらにはイギリス国内の魔術結社による妨害も考えられる状況になっているのだということであった。そこで、インデックスの魔術的側面からの調査を行うとともに、上条は、以前、学園都市に所属する全学校が合同で行う超大規模な体育祭である大覇星祭の事件で対峙していたオリアナとともに魔術結社の動きを探ることになった。
魔術結社は、「新たなる光」と呼ばれる予備軍であり、彼らは英国最大の霊装・カーテナ=オリジナルを運んでいたのだった。その霊装を発見したイギリス王室の第二王女キャーリサは騎士派を従え、英国を変えるべく行動を開始する。キャーリサは、自分の母親である女王と、他二人の姉妹の動きを封じるべく、部下の騎士たちそして霊装・カーテナ=オリジナルを利用して自分の家族を追い込んでいく。
その頃、上条はオリアナと別れ、インデックスの元へと向かうべく、フォークストーンへと向かう列車に紛れ込んだ。しかし、その列車にもキャーリサを中心とした騎士派が追っ手を放っていて、上条の乗った列車を囲んでいた。その袋小路にあった上条に天草式の魔術師たちが合流し、何とか上条を助け出す。そして上条は逃亡に成功し、再びフォークストーンを目指していった。
そのフォークストーンには、カーテナ=オリジナルを手にした第二王女・キャーリサの姿があった。キャーリサは、カーテナ=オリジナルを使い、魔術師たちを翻弄していく。そこに天草式の魔術師たちとともに、上条が現れ、キャーリサと対峙することになった。キャーリサの振るうケタ違いの力の前に吹き飛ばされた上条を、彼女は見失ってしまう。辛くも助かった上条だが、今度は助けに来た天草式の魔術師に「神の右席」右方のフィアンマがインデックスを狙っているという事実を知らされる。そして上条は、カーテナ=オリジナルの調整のためにバッキンガム宮殿へと入ったキャーリサを追って、インデックスと共にロンドンへ戻る。そしてクーデターを終わらせるべく、魔術サイドの三大宗派のひとつで英国の命令系統三本柱の一角のイギリス清教と共に行動を開始する。
ロンドンでは、キャーリサの率いる騎士派と上条が加勢したイギリス清教との全面対決が繰り広げられる。戦闘の中、カーテナ=オリジナルの暴走を成功させ、キャーリサへ大ダメージを負わせることができたが、それでも再びカーテナ=オリジナルを復活させ、上条、イギリス清教、天草式の魔術師たちを翻弄する。そこに女王にして彼女の母親たるエリザード、三女であるヴィリアンが現れ、キャーリサと対峙する。最初の内、キャーリサは、カーテナ=オリジナルを利用し、エリザードたちを迎撃していたが、エリザードがカーテナ=オリジナルを無力化させる術式を展開し、キャーリサに反撃し、勝利する。そして騎士派の暴動は終わりを告げるのであった。
終わったかに見えた戦いであったが、倒され、うずくまっているキャーリサに近づく黒い影があった。影の正体は、右方のフィアンマ。彼は、既にインデックスを手中にし、ロシアへ向かうことを、そしていずれ上条の右手に宿るイマジンブレイカーの力を奪うことを言い残し、ロシアへと向かっていった。
何かさらなる大きな戦いの予兆であった。

ドラゴン編(第15話 - 第17話)

イギリスから帰還した上条達は、晩のおかずの煮込みハンバーグに野菜炒めへの挑戦や、メイドの真贋談義と再会した昔なじみとの語らいといった、また普段の日常生活を送っていた。しかし、学園都市では、その闇の側面で暗躍する組織が存在していた。その名は、武装テロリスト「迎電部隊(スパークシグナル)」といい、世界最大の粒子加速装置を保有しており、また活動の中で捕らえた子供たちを盾にしながら活動を行っていたのであった。その頃、浜面と絹旗はダークマターの騒動で能力の使い過ぎによって入院した滝壺を見舞っていた。そこにスパークシグナルの一党が迫って来ていた。
一方、「グループ」の一員としてスパークシグナルを追って第三学区へと向かったアクセラレータは、退院祝いの会場が占拠されたと知り、ヘリをジャックして滝壺救出のために突入してきた浜面を鉢合わせる。アクセラレータを目の前にした浜面は、まだ体力の回復しない滝壺を目の当たりにしていて、その滝壺に狙いを定めたアクセラレータから滝壺を守るために迷わずアクセラレータと対峙することを決意する。
その頃、掃討されたされた暗部組織スパークシグナルの残存混成部隊の顔ぶれに辟易し、単独行動に出た絹旗は、スクールのスナイパーであった砂皿(すなざら)の弟子、ステファニーの襲撃を受けていた。そこで、「グループ」はやっとつかんだ「ドラゴン」にかかわる情報を手にすべく、統括理事会の潮岸を交渉のテーブルにつかせるため、とある秘策を巡らせることになった。
統括理事会・親船最中の協力を得て、彼女と共に潮岸のシェルターへと突入した「グループ」の海原であったが、そこでかつての仲間であったテクパトルとトチトリと鉢合わせる。「グループ」に所属する海原は魔術師エツァリが化けた姿だ。テクパトルは、裏切り者の彼を殺すために、魔道書の「原典」を持ち出し、トチトリを犠牲にして閃光の砲撃を繰り出す一方で、海原も「原典」を使った術式で応酬、相互に「原典」を利用した壮絶な戦いが繰り広げられる。一方、ステファニーの追撃を退けた絹旗は、浜面たちと合流し、その場を何とか逃げ切るが、その頃、「グループ」は、ついに潮岸から「ドラゴン」の正体を明かされ対峙することになった。
「ドラゴン」は、学園都市暗部にある機密コードの一つのことで、学園都市の創設者にして最高権力者、初代学園都市統括理事長であるアレイスターすら凌ぐ超越者こと「エイワス」を示した最重要機密コードであったのだった。そして、ドラゴン、すなわち「エイワス」は、アクセラレータと対峙し、完膚なきまでに叩きのめす。だが、アクセラレータにとどめを刺すことなく、魔術サイドにとって重要な品が保管されているロシアへと向かっていた。
そして、アクセラレータ、「アイテム」面々、そして上条は、ロシアへと向かっていくのであった。

ベツレヘムの星編(第18話 - 第26話)

イギリスでの騒動が収まった頃、大国ロシアの大統領は、学園都市への宣戦を布告した。同時に学園都市が環境・エネルギー問題の元凶と名指しして、核攻撃も辞さないと通告した。またドーヴァー海峡ではイギリスとフランスの戦いが始まっていて、学園都市をめぐって世界中が紛争に巻き込まれていた。その頃、浜面は薬の副作用で苦しむ滝壺とともにロシアへと逃げおおせていた。道中、心あるロシアの民間人たち助けられながら、滝壺は次第に副作用から回復していく。一方、アクセラレータは、学園都市の襲撃を受けながらもラストオーダーを救う鍵となる羊皮紙の束を求めて、貨物列車でロシアへと侵入していた。アクセラレータの侵入を感知していたローマ正教の魔術師たちは、その侵入を阻止すべく、多数の魔術師たちを配置し、アクセラレータを迎撃する。また同じ頃、上条の方はロシアで何故かついてきたイギリスの結社予備軍である新たなる光のメンバーの少女レッサーを伴って情報の「違和感」を追うことで右方のフィアンマの居場所を探していた。そして、ある地下施設でフィアンマと遭遇した上条は、彼の次の狙いがエリザリーナ独立国同盟と、そこにいるロシア成教「殲滅白書」所属のシスターであるサーシャ=クロイツェフだと突き止める。

アクセラレータは、ローマ正教の魔術師たちと交戦、学園都市元第一位の能力者であり、これらの魔術師たちを難なく圧倒していた時、空からアクセラレータめがけて降下してくる少女を発見する。少女は自らを「サードシーズン」と名乗り、アクセラレータの抹殺を目的としてやってきたと明言した。少女がマスクを脱ぐと、その表情は、学園都市第3位の超能力者(レベル5)、「超電磁砲(レールガン)」の能力を持つ御坂美琴と同じであり、それが故、能力がわかるとアクセラレータは難なく少女を撃破する。少女の正体は、御坂美琴のクローンであり、アクセラレータは「ミサカワースト」と呼ぶようになる。

その頃、エリザリーナ独立国同盟で激突する右方のフィアンマに前方のヴェントが遭遇していた。「神の右席」同士の戦いは、ヴェントの大規模魔術をフィアンマがこともなげに跳ね返し、意外なほどあっけなく決着する。上条も、この戦いの始終を見ていたが、フィアンマはヴェントとの闘いの後、サーシャとともにいずこかへと去って行ってしまう。

一方、浜面と滝壺は、とある村で、心ある人たちの庇護を受けながら、滝壺が薬の副作用から回復するのを待っていた。しかし、そこにロシア軍に存在する、正式要員ゼロの空白の部隊であるプライベーティアが迫っているという凶報が舞い込む。プライベーティアが容赦なく村人たちに襲い掛かってくる様子を見て、浜面は滝壺を助けてくれた礼にと、村人たちと一緒にプライベーティアへと立ち向かっていく。
その頃、ドーヴァー海峡ではイギリス清教が、移動要塞グラストンベリを投入して、フランスと交戦状態に陥っていた。その中には、イギリス騎士団の指揮をとっているキャーリサがいた。イギリス側はグラストンベリを投入する一方で、フランス側も大部隊でこれに応戦し、戦闘は激しさを増していく。イギリスとフランスが激闘を繰り広げていた頃、アクセラレータはロシア正教の魔術師たちと交戦していたが、さらに学園都市の放った刺客の攻撃を受けていた。その執拗すぎる攻撃の前に、さすがのアクセラレータも苦戦を強いられる。そこに、右方のフィアンマを追っていた上条が現れる。上条の援軍を受け、魔術師たちの襲撃を何とかしのいだアクセラレータは、ロシアの殲滅白書本拠地のある場所から一番近くに存在する国家であるエリザリーナ独立同盟に到着し、手掛かりとなる羊皮紙の解読のため、複数の国家の独立させ結びつけるために活躍した聖女エリザリーナの目覚めを待つ。

その時、浜面は、ローマ正教の不穏な動きを察知したアックアと合流しプライベーティアの襲撃を退けていた。しかし、迫る学園都市の軍に追われるように村を後にする。村を後にした浜面は、村人たちの協力もあり学園都市の追っ手を振り切ることに成功した。だがその時、右方のフィアンマを追っていた上条が、フィアンマの秘密基地に入った時大地が大きく揺れ、信じられない現象を目撃する。世界各地から聖遺物を集めて組みあがった巨大な右方のフィアンマの城が現れたのだ。その名は、「ベツレヘムの星」。半径数十キロに及ぶ巨大な飛行要塞であり、その姿は圧巻であった。そして、その要塞は、右方のフィアンマによって連れ去られたサーシャを媒体に動いていたが、サーシャを媒体に呼び出された大天使ミーシャ=クロイツェフが現れ、応戦していた学園都市の戦闘機はなすすべもなく落とされていく。上条は、その暴挙を止めるべく、右方のフィアンマを探しに要塞へと侵入していった。要塞から出てきた大天使ミーシャ=クロイツェフは、学園都市の軍隊を圧倒していたが、そこに上条やインデックスの友人である風斬氷華をベースに構築された人工天使ヒューズ=カザキリが現れる。くしくもミーシャ=クロイツェフとヒューズ=カザキリふたりの天使が激しく激突することになる。そこにラストオーダーを救うカギを手にするべく、アクセラレータが割って入る。その頃、右方のフィアンマの暴走を止めるべく、ベツレヘムの星の中でフィアンマを捜索していた上条は、フィアンマを見つけ出していた。しかし、そのフィアンマは、既にベツレヘムの星を動かす一連の儀式は終えており、最終攻撃の準備に入っていた。その最後の攻撃のピースは、上条のイマジンブレイカーが宿る右手であったのだ。そして、すべての準備を整えた右方のフィアンマが、最後のキーとなる上条の右手を手にすべく、彼と対峙していた。第三の腕を振るい、遠隔制御霊装でインデックスの知識と術式を駆使し、ついには上条の右腕を巨大な剣が捉える。しかし上条は、フィアンマの力の核心にたどり着き、世界を救った力を手に反撃を開始する。

その中、各地ではフィアンマが地上浄化の策として発生させた100m前後の巨大な黄金の腕を排除すべく、各勢力が手を取り合って共闘する。ローマ正教、ロシア教会、イギリス清教のトップが「ベツレヘムの星」の結合を解くべく解析を始める。無事ラストオーダーを救ったアクセラレータが、白い翼をはためかせ、黄金の光を集める空へと飛び立つ。上条の方も、VTOL機で助けに来た御坂美琴のおかげで「ベツレヘムの星」内へと再び侵入、遠隔制御霊装で最後の抵抗を試みる右方のフィアンマに頬に右拳を突き立て、撃破に成功した。そして右方のフィアンマを脱出カプセルに入れ、彼を放出した。そして、「ベツレヘムの星」は上条やアクセラレータたちの活躍により、瓦解していく。右方のフィアンマは、脱出し、再びベツレヘムの星へと戻ろうとしたが、その時アレイスター=クロウリーが現れ、右方のフィアンマの右手を吹き飛ばし、重傷を負わせる。右方のフィアンマは、そのまま気絶してしまう。上条も、瓦解したベツレヘムの星から弾き飛ばされ、雪原に気絶していた。そこに、謎の人物が現れ、救出されることになり、ベツレヘムの星の騒動はいったん終息をみることになる。

『とある魔術の禁書目録III』の登場人物・キャラクター

とある高校

上条 当麻 (かみじょう とうま)

CV:阿部敦

学園都市に住む高校1年生の少年で、学園都市第7学区にある「とある高校」の1年7組の生徒として学校生活を送っている。第3期でも、普段の生活での不幸体質は相変わらずであったが、学園都市への世界各国の批判が高まる中での戦争へといやおうなしに巻き込まれていく。上条自身は意識していなかったが、今まで戦いの中での切り札であったイマジンブレイカーが、第3期では鍵となってくる。また困っている人を見れば老若男女・親交の有無・自身の危険一切不問で助けに行く超がつくほどの正義感が強い性格は健在である。第3期では、そうして助けた人間たちの助力を得ながら、巨大な敵に立ち向かっていくことになる。

土御門 元春(つちみかど もとはる)

CV:勝杏里

学園都市のとある高校に通う高校1年生であり、上条とはクラスメートである。普段は、外見のような軽い感じで上条達と接しているが、裏の顔は魔術サイドのイギリス清教や、科学サイドである学園都市から依頼を受けて動く多重スパイの側面も持っている。能力開発の影響で魔術を使うたび身体に過負荷がかかり、即死する危険があるため、魔術は多用できないが、体術はかなりのものであり、第3期でも、C文書編に登場し、科学サイド、魔術サイド両方に対しての関りを生かし、世界大戦の勃発を何とか未然に防ごうと奔走しつつ、上条を助ける姿が描かれている。

青髪ピアス (あおがみぴあす)

i08171215
i08171215
@i08171215

Related Articles関連記事

とある魔術の禁書目録(インデックス)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

とある魔術の禁書目録(インデックス)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『とある魔術の禁書目録』とは、2008年10月より放送が開始した、鎌池和馬のライトノベルが原作のバトルアクションアニメ作品。超能力が科学によって解明された街「学園都市」を中心に、イギリスやローマなど世界中の様々な場所が舞台となる。超能力や超常の科学力を用いる「科学サイド」と、イギリス・ロシア・ローマを中心とした魔術師達「魔術サイド」の科学と魔術が交差した物語が、主人公「上条当麻」を中心としたキャラクター達の活躍と交錯しながら描かれる。

Read Article

とある魔術の禁書目録(インデックス第1期)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

とある魔術の禁書目録(インデックス第1期)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『とある魔術の禁書目録』とは、鎌池和馬のライトノベル『とある魔術の禁書目録』を原作とする、J.C.STAFF制作によるサイエンス・ファンタジーアニメ作品。第1期は、2008年10月から2009年3月まで放送された。超能力が科学によって解明された世界。その街に住む主人公の上条当麻は普通の高校生で無能力者。しかし彼の右手は「幻想殺し(イマジンブレイカー)」であり、異能の力であればすべて打ち消すという力を持っていた。

Read Article

とある魔術の禁書目録II(インデックス第2期)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

とある魔術の禁書目録II(インデックス第2期)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『とある魔術の禁書目録II』とは、鎌池和馬のライトノベル『とある魔術の禁書目録』を原作とするJ.C.STAFF制作によるサイエンス・ファンタジーアニメ作品の第2期目の作品である。ライトノベルの売れ行きもよく第1期のアニメも好評であったことから、第1期放送の翌年の2010年10月から2011年4月まで全24話がAT-Xほかにて放送された。前作に引き続き、上条当麻を禁書目録(インデックス)中心に科学サイドと魔術サイドとの関係性を描いている。

Read Article

とある科学の超電磁砲(レールガン)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

とある科学の超電磁砲(レールガン)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『とある科学の超電磁砲(レールガン)』とは、鎌池和馬のライトノベル『とある魔術の禁書目録(インデックス)』の外伝漫画・アニメ作品である。作画は冬川基、キャラクターデザインは灰村キヨタカが手掛ける。 総人口230万人、その8割を学生が占める『学園都市』が舞台。そこでは学生全員を対象にした超能力開発実験が行われており、230万人の頂点である7人の超能力者(レベル5)の第三位、御坂美琴(みさか みこと)を中心に起こる事件を描くファンタジー作品である。

Read Article

とある魔術の禁書目録(インデックス)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

とある魔術の禁書目録(インデックス)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

「とある魔術の禁書目録」は、鎌池和馬によって書かれたライトノベル作品。 科学によって超能力を発現する「能力開発」をカリキュラムに組み込んだ、大規模な教育機関「学園都市」。その街に住む高校生「上条当麻」のもとにある日現れたシスター「インデックス」を巡って、上条は魔術の世界に踏み込んでいく。オカルトと科学、相反する二つの世界を描くバトルアクションとして、深いストーリーや名言の評価が高い作品である。

Read Article

とある科学の超電磁砲(レールガン)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

とある科学の超電磁砲(レールガン)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『とある科学の超電磁砲』は原作:鎌池和馬、作画:冬川基による漫画作品。 超能力を科学で開発してしまう超科学の町、学園都市で、主人公「御坂美琴」は第三位の能力を誇っていた。0から5まで6段階で計られる能力レベルの中で、最強のレベル5は御坂を含め七人しかいない。最強の電撃使いとして「超電磁砲」の異名を持つ御坂は、学園都市で起こる様々な事件に巻き込まれていく。その最中に生まれた名言も数多い。

Read Article

とある科学の一方通行(アクセラレータ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

とある科学の一方通行(アクセラレータ)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『とある科学の一方通行』(とあるかがくのアクセラレータ)は、鎌池和馬のライトノベル『とある魔術の禁書目録』のスピンオフ作品であり、作画は山路新が担当している。2019年にはテレビアニメが放送された。主人公、一方通行(アクセラレータ)が、病室に侵入してきた死霊術師の少女・エステルと謎の組織「DA」の争いに巻き込まれていく姿を描く。学園都市を舞台に視聴者を引き付けるような物語が展開される。

Read Article

とある魔術の電脳戦機(電脳戦機バーチャロン×とある魔術の禁書目録)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

とある魔術の電脳戦機(電脳戦機バーチャロン×とある魔術の禁書目録)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『電脳戦機バーチャロン×とある魔術の禁書目録 とある魔術の電脳戦機』とは、2018年2月にセガゲームスから発売されたPlayStation 4及びPlayStation Vita用の3D対戦ロボットゲーム。セガの3D対戦ロボットゲーム『電脳戦機バーチャロン』と鎌池和馬のライトノベル『とある魔術の禁書目録』の公式コラボ作品『とある魔術の電脳戦機』を原作としており、主人公の上条当麻が学園都市でゲームとして流行したバーチャロンを巡る数々の事件に仲間たちと共に立ち向かう物語を描いている。

Read Article

御坂美琴中心!とあるシリーズのスマホ向け壁紙・画像まとめ【とある魔術の禁書目録・とある科学の超電磁砲】

御坂美琴中心!とあるシリーズのスマホ向け壁紙・画像まとめ【とある魔術の禁書目録・とある科学の超電磁砲】

御坂美琴は『とある魔術の禁書目録』、『とある科学の超電磁砲』に登場する「常盤台のエース」と呼ばれる超能力者である。能力名は「超電磁砲(レールガン)」であり、発電能力における最高の能力とされる。 ここでは御坂美琴のものを中心に、とあるシリーズのスマホ向け壁紙・画像をまとめた。

Read Article

【とある魔術の禁書目録】とあるシリーズの壁紙集!原作の感動がいつでも手元に!【とある科学の超電磁砲】

【とある魔術の禁書目録】とあるシリーズの壁紙集!原作の感動がいつでも手元に!【とある科学の超電磁砲】

ライトノベル『とある魔術の禁書目録』を中心に展開する『とある』シリーズは、漫画やアニメ、ゲームにまで裾野を広げた2000年代から続く人気作品。ここでは、そんな『とある』シリーズの壁紙をまとめて紹介します。原作の感動を目の前に置きながら作業すれば、仕事の効率も上がるかもしれません!

Read Article

とあるシリーズの能力者・原石まとめ【とある魔術の禁書目録・とある科学の超電磁砲】

とあるシリーズの能力者・原石まとめ【とある魔術の禁書目録・とある科学の超電磁砲】

『とあるシリーズ』には科学的に開発された能力者が登場する。能力者は学園都市の中で生まれるものだが、まれに外部で天然の能力者が生まれることもある。この能力者は原石と呼ばれ、特殊性・稀少性が高いことで知られている。ここでは小説以外にもシリーズのアニメ・マンガ・ドラマCDなどに登場した能力者・原石をまとめた。

Read Article

上条当麻の名言・名セリフまとめ【とある魔術の禁書目録(インデックス)】

上条当麻の名言・名セリフまとめ【とある魔術の禁書目録(インデックス)】

『とある魔術の禁書目録』の主人公、上条当麻は「言葉を相手に投げかける」ことが特徴的なキャラクターで、戦いの最中であっても相手の意見・思想に真っ向から反論する。一部ではその様子を指して「説教」とも呼ばれている。 ここではそんな上条当麻の名言・名セリフをまとめた。

Read Article

とある魔術の禁書目録(インデックス)の能力者まとめ【レベル0から5まで!】

とある魔術の禁書目録(インデックス)の能力者まとめ【レベル0から5まで!】

『とある魔術の禁書目録』では、学園都市に住む学生たちが能力開発によって科学的に「超能力」を扱えるようになっている。能力はその出力や効果によってレベル0「無能力者」からレベル5「超能力者」までの6段階に分けられており、主人公の上条当麻はレベル0「無能力者」に分類される。

Read Article

とある科学の超電磁砲(レールガン)の高画質な壁紙・画像まとめ

とある科学の超電磁砲(レールガン)の高画質な壁紙・画像まとめ

『とある科学の超電磁砲』は『とある魔術の禁書目録』のスピンオフ作品で、レベル5の1人である御坂美琴を主人公にして科学サイドの出来事が描かれる。魔術サイドにはほとんどスポットが当たらないが、『禁書目録』で起きた事件をうかがわせる些細な描写が時折入る。 ここでは『とある科学の超電磁砲』の高画質な壁紙・画像をまとめた。

Read Article

とある魔術の禁書目録(インデックス)の魔術師まとめ【聖人や魔神も記載!】

とある魔術の禁書目録(インデックス)の魔術師まとめ【聖人や魔神も記載!】

『とある魔術の禁書目録』には多くの魔術師が登場する。魔術師はそれぞれ魔法名という通り名を持っており、自身の願いや信念を名前に込めている。また聖人という「生まれながらにして神の力の一端を宿した人間」や、魔神という「魔術を極め過ぎて神の領域に到達した魔術師」も作中に存在する。

Read Article

レベル5第5位・食蜂操祈のかわいい壁紙・画像まとめ【とある魔術の禁書目録・とある科学の超電磁砲】

レベル5第5位・食蜂操祈のかわいい壁紙・画像まとめ【とある魔術の禁書目録・とある科学の超電磁砲】

食蜂操祈は『とある魔術の禁書目録』に登場する学園都市第5位の超能力者(レベル5)だ。彼女の能力は「心理掌握(メンタルアウト)」。記憶の読心・人格の洗脳・離れた相手と念話など、多彩な力をこなせる学園都市最強の精神系能力である。 上条当麻とは『禁書目録』開始の1年程前に出会い、命を救ってもらっている。しかしその際の出来事によって上条の脳はダメージを受け、食蜂のことを記憶に残せなくなってしまった。

Read Article

佐天涙子のイラスト・画像まとめ【とある科学の超電磁砲(レールガン)】

佐天涙子のイラスト・画像まとめ【とある科学の超電磁砲(レールガン)】

佐天涙子は『とある科学の超電磁砲』に登場する柵川中学の1年生である。同じ学校の初春飾利とはとても仲が良く、挨拶代わりによく彼女のスカートをめくっている。『とある魔術の禁書目録』にも端役で登場しており、神崎火織編SSではイギリスの通販サイトでジーンズを注文していた。

Read Article

とある魔術の禁書目録(インデックス)の高画質な壁紙・画像まとめ

とある魔術の禁書目録(インデックス)の高画質な壁紙・画像まとめ

『とある魔術の禁書目録』は超能力などのオーバーテクノロジーを扱う「科学サイド」と、聖書や魔術などのオカルトを扱う「魔術サイド」が混在する世界観を描いた作品である。主人公の上条当麻は「科学サイド」に所属しながらも、「幻想殺し(イマジンブレイカー)」という科学や魔術では説明がつかない力を持っている。

Read Article

とある科学の超電磁砲(レールガン)の心に響く名言・名セリフまとめ

とある科学の超電磁砲(レールガン)の心に響く名言・名セリフまとめ

『とある科学の超電磁砲』では学園都市で起こる事件を、レベル5第3位の御坂美琴やその仲間たちが解決していく姿が描かれる。美琴と敵対する人物は人体実験の被験者にされた子供たちのために戦う木山春生など、譲れない信念を持った者も多く、彼らと戦う際にはお互いの主張がぶつかり合い多くの名言・名セリフが生まれている。

Read Article

とある魔術の禁書目録(インデックス)のレベル5の超能力者まとめ

とある魔術の禁書目録(インデックス)のレベル5の超能力者まとめ

『とある魔術の禁書目録』に登場する超能力はその出力や効果によってレベル0から5までの6段階に分けられており、最高位であるレベル5は7人しかいない。その中でも第1位から第7位までの序列が存在するが、こちらは出力などではなく「能力研究の応用が生み出す利益」を基準に評価されている。

Read Article

白井黒子の画像まとめ【とある科学の超電磁砲(レールガン)】

白井黒子の画像まとめ【とある科学の超電磁砲(レールガン)】

白井黒子は『とある科学の超電磁砲』に登場する「風紀委員(ジャッジメント)」所属の少女である。主人公・御坂美琴のパートナーのような存在で、彼女からの信頼もあつい。 ただし黒子は美琴に対してたびたび胸を触るなどの変態的なアプローチを行っており、その際には容赦なく制裁を受けている。

Read Article

学園都市第2位・垣根帝督の画像まとめ【とある魔術の禁書目録(インデックス)】

学園都市第2位・垣根帝督の画像まとめ【とある魔術の禁書目録(インデックス)】

垣根帝督は『とある魔術の禁書目録』に登場するレベル5の超能力者である。序列は第2位。学園都市の暗部「スクール」のリーダーで、「未元物質(ダークマター)」というこの世に存在しない新しい物質を作り出す能力を持つ。能力使用時には天使のような6枚の発光する翼が形成される。

Read Article

学園都市最強の超能力者!一方通行(アクセラレータ)のイラスト・画像集【とある魔術の禁書目録(インデックス)】

学園都市最強の超能力者!一方通行(アクセラレータ)のイラスト・画像集【とある魔術の禁書目録(インデックス)】

一方通行(アクセラレータ)は『とある魔術の禁書目録』に登場する超能力者(レベル5)の序列第1位である。あらゆる力のベクトルを任意に操る能力を持ち、学園都市最強の座に君臨していたが、ある事件で脳に障害を負い、ミサカネットワークという補助がなければ能力の使用はおろか思考や発声もままならない状態になってしまう。

Read Article

「ジャッジメントですの!」白井黒子のかわいい画像まとめ【とある科学の超電磁砲(レールガン)】

「ジャッジメントですの!」白井黒子のかわいい画像まとめ【とある科学の超電磁砲(レールガン)】

白井黒子は『とある科学の超電磁砲』に登場するキャラクターで、学園都市内治安維持組織である風紀委員(ジャッジメント)に所属している。無法者と相対する際には「ジャッジメントですの!」と名乗りを上げる。このセリフは本作に詳しくない人にも知られているほど有名である。

Read Article

目次 - Contents